JPH07269684A - トランスアクスルの潤滑装置 - Google Patents

トランスアクスルの潤滑装置

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JPH07269684A
JPH07269684A JP8544094A JP8544094A JPH07269684A JP H07269684 A JPH07269684 A JP H07269684A JP 8544094 A JP8544094 A JP 8544094A JP 8544094 A JP8544094 A JP 8544094A JP H07269684 A JPH07269684 A JP H07269684A
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JP
Japan
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lubricating oil
transaxle
passage
shaft
differential gear
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JP8544094A
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Inventor
Isao Fujii
勲 藤井
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/042Guidance of lubricant
    • F16H57/0421Guidance of lubricant on or within the casing, e.g. shields or baffles for collecting lubricant, tubes, pipes, grooves, channels or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/042Guidance of lubricant
    • F16H57/043Guidance of lubricant within rotary parts, e.g. axial channels or radial openings in shafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0482Gearings with gears having orbital motion
    • F16H57/0483Axle or inter-axle differentials

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、サポート部内及びデファレンシャ
ルギヤに潤滑油を供給して潤滑を果たすことを目的とし
ている。 【構成】 このため、トランスアクスルのライトケース
とサポート部内の潤滑油溜り部とを連絡する潤滑油供給
手段を設けている。また、潤滑油供給手段と、シャフト
部内に潤滑油溜り部とトランスアクスル内部とを連絡す
る潤滑油戻り通路を設けている。更に、ピニオンシャフ
トに軸方向に延びる第1通路を設け、ピニオンシャフト
の半径方向に延びる注入用第2通路と排出用第3通路と
を設け、排出用第3通路をピニオンシャフトとピニオン
ギヤとの摺動部位に連絡して設けている。更にまた、第
1通路の通路径を、ピニオンシャフトをデファレンシャ
ルギヤハウジングに固定する固定ピンの外径以下として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトランスアクスルの潤
滑装置に係り、特にサポート部内及びデファレンシャル
ギヤに潤滑油を供給して潤滑を果たすトランスアクスル
の潤滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両にあっては、内燃機関から入力した
駆動力をトランスアクスルの出力軸から推進軸に伝達す
る動力伝達装置が備えられている。トランスアクスル
は、クラッチ部、変速歯車部、差動部、トランスファ部
等からなる。
【0003】前記トランスアクスルの潤滑装置として
は、特公平2−33904号公報に開示されるものがあ
る。この公報に開示される車両用差動装置は、ケース内
に回転自在に支持されたギヤボックスと、ギヤボックス
内に延在し、両端がギヤボックスに固定された小歯車軸
と、小歯車軸に回転自在に取り付けられた差動小歯車
と、差動小歯車に夫々噛み合う一対の被動歯車と、被動
歯車に夫々連結するとともにギヤボックスに設けられた
軸穴内に回転自在に嵌合した一対の出力軸と、ギヤボッ
クス内に油圧源から供給される潤滑油を導く潤滑油供給
手段を設け、潤滑油供給手段は軸穴と出力軸間に形成さ
れたスリーブ状油路と、スリーブ状油路に潤滑油を供給
するために形成された油供給路とからなり、ギヤボック
スと出力軸との摺動部に強制的に潤滑油を供給し、安定
した潤滑性能を確保している。
【0004】また、特開平4−236851号公報に開
示されるものがある。この公報に開示されるディファレ
ンシャルギヤの潤滑装置は、デフケースに軸支された第
1軸には、潤滑油供給源に連結され且つ先端部に開口し
た供給油路を形成し、第1軸に直交し且つ第1軸の中心
軸線を中心に回転する第2軸には、一方で供給油路に連
通し且つ他方でディファレンシャルギヤのピニオンギヤ
の嵌合部に開口した潤滑油路を形成し、ピニオンシャフ
トとピニオンギヤとの間の潤滑を確実且つ十分に行って
いる。
【0005】更に、実公平5−14010号公報に開示
されるものがある。この公報に開示される軸受支持装置
は、ブラケットに半径方向に延びるねじ孔を形成し、軸
受の外周面をブラケットの貫通孔の内周面に押圧するボ
ルト及び弾性部材とから形成される押圧手段をねじ孔に
取付け、押圧手段は取付け前にボルトの先端に形成した
凹部に弾性部材を固着して一体化し、押圧時に弾性部材
がねじ孔の壁部に接触しないように押圧時の断面積をね
じ孔の面積よりも小とし、組付作業性の悪化を招くこと
なく、ブラケットの貫通孔と軸受間の隙間(ガタ)に起
因する振動騒音や軸受の耐久寿命低下の低減を図ってい
る。
【0006】更にまた、実開平2−46164号公報に
開示されるものがある。この公報に開示されるタンデム
型減速機の潤滑構造は、油溜り室の下部にインプットシ
ャフトの中心に向かうらせん状の壁部を形成し、油受け
棚のボス部に壁部の凹側を油導入溝に連通する切欠部を
形成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のトラ
ンスアクスルの潤滑装置においては、図8に示す如く、
図示しない車両に横置状態に搭載されるトランスアクス
ル202内にデファレンシャルギヤ204を配設すると
ともに、デファレンシャルギヤ204を介して前記車両
の左右両車輪(図示せず)の一方に駆動力を伝達するシ
ャフト部206を設け、このシャフト部206を軸支す
るサポート部208を設ける。
【0008】また、前記トランスアクスル202をレフ
トケース210とライトケース212とにより包囲す
る。
【0009】前記デファレンシャルギヤ204は、デフ
ァレンシャルギヤハウジング218と、図示しない変速
機のカウンタ軸(図示せず)に連絡しレフトケース21
0及びライトケース212内の潤滑油を掻き上げるべく
前記デファレンシャルギヤハウジング218に固定され
るファイナルギヤ220と、前記シャフト部206と、
このシャフト部206と同心に配設され前記車両の左右
両車輪(図示せず)の他方に駆動力を伝達する軸部22
2と、シャフト部206及び軸部222に固定されるベ
ベルギヤからなるサイドギヤ224と、このサイドギヤ
224に噛合するベベルギヤからなるピニオンギヤ22
6と、ピニオンギヤ226を固定し且つ前記シャフト部
206及び軸部222に対してピニオンシャフト228
とを有している。
【0010】更に、前記シャフト部206を軸支するサ
ポート部208は、ベアリング232を抱持する際に、
ベアリング232の両側を閉塞する第1、第2オイルシ
ール234、236をも抱持しており、第1オイルシー
ル234とベアリング232間の間隙にグリースを封入
し、第1オイルシール234部分の潤滑を行っている。
【0011】このとき、前記ベアリング232は、シー
ルドタイプのベアリングが使用されている。
【0012】この結果、前記車両の使用によってサポー
ト部内に封入したグリースの量が減少することとなり、
オイルシール部分の潤滑が十分に行われなくなり、鳴き
が発生するという不都合がある。
【0013】また、前記サポート部内に配設するベアリ
ングをシールドタイプのベアリングとする必要があるこ
とにより、コストが大であり、経済的にも不利であると
いう不都合がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、車両に横置状態に搭載され
るとともに内部に配設されるデファレンシャルギヤを介
して駆動力を伝達するシャフト部を設け、このシャフト
部を軸支するサポート部を設けたトランスアクスルにお
いて、このトランスアクスルのライトケースと前記サポ
ート部内の潤滑油溜り部とを連絡しトランスアクスル内
の潤滑油を潤滑油溜り部に供給してサポート部内の潤滑
を行う潤滑油供給手段を設けたことを特徴とする。
【0015】また、車両に横置状態に搭載されるととも
に内部に配設されるデファレンシャルギヤを介して駆動
力を伝達するシャフト部を設け、このシャフト部を軸支
するサポート部を設けたトランスアクスルにおいて、こ
のトランスアクスルのライトケースと前記サポート部内
の潤滑油溜り部とを連絡しトランスアクスル内の潤滑油
を潤滑油溜り部に供給してサポート部内の潤滑を行う潤
滑油供給手段を設け、前記シャフト部内には潤滑油溜り
部と前記トランスアクスル内部とを連絡する潤滑油戻り
通路を設けたことを特徴とする。
【0016】更に、変速機にて変速された駆動力の終減
速を行うデファレンシャルギヤを有するトランスアクス
ルにおいて、デファレンシャルギヤのピニオンシャフト
に軸方向に延びる第1通路を設けるとともにこの第1通
路にピニオンシャフトの半径方向に延びる注入用第2通
路と排出用第3通路とを連絡して設け、この排出用第3
通路を前記ピニオンシャフトとピニオンギヤとの摺動部
位に連絡して設けたことを特徴とする。
【0017】更にまた、変速機にて変速された駆動力の
終減速を行うデファレンシャルギヤを有するトランスア
クスルにおいて、デファレンシャルギヤのピニオンシャ
フトに軸方向に延びる第1通路を設け、ピニオンシャフ
トをデファレンシャルギヤのデファレンシャルギヤハウ
ジングに固定する固定ピンを設け、前記第1通路の通路
径を固定ピンの外径以下とし固定ピンを第1通路の盲栓
として機能させオイル洩れを防止すべく構成したことを
特徴とする。
【0018】
【作用】上述の如く発明したことにより、トランスアク
スルのライトケースとサポート部内の潤滑油溜り部とを
連絡する潤滑油供給手段によってトランスアクスル内の
潤滑油を潤滑油溜り部に供給し、サポート部内の潤滑を
確実に行っている。
【0019】また、潤滑油供給手段によってトランスア
クスル内の潤滑油を潤滑油溜り部に供給し、サポート部
内の潤滑を確実に行うとともに、シャフト部内に形成し
た潤滑油戻り通路によって潤滑油溜り部内の潤滑油をト
ランスアクスル内部に戻し、潤滑油の循環を行ってい
る。
【0020】更に、トランスアクスルのデファレンシャ
ルギヤに、ピニオンシャフトに軸方向に延びる第1通路
と、第1通路に連絡し且つピニオンシャフトの半径方向
に延びる注入用第2通路及び排出用第3通路とを形成
し、デファレンシャルギヤのピニオンシャフトとピニオ
ンギヤとの摺動部位に排出用第3通路によって潤滑油を
供給している。
【0021】更にまた、ピニオンシャフトをデファレン
シャルギヤのデファレンシャルギヤハウジングに固定す
る固定ピンを第1通路の盲栓として機能させ、オイル洩
れを防止するとともに、構成を簡略化している。
【0022】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0023】図1及び図2はこの発明の第1実施例を示
すものである。図1及び図2において、2は図示しない
車両に横置状態に搭載されるトランスアクスルである。
【0024】このトランスアクスル2内にデファレンシ
ャルギヤ4を配設するとともに、デファレンシャルギヤ
4を介して前記車両の左右両車輪(図示せず)の一方に
駆動力を伝達するシャフト部6を設け、このシャフト部
6を軸支するサポート部8を設ける。
【0025】また、前記トランスアクスル2をレフトケ
ース10とライトケース12とにより包囲し、ライトケ
ース12と前記サポート部8内の潤滑油溜り部14とを
連絡しトランスアクスル2内の潤滑油を潤滑油溜り部1
4に供給してサポート部8内の潤滑を行う潤滑油供給手
段たる潤滑油供給通路16を設ける構成とする。
【0026】詳述すれば、前記トランスアクスル2のデ
ファレンシャルギヤ4は、デファレンシャルギヤハウジ
ング18と、図示しない変速機のカウンタ軸(図示せ
ず)に連絡しレフトケース10及びライトケース12内
の潤滑油を掻き上げるべく前記デファレンシャルギヤハ
ウジング18に固定されるファイナルギヤ20と、前記
シャフト部6と、このシャフト部6と同心に配設され前
記車両の左右両車輪(図示せず)の他方に駆動力を伝達
する軸部22と、シャフト部6及び軸部22に固定され
るベベルギヤからなるサイドギヤ24と、このサイドギ
ヤ24に噛合するベベルギヤからなるピニオンギヤ26
と、ピニオンギヤ26を固定し且つ前記シャフト部6及
び軸部22に対して略直交すべく配設したピニオンシャ
フト28とを有している。
【0027】前記トランスアクスル2のレフトケース1
0とライトケース12とにより形成される内部空間30
内には、潤滑油が収容されている。この内部空間30と
前記サポート部8内の潤滑油溜り部14とを潤滑油供給
手段たる管状部材16A内に形成される潤滑油供給通路
16によって連絡して設ける。
【0028】つまり、前記シャフト部6を軸支するサポ
ート部8は、ベアリング32を抱持する際に、ベアリン
グ32の両側を閉塞する第1、第2オイルシール34、
36をも抱持しており、第1オイルシール34とベアリ
ング32間の間隙を前記潤滑油溜り部14として使用す
るものである。
【0029】前記潤滑油供給通路16の形成の際には、
図1に示す如く、ライトケース12に第1プラグ38を
固定して設けるとともに、サポート部8に第2プラグ4
0を固定して設け、これら第1、第2プラグ38、40
間を管状部材16Aによって連絡し、管状部材16A内
に潤滑油供給通路16を形成する。
【0030】また、前記シャフト部6内に潤滑油溜り部
14と前記トランスアクスル2内部とを連絡する潤滑油
戻り通路42を設ける。
【0031】すなわち、この潤滑油戻り通路42は、シ
ャフト部6の軸方向に延びる第1戻り通路44と、この
第1戻り通路44と潤滑油溜り部14とを連絡すべくシ
ャフト部6の半径方向に延びる第2戻り通路46とから
なる。
【0032】また、この第1戻り通路44の一端は、閉
塞手段48によって閉塞されるとともに、他端には第3
プラグ50を装着する。
【0033】そして、前記デファレンシャルギヤ4のピ
ニオンシャフト28に軸方向に延びる第1通路52を設
けるとともに、この第1通路52にピニオンシャフト2
8の半径方向に延びる注入用第2通路54と排出用第3
通路56とを連絡して設け、この排出用第3通路56を
前記ピニオンシャフト28とピニオンギヤ26との摺動
部位に連絡して設ける。
【0034】更に、前記シャフト部6の他端から突出す
る第3プラグ50の端部を、注入用第2通路54内に位
置させ、第3プラグ50及び注入用第2通路54を介し
て前記潤滑油戻り通路42と第1通路52とを連絡して
設ける。
【0035】次に作用について説明する。
【0036】前記車両に搭載される図示しない内燃機関
が駆動すると、図示しない変速機のカウンタ軸(図示せ
ず)に連絡するファイナルギヤ20が回転され、レフト
ケース10及びライトケース12の内部空間30内の潤
滑油を掻き上げる。
【0037】このファイナルギヤ20の潤滑油の掻き上
げ動作によって潤滑油が第1プラグ38を介して潤滑油
供給通路16に導かれ、第2プラグ40を経て、潤滑油
溜り部14に供給される。そして、潤滑油溜り部14に
供給された潤滑油は、第1、第2オイルシール34、3
6部分及びベアリング32の潤滑を行っている。
【0038】また、前記潤滑油溜り部14に供給された
潤滑油は、第2戻り通路46を介して第1戻り通路44
に至り、この第1戻り通路44によってトランスアクス
ル2側に戻される。
【0039】実際には、第1戻り通路44内の潤滑油
は、第3プラグ50を介してデファレンシャルギヤ4内
部に供給されるものであり、ピニオンシャフト28に形
成される注入用第2通路54を介して第1通路52に潤
滑油が供給され、この第1通路52から排出用第3通路
56を経て、潤滑油がピニオンシャフト28とピニオン
ギヤ26との摺動部位に供給される。
【0040】これにより、前記サポート部8の潤滑を、
従来のグリースから潤滑油に変更することができるとと
もに、潤滑油供給通路16によってサポート部8内の潤
滑油溜り部14に確実に潤滑油を供給させることがで
き、鳴きを防止し得て、実用上有利である。
【0041】また、従来のグリースを使用しないことに
より、シールドタイプのベアリングが不要となり、部品
のコストを低減し得て、経済的に有利である。
【0042】更に、前記潤滑油供給通路16を管状部材
16A内に形成することにより、レフトケース10及び
ライトケース12内と潤滑油溜り部14とを容易に連結
することができ、構成が簡略であり、製作が容易で、コ
ストを低廉に維持し得て、経済的に有利である。
【0043】更にまた、前記シャフト部6内に潤滑油溜
り部14とトランスアクスル2内部とを連絡する潤滑油
戻り通路42を設けたことにより、潤滑油供給通路16
によって供給された潤滑油をデファレンシャルギヤハウ
ジング18内に確実に戻すことができ、潤滑油の循環を
円滑に果たし得る。
【0044】また、前記第1〜第3通路52、54、5
6によって潤滑油をピニオンシャフト28とピニオンギ
ヤ26との摺動部位に供給できることにより、ピニオン
シャフトの表面処理の精度の低下、あるいは廃止させる
ことができ、コストを低廉とし得るものである。
【0045】図3はこの発明の第2実施例を示すもので
ある。この第2実施例において、上述第1実施例と同一
機能を果たす箇所には同一符号を付して説明する。
【0046】この第2実施例の特徴とするところは、デ
ファレンシャルギヤハウジング18とシャフト部6及び
軸部22との摺動部位に潤滑油を案内する案内孔部60
を設けた点にある。
【0047】すなわち、図3に示す如く、デファレンシ
ャルギヤハウジング18とレフトケース10及びライト
ケース12との夫々間に第1、第2ベアリング62、6
4を配設し、これら第1、第2ベアリング62、64近
傍にオイルシール66、68を夫々配設する。
【0048】そして、前記シャフト部6内に形成される
潤滑油戻り通路42から半径方向に延び且つ第1ベアリ
ング62とオイルシール66間に連絡する第1案内孔部
60−1を設けるとともに、シャフト部6とデファレン
シャルギヤハウジング18間に連絡する第2案内孔部6
0−2を設け、シャフト部6とサイドギヤ24間に連絡
する第3案内孔部60−3を設ける。
【0049】また、前記軸部22内には、軸方向に延び
る案内通路70を形成し、この案内通路70から半径方
向に延び且つ第2ベアリング64とオイルシール68間
に連絡する第4案内孔部60−4を設けるとともに、軸
部22とデファレンシャルギヤハウジング18間に連絡
する第5案内孔部60−5を設け、軸部22とサイドギ
ヤ24間に連絡する第6案内孔部60−6を設ける。
【0050】更に、前記潤滑油戻り通路42の下流側端
部を小径に形成するとともに、小径部位に案内プラグ7
2を配設する。この案内プラグ72は筒状部材によって
形成されており、前記ピニオンシャフト28の注入用第
2通路54に挿通され、突出する端部は前記案内通路7
0に連絡するとともに、案内プラグ72途中に流出口7
4を形成し、この流出口74をピニオンシャフト28の
第1通路52に連絡させて設ける。
【0051】さすれば、前記潤滑油戻り通路42を流下
する潤滑油は、案内プラグ72の配設及び潤滑油戻り通
路42下流側端部の小径構造とが相俟って、第1案内孔
部60−1を経て第1ベアリング62とオイルシール6
6間に供給されるとともに、第2案内孔部60−2を経
てシャフト部6とデファレンシャルギヤハウジング18
間に供給され、第3案内孔部60−3を経てシャフト部
6とサイドギヤ24間に供給される。
【0052】また、前記案内プラグ72に到達した潤滑
油の一部は、案内プラグ72途中に形成される流出口7
4を介してピニオンシャフト28の第1通路52に供給
され、排出用第3通路56を経て、潤滑油がピニオンシ
ャフト28とピニオンギヤ26との摺動部位に供給され
る。
【0053】更に、前記案内プラグ72を通過した潤滑
油は、前記軸部22内に形成される案内通路70に至
り、この案内通路70から第4案内孔部60−4を経て
第2ベアリング64とオイルシール68間に供給される
とともに、第5案内孔部60−5を経て軸部22とデフ
ァレンシャルギヤハウジング18間に供給され、第6案
内孔部60−6を経て軸部22とサイドギヤ24間に供
給される。
【0054】これにより、前記デファレンシャルギヤハ
ウジング18とシャフト部6及び軸部22との摺動部位
に潤滑油が確実に案内・供給されることとなり、摺動部
位の損耗を防止し得て、部品の使用寿命を長くすること
ができ、実用上及び経済的に有利である。
【0055】また、前記シャフト部6及び軸部22に第
1〜第6案内孔部60−1、60−2、60−3、60
−4、60−5、60−6を形成するのみで対処できる
ことにより、構成が複雑化する惧れがなく、製作が容易
で、コストを低廉に維持し得て、経済的に有利である。
【0056】図4はこの発明の第3実施例を示すもので
ある。
【0057】この第3実施例の特徴とするところは、前
記ファイナルギヤ20の潤滑油の掻き上げ動作によって
レフトケース10及びライトケース12の内部空間30
内の潤滑油を第1プラグ38を介して潤滑油供給通路1
6に導く際に、積極的に潤滑油を導くリブ80を設けた
点にある。
【0058】すなわち、図4に示す如く、ライトケース
12内に、潤滑油供給通路16に連絡する第1プラグ3
8を配設した際に、この第1プラグ38の少許下流位置
に前記リブ80を配設する。
【0059】また、このリブ80は、ライトケース12
に対して一体的に形成、あるいは溶接等の固着手段(図
示せず)によって固着されるものである。
【0060】さすれば、前記ファイナルギヤ20による
潤滑油の掻き上げ動作時には、図4に矢印で示す如く、
リブ80に向かって潤滑油が流れ、リブ80によって流
れが阻止されることにより、潤滑油は第1プラグ38か
ら潤滑油供給通路16に導れることとなり、潤滑油の供
給が強制的に行われ、供給不良状態を回避し得て、確実
な潤滑を行うことができ、潤滑機能の信頼性を向上し得
るものである。
【0061】また、前記ライトケース12にリブ80を
設けるのみで対処できることにより、構成が複雑化する
惧れがなく、製作が容易で、コストを低廉に維持し得
て、経済的に有利である。
【0062】図5はこの発明の第4実施例を示すもので
ある。
【0063】この第4実施例の特徴とするところは、潤
滑油戻り通路90を、シャフト部6内に形成することな
く、管状部材90Aにより形成した点にある。
【0064】すなわち、図5に示す如く、前記潤滑油溜
り部14に連絡する第1孔部92をサポート部8に形成
するとともに、トランスアクスル2の内部空間30に連
絡する第2孔部94をライトケース12に形成し、この
第1孔部92と第2孔部94とを前記潤滑油戻り通路9
0によって連絡するものである。
【0065】さすれば、シャフト部6の穿設加工を施す
ことなく、潤滑油戻り通路90を形成でき、既製のトラ
ンスアクスルにおいて管状部材16A、90Aからなる
潤滑油供給通路16と潤滑油戻り通路90とを形成する
のみで、容易に潤滑経路を形成することができ、製作が
容易であるとともに、サポート部8内のベアリング32
や第1、第2オイルシール34、36の潤滑を確実に行
い得て実用上有利である。
【0066】図6及び図7はこの発明の第5実施例を示
すものである。
【0067】この第5実施例の特徴とするところは、前
記ピニオンシャフト28をデファレンシャルギヤ4のデ
ファレンシャルギヤハウジング18に固定する固定ピン
100を設け、前記第1通路52の通路径dを固定ピン
100の外径D以下とし固定ピン100を第1通路52
の盲栓として機能させオイル洩れを防止すべく構成した
点にある。
【0068】すなわち、図6に示す如く、デファレンシ
ャルギヤ4のピニオンシャフト28に軸方向に延びる第
1通路52を設け、ピニオンシャフト28をデファレン
シャルギヤ4のデファレンシャルギヤハウジング18に
固定する固定ピン100を設ける。
【0069】そして、図7に示す如く、前記第1通路5
2の通路径dを、固定ピン100の外径D以下に形成
し、この固定ピン100を第1通路52の盲栓として機
能させるものである。
【0070】さすれば、固定ピン100が第1通路52
を閉塞して潤滑油の洩れを防止することにより、ピニオ
ンシャフト28の一端から他端側に穴部を穿設するのみ
で第1通路52とすることができ、加工が容易で、コス
トを低廉に維持し得る。
【0071】また、前記第2通路54によってシャフト
部6の潤滑油戻り通路42内の潤滑油を第1通路52に
案内できることにより、潤滑油の供給が確実に行われ、
潤滑機能の信頼性の向上に寄与し得る。
【0072】更に、前記第3通路56によって潤滑油を
ピニオンシャフト28とピニオンギヤ26との摺動部位
に確実に供給できることにより、ピニオンシャフト28
とピニオンギヤ26との使用寿命を長くでき、コストを
低廉とし得て、経済的に有利である。
【0073】更にまた、前記第1通路52の通路径dを
固定ピン100の外径D以下に形成して固定ピン100
を第1通路52の端部の盲栓として機能させることによ
り、新たな盲栓を配設する必要がなく、部品点数を減少
をさせることができ、構成が簡略となってコストを低減
し得て、経済的に有利である。
【0074】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、トランスアクスルのライトケースとサポート部内の
潤滑油溜り部とを連絡しトランスアクスル内の潤滑油を
潤滑油溜り部に供給してサポート部内の潤滑を行う潤滑
油供給手段を設けたので、サポート部の潤滑を、従来の
グリースから潤滑油に変更することができるとともに、
潤滑油供給手段によってサポート部内の潤滑油溜り部に
確実に潤滑油を供給させることができ、鳴きを防止し得
て、実用上有利である。また、従来のグリースを使用し
ないことにより、シールドタイプのベアリングが不要と
なり、部品のコストを低減し得て、経済的に有利であ
る。更に、前記潤滑油供給手段によってライトケース内
と潤滑油溜り部とを容易に連結することができ、構成が
簡略であり、製作が容易で、コストを低廉に維持し得
て、経済的に有利である。
【0075】また、トランスアクスルのライトケースと
サポート部内の潤滑油溜り部とを連絡しトランスアクス
ル内の潤滑油を潤滑油溜り部に供給してサポート部内の
潤滑を行う潤滑油供給手段を設け、シャフト部内に潤滑
油溜り部とトランスアクスル内部とを連絡する潤滑油戻
り通路を設けたので、シャフト部内に潤滑油溜り部とト
ランスアクスル内部とを連絡する潤滑油戻り通路によっ
て供給された潤滑油をデファレンシャルギヤハウジング
内に確実に戻すことができ、潤滑油の循環を円滑に果た
し得る。
【0076】更に、トランスアクスルのデファレンシャ
ルギヤのピニオンシャフトに軸方向に延びる第1通路を
設けるとともに、第1通路にピニオンシャフトの半径方
向に延びる注入用第2通路と排出用第3通路とを連絡し
て設け、排出用第3通路をピニオンシャフトとピニオン
ギヤとの摺動部位に連絡して設けたので、第1〜第3通
路によって潤滑油をピニオンシャフトとピニオンギヤと
の摺動部位に供給でき、ピニオンシャフトの表面処理の
精度の低下、あるいは廃止させることができ、コストを
低廉とし得るものである。
【0077】更にまた、トランスアクスルのデファレン
シャルギヤのピニオンシャフトに軸方向に延びる第1通
路を設け、ピニオンシャフトをデファレンシャルギヤの
デファレンシャルギヤハウジングに固定する固定ピンを
設け、第1通路の通路径を固定ピンの外径以下とし固定
ピンを第1通路の盲栓として機能させオイル洩れを防止
すべく構成したので、固定ピンが第1通路を閉塞して潤
滑油の洩れを防止し、ピニオンシャフトの一端から他端
側に穴部を穿設するのみで第1通路とすることができ、
加工が容易で、コストを低廉に維持し得る。また、前記
第3通路によって潤滑油をピニオンシャフトとピニオン
ギヤとの摺動部位に確実に供給できることにより、ピニ
オンシャフトとピニオンギヤとの使用寿命を長くでき、
コストを低廉とし得て、経済的に有利である。更に、前
記第1通路の通路径を固定ピンの外径以下に形成して固
定ピンを第1通路の端部の盲栓として機能させることに
より、新たな盲栓を配設する必要がなく、部品点数を減
少をさせることができ、構成が簡略となってコストを低
減し得て、経済的に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示すトランスアクスル
の潤滑装置の概略断面図である。
【図2】デファレンシャルギヤの概略断面図である。
【図3】この発明の第2実施例を示すデファレンシャル
ギヤの概略断面図である。
【図4】この発明の第3実施例を示すデファレンシャル
ギヤのライトケースの正面図である。
【図5】この発明の第4実施例を示すトランスアクスル
の潤滑装置の概略一部切欠き断面図である。
【図6】この発明の第5実施例を示すデファレンシャル
ギヤの概略断面図である。
【図7】デファレンシャルギヤのピニオンシャフト正面
図である。
【図8】この発明の従来の技術を示すトランスアクスル
の潤滑装置の概略断面図である。
【符号の説明】
2 トランスアクスル 4 デファレンシャルギヤ 6 シャフト部 8 サポート部 10 レフトケース 12 ライトケース 14 潤滑油溜り部 16 潤滑油供給手段 16A 筒状部材 18 デファレンシャルギヤハウジング 20 ファイナルギヤ 22 軸部 24 サイドギヤ 26 ピニオンギヤ 28 ピニオンシャフト 30 内部空間 32 ベアリング 34 第1オイルシール 36 第2オイルシール 38 第1プラグ 40 第2プラグ 42 潤滑油戻り通路 44 第1戻り通路 46 第2戻り通路 48 閉塞手段 50 第3プラグ 52 第1通路 54 注入用第2通路 56 排出用第3通路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図6】
【図7】
【図3】
【図4】
【図5】
【図8】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に横置状態に搭載されるとともに内
    部に配設されるデファレンシャルギヤを介して駆動力を
    伝達するシャフト部を設け、このシャフト部を軸支する
    サポート部を設けたトランスアクスルにおいて、このト
    ランスアクスルのライトケースと前記サポート部内の潤
    滑油溜り部とを連絡しトランスアクスル内の潤滑油を潤
    滑油溜り部に供給してサポート部内の潤滑を行う潤滑油
    供給手段を設けたことを特徴とするトランスアクスルの
    潤滑装置。
  2. 【請求項2】 車両に横置状態に搭載されるとともに内
    部に配設されるデファレンシャルギヤを介して駆動力を
    伝達するシャフト部を設け、このシャフト部を軸支する
    サポート部を設けたトランスアクスルにおいて、このト
    ランスアクスルのライトケースと前記サポート部内の潤
    滑油溜り部とを連絡しトランスアクスル内の潤滑油を潤
    滑油溜り部に供給してサポート部内の潤滑を行う潤滑油
    供給手段を設け、前記シャフト部内には潤滑油溜り部と
    前記トランスアクスル内部とを連絡する潤滑油戻り通路
    を設けたことを特徴とするトランスアクスルの潤滑装
    置。
  3. 【請求項3】 変速機にて変速された駆動力の終減速を
    行うデファレンシャルギヤを有するトランスアクスルに
    おいて、デファレンシャルギヤのピニオンシャフトに軸
    方向に延びる第1通路を設けるとともにこの第1通路に
    ピニオンシャフトの半径方向に延びる注入用第2通路と
    排出用第3通路とを連絡して設け、この排出用第3通路
    を前記ピニオンシャフトとピニオンギヤとの摺動部位に
    連絡して設けたことを特徴とするトランスアクスルの潤
    滑装置。
  4. 【請求項4】 変速機にて変速された駆動力の終減速を
    行うデファレンシャルギヤを有するトランスアクスルに
    おいて、デファレンシャルギヤのピニオンシャフトに軸
    方向に延びる第1通路を設け、ピニオンシャフトをデフ
    ァレンシャルギヤのデファレンシャルギヤハウジングに
    固定する固定ピンを設け、前記第1通路の通路径を固定
    ピンの外径以下とし固定ピンを第1通路の盲栓として機
    能させオイル洩れを防止すべく構成したことを特徴とす
    るトランスアクスルの潤滑装置。
JP8544094A 1994-03-31 1994-03-31 トランスアクスルの潤滑装置 Pending JPH07269684A (ja)

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