JPS5834730Y2 - 二次元制御装置 - Google Patents

二次元制御装置

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JPS5834730Y2
JPS5834730Y2 JP18318679U JP18318679U JPS5834730Y2 JP S5834730 Y2 JPS5834730 Y2 JP S5834730Y2 JP 18318679 U JP18318679 U JP 18318679U JP 18318679 U JP18318679 U JP 18318679U JP S5834730 Y2 JPS5834730 Y2 JP S5834730Y2
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JP
Japan
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control device
magnet
rod
magnetic
operating rod
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Expired
Application number
JP18318679U
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English (en)
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JPS56101611U (ja
Inventor
喜光 石飛
興平 藤井
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は操縦杆、特に摺動接点のない無接触形の二次元
制御装置に関する。
一般にCRTディスプレイのカーソル制御、TVゲーム
、及び模型飛行機等の二次元制御は、第1図に示すよう
な操縦杆1が用いられている。
この操縦杆1はX及びYの2個の固定トランスデユーサ
2及び3を持ち杆4が零の位置で夫々X、Y平面に正対
するように構成されている。
即ち、杆4はX、Y2方向に自由に回転出来、Z軸と一
致したとき各固定トランスデユーサ軸サ3の出力が零と
なるものである。
そして杆4がZ軸から変位すると、杆4のX及びY方向
のかん角成分を夫々のトランスデユーサ軸2a、3aの
回転角に分解し、電気出力信号を発生するようにしてい
る。
しかしながら、このような構造の操縦杆1は、杆4の動
きをベアリング5や保合ピン6及びクランク7等の機構
部品により機械的にX、Y成分に分解し固定トランスデ
ユーサ軸2a、3bを回転させて行うものであるから、
構造が複雑となり、動作が円滑に行い難い欠点があった
又、一般にトランスデユーサ軸、3はボリュウム等の可
変抵抗器を用いるため、摺動ノイズを生じたり、摩耗に
より短寿命となる欠点を有しており、品質面や操作上の
改善が要望されていた。
本考案は以上に鑑み提案されたもので、摺動ノイズや摩
耗部分を無くして信頼性の高い二次元制御装置を提供す
る。
本考案に係る二次元制御装置は一対の磁気抵抗素子が、
互に素子面を直交して配置される。
そしてこれらの磁気抵抗素子と対向した位置に、操作杆
に取付けられ一対の磁極を有する永久磁石が、前記素子
面と磁石の磁軸を自由に傾斜して回転出来るように支持
され、いわゆる歳差運動が出来るように配置される。
従って操作杆をX、Y方向に変位すると永久磁石の磁極
がこれに対応して磁極の中心の回りを回転する。
そしてこの磁極の回転により、直交配置された一対の磁
気抵抗素子に入射する磁界の入射角が変位して、操作杆
のX、Y方向の変位に対応した出力が夫々の磁気抵抗素
子に出力される。
以下本考案の実施例を図面と共に詳述する。
第2図及び第3図は本考案に係る二次元制御装置11で
、図に於いて、12は一端に取手12aを有した非磁性
体の操作杆、13はこの操作杆12の他端に取付けられ
た球面状の磁石体で、一対の磁極(N極及びS極)が操
作杆12の軸方向に形成されている。
14は磁石体13を保持する箱形形状の非磁性体の受台
で、その上方中央部に上記磁石体13が嵌合して挿着さ
れるスライド面15が球面状に形成されている。
このスライド面15は、図示する様に、球面上部及び下
部が欠損して形成されていて、操作杆12を操作するこ
とにより磁石体13を、その磁軸が図示するθaの範囲
内を自由に回転させて磁軸の回りを回転出来るようにな
っている。
又受台14の上方は、四分割した切り込み16が形成さ
れていて、磁石体13の受台14への挿着を容易にして
いる。
この受台14の側面には、はは゛正方形に形成された相
隣る面に一対の磁気抵抗素子17.18が配置されてい
る。
この磁気抵抗素子17又は18は、例えば第4図に示す
ような、絶縁基板上に鉄−ニッケル箔膜からなる4個の
MRストライプ19を互に直交するように配置しブリッ
ジ回路を構成したものを用いる事が出来る。
そしてこれらの磁気抵抗素子17.18を、第5図に示
すように、その両端が抵抗Rを介して接地された直流電
源Eに、夫々の磁気抵抗素子17.18の電源端子φ□
、φDを接続して電圧■0を印加しておく。
すると磁気抵抗素子17(又は18)の出力端子φ。
に、次式に示す出力が得られる。
Vout = 4Vo a sin 2θ8(又はθ。
)但し、ここで08(又はθ。
)は磁気抵抗素子17(又は18)に入射する磁界Hの
入射角度θ、αは磁気抵抗素子の抵抗変化率で、実施例
では磁界Hの強度が300e以上あればαは0.02以
上が得られている。
ところで本案構成によれば磁気抵抗素子17.18は夫
々磁石体13の磁極を三等分する位置、つまり磁極の中
心からほぼ等しい位置で互に直行した面上に配置され、
且つ磁石体13の磁極が、両磁極の中心の回りを回転す
るから、両磁気抵抗素子17.18に入射する磁界Hの
強さは、操作杆12の回動操作に拘わらず常に一定の磁
界強度で、その角度が操作杆12の回動角度に対応した
X、Y方向に分離されて両磁気抵抗素子17.18に付
与される。
従って、操作杆12をZ軸からX、Y軸の任意の方向に
回動操作するとき、この操作杆12に取付けられた磁石
体13がこれに対応して回転し、この磁石体13の傾き
が磁気抵抗素子17.18によりX。
Y方向に分離して出力される。
尚上記実施例に於いて、磁石体13は球面状のものを用
いたが、外形を球面の一部に形成したものを用いること
が出来、要は直交配置した一対の磁気抵抗素子に対向し
た位置で、磁石体を歳差運動させる構造のものであれば
同様の効果を奏する。
本考案は以上のように、互に直交する面上に配置された
一対の磁気抵抗素子とこれらの素子とほぼ直交して交叉
する位置に一対の磁極を有する永久磁石を歳差運動出来
るように配置したから、動作機構が簡素化され、非接触
形の信頼性の高い二次元制御装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の二次元制御装置の斜視図、第2図は本考
案の一実施例の二次元制御装置の上面図、第3図は第2
図のIII−III線から見た断面図、第4図は第2図
に用いる磁気抵抗素子の構成国、第5図は第4図の配線
図である。 11・・・・・・二次元制御装置、13・・・・・・磁
石体、17.18・・・・・・磁気抵抗素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直交して配置された2個の磁気抵抗素子とこれらの素子
    とほぼ直交して交叉する位置に配置された磁石体とを具
    備し、前記磁石体を歳差運動させることを特徴とする二
    次元制御装置。
JP18318679U 1979-12-28 1979-12-28 二次元制御装置 Expired JPS5834730Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18318679U JPS5834730Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 二次元制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18318679U JPS5834730Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 二次元制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56101611U JPS56101611U (ja) 1981-08-10
JPS5834730Y2 true JPS5834730Y2 (ja) 1983-08-04

Family

ID=29693495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18318679U Expired JPS5834730Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 二次元制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2503135Y2 (ja) * 1990-03-26 1996-06-26 川崎重工業株式会社 建設機械用の電気ジョイスティック装置

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Publication number Publication date
JPS56101611U (ja) 1981-08-10

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