JPS5835035B2 - インバ−タの始動方法 - Google Patents

インバ−タの始動方法

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JPS5835035B2
JPS5835035B2 JP53032628A JP3262878A JPS5835035B2 JP S5835035 B2 JPS5835035 B2 JP S5835035B2 JP 53032628 A JP53032628 A JP 53032628A JP 3262878 A JP3262878 A JP 3262878A JP S5835035 B2 JPS5835035 B2 JP S5835035B2
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JP
Japan
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load
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忠士 渋谷
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電流型インパークの始動方法に関するものであ
る。
電流型インバータは特に汎用可変周波数誘導加熱電源と
して用いられているが、そのサイリスクインバータを起
動することの難しさがある。
起動中サイリスクの転流に必要なエネルギーが同調負荷
中に存在しないので、通常動作状態と同一の態様でサイ
リスクを点弧するだけではインバータを起動できない。
従って、このような並列同調インパークを起動するため
の成る種の補助手段(起動回路など)を利用することが
重要になる。
第1図は従来の電流型インバータの一例を示し、同図に
おいて、正端子Tと負端子T2の間に直流入力端子Vd
が供給される。
平滑インダクタLは正端子T1と上側線路aとの間に接
続され、負端子T2は下側の線路りに接続される。
81〜S6はサイリスク、LClは接続点J1とJ2の
間に直結された負荷インダクタL1および負荷同調コン
デンサC□から成る並列同調負荷でインバータから給電
される。
Lsは接続点JおよびJ2を並列同調負荷LC1へ接続
するリード線の全標遊インダクタンス、SC1は補助サ
イリスタS5.S6と、接続点J1と53間に接続され
たRC並列回路とからなる起動回路、TFは一次巻線W
1および二次巻線W2を有する分離帰還変成器、TPは
時限パルス回路、FFは時限フリップフロップ、MLは
モード論理回路、Xa1〜Xa6およびXh1〜Xh6
はアンド回路、Y1〜Y6はオア回路、PA1〜PA5
は点弧パルス増幅器である。
このインパークとその動作等については特公昭52−2
7818号公報に詳細に記載されており、以下要点だけ
を述べる。
第1図のインパークの動作波形は第2図a ’w 。
で示され、そのインパークの各動作モードを第2図を用
いて説明する。
インパークの第一モードは主サイリスクS1 、補助サ
イリスクS6をターンオンし、RC並列回路に対する電
流路が形成され、この第一七−ド中線路aと1〕の間、
RC並列回路の両端間に発生さねる電圧は夫々第2図a
、cで示されるが、並列同調負荷電圧は第2図りで示さ
れるように零である。
第二七−ドでは主サイリスタS2と補助サイリスタS5
のターンオン(第2図に、n参照)と主サイリスクS3
と補助サイリスクS6のターンオン(第2図1.0参照
)とを交互に繰返す。
この第二モードでは2−モード中にコンデンサCに蓄積
されたエネルギーによって負荷T、C1はその流入電流
に応答して共振し、並列同調負荷間の振動電圧波形は第
2図すで示される。
そしてインバータに流れる直流に関し、並列同調負荷L
C,の両端間の振動電圧の振幅が起動回路SC1中のコ
ンデンサCの助けを借りることなく負荷コンデンサCの
端子電圧によって主サイリスクS、 −S2 およびS
3− S、の信頼できる自己転流を確保するのに充分に
なる時インバータの第二モードは終る。
第三上−ドでは最初主サイリスタS1.S2が点弧され
るが、時刻を以降主サイリスクS3.S4−S1. S
2による定常運転に入り(第2図1 、m;J、に参照
)、エネルギーが主サイリスクを通して負荷へ供給され
、そして起動回路SC,が切離される。
負荷間の振動電圧は第2図りの波形で示されるようなあ
る定常状態値に達し、工業的加熱用途で理想的には使用
され得る。
コンデンサCの電荷も第2図Cで示されるように抵抗R
によって消費され、このコンデンサCはインバータの通
常動作中充電されない。
以上説明した従来のインバータにおいては次のような欠
点を有している。
すなわち、(1)直流リアクトルLにより、電流Idの
立上りが遅いため、起動初期と起動完了時の発振周波数
が異なる。
従って同一周波数でのインバータ起動が不可能であり、
かつ起動が遅くなる。
(2)上記(1)の理由により、外部発振器による起動
ができない。
内部発振器TPで動かす場合でもインダクタL1と漂遊
インダクタンスLsの比により負荷電圧が変化するため
に始動しにくい。
この場合たとえばインダクタL両端電圧■L1は負荷条
件で、第3図の如く変化する。
このため、内部発振は出力電圧の量が不充分であると内
部発振器(制御系)が誤動作する。
本発明はこのような従来の欠点を除去するために、順変
換器と;複数の主サイリスクの順方向直列体を複数並列
接続してなる逆変換器と;この逆変換器の直列体と並列
に接続された、しかも補助サイリスクと限流抵抗の直列
体を複数順方向に直列接続してなる直列回路と、前記逆
変換器を構成する一つの直列体の主サイリスク同志の接
続点と前記直列回路を構成する直列体同志の接続点間に
接続されたコンデンサCと抵抗RからなるRC並列回路
を含む起動回路とを備え、前記逆変換器の出力側にタン
ク負荷が接続される電流型インパークにおいて、前記R
,C並列回路および前記タンク負荷を付勢しく第1モー
ド)、次に前記直列回路の各補助サイリスクを同時に点
弧し、前記逆変換器・\の直流入力を早く立−Lらせて
所定値に達せしめ(第2モード)、さらに第1および第
2モード中に蓄積されたエネルギーによって前記タンク
負荷を振動状態に促しく第3モード)、次にエネルギー
を前記逆変換器の各直列体を通して前記タンク負荷へ供
給し、前記起動回路を切離すようにして(第4モード)
、インバータを制御するようにした電流型インパークの
始動方法を提供しようとするもので、以下実施例を用い
て説明する。
第4図は本発明の一実施例を示す回路図、第5図は第4
図の制御装置の一実施例を示すブロック図であって、第
4図において、Rrは供給される三相交流入力を整流し
て直流出力を送出する順変換器、Ldは直流リアクトル
、S15.S16は始動用補助サイリスク、Sl、〜S
14は主サイリスク、TCは誘導加熱用コイルL□1と
力率調整用コンデンサCとからなる負荷のタンク回路、
C12は転1 流コンデンサ、R1□、R13は限流抵抗、R02は放
電抵抗である。
SC2は補助サイリスタS16.S16と抵抗R□、〜
R13と転流コンデンサCI2とから成る起動回路であ
る。
第5図において1はインバータの出力側に設けられ、負
荷電圧が供給される転流余裕時間検出回路、2ばつき合
せ回路であって、このつき合せ回路2は、この転流余裕
時間検出回路1の出力と単安定マルチバイブレーク3の
出力とをつき合せて得られる偏差信号を積分器4を介し
て電圧−周波数変換器5に供給し、電圧−周波数変換器
5の出力は分周回路6および単安定マルチバイブレーク
3に供給する。
Tは時刻を時点より14に至るまで始動回路8の出力に
もとづきインバータのサイリスクゲートを制御し、時刻
44時点で始動回路8より電圧−周波数変換器5に発振
指令が出されると分周回路6の出力にもとづき、インバ
ータのサイリスクゲートを制御するゲート回路である。
次に動作について第4図〜第6図を用いて説明する。
(イ)第一モード(11〜t2):始動時にまずtl
時点で始動回路8よりゲート回路7に対してサイリスタ
S15とS1□の点弧指令(充電指令)を出し、ゲート
回路7はサイリスタS1.とS12に対して第6図c、
dに示すように点弧信号を出す。
この点弧信号によりサイリスタS15とS1□がターン
オンし、起動回路SC2の転流コンデンサC1□および
タンク回路TCのコンデンサC□□が充電される。
このとき転流コンデンサC□2は第6図iの電圧波形で
示されるように充電されていき、やがて一定値におちつ
く。
つまりコンデンサC12と抵抗R12の並列回路が付勢
される。
(ロ)第二モード(12〜t4):始動回路8は時刻を
時点で補助サイリスタS16とS15の点弧指令(短絡
指令)を出し、ゲート回路7はサイリスタS14と81
5に対して第6図c9gに示すように点弧信号を出す。
この場合サイリスタS□。に対する点弧信号は入れ直す
補助サイリスクS15と816のターンオンにより直流
リアクトルLdを流れる電流1は第6図りに示される如
く早い立上りで上昇し、所定値に達する。
このとき、コンデンサC1□の端子電圧は一定値に保持
さ−れたままである。
この第二七−ドは転流エネルギーを早く確立させるため
のモードであり、本発明特有のモードである。
(/→ 第三モード(14〜t5):前記第二モードで
前記電流■が早い立上りで所定値に達した時点t4で、
始動回路8は電圧−周波数変換器5に対して、発振指令
を出す。
またt4時点より自然と積分器4のリミッタが外れ、積
分器4の出力によりγ(転流余裕角)制御に切換わる。
電圧−周波数変換器5には発振リミッタが設けられてお
り始動回路8からの発振指令によって第6図aに示すよ
うにパルス列を出力する。
分周回路6は電圧−周波数変換器5の出力信号を分周し
て、ゲート回路7に供給し、ゲート回路7は分周回路6
の出力にもとづき、サイリスクS□8 t S16およ
びサイリスクS15.S1□に対して交互に第6図e9
gおよび第6図c、dに示されるように点弧信号を発す
る。
これによりサイリスタS13,516−816.S□2
の運転が行なわれる。
この第三モードでは転流余裕時間検出回路1、つき合せ
回路2、積分器4、単安定マルチバイブレーク3などに
よるγ(転流余裕角)制御が行なわれる。
転流コンデンサC□2は充放電を繰り返し、その電圧波
形は第6図iで示される。
前記第一および第二七−ド中に蓄積されたエネルギーに
よって負荷のタンク回路TCが振動状態に促される。
に)第四上−ド(15〜):始動回路8は負荷コンデン
サC1□の端子電圧によって自己転流を確保するのに充
分になった時点t5において、t5以降ゲート回路7に
対しサイリスタS5.S6への点弧信号の送出を停止す
ると共にサイリスタS。
およびS6の代りに夫々サイリスクS0およびS4への
点弧信号を送出するように指令を発する。
これによりt5時点でゲート回路7は分周回路6の出力
にもとづき第6図す、dに示すように主サイリスタS□
1.S1□への点弧信号を送出し、主サイリスタS1□
、S1□をターンオンする。
次の16時点では分周回路6の出力にもとづき第6図e
、fに示すように主サイリスタS□3.S14への点弧
信号を送出し、主サイリスタS13.S、4をターンオ
ンする。
以下同様の動作が繰り返される。
このように第四上−ドでは転流に必要な負荷電圧の確立
により、起動回路SC2が切離され、エネルギーは主サ
イリスクを通して負荷へ供給され、主サイリスタS11
゜S1□−813,S14の定常運転が行なわれる。
上述したように本発明によれば、第6図の第二モードで
示されるように直流リアクトルLdを流れる電流■の立
上りが早いため、起動初期と起動完了時の発振周波数が
同一であり、この同一周波数でのインバータ起動が可能
となり起動が早くなる。
また本発明によれば他制の発振器にて始動させるため負
荷電圧の変化にかかわらず始動が簡単確実で始動失敗は
生じない。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来のインバータの一例を示す構成図、第2図
a−oは第1図の動作説明のための波形図、第3図は第
1図のインダクタL1の端子電圧波形を示す図、第4図
は本発明の一実施例を示す回路図、第5図は第4図の制
御装置の一実施例を示すブロック図、第6図a % i
は第4図の動作説明のための波形図であって、図中Rf
は順変換器、I、dは直流リアク1ヘル、S1□〜S1
4は主サイリスク、Sl、、S16は補助サイリスク、
R1□〜R13は抵抗、C、Cはつンデンザ、I、1□
はコイル、TCは11 12 タンク回路、SC2は起動回路、1は転流余裕時間検出
回路、2はつき合せ回路、3は単安定マルチバイブレー
ク、4は積分器、5は電圧−周波数変換器、6は分周回
路、7はゲート回路、8は始動回路を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 順変換器と;複数の主サイリスクの順方向直列体を
    複数並列接続してなる逆変換器と;この逆変換器の直列
    体と並列に接続された、しかも補助サイリスクと限流抵
    抗の直列体を複数順方向に直列接続してなる直列回路と
    、前記逆変換器を構成する一つの直列体の主サイリスク
    同志の接続点と前記直列回路を構成する直列体同志の接
    続点間に接続されたコンデンサCと抵抗RからなるRC
    並列回路を含む起動回路とを備え、前記逆変換器の出力
    側にタンク負荷が接続される電流型インパークにおいて
    、前記RC並列回路および前記タンク角荷を付勢しく第
    1モード)、次に前記直列回路の各補助サイリスクを同
    時に点弧し、前記逆変換器への直流入力を早く立上らせ
    て所定値に達せしめ(第2モード)、さらに第1および
    第2モード中に著積されたエネルギーによって前記タン
    ク負荷を振動状態に促しく第3モード)、次にエネルギ
    ーを前記逆変換器の各直列体を通して前記タンク負荷へ
    供給し、前記起動回路を切離すようにして(第4モード
    )、インバータを制御するようにしたことを特徴とする
    インバータの始動方法。
JP53032628A 1978-03-22 1978-03-22 インバ−タの始動方法 Expired JPS5835035B2 (ja)

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