JPS5835054Y2 - かばん - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、学生かばん等のかばんに関するものである
。

従来のこの種のかばんは、降雨時に左右マチ部（側部）
上端とカバー間の隙間より雨が入り込み、本等の収納物
が濡れるという不都合があった。

そこで、この考案は、前記隙間部を閉鎖する垂れを設け
、不要の際にはこの垂れをカバーの裏面に止めて収納し
ておける便利なかばんを提供することを目的とするもの
で゛ある。

以下、実施例として示した図面に従ってこの考案の構成
を説明する。

先ず、第１図に見る如く、このかばんは、左右マチ部１
、底部２、前面部３、背面部４及びカバー５より成り、
上記カバー５の上面中央に把手６を設けている。

そこで、この考案では、カバー５を閉じた際に、左右マ
チ部１の上端部とカバー５間の隙間７を閉鎖するために
垂れ８，８を設けている。

この垂れ８゜８は、第２図にも見る様に、その一端縁を
前記カバー５の裏面縁部に回動可能に縫着固定し、そし
て他端近くにホック等の係止部材９を装着している。

従って、この垂れ８を使用しない場合には、第２図の様
に、係止部材９を介してカバー５の裏面に納めておくこ
とができ、また、この垂れ８を使用する場合には、第１
図に見る様に、前記隙間７からマチ部１上部にかけて垂
らせ、更に、前記係止部材９を介して、係脱自在にマチ
部１上部に固定しておくことができる。

従って、この係止部材９に対応する対の係止部材１０．
１０を、カバー５の裏面及び左右マチ部１の上部に設け
ている。

上述の如く、この考案は、降雨時等に使用しても本等の
収納物が濡れるのを防止する便利な垂れ８を有し、しか
もこの垂れ８が不要の際には、カバー５の裏面に止めて
嵩低くしておくことのできる便利なかばんを提供するも
のであり、実用的効果に優れている。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この考案に係るかばんの使用状態を示す斜視
図。 第２図は、カバーを開いた状態のかばんの斜視図。 ］・・・・・・マチ部、５・・・・・・カバー、８・・
・・・・垂れ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 左右マチ部１，１の上端部とカバー５間の隙間７を閉鎖
   しうる垂れ８の一端縁を前記カバー５の裏面に回動可能
   に固定し、垂れ８の端部に係止部材９を取付けると共に
   前記係止部材９に対応する係止部材１０をマチ部１，１
   の上部とカバ−５裏面に取付けていることを特徴とする
   かばん。