JPS5834816A - 1,2−ポリプタジエンの製造法 - Google Patents

1,2−ポリプタジエンの製造法

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Publication number
JPS5834816A
JPS5834816A JP56133249A JP13324981A JPS5834816A JP S5834816 A JPS5834816 A JP S5834816A JP 56133249 A JP56133249 A JP 56133249A JP 13324981 A JP13324981 A JP 13324981A JP S5834816 A JPS5834816 A JP S5834816A
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JP
Japan
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polybutadiene
butadiene
compound
cobalt
catalyst
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Application number
JP56133249A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Ueno
上野 治夫
Hidetomo Ashitaka
芦高 秀知
Kazuya Jinda
陣田 一也
Koichi Nakajima
中島 晃一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Priority to EP82304344A priority patent/EP0073597B1/en
Priority to US06/409,607 priority patent/US4504639A/en
Priority to CA000410199A priority patent/CA1219100A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F136/00Homopolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F136/02Homopolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F136/04Homopolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated
    • C08F136/06Butadiene

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、1,3−ブタジェンを重合して1,2−ポ
リブタジェンを製造する方法に関するもの′である。
従来、可溶性コバルト化合物、トリアルキルアルミニウ
ムおよび二硫化炭素あるいはインチオシアン酸フェニル
からなる触媒を使用して1,3−ブタジェンを重合する
と、高融点の1,2−ポリブタジェンが得られることは
知られている。
また、可溶性コバルト化合物および有機アルミニラムノ
・ライドからなる触媒を使用して1昌−ブタジェンを重
合するとシス−1,4−ポリブタジェンが得られること
も知られている。
しかし・触媒成分の有機アルミニウム化合物として有機
アルミニウムハライドを使用して1,2−ポリブタジェ
ンを製造する方法は未だ知られていなかった。
そこで、可溶性コバルト化合物、ジアルキルアルミニウ
ムハライド、二硫化炭素計よび電子供与性有機化合物か
らなる触媒の存在下に1,3−ブタジェンを重合する1
、2−ポリブタジェンの製造法がこの出願人によって提
案された(特願昭54−j64772号)。
しかし、上記の可溶性コバルト化合物、ジアルキルアル
ミニウムハライド・二硫化炭素および電子供与性有機化
合物からなる触媒を使用して1,6−ブタジェンを重合
する方法は、前述の可溶性コバルト化合物、トリアルキ
ルアルミニウムおヨヒ二硫化炭素からなる触媒を使用し
て1,3−ブタジェンを重合する方法に比較して、触媒
の重合活性(単位時間、単位可溶性コバルト化合物当シ
アポリマー収量を意味する)が低いが、または得られる
1・2−ポリブタジェンの固有粘度(〔η〕)(テトラ
リン中、1 く、すなわち分子量が小さく充分満足できるものではな
い。
この発明者らは、有機アルミニウム化合物として有機ア
ルミニウムハライドを使用して、1.3−ブタジェンを
重合する触媒の重合活性が高く。
1・3−ブタジェンを重合して得られる1、2−ポリブ
タジエ/の固有粘度(テトラリン、135℃で測定)が
1.2以上である1、2−ポリブタジェンの製造法につ
いて研究した結果この発明を完成した。
すなわち、この発明は1重合溶媒中で可溶性コバルト化
合物、有機アルミニウムハライド、有機リチウ・化合物
;よd二硫化炭素あるいはインチオシアン酸フェニルか
らなる触媒の存在下に1,3−ブタジェンを重合するこ
とを特徴とする1、2−ポリブタジェンの製造法に関す
るものである。
この発明の方法において使用される触媒成分の可溶性コ
バルト化合物は、使用する重合溶媒に可溶なコバルト化
合物であればどのようなものでもよい。例えば、このよ
うな可溶性のコバルト化合物としては、コバルトのβ−
ジケトン錯体またはコバルトのβ−ケト酸エステル錯体
が好適に使用される。これらコバルト錯体の配位子のβ
−ジケトンとしては、一般式 (式中+ R1およびR2のそれぞれは、水素原子また
は炭素弊1〜3の脂肪族炭化水素基であシ+ R3セよ
びR4のそれぞれは炭素数1〜6のゝ脂肪族炭化水素基
である)のβ−ジケトン類があげられ、また、配位子の
β−ケト酸エステルとしては、一般式 (式中、R11R21R3およびR4は前−記と同じで
ある)のβ−ケト酸エステルがあげられる。特に好まし
い錯体は・コバルト(■)アセチルアセトナート、コバ
ルト(III)アセチルアセトナ−・トウコバルトアセ
ト酢酸エチルエステル錯体である。
また、可溶性のコバルト化合物として、炭素数6以上の
有機カルボン酸のコバルト塩2例えばコバルトオクトエ
ート、コバルトナフチネート、コバルトオクトエートな
どを使用することができる。
さらに可溶性のコバルト化合物として1例えばハロゲン
化コバルト錯体、すなわち一般式%式%(3) (式中、又はハロゲン原子、特に好ましくは塩素原子で
あり、tは2または6の整数であり、Yは配位子であ、
す9mは1〜4の整数である)で表わされる錯体も好導
に使用することができる。上式(3)において、配位子
としてはハロゲン化コバルトと錯体を形成することが知
られている任意の配位子2例えばピリジン、トリエチル
アミン、トリブチルアミン、ジメチルアニリンなどのア
ミン、メチルアルコール、エチルアルコーケナトのアル
コールおよびN、N−ジメチルホルムアミドt N5N
−ジメチルアセトアミド、N、N−ジエチルボルムアミ
ド、N−メチルピロリドン、ピロリドン、カプロラクタ
ムなどのアミドなどを挙げることができる。特に好まし
いハロゲン化コバルト錯体としては、塩化コバルトピリ
ジン錯体、塩化コバルトエチルアルコール錯体を挙げる
ことができる。
さらに、可溶性のコバルト化合物として9例えハトリス
−π−アリルコバルト、ビスアクリロニトリル−π−ア
リルコバルト、ビス−π−1,5−シクロオクタジエン
−第5ブチルインニトリルコバルト、π−シクロオクテ
ニル−π−1,5−シクロオクタジエンコバルト、π−
1,3−シクロヘプタジェニル−π−1,5−シクロオ
クタジエンコバルト、ビシクロ−(5+3tO)−:*
りpジェニル−1+5−’tシクロオクタジエンコバル
ト”ビX−(π−アリル)ハロゲンコバルト(りだシ、
ハロゲン原子は、塩素、臭素!沃素のうちから選ばれる
)。
ヒス−(π−1+5− シクロオクタジエン)エチルコ
バルト、(1,3−ブタジェン)[1−(2−メチル−
6−ブテニル)−π−アリル〕コバルトなどのオレフィ
ン、ジオレフィンのコバルト錯体も好適に使用すること
ができる。
この発明の方法において使用される触媒成分の有機アル
ミニウム化合物は、一般式AtRnX3−n (Rはア
ルキル基、アリール基またはシクロアルキル基であり、
又はハロゲン原子であり、nは1〜2の数字である)で
表わされる有機アルミニウムハライドである。この発明
において好ましい有機アルミニウムハライドとしては、
ジエチルアルミニウムモノクロライド、ジエチルアルミ
ニウムモノブロマイド、ジイソブチルアルミニウムモノ
クロライド、エチルアルミニウムセスキクロライド。
エチルアルミニウムジクロライドなどのアルキルアルミ
ニウムハライドを挙げることができる。
この発明の方法において使用される触媒成分の有機す゛
チウム化合物は、アルキルリチウム化合物。
アリールリチウム化合物、アルキレンジリチウム化合物
、あるいはアリレンジリチウム化合物である。特に好ま
しい有機リチウム化合物としては。
エチルリチウム、プロピルリチウム、n−ブチルリチウ
ム、θeQ−ブチルリチウム、 tθrt−ブチルリチ
ウム、アミルリチウムなどのアルキルリチウム化合物を
挙げることができる。
この発明の方法にお、いては触媒成分として二硫化炭素
あるいはイソチオシアン酸フェニル、好ましくは二硫化
炭素が使用される。
この発明の方法においては、可溶性コバルト化合物、有
機アルミニウムハライド、有機リチウム化合物および二
硫化炭素あるいはイソチオシアン酸フェニルからなる4
成分系触媒の存在下に1.己−ブタジェンを重合するこ
とが必要である。有機リチウム化合物を用いないで他の
3成分からなる触媒の存在下に1,3−プタジエ/を重
合しても高融点、高分子量の1,2−ポリブタジェンを
高活性で得ることはできない(比較例1)。また・有機
アルミニウムハライドを用いないで他の6成分からなる
触媒の存在下に1.6−プタジエ/を重合しても高融点
゛、高分子量゛の1,2−ボリフータジエンを高活性で
得ることはできない(比較例2)。
この発明の方法において、触媒各成分の添加順序には特
に制限はないが、1,6−ブタジェンを溶解した重合溶
媒に触媒各成分を添加し、この際に有機アルミニウムハ
ライドまたは有機リチウム化合物を最初に添加し、可溶
性コバルト化合物または二硫化炭素、イソチオシアン酸
フェニルを最後に添加するのが好ましい。
この発明の方法において使用される重合溶媒としては、
芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、脂環族炭化水素9例
えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、ヘプ
タン、ブタン、ブテンν シクロヘキサン、シクロペン
タンなどが挙げられる。
この発明の方法において使用される重合溶媒は。
水分含量が30ppm以下程度まで脱水して水分濃度を
調節したものが好ましい。特に、有機アルミエウムハラ
イドノシてモノハライドを用いる場合には9重合溶媒中
に3〜30 ppm程度の少量の水分を存在させると触
媒の重合活性が向上するので特に好ましい。
この発明の方法における触媒各成分の使用量は重合に供
される1、ろ−ブタジエンに対して1重合溶媒に可溶性
のコバルト化合物が0゜0005〜061モルチ、有機
アルミニウムハライドが0.01〜1モルチ、有機リチ
ウム化合物が0.01〜1モルチ。
二硫化炭素あるいはイソチオシアン酸フェニルが0.0
01〜1モルチであることが好ましい。また。
有機アルミニウムハライドの量は可溶性コバルト化合物
1モルに対して10〜500モル、特に20〜200モ
ルが好ましく、有機リチウム化合物の量は可溶性コバル
ト化合物1モルに対して5〜200モル、特に10〜1
00モルが好ましく。
二硫化炭素あるいはイソチオシアン酸フェニルの量は可
溶性コバルト化合物1モルに対して0.1〜500モル
、特に1〜500モルが好ましい。
また、有機アルミニウムハライドとして一般式AtR1
5xL5(・R1又は前述のとお#))で表わされる化
合物9例えば、エチルアルミニウムセスキクロライドを
用いる場合には、有機リチウム化合物の量は有機アルミ
ニラムノ・ライド1モルに対して0.5モル以上である
ことが好ましい。
また、有機リチウム化合物の量は重合系中に存在する水
分の全量1モルに対して1モル以上であることが好まし
い。
この、発明の方法において2重合溶液中の1.3−ブタ
ジェンの濃度は特に制限されないが、一般的には重合溶
液に対して5〜30重量係の濃度が好ましい。
また、この発明の方法において2重合温度は。
−10〜80℃、特に20〜60℃の温度が好ましく2
重合圧力は常圧でもそれ以上でもよい。
この発明の方法によって1,3−ブタジェンを重合して
生成する1、2−ポリブタジェンは、シンジオタクチッ
ク′−1・2−構造含有率が90チ以上であシ、融点が
200〜220℃であり、固有粘度(〔η、〕)(テト
ラリン中、135℃)が1.2〜7であり、熱融着剤、
プラスチック素材として有用である。
また、可溶性コバルト化合物と有機アルミニウムハライ
ドとから得られる触媒の存在下に1,3−プタジエ/を
重合して、シス−1,4−ポリブタジェンを得て引き続
いて重合系にこの発明の触媒を存在させて、1,3−ブ
タジェンを重合する1、3−ブタジェンの2段重合にも
適用出来る。
さらに、有機リチウム化合物の存在下に1,3−ブタジ
ェン、イソプレン、あるいはスチレンと1、ろ−ブタジ
エンとの混合物を重合して、それぞれポリブタジェン、
・ポリイソプレン、あるいはスチレン−ブタジェン共重
合体などのゴムを得て。
引き続いて重合系にこの発明の触媒および1,3−ブタ
ジェンを存在させて、1,3−ブタジェンを重合する同
種あるいは異種モノマーの2段重合にも適用出来る。こ
れらの重合で得られた重合体は各種ゴム用途に使用され
るが、特にタイヤ用として有用である。第1段重合用モ
ノマーとしてイソプレンを用いた場合には、第2段の重
合の際のイソプレンの兼を1,3−ブタジェンの15モ
ルチ以下にすることが好ましい。
この発明の方法において1,3−ブタジェンを重合して
得られるポリマー生成混合液中のポリブタジェンの量が
多くなるとポリマー生成混合液の粘度が大きくなり、充
分に攪竺することが困難になるので、ポリブタジェンの
濃度がポリマー生成混合液1を当り約170?以上にな
らないように1.3−ブタジェンの重合反応を調節する
ことが望ましい。
重合反応終了後の重合停止方法としては、可溶性コバル
ト化合物と有機アルミニウム化合物とから得られる触媒
による重合の停止方法として公知の方法を適用すること
ができる。例えば、有機アルミニウム化合物と反応する
ようなアルコール。
水などの多量の極性溶剤をポリマー生成混合液に投入す
る方法、あるいは多量の極性溶剤にポリマー生成混合液
を投入する方法、塩酸、硫酸などの無機酸、酢酸、安息
香酸などの有機酸、モノエタノールアミンやアンモニア
を含む少量の上記極性溶剤をポリマー生成混合液に投入
する方法、塩化水素ガスをポリマー生成混合液に導入す
る方法などを重合停止方法として採用することができる
1.3−ブタジェンの重合を停止した後、常法によシ混
合物から1,2−ポリブタジェンを分離、洗浄、乾燥し
て1,2−ポリブタジェンを得る。
次に実施例、比較例および参考例を示す。
実施例、比較例および参考例の記載において。
ポリブタジェンの1,2−構造含有率あるいはシス−1
,4−構造含有率、トランス−1,4−構造含有率は、
核磁気共鳴スペクトル(NM、R)または赤外吸収スペ
クトル(:[R)で測定し、算出した。
また1、2−ポリブタジェンの融点は、自記差動熱量計
(D、sc)による吸熱曲線のピーク温度によって決定
した。また、1,2−ポリブタジェンの固有粘度(〔η
〕)は、135℃、テトラリン中で測定した値である。
実施例1 空気を窒素で置換し、温度計、撹拌棒、窒素ガス導入゛
管を備えた内容積2tのセパラブルフラスコ中ニ、乾燥
した1、3−ブタジェン85fを脱水ベンゼン860−
に溶解した1、3−ブタジェンのベンゼン溶液(水分1
.0 ミ!Jモル含有)を入れ。
液温を40℃に保ちながら、この1,3−ブタジェンの
ベンゼン溶液にジエチルアルミニウムモノクo”イ)’
4.0ミリモル、n−ブチルリチウム2.0ミリモル、
コバルトオクトエートO,O’43ミリモルついで二硫
化炭素0.13 ミ+)モルを攪拌しながら順次添加し
た後、引き続き攪拌しながら40℃で60分間1,3−
ブタジェンの重合を行なった。
得られたポリマー生成混合物に少量の2,6−ジ第3ブ
チル−4−メチルフェノールおよび塩酸を含む1tのメ
タノールを加え9重合反応を停止させた。析出沈殿した
ポリマーをF集し、約20℃で減圧乾燥して、ポリブタ
ジェン33.79を得た。
、このポリブタジェンは、1,2−構造含有率が98.
7%であり、融点が205℃であシ、固有粘度(〔η〕
)(テトラリン中、135℃、以下同じ)が560であ
った。
比較例1 n−ブチルリチウムを添加しなかった他は実施例1と同
様にして、シス−1,4−構造含有率97.8チのシス
−1,4ポリブタジエン77fが得うれた。
実施例2 1.3−ブタジェンのベンゼン溶液として水分を0.2
2 ミリモル含有する溶液を用い、ジエチルアルミニウ
ムモノクロライドの量を4.0−ミリモルかう2.0ミ
リモルに変え、n−ブチルリチウムの量を2.0ミリモ
ルから1.0ミリモルに変えた他は実施例1と同様にし
て、ポリブタジェン28.6 tを得た。
二のポリブタジェンは、1,2−構造含有率が98.4
%であシ、融点が204℃であり、固有粘度(〔η〕)
が4.0であった。
比較例2 水分を0.05 ミIJモル/lの濃度で含む1,3−
ブタジェンのベンゼン溶液を用い、ジエチルアルずニウ
ムモノクロライドを添加しなかった他は実施例1と同様
にして、ポリブタジェン21.Orを得た。
このポリマーはn−ヘキサン(室温)に可溶であシ、固
有粘度(トルエン、30℃)が0.43で・あシ、ミク
ロ構造はシス−1,4構造が39.8%1トラン・ツー
1,4構造が51.4%、1,2構造が8.8チであっ
た。
実施例3 1.3−ブタジェンのベンゼン溶液として水分を0.2
2 ミリモル含有する溶液を用い、ジ、エチルアルミニ
ウムモノクロライドに代えてエチルアルミニウムセスキ
クロライドを2ミリモル用いl’rl−ブチルリチウム
の量を2.0ミリモルから1.5ミリモルに変えた他は
実施例1と同様にして、ポリブタジェン27.3 pを
得た。
このポリブタジェンは、1,2−構造含有率が98.3
%であシ、融点が207℃であり、固有粘度(〔η〕)
が4.4でありだ。
実施例4 1.3−ブタジェンのベンゼン溶液として水分を0.2
2ミリモル含有する溶液を用い、ジエチルアニウムセス
キクロライドを2,0ミリモル用いた他は実施例1−と
同様にして、ポリブタジェン17.41を得た。
このポリブタジェンは、1,2−構造含有率が98.5
チであり、融点が204℃であシ、固有粘度(〔η〕)
が6.6であった。
実施例5 触媒成分の添加順序を、水分1.0ミリモル含む1、ろ
−ブタジエンのベンゼン溶液にn−ブチルリチウムを添
加した後、ジエチルアルミニウムモノクロライド、コバ
ルトオクトエートついで二硫化炭素を順次添加する順序
に変えた他は実施例1と同様、にして、ポリブタジェン
28.29を得た。
このポリブタジェンは、1,2−構造含有率が98.3
%であシ、融点が204℃であり、固有粘度(〔η〕)
が4.4であった。
実施例6 1.3−ブタジェンのベンゼン溶液として水分を1、’
Oミリモル含有する溶液を用い、二硫化炭素に代えてイ
ソチオシアン酸フェニルを1.0ミIJモル用いた他は
実施例2と同様にして、ポリブタジェン1.4ftを得
た。
このポリブタジェンは、1.2−構造含有率が98.0
%であり、融点が208℃であり、固有粘度(〔η〕)
が3.1であった。
参考例1 空気を窒素で置換し、温度計、攪拌棒、窒素ガス導入管
を備えた内容積2tのセパラブルフラスコ中に、乾燥し
た1、′5−ブタジェン85?を脱水ベンゼン8601
に溶解した1、3〜ブタジエンのベンゼン溶液(水分1
.o ミー+)モル含有)を入れ。
液温を40℃に保ちながら、この1.ろ−ブタジエンの
ベンゼン溶液にシクロオクタジエン4.6ミリモル、ジ
エチルアルミニウムモノクロライド4.0ミリモルおよ
びコバルトオクトエート0.043ミリモルを攪拌しな
がら順次添加した後、引き続き攪拌しながら40℃で1
0分間1,3−ブタジェンをシス−1,4重合した。シ
ス−1,4重合後、直ちにn−ブチルリチウム2,0ミ
リモルおよび二硫化炭素0.13ミリモルを添加した後
、攪拌しながら40℃で8分間1,3−ブタジェンを1
,2重合した。
得られたポリマー生成混合物から実施例1と同様にして
、ポリブタジェン50.8 rを得た。
このポリブタジェンは、沸騰n−ヘキサン不溶分を15
.7%含み、沸騰n〜へキサン不溶分の1.2−構造含
有率が92.0 %であシ、融点が204℃であり、・
固有粘度(〔η〕)が4.0であり、沸騰n−へキサン
可溶分のシス−1,4−構造含有率が96,2%であり
、固有粘度(〔η〕)(トルエン、30℃)が2.3で
あった。
参考例2 空気を窒素で置換した内容積1.2tのガラス製オート
クレーブ中に、乾燥した1、ろ−ブタジェン2082を
脱水ベンゼン618−に溶解した1、3−ブタジェンの
ベンゼン溶液(水分0.1ミリモル  −以下)を入゛
れ、液温を40℃に保ちながら、この1、、!l−ブタ
ジェンのベンゼン溶液にn−ブチルリチウム1.5ミI
Jモルを攪拌しながら加えた後、引き続いて攪拌しなが
ら40℃で30分間1,3−ブタジェンを重合した。重
合後、水をベンゼン飽和溶液として1ミリモル加えて攪
拌し、ついで、ジエチルアルミニウムモノクロライド4
,0ミリモル。
コバルトオクトエ−) 0.043ミリモルおよび二硫
化炭素0.13 ミリモルを順次添加した後、40℃で
30分間1,3−ブタジェンを1.2重合した。
得られたポリマー生成混合物から実施例1と同様にして
、ポリブタジェン゛59.4 Fを得た。
このポリブタジェンは、沸騰n−ヘキサン不溶分を14
.4%含み、沸騰n−へキサン不溶分の1.2−構造含
有率が93.0 %であり、融点が204℃であり、固
有粘度(〔η〕)が1.4であシ、沸騰n−ヘキサン可
溶分のミクロ構造は、1.2−i造が9.2%、シス−
1,4構造が46.8%、)ランス−1,4構造が44
.0チであシ、固有粘度(〔η〕)(トルエン、30℃
)が1.7であった。
参考例において、ポリブタジェンの沸騰n−ヘキサン苛
溶分および沸騰n−ヘキサン不溶分は以下のようにして
得た。すなわち、ポリブタジェン2.000 fを精秤
して小さく切ったものを300−以上の三角フラスコに
入れ、n−ヘキサン200dを加えて激しく攪拌する。
ポリブタジェンの大部分が溶解し、不溶分の粒子が充分
小さくなったことを確認後、ガラス製円筒濾紙(東洋濾
紙製。
Na86)で濾過し、不溶分をさらに4時間ンクスレー
抽出した後、n−へキサン不溶分は極くうすい2,6−
ジ第3ブチル−4−メチルフェノールのn−ヘキサ/溶
液で洗浄後そのままで真空乾燥した。n−ヘキサン可溶
分はエバポレーターを用いて濃縮乾燥後、さらに真空乾
燥した。
特許出願人 宇部興産株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 重合溶媒中で可溶性コバルト化合物、有機アルミニウム
    ハライド、有機リチウム化合物および二硫化炭素あるい
    はイソチオシアン酸フェニルからなる触媒の存在下に1
    ,3−ブタジェンを重合することを特徴とする1、2−
    ポリブタジェンの製造法。
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