JPS5834293A - 自動変速機のスピードメータ歯車の潤滑油供給構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、Ｉｌ滑油供給構造に係り、更に詳細には自動
車用変速機等に於て軸部材の周りに装着された自車の如
き部材へ潤滑油を供給する構造に係る。

自動車用変速機等に於ては、軸部材０周りに骸看された
１串の如き部材へ前記軸部材に形成された油孔を経て潤
滑油を供給することが行われている。この場合、油孔は
軸部材の中心部をその軸線方向に沿って前記部材が装着
されている軸線方向位置近傍にまで延在したのち該軸線
方向位置にて該軸部材の局面に開口するポートへ連通し
、油孔に供給された潤滑油は該油孔を経て前記ポートよ
り前記部材へ向けて流出し、該部材のｉｕｔを行う。

潤滑すべき部材の軸線方向取付位置が油孔に対する潤滑
油供給ポートより軸線方向に隔たうているほど前記油孔
の軸線方向長さが長くなり、核油孔の孔明は加工長が長
くなり、加工時間の増加、孔明は工具の寿命低下及び加
工精度の低下が生じる。

軸部材の周りに成る部材が装着され、その部材の一側に
互に軸線方向に隣接して真情すべき部材が前記軸部材の
周りに装着され、そのＩ！滑すべき部材より前記成る部
材に近い側から油孔が延びていて潤滑油が供給される場
合、軸部材に穿設されている油孔のみでｌｌ１ＩＩ油を
被Ｓ＋＊部材まで導こうとすると、油孔は前記成る部材
が装着されている軸線方向位置を貫通したのち前記潤滑
すべき部材が装着されている軸線方向位置近傍まで延在
しなければならず、この場合、油孔の軸線方向長さが長
くなる。

本発明は、軸部材の周りに互に軸線方向に隣接して装着
された第−及び第二の部材のうちの前記第二の部材へ前
記軸部材に形成された油孔を経てＳＳｔ油を供給する構
造にして、前記油孔の軸輪方向長さを短縮でき、加工性
に優れた潤滑油供給構造を提供することを主たる目的と
している。

本発明の他の一つの目的は、前記第一の部材を有効に利
用して潤滑油供給通路を構成することにより追加の部材
や追加の加工を要することなく前記油孔の軸線方向長さ
を短縮することができる調理油供給構造を提供すること
である。

これらの目的は、本発明によれば、上述の如きｍ滑油供
給構造にして、前記油孔は前記第二の部材より前記第一
の部材に近い側から前記第一の部材が装着されている軸
線方向位置まで延在したのち該軸線方向位置にて該軸部
材の局面に開口するポートへ連通し、前記第一の部材は
前記ポートを囲み、前記軸部材の周面との間に前記ポー
トより前記第二の部材へ油を導く通路空間を郭定するよ
う構成されている如きｌ！滑油供給構造によって達成さ
れる。

かかる構成によれば、第一の部材によってこれと軸部材
の局面との間に潤滑油供給用の通路空隙が設けられるこ
とにより、その通路空隙の軸線方向長さ分だけ軸部材に
設ける油孔の軸線方向長さを短縮でき、核油孔の加工性
が向上する。

以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。

第１図は本発明にょる潤滑油供給構造が実施された車輌
用変速機の特にエクステンションハウジング部分を示す
縦断面図、第２図及び第３図は第１図に翰■−■及び■
−■に沿う断面図である。

図に於て、１は一般に変速機のギヤケースの後部に装着
されるエクステンションハウジングを示しており、咳エ
ク・ステンションハウジング内の中心部に変速機の出力
軸２が延在している。出力軸２はその後端部にスプライ
ン結合されたブ０ペラシャフトスリーブヨーク３にて軸
受ブツシュ４を介してエクステンションハウジング１に
回転自在に支持されている。またエクステンションハウ
ジング１の後端部にはこれと出力軸２の問を液密にシー
ルするオイルシール部材５′が取付けられている。

エクステンションハウジング１内に位瞳する出力軸２の
外周には車速検出用のＯ−夕部材６とスピードメータド
ライブ歯車７とが二つのスナップリング８ａ及び８ｂに
よって互に軸線方向に隣接して装着されている。ロータ
６はそのキー溝９に係合した牛用キー１０によって出力
軸２に対し層止めされ、またドライブ歯車７はそのキー
溝１１に係合したボールキー１２によって出力軸２に対
し瑠止めされている。

ロータ６にはマグネット１３が取付けられており、また
エクステンションハウジング１にはロータ６に隣接して
リードスイッチ１４が取付けられており、類リードスイ
ッチはロータ６の回転に伴いマグネット１３がこれに周
期的に接近することにより開閉を繰返すようになってい
る。このリードスイッチ１４の開閉周期より出力軸２の
回転速度が検出される。

ドライブ−車７には、第２８によく示されている如く、
ウオーム歯車１５が噛合している。ウオーム−申１５は
その軸部１６をスリーブ状の軸受部材１７を介して工゛
クステンションハウジング１に回転自在に支持され、出
力軸２と共に回転するドライブ歯車７の回転に伴い回転
し、その回転速度より申達を検出するようになっている
。

出力軸２にはその中心部を軸線方向に延在する盲孔状の
油孔１８がドリル加工等により穿設されている。この油
孔１８はその図にて左端部にて出力軸２に設けられた潤
滑油供給ポート１９に連通しており、この部分より０−
夕６が装着されている軸線方向位置まで延在している。

油孔１８の左端部近傍部には絞り要素２１が設けられて
いる。

また出力軸２は油孔１８の終端位置にて出力軸２の外周
面に開口するボート２０を有しており、このボート２０
は油孔１８に連通している。

ロータ６はそのハブ部６ａの内周部に軸線方向に延在す
るキー案内孔２２と咳キー案内孔２２に対し対称な位置
に且該キー案内溝２２と同一形状の溝２３が形′成され
ている。溝２３はり−９６の回転バランスを得るために
必要なものであり、該溝２３及びキー案内溝２２はロー
タ６の鋳造時に成形される。満２３はその一端にてボー
ト２０を含み、他端にてドライブ−寧７の一側面に接続
し、ハブ部６ａの端部に設けられた切欠き部２４を経て
ドライブ歯車７の一部へ向けて関いている。

またエクステンションハウジング１の内壁部にはドライ
ブ歯車７の配設位置よりその後部軸受部へ向けて延在す
るテラス状の油種２５が設けられている。

潤滑油供給ボート１９に供給された潤滑油は絞り要素２
１によってその流量を調整されつつ油孔１８内に流入し
、該油孔を経てボート２０より溝２３に流れ、これより
切欠き部２４を経てドライブ歯車７の一部に向けて流出
し、該ドライブ歯車７とウオーム−阜１５との噛合部の
潤滑を行う。

上述の如く０−夕６に設けられている溝２３により出力
軸２の軸線方向に沿って延在する油通路が構成されてい
ることにより、その分出角軸２に穿設される油孔１８の
軸線方向長を短縮できる。

これにより油孔１８の加工性が向上する。

潤滑を終えた潤滑油はその大部分がエクステンションハ
ウジング１内に落下するが、エクステンションハウジン
グ１の内壁面に飛散してこれに付着した潤滑油はその壁
面を伝わって油種２５に至り、更にこの油種２４を伝わ
ってエクステンションハウジング１の後部にある軸受ブ
ツシュ４へ流れ、この軸受部の′ｍ漬を行う。

以上に於ては本発明を特定の実施例について畦綱に説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく本発明
の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当業者に
とって明らかであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による潤滑油供給構造が組込ま、れた車
輌用変速機のエクステンションハウジング部分を示す縦
断面図、第２図及び第３図は第１図の線■−■及び■−
■に沿う断面図でる。 １・・・エクステンションハウジング、２・・・出力軸
。 ３・・・プロペラシャフトスリーブヨーク、４・・・軸
受ブツシュ、５・・・オイルシール部材、６・・・ロー
タ。 ７・・・スピードメータドライブ−ｉｌ、８ａ　、８ｂ
・・・スナップリング、９・・・キー溝、１０・・・半
月キー。 １１・・・キー溝、１２・・・ボールキー、１３・・・
マグネット、１４・・・リードスイッチ、１５・・・ウ
オーム−車、１６・・・軸部、１７・・・軸受部材、１
８・・・油孔。 １９・・・潤滑油供給ポート、２０・・・ボート、２１
・・・絞り要素、２２・・・キー案内溝、２３・・・溝
、２４・・・切欠き部、２５・・・油− 特許出願人　　　　トヨタ自動串工業株式会社同　上　
　　　　アイシン・ワーナー株式会社代　理　人　　　
　弁理士　　明　石　昌　毅−５：

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 軸部材の周りに互に軸線方向に隣接して装着された第−
   及び第二の部材のうちの前記第二の部材へ前記軸部材に
   形成された油孔を経て潤滑油を供給する構造にして、前
   記油孔は前記第二の部材より前記第一の部材に近い側か
   ら前記第一の部材が装着されている軸線方向位置まで延
   在したのち該軸線方向位置にて該軸部材の局面に開口す
   るポートへ連通し、前記第一の部材は前記ポートを囲み
   前記軸部材の局面のとの閤に前記ポートより前記第二の
   部材へ１Ｉ８１１油を導く通路空隙を郭定するよう構成
   されていることを特徴とする構造。