JPS5834326B2 - 自動結束機 - Google Patents

自動結束機

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JPS5834326B2
JPS5834326B2 JP51026040A JP2604076A JPS5834326B2 JP S5834326 B2 JPS5834326 B2 JP S5834326B2 JP 51026040 A JP51026040 A JP 51026040A JP 2604076 A JP2604076 A JP 2604076A JP S5834326 B2 JPS5834326 B2 JP S5834326B2
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JP
Japan
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flexible
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JP51026040A
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JPS52110194A (en
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満男 西川
淳 前森
英夫 保坂
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MATSUKUSU KK
Original Assignee
MATSUKUSU KK
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Publication date
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Priority to DE2705418A priority patent/DE2705418C2/de
Priority to FR7704430A priority patent/FR2360468A1/fr
Priority to CA271,981A priority patent/CA1055384A/en
Priority to GB725677A priority patent/GB1562333A/en
Priority to US05/770,898 priority patent/US4094342A/en
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Publication of JPS5834326B2 publication Critical patent/JPS5834326B2/ja
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  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエンドを有する長尺体若しくはエンドレスの長
尺体をヒモ等の比較的腰の弱い可撓体によって自動的に
結束する際に使用される自動結束機構を制御する結束制
御回路に関し、特に電線束、針金束若しくは繊維束等の
線材束を結束する際(こ作動させて有用なものである。
従来、ケーブルハーネスの結束は例えば自動電話交換装
置、航空機若しくは自動車の電気配線等の電気装置の各
ユニットを電気的に接続する際(こ必要なものであり、
このケーブルハーネスの結束作業はほとんどが人手によ
って行われており、たこ糸あるいはナイロン繊維ヒモ等
を少くとも2回以上巻きつけ、その両端を固く締めつけ
て巻き結び等の形式(こよって結束している。
このよウナ従来方法では、細いヒモを固く締め付け、こ
の緊縛状態を保持するため、それぞれ各回毎の結び作業
において実測によれば5〜10kg以上の締め付は力を
必要とし、作業者の手を傷めるばかりか、その熟練度に
より結束状態に大きな差異を生じ、しかも作業能率が極
めて低いという欠陥があった。
このような手作業に伴う欠陥を改良するために結束材料
として終端部に締め付はリング部を有する帯状のプラス
チック成型品を引締め用器具(こ装着して単に一回だけ
被結束物に巻き付け、上記締め付はリング部に帯状プラ
スチック成型品の先端部を目通しして引締め用器具【こ
まって締め付けることにより一定の力で結束する方法が
考案されて一部において使用されている。
この方法は作業能率、作業のムラ等に対して一つの解決
策を示すものであるが、この方法に必要とされる帯状プ
ラスチック成型品が高価であるため複雑な電気装置等に
多量の結束個所がある場合には極めてコスト高となり、
経済性の面で従来のたこ糸あるいはナイロンヒモ等に対
し極端に劣る欠点があった。
本発明の目的は相対的に安価な材料であるナイロンヒモ
等の比較的腰の弱い可撓材を使用して線材束等を自動的
に結束する装置の制御回路を提供することである。
本発明に係る自動結束機は、上述の目的を達成するため
に、被結束体を結束する可撓体をローラの回転により移
送せしめる可撓体移送機構と、この可撓体移送機構のロ
ーラを正逆回転駆動する電動モータと、上記可撓体を可
撓体導入路を経由して上記被結束体の回りに結び目を形
成するように周回させ可撓体繰り出し路から繰り出すガ
イド溝が形成された環体ガイド部材と、この環体ガイド
部材の可撓体繰り出し路から繰り出される可撓体の先端
を把握するとともに上記環体ガイド部材に対して移動自
在な可撓体把握機構と、この可撓体把握機構によって上
記可撓体の先端が把握されたことを検知する検知手段と
、上記被結束体の結束に使用された可撓体の結束部分以
外の部分を切断する可撓体切断機構と、上記可撓体把握
機構を上記可撓体繰り出し路から遠ざける方向に移動さ
せるソレノイドとを備えるとともに、トリガースイッチ
の操作により上記電動モータを起動して上記可撓体移送
機構のローラを正回転させ可動体を上記環体ガイド部材
の可撓体導入路に送り込み被結束体の回りに周回させ、
上記可撓体把握機構が上記可撓体の先端を把握すると上
記検知機構の検知出力により上記ローラの回転を逆回転
に切換え制御して上記可撓体を逆方向に移送し被結束体
(こ対する1次締め作業を行ない、この1次締め作業に
よる可撓体の引締め抵抗の上昇fこ応じて増加する上記
電動モータの駆動電流を検知し、その検知出力により上
記電動モータの駆動を停止させるとともに上記ソレノイ
ドを駆動し、上記ソレノイドの駆動により上記可撓体把
握機構を移動させ上記可撓体の2次締め作業を行ない、
該2次締め作業終了後に上記可撓体切断機構を作動せし
めるようにした駆動制御手段を設けたことを特徴とする
ものである。
以下、本発明の好適な実施例を第1図ないし第10図に
基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明に係る自動結束機の一実施例の全体の構
成を示すものである。
この第1図において、ガンタイプの基体1の先端部位に
は円環体状の環体ガイド部材2が取付けられている。
この環体ガイド部材2は環体ガイド要素3,4から成る
この環体ガイド要素3,4は環体ガイド部材2を二分割
して半環体状に形成されているが、この形状は限定的な
ものではなく、環体ガイド要素3の方が環体ガイド要素
4よりも相対的に小さい環部分となっていてもよいし、
または、その逆の関係になっていてもよい。
環体ガイド部材2は、この環体ガイド部材2の全般に亘
ってほぼ同一の曲率となるように形成されている方が好
ましいが、第1図に示すよう【こ案内路としてのガイド
溝5のガイド面部がほぼ同一の曲率となるように形成さ
れれば、十分所期の効果を得ることができる。
案内路としてのガイド溝5は環体ガイド要素4に具えら
れた平行溝6と環体ガイド要素3に具えられた交差溝7
とからなる。
このガイド溝5の詳細は第3図および第4図に示されて
いる。
平行溝6は環体ガイド要素4の内周壁8から一様な深さ
にあるガイド面底部9を有している。
このガイド面底部9の切口断面は第4図に示すような交
差溝7の場合と同じ様に半円形状に形成され、中央孔1
0に向ってガイド面底部9の径に等しい幅を有して延び
る平行壁部11を介して開口している。
従って、環体ガイド要素4に設けられている平行溝6の
ガイド面底部9の曲率は、この環体ガイド要素4の全体
に亘っていずれの部分lこおいても等しくなり、ガイド
面底部9は中央孔10に対して同心の半円形状を成して
いる。
一方、交差溝7は第1図、第3図おいて第4図から理解
できるように、交差部分番こおいて例えばガイド溝要素
12.13はガイド溝要素24に対して浅くすっていて
、これらの交差点15.16において中断している。
従って、ガイド溝要素24、ガイド面底部17の曲率は
交差点15゜16を含む部分において大きくなっている
しかしながら、ガイド面底部17の曲率の変化は極めて
滑らかであって、環体ガイド部材2を全体的に見た場合
、はとんど同一の曲率によってガイド面底部9,17が
連続しているといえる。
これによって、可撓体18はガイド溝5のいずれかの部
分によって中央孔10の方へ剥離することがない。
このため、交差溝7においてもガイド面底部17から中
央孔10に連絡する平行壁部19の幅をガイド面底部1
7の径と同じ大きさにして、中央孔10に向って狭くな
るようにする必要がない。
可撓体18は基体1の長手方向後方にある図示しない可
撓体マガジンから巻き出され、必ずしも常時、ガイド面
底部9,17に沿って送られる訳ではなく、平行壁部1
1,19)こも若干接触しながらこれに沿って送られる
ことになるから実際にガイド溝5に現われる曲率の変化
は更に小さくなる。
次にガイド溝5の詳細を第3図に基づいて説明する。
環体ガイド要素3の肉厚部20を穿孔して形成された可
撓体導入路21は、一度、図中左側に膨出するように形
成された湾曲部22aを有し、図中、中央孔部10の右
下部に到るガイド溝要素12に連続している。
このガイド溝要素12は環体ガイド要素4の平行溝要素
22に連続している。
この平行溝要素22は環体ガイド要素4の、図中、右下
部位に位置する端口23aによって環体ガイド要素3の
ガイド溝要素24の端口23bに接続される。
ガイド溝要素24は環体ガイド要素3の左下部に向って
ほぼ斜行するように形成され、先ず、ガイド溝要素13
に、より深くなるように交差し、次いで、ガイド溝要素
12に、より深くなるように交差し、端口26aによっ
て環体ガイド要素4の平行溝要素27の端口26bに接
続する。
この平行溝要素27は端口28aによって環体ガイド要
素3の、図中、左上部位に位置するガイド溝要素13の
端口28bに接続される。
このガイド溝要素13は、先ず、ガイド溝要素12に対
してより深くなるように交差し、次いで、ガイド溝要素
24に対してより浅くなるように交差し、最後に、ガイ
ド溝要素12に対してより浅くなるように交差して可撓
体繰り出し路29に連続−している。
この交差部の斜視図を第4図に示す。
この第4図ではガイド溝要素24が、ガイド溝要素13
、およびガイド溝要素12のいずれに対してもより深く
なっている。
環体ガイド要素3と環体ガイド要素4とはヒンジ31に
よって相対的に開閉自由となるように組合わされている
環体ガイド要素3にはアーム32が取付けられていて、
例えば第5図に示すような被結束体33を中央孔10に
挿入する時、および中央孔10から取列す時に開くよう
に駆動される。
環体ガイド要素4にはアーム37が取付けられていて、
このアーム37によって直接的には環体ガイド要素4が
振動駆動され、環体ガイド要素4のみ振動駆動されても
、又は環体ガイド部材2全体が振動駆動されてもよい。
振動駆動手段として第1図には偏心軸38を採用する方
法が図示されているが、通常使用される振動発生手段を
用いることができる。
アーム32によってヒンジ31を回動軸として環体ガイ
ド要素3を開閉することにより、特に電気機器に組込ま
れたケーブルハーネス等のエンドレスの長尺体を中央孔
10に収容することが可能になる。
上記振動駆動によって可撓体18はガイド溝5に沿って
、短時間のうちにスムーズに可撓体繰り出し路29の方
へ送られる。
中央孔1(Iこ出入自由となるように、カッタ78が設
けられていて、結束後2ケ所で切断するようになってい
る。
環体ガイド要素3と環体ガイド要素4とはヒンジ31に
よって開閉自由となるように構成されなくても、これら
環体ガイド要素3,4が互いにラジアル方向に移動自由
となるように例えばバネ等の手段によって支持されてい
てもよい。
この場合には、エンドレスの長尺体を中央孔10に収容
するためのラジアル方向許容移動幅を振動駆動のための
ラジアル方向許容移動幅より大きくなるようシこ別個に
設定ずればよい。
エンドを有する被結束体を結束する場合には、環体ガイ
ド部材2を大きく開閉しないように構成することが可能
である。
環体ガイド要素3の開閉端部3aの近傍には可撓体18
の繰り出し路29が肉厚部20を貫通して中央孔部10
の接線方向に延設され、環体ガイド要素3の舛方に向っ
て開口している。
上記可撓体導入路21の近傍、すなわち、第1図中、ヒ
ンジ31の右側位置にはローラ35a。
35b、35c、35dの組合せ、および可撓体導入管
35eからなる可撓体移送機構35が配置されている。
また、可撓体繰り出し路29の近傍であって、第1図中
、環体ガイド要素3の上方位置には可撓体18を把握す
るための可撓体把握機構36が配置されている。
中央孔10(こ対して出入自由に一組のカッタ78が配
置されている。
可撓体移送機構35のローラ35dには、このローラ3
5dの軸34に同軸的(こかさ歯車39が一体的に取付
けられ、このかさ歯車39に電動モータ40の動力軸4
1に一体的に取付けられたかさ歯車42が噛合している
軸34には電磁ブレーキ48が具えられている。
この噛合関係は電動モータ40の回転を減速する減速関
係である。
動力軸41には同時にかさ歯車43が一体に取付けられ
ている。
このかさ歯車43は振動発生用かさ歯車44bに噛合し
ている。
この関係は増速関係である。
振動発生用かさ歯車44bには偏心軸38が取付けられ
ていて、この偏心軸38はアーム37が組合されている
このアーム37によって環体ガイド要素4が振動駆動さ
れる。
電動モータ40と動力軸41との間には正転用電磁クラ
ッチ70と逆転用電磁クラッチ71とが介装されている
かさ歯車43と動力軸411こは図示しない一方向りラ
ンチを介在させて電動モータ40が逆転する場合【こか
さ歯車43がこの動力軸41に対してフリーとなるよう
にして、環体ガイド部材2の振動1駆動を停止するよう
にしてもよい。
電動モータ40の上部位置(こはソレノイド44が基体
1に固定されており、この基体1の長手方向にロッド4
5を進出および後退駆動させる。
このソレノイド44は図示しないスプリングによって元
の位置に復帰する。
ロッド45は最も進出した時に、はぼ環体ガイド要素4
に設けられている可撓体繰り出し路29のほぼ上方位置
にある。
このロッド45の先端部位に可撓体把握機構36および
可撓体把握検知スイッチ46を固定している。
この検知スイッチ46はa接点67およびb接点66を
有し可撓体把握機構36の爪36a【こよって操作され
る。
従って、可撓体18がこの可撓体把握機構36cこ挾み
込まれると、検知スイッチ46はb接点66からa接点
67の方へ切換えられる。
基体1のグリップ部49には自己復帰型のトリガスイッ
チ50の操作用押し棒51が、このグリップ部49の前
面52方向【こ突出している。
このグリップ部49の前面52にはブラケット53を介
してトリガレバ−54が装着さイユている。
トリガレバ−54の基端部55はブラケット53に支持
された支持部56より若干離れた点に位置している。
この基端部55はアーム32に回動自由に連結されてい
る。
従って、例えばトリガレバ−54をグリップ部49(こ
引き付けるように操作すると、アーム32が基体1の長
手方向に沿って前方へ押された後トリがスイッチ50の
押し棒51を押すように機能する。
第6図には、三重結びをするための環体ガイド部材2a
が示しである。
この実施例の自動結束機では、上述の如く環体ガイド部
材2を振動1駆動することによって、四重結びおよび五
重結び等まで可能となる。
次に、この実施例における自動結束機の1駆動制御回路
について詳述する。
第7図において、トリガスイッチ50はa接点を有する
スイッチであって、一端子57は図示しない電源に接続
されている。
この電源の電圧としてはA C,100Vで十分である
端子58は電動モータ40の端子60、電磁リレー73
のRICの端子59および直流電源RCFの端子61に
接続されている。
この直流電源RCFは、回路中に使用される電磁リレ一
群を駆動するための電源となるものであって、整流器が
使用されている。
電動モータ40に対して直列に電に’JレーCRが接続
されている。
この電流リレーCRは電動モータ40を流れる電流が一
定値を超えると作動してa接点CR1が閉じるように作
動する。
電磁リレー73のa接点R1Clこは直列にソレノイド
44が接続されている。
直流電源RCFの他端子62は図示しない交流電源(こ
接続されている。
直流電源RCFの一端子63は可撓体把握検知スイッチ
46の一端子65に接続されている。
この可撓体把握検知スイッチ46はa接点67およびb
接点66を有している。
a接点67(こは、電磁リレー73のb接点68、a接
点72、電流IJL/ −CRのa接点CR1および電
磁リレー73の自己保持用接点69の一端が接続されて
いる。
可撓体把握検知スイッチ46のb接点66)こは正転用
電磁クラッチ70が直列に接続されている。
b接点68には逆転用電磁クラッチ71が直列に接続さ
れている。
このb接点68と機械的に連動するa接点72(こは電
磁ブレーキ48が直列に接続されている。
a接点CR1Gこは電磁リレー73が接続されている。
自己保持用接点69はa接点CR1に対して並列となっ
ている。
以上の如く各回路要素の接続関係を説明した駆動制御回
路の作動について工程順に説明する。
第7図はこの結束作業の初期状態を示す。
まず、被結束体33を中央孔10内に収容してトリガレ
バ−54をグリップ部49の方へ引き付けると、このト
リガレバ−54は支持部56を中心【こして回動し、ア
ーム32が基体1の長手方向の前方【こ伸出し、環体ガ
イド要素3がヒンジ31を中心にして環体ガイド部材2
を閉じるよう(こ作動する。
この間、トリガレバ−54がトリガスイッチ操作用押し
棒51を押すとトリガスイッチ50は閉じられて電動モ
ータ40が起動する。
このときには、正転用電磁クラッチ70は可撓体把握検
知スイッチ46のb接点66を通じて、直流電源RCF
より電流を供給されているから、動力軸41は正転し、
かさ歯車39が回転して可撓体移送機構35が作動し可
撓体18を可撓体導入路21に送りこむ。
一方、動力軸41.かさ歯車43、振動発生用かさ歯車
44の回転、およびアーム37によって環体ガイド音附
−2を振動駆動する。
この間、可撓体18は可撓体マガジンから巻き出されな
がら可撓体移送機構35の強制的送り込み力と環体ガイ
ド部材2の振動(こよる共働作用によって、ガイド溝5
に沿って周回しながら送られ、可撓体繰り出し路29か
ら繰り出される。
この可撓体18の先端が可撓体把握機構36に把握され
ると、可撓体把握検知スイッチ46の押し棒47が押さ
れて、b接点66からa接点67に切換えられ、正転用
電磁クラッチ70が遮断され、逆転用電磁クラッチ71
が電動モータ40と動力軸41とを連結作動する。
この結果、動力軸41は逆転方向に回転し、可撓体移送
機構35から可撓体18が送り戻されて、環体ガイド部
材2の中央孔10内で被結束体33の周囲に巻き付く。
この巻き付きが終了すると、可撓体18の引締め抵抗が
急上昇するため、電動モーフ40の電流が増大する。
この電流増加(こよって電流リレーCRが作動し、a接
点CR1を閉じる。
このa接点CR1の閉路によって電磁リレー73が作動
し、自己保持用接点69を閉じ、自己保持すると同時に
連動す接点68は開路し連動a接点72は閉路する。
この結果、逆転用電磁クラッチ71が電動モーフ40と
動力軸41とを遮断すると同時に電磁ブレーキ48が作
動して、可撓体18はいわゆる一次締めの状態で保持さ
れる。
この間、電磁リレー73のa接点R1Cも閉じるように
作動するから、ソレノイド44がロッド45を基体1の
長手方向後方へ後退するよう(こ作動する。
この作動がいわゆる二次締めである。この後退作動中に
カッタ78が作動して2ケ所で可撓体18を切断する。
この後、トリガレバ−54を解放するとトリガスイッチ
50が開路され、ソレノイド44はバネの力(こよって
元の状態に復帰する。
その工程中で、可撓体18の断片を可撓体把握機構36
より除去することにより、可撓体把握検知バルブ46が
元の状態に復帰する。
この結果、駆動制御回路全体は初期状態に復帰する。
この結束作業によれは、例えば長尺体のエンドの近くで
この長尺体の周囲に巻きつかず、失敗しても第5図に示
すような巻き付き方では結ばれて了うことがない。
第8図ないし第10図には本発明に係る自動結束機(こ
適用される駆動制御回路の他の実施例を示す。
第8図に示す実施例においては、電磁ブレーキ48と並
列に電磁リレー74が接続され、この電磁リレー74の
b接点75がb接点6Bに代置されている。
しかも、b接点75とa接点84とは相互に独立に駆動
されるような関係にある。
このような接続関係を有する回路の作動fこついて説明
すれば以下の通りである。
可撓体18の弓締め抵抗が急上昇すると、電流モータ4
0を流れる電流が増大し、この電流増大を検知して電流
リレーCRが作動しa接点CR1を閉じる。
このa接点CR1の閉路によ′つて電In l)レーア
3が作動し、自己保持用接点69を閉じ自己保持すると
同時にa接点84を閉じる。
この結果、電磁ブレーキ4Bが作動するとともに電磁リ
レー74が作動してb接点75を開路するように駆動す
る。
すなわち、電磁ブレーキ48が作動した後で、逆転用電
磁クラッチ71が遮断作動することが理解される。
このように、電磁ブレーキ48を素早く働かせることに
よって、逆転用電磁クラッチ71に対する電磁ブレーキ
48の作動遅れに起因する可撓体把握機構36と可撓体
繰り出し路29との間に生起する可撓体18のたるみを
除去してソレノイド44による二次締めを短いストロー
クで効果的に行うことが可能となる。
第9図に示す実施例においては、電動モータ40および
電流リレーCRとが直列に接続された回路に対して並列
に表示手段としてのランプ76が接続され、電動モーフ
40とこのランプ76との間にはa接点77とb接点7
9とを有するランプ点灯用スイッチ80が設けられてい
る。
b接点79が電動モータ40の一端子60)こ接続され
、a接点77がランプ767こ接続されている。
このランプ点灯用スイッチ80はロッド45の最後退位
置において切換えられるように駆動される。
従って、二次締め作業が終了し、カッタ78によって切
断された後でランプ76は点灯することになり、作業確
認ランプとしての機能を果す。
第10図に示す実施例においては、トリガスイッチ50
と電動モータ40の一端子60との間に電磁リレー81
のb接点82が介在している。
この電動モータ40および電流リレーCRを含む回路に
並列(こランプ83と電磁リレー81のb接点85とが
直列接続された回路が並列に接続されている。
更に、操作スイッチ86と電磁リレー81とが直列接続
された回路が並列に接続されている。
この操作スイッチ86はロッド45が最も後退した位置
において、閉路するように作動する。
このような回路によれば、ランプ83は駆動制御回路に
電源が供給されたときに点灯するパワーランプとして機
能するとともに、可撓体18の二次締めが終了し、カッ
タ78によって可撓体18が切断された後で、ロッド4
5によって操作スイッチ86が開路操作されるから消灯
し、この機能によって作業完了の確認ランプとしての機
能を兼ねていることになる。
上述の実施例の説明から明らかなように、本発明に係る
自動結束機によれば、従来、極めて困難とされていたケ
ーブルハーネス作業を自動化することができ、安価な結
束材料にて確実に且つ効率的(こ結束作業を行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の自動結束機の全体を示す説
明図、第2図は上記自動結束機の底面図、第3図は環体
ガイド部材を展開して中央孔方向から視た図、第4図は
環体ガイド要素の交差溝の関係を示す部分斜視図、第5
図は被結束体を可撓体によって結束した状態を示す斜視
図、第6図は三重結びに使用される環体ガイド要素を展
開して中央孔方向から見た図、第7図は上記実施例にお
ける駆動制御回路の回路接続図、第8図ないし第10図
は上記実施例に適用される駆動制御回路の他の例を示す
回路接続図である。 2・・・・・・環体ガイド部材、5・・・・・・ガイド
溝、18・・・・・・可撓体、21・・・・・・可撓体
導入路、29・・・・・・可撓体繰り出し路、33・・
・・・・被結束体、35a。 35b 、35 c 、35d=ローラ、35・・・・
・・可撓体移送機構、36・・・・・・可撓体把握機構
、40・・・・・・電動モータ、44・・・・・・ソレ
ノイド、46・・・・・・可撓体把握検出スイッチ、5
0・・・・・・トリガスイッチ、70.71・・・・・
・電磁クラッチ、78・・・・・・カッタ、CR・・・
・・・電流リレー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被結束体を結束する可撓体をローラの回転により移
    送せしめる可撓体移送機構と、この可撓体移送機構のロ
    ーラを正逆回転駆動する電動モータと、上記可撓体を可
    撓体導入路を経由して上記被結束体の回りに結び目を形
    成するように周回させ可撓体繰り出し路から繰り出すガ
    イド溝が形成された環体ガイド部材と、この環体ガイド
    部材の可撓体繰り出し路から繰り出される可撓体の先端
    を把握するとともに上記環体ガイド部材に対して移動自
    在な可撓体把握機構と、この可撓体把握機構によって上
    記可撓体の先端が把握されたことを検知する検知手段と
    、上記被結束体の結束【こ使用された可撓体の結束部分
    以外の部分を切断する可撓体切断機構と、上記可撓体把
    握機構を上記可撓体繰り出し路から遠ざける方向(こ移
    動させるソレノイドとを備えるととも(こ、トリガース
    イッチの操作により上記電動モータを起動して上記可撓
    体移送機構のローラを正回転させ可撓体を上記環体ガイ
    ド部材の可撓体導入路lこ送り込み被結束体の回りに周
    回させ、上記可撓体把握機構が上記可撓体の先端を把握
    すると上記検知機構の検知出力により上記ローラの回転
    を逆回転(こ切換え制御して上記可撓体を逆方向に移送
    し被結束体に対する1次締め作業を行ない、この1次締
    め作業による可撓体の引締め抵抗の上昇に応じて増加す
    る上記電動モータの駆動電流を検知し、その検知出力に
    より上記電動モータの駆動を停止させるとともに上記ソ
    レノイドを駆動し、上記ソレノイドの駆動により上記可
    撓体把握機構を移動させ上記可撓体の2次締め作業を行
    ない、該2次締め作業終了後tこ上記可撓体切断機構を
    作動せしめるようにした駆動制御手段を設けたことを特
    徴とする自動結束機。
JP51026040A 1976-02-21 1976-03-12 自動結束機 Expired JPS5834326B2 (ja)

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FR7704430A FR2360468A1 (fr) 1976-02-21 1977-02-16 Appareil pour ligaturer un faisceau d'elements tels que des fils electriques
CA271,981A CA1055384A (en) 1976-02-21 1977-02-17 Automatic binder
GB725677A GB1562333A (en) 1976-02-21 1977-02-21 Automatic binder
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4023280Y1 (ja) * 1964-07-03 1965-08-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4023280Y1 (ja) * 1964-07-03 1965-08-09

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