JPS5834767Y2 - 保護機能を有するプリント基板 - Google Patents
保護機能を有するプリント基板Info
- Publication number
- JPS5834767Y2 JPS5834767Y2 JP16872878U JP16872878U JPS5834767Y2 JP S5834767 Y2 JPS5834767 Y2 JP S5834767Y2 JP 16872878 U JP16872878 U JP 16872878U JP 16872878 U JP16872878 U JP 16872878U JP S5834767 Y2 JPS5834767 Y2 JP S5834767Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper foil
- circuit board
- printed circuit
- area
- narrow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Fuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、プリント基板の銅箔の幅によって溶断電流
を設定し、ヒユーズの機能をもたせるようにした保護機
能を有するプリント基板に関する。
を設定し、ヒユーズの機能をもたせるようにした保護機
能を有するプリント基板に関する。
従来の保護ヒユーズは電流溶断するヒユーズまたは温度
によって自己溶断する温度ヒユーズ、その化バイメタル
を使った安全装置などがあるが、いずれもこれらの保護
装置はその取付けた部品や工数を要し、コストの上昇を
招くものである。
によって自己溶断する温度ヒユーズ、その化バイメタル
を使った安全装置などがあるが、いずれもこれらの保護
装置はその取付けた部品や工数を要し、コストの上昇を
招くものである。
また、ヒユーズの容量選定が難しく、機器の突入電流に
よっても、ヒユーズ溶断を生じるなどの問題があった。
よっても、ヒユーズ溶断を生じるなどの問題があった。
この考案は、上記の点にかんがみなされたもので、プリ
ント基板の銅箔の面積を適当に選定することによって、
電流値を決定できるとともに大量生産が可能であること
はもとより、銅箔を溶断させることによってヒユーズと
同じ機能をもたせることができ、ヒユーズおよびその取
付金具などの部品が不要で、スペースファクタが向上す
るばかりか、回路の再生が容易な保護機能を有するプリ
ント基板を提供することを目的とする。
ント基板の銅箔の面積を適当に選定することによって、
電流値を決定できるとともに大量生産が可能であること
はもとより、銅箔を溶断させることによってヒユーズと
同じ機能をもたせることができ、ヒユーズおよびその取
付金具などの部品が不要で、スペースファクタが向上す
るばかりか、回路の再生が容易な保護機能を有するプリ
ント基板を提供することを目的とする。
以下、この考案の保護機能を有するプリント基板の実施
例について図面に基づき説明する。
例について図面に基づき説明する。
第1図および第2図はその一実施例の平面図であり、第
1図は銅箔の溶断前の状態を示し、第2図は銅箔の溶断
後の状態を示すものである。
1図は銅箔の溶断前の状態を示し、第2図は銅箔の溶断
後の状態を示すものである。
この第1図および第2図の両図において、1はプリント
基板である。
基板である。
このプリント基板1の所定個所には銅箔2が設けられて
いる。
いる。
この銅箔2は面積の広い部分2a1,2a2・・・・・
・と面積の狭い部分2b、、2b2・・・・・・とによ
り形成され、面積の広い部分2a1゜2a2・・・・・
・と面積の狭い部分2b1,2b2・・・・・・とが交
互に位置するようなパターンを形成している。
・と面積の狭い部分2b、、2b2・・・・・・とによ
り形成され、面積の広い部分2a1゜2a2・・・・・
・と面積の狭い部分2b1,2b2・・・・・・とが交
互に位置するようなパターンを形成している。
そして、面積の広い部分2a1,2a2・・・・・・は
円形状に形成され、面積の狭い部分は線状になっている
。
円形状に形成され、面積の狭い部分は線状になっている
。
面積の広い部分2a1,2a2・・・・・・の中心部分
には再生用の穴2Cが設けられている。
には再生用の穴2Cが設けられている。
このように、銅箔2を面積の広い部分2al、2a2・
・・・・・と面積の狭い部分2 b、、2 b2・・・
・・・とを交互に設けることにより、第1図の溶断前に
おいては、面積の広い部分2a1,2a2・・・・・・
と面積の狭い部分2b1,2b2・・・・・・は導通し
ているが、回路の異常などにより銅箔2に過大電流が流
れると、面積の狭い部分2b1,2b2・・・・・・の
電流容量が小さく、第2図において、面積の広い部分2
a1と2a2との間の面積の狭い部分2b、が溶断する
ことになる。
・・・・・と面積の狭い部分2 b、、2 b2・・・
・・・とを交互に設けることにより、第1図の溶断前に
おいては、面積の広い部分2a1,2a2・・・・・・
と面積の狭い部分2b1,2b2・・・・・・は導通し
ているが、回路の異常などにより銅箔2に過大電流が流
れると、面積の狭い部分2b1,2b2・・・・・・の
電流容量が小さく、第2図において、面積の広い部分2
a1と2a2との間の面積の狭い部分2b、が溶断する
ことになる。
これにより、銅箔2に接続される回路が保護されること
になる。
になる。
つまり、溶断された面積の狭い部分2b、がヒユーズと
七ての機能を呈することになる。
七ての機能を呈することになる。
この面積の狭い部分2b、の溶断により、面積の広い部
分2a1.と2a2との間が断路状態になるので、回路
を再生するために、安全規格上問題を生じないように、
ジャンパ線(図示せず)にて、面積の広い部分2atと
2a2間を接続すればよい。
分2a1.と2a2との間が断路状態になるので、回路
を再生するために、安全規格上問題を生じないように、
ジャンパ線(図示せず)にて、面積の広い部分2atと
2a2間を接続すればよい。
この際ジャンパ線の両端は面積の広い部分2aiと2a
2の再生用の穴2Cに挿入し、この面積の広い部分2a
tと2a2のところで半田付けをすればよい 次に、溶断するのは、面積の狭い部分2b2,2b3・
・・・・・の順で溶断することになり、この面積の狭い
部分2b2,2b3・・・・・・がそれぞれ溶断して、
回路を再生させる場合には、上述と同様にして、ジャン
パ線で面積の広い部分2a2と2a3間、2a3と2a
4間、・・・・・・をそれぞれ接続すればよい。
2の再生用の穴2Cに挿入し、この面積の広い部分2a
tと2a2のところで半田付けをすればよい 次に、溶断するのは、面積の狭い部分2b2,2b3・
・・・・・の順で溶断することになり、この面積の狭い
部分2b2,2b3・・・・・・がそれぞれ溶断して、
回路を再生させる場合には、上述と同様にして、ジャン
パ線で面積の広い部分2a2と2a3間、2a3と2a
4間、・・・・・・をそれぞれ接続すればよい。
この場合も、ジャンパ線の両端は再生用の穴2Cに挿入
すれば、接続し易いことはいうまでもない。
すれば、接続し易いことはいうまでもない。
第3図aないし、第3図Cはそれぞれこの考案の保護機
能を有するプリント基板の銅箔のパターンを示すもので
ある。
能を有するプリント基板の銅箔のパターンを示すもので
ある。
第3図aの場合は、銅箔2の面積の広い部分2a1,2
a2・・・・・・をほぼ菱形に形成して連続するように
し、その連続する部分が面積の狭い部分2b1,2b2
・・・・・・としたものである。
a2・・・・・・をほぼ菱形に形成して連続するように
し、その連続する部分が面積の狭い部分2b1,2b2
・・・・・・としたものである。
また、第3図すは面積の広い部分2ai、2a2・・・
・・・がほぼ2等辺三角形状に形成したものであり、こ
れらの面積の広い部分2 a、、2a2・・・・・・の
連接部分を面積の狭い部分2b1,2b2・・・・・・
としたものである。
・・・がほぼ2等辺三角形状に形成したものであり、こ
れらの面積の広い部分2 a、、2a2・・・・・・の
連接部分を面積の狭い部分2b1,2b2・・・・・・
としたものである。
さらに、第3図すは面積の広い部分2a1,2a2・・
・・・・はほぼ長方形状に形成されており、この面積の
広い部分2a1,2a2・・・・・・の連接する部分は
くびれで、面積の狭い部分2b1,2b2・・・・・・
が形成されている。
・・・・はほぼ長方形状に形成されており、この面積の
広い部分2a1,2a2・・・・・・の連接する部分は
くびれで、面積の狭い部分2b1,2b2・・・・・・
が形成されている。
これらの第3図aないし第3図Cのいずれの場合も、面
積の狭い部分2b1,2b2・・・・・・は面積が狭い
故に、電流容量が小さく、過大な電流が銅箔2に流れた
ときに溶断して、ヒユーズとしての機能を呈するのは第
1図、第2図の場合と同様である。
積の狭い部分2b1,2b2・・・・・・は面積が狭い
故に、電流容量が小さく、過大な電流が銅箔2に流れた
ときに溶断して、ヒユーズとしての機能を呈するのは第
1図、第2図の場合と同様である。
そして、各面積の広い部分2a1,2a2・・・・・・
には再生用の穴2Cが形成されているのも上記実施例と
同。
には再生用の穴2Cが形成されているのも上記実施例と
同。
様である。
以上のように、この考案の保護機能を有するプリント基
板によれば、プリント基板に所定のパターンの面積の広
い部分と面積の狭い部分を有する銅箔を設け、この銅箔
に過大な電流が流れたときに面積の狭い部分が溶断する
ようにしたので、銅箔自身をヒユーズの代りにでき、し
たがって、従来のごとく、新たにヒユーズを設ける必要
がなくなり、ヒユーズの取付スペース取付金具などが不
要となり、コスト、工数などが大幅に低下できる。
板によれば、プリント基板に所定のパターンの面積の広
い部分と面積の狭い部分を有する銅箔を設け、この銅箔
に過大な電流が流れたときに面積の狭い部分が溶断する
ようにしたので、銅箔自身をヒユーズの代りにでき、し
たがって、従来のごとく、新たにヒユーズを設ける必要
がなくなり、ヒユーズの取付スペース取付金具などが不
要となり、コスト、工数などが大幅に低下できる。
また、銅箔の面積を選定するものであるから電流値を容
易に決・定でき、大量生産が可能となり、コストダウン
も期することができる。
易に決・定でき、大量生産が可能となり、コストダウン
も期することができる。
さらに、溶断後の再生が可能であるとともに、回路の中
で゛コンテ゛ンサのショート、トランスのレヤーショー
トなどによって正常状態と異常状態の電流比が極めて大
きい、電源トランスの1次回路、2次回路に接続される
アクロスザラインコンデンサあるいは2次回路のサージ
電流からの保護用などにも適用でき、適用範囲がきわめ
て広いなど、実。
で゛コンテ゛ンサのショート、トランスのレヤーショー
トなどによって正常状態と異常状態の電流比が極めて大
きい、電源トランスの1次回路、2次回路に接続される
アクロスザラインコンデンサあるいは2次回路のサージ
電流からの保護用などにも適用でき、適用範囲がきわめ
て広いなど、実。
田土すぐれた効果を奏するものである。
第1図はこの考案の保護機能を有するプリント基板の一
実施例における銅箔の溶断前の状態を示す平面図、第2
図は第1図の保護機能を有するプリント基板における銅
箔の溶断後の状態を示す平面図、第3図aないし第3図
Cはそれぞれこの考案の保護機能を有するプリント基板
の銅箔の部分のみの一部を取り出して示す平面図である
。 1・・・・・・プリント基板、2・・・・・・銅箔、2
a1,2a2,2a3・・・・・・面積の広い部分、2
b1,2b2・・・・・・面積の狭い部分、2C・・・
・・・再生用の穴。
実施例における銅箔の溶断前の状態を示す平面図、第2
図は第1図の保護機能を有するプリント基板における銅
箔の溶断後の状態を示す平面図、第3図aないし第3図
Cはそれぞれこの考案の保護機能を有するプリント基板
の銅箔の部分のみの一部を取り出して示す平面図である
。 1・・・・・・プリント基板、2・・・・・・銅箔、2
a1,2a2,2a3・・・・・・面積の広い部分、2
b1,2b2・・・・・・面積の狭い部分、2C・・・
・・・再生用の穴。
Claims (2)
- (1)プリント基板に面積の広い部分と面積の狭い部分
を有する銅箔を設け、回路に以上が生じた時に上記面積
の狭い部分の銅箔を溶断させるものであって、上記銅箔
は面積の広い部分と面積の狭い部分とが交互に連なるよ
うに設けるとともに、面積の広い部分には溶断後の回路
を再生させるための、穴を設けたことを特徴とする保護
機能を有するプリント基板。 - (2)銅箔の溶断部分に安全規格上問題を生じないよう
にジャンパ線を接続して回路を再生することを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の保護機能を有す
るプリント基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16872878U JPS5834767Y2 (ja) | 1978-12-07 | 1978-12-07 | 保護機能を有するプリント基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16872878U JPS5834767Y2 (ja) | 1978-12-07 | 1978-12-07 | 保護機能を有するプリント基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5584977U JPS5584977U (ja) | 1980-06-11 |
JPS5834767Y2 true JPS5834767Y2 (ja) | 1983-08-04 |
Family
ID=29170141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16872878U Expired JPS5834767Y2 (ja) | 1978-12-07 | 1978-12-07 | 保護機能を有するプリント基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834767Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-07 JP JP16872878U patent/JPS5834767Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5584977U (ja) | 1980-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6198376B1 (en) | Safety device for electric circuit | |
US5099219A (en) | Fusible flexible printed circuit and method of making same | |
JP2006511930A (ja) | 電子式自動車制御装置用のプリント回路基板 | |
JPS5834767Y2 (ja) | 保護機能を有するプリント基板 | |
JP3466042B2 (ja) | プリント回路板及びヒューズ付プリント回路板の形成方法 | |
JP2000003662A (ja) | 電気回路基板 | |
JPS5823138A (ja) | ヒユ−ズ回路板 | |
JPS5919361A (ja) | 半導体装置 | |
JP2567451B2 (ja) | ヒューズ付プリント基板 | |
US5904582A (en) | Structure for altering bus bar circuits | |
JPS5911695A (ja) | 混成集積回路装置 | |
CN217641192U (zh) | 熔断器以及保险丝 | |
JPH0513205A (ja) | 過電流過電圧保護素子 | |
JPH09190923A (ja) | プリントインダクタ | |
JPS61181120A (ja) | ヒュ−ズ付き固体電解コンデンサ | |
JPH0751761Y2 (ja) | 抵抗・温度ヒューズ複合体の回路基板への取付構造 | |
JPS5877201A (ja) | セラミツクバリスタ | |
JP3285130B2 (ja) | ブスバーの接続構造 | |
JPS6022532Y2 (ja) | 温度ヒユ−ズ | |
JP2001237513A (ja) | タンタルコンデンサにおけるプリント基板との接続装置 | |
JPS6028207A (ja) | 抵抗器 | |
JPS5858703A (ja) | セラミツクバリスタ | |
JPH05251287A (ja) | ヒューズ付き固体電解コンデンサ | |
JPS59105755U (ja) | 電気機器の保護装置 | |
JPS63252412A (ja) | 保安装置付コンデンサ |