JPS5834146A - ガス吹込用多段結合プラグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はガス通孔を有する耐火物ブロックを多段に重
層して結合したガス吹込用のロングプラグに関するもの
である。

この種のガス吹込用プラグを、例えば製鋼炉の炉底に装
着して溶融金属浴中にガスを吹込み溶融金属を処理する
ことが広〈実施されている。この場合に必要とされるプ
ラグの高さは炉底耐火物の厚みにより決定されるが、高
さの高いプラグを１体物で構成する場合、均一なガス通
孔の形成が困難であったり、或いはプラグを板状又は柱
状耐火物の集合体で作る場合には、これら耐火物要素の
製造時の変形が原因で、所望のガス通孔が形成され難い
という問題点があった。

この発明は上記の問題点を解決するためになされたもの
である。即ちこの発明はガス通孔を有する耐火物ブロッ
クを多段重層することにより高さの高いガス吹込用のプ
ラグを構成して上記の問題点を排除し、且つ耐火物ブロ
ックを多段重層する場合の上下ガス通孔の連通性及び重
層目地のガスのシール性を満足なものとすることにより
多段重層を可能としたものである。

以下実施例を図面について説明する。本実施例は２段重
層の場合を示したものである。

第１図において／ａ　、ハは多数のガスの通孔λを有す
る耐火物ブロックで、上段耐火物ブロック／ａの下面と
、下段耐火物ブロック／ｂの上面において、夫々ガス通
孔を包含する位置及び大きさの凹部３ａ　、　Ｊｂを形
成し、この両者を結合することにより風箱ｌを作る。ｊ
はシールリングで、これは風箱ｌの周囲に設け、且つこ
のリングＳの上下端を上下耐火物ブロック八、／ｂの下
面及び上面に夫々貫入させる。乙、７は耐火物ブロック
／ａ。

／ｂの周囲面に設けた締結バンドである。伺、図におい
て！はスチールボックス、ヲはガス供給管でこれは下耐
火物ブロック／ｂに設けられている風箱／θに接続され
ており衆知のものである。

本発明の実施例は、第１図の通りであり、ガス通孔コを
有する耐火物ブロック／ａ　、　／ｂを重層することに
より高さが高いガス吹込用プラグが得られる。そして重
層部での風箱グの形成により、下耐火物ブロック／ｂの
ガス通孔２からの下耐火物ブロック／ａのガス通孔２へ
のガスの流れが確実かつ円滑になる。しかもシールリン
グ！の設置により上下耐火物ブロックの接合面からのガ
スの漏洩が効果的に防止できるものである。この場合接
合面目地にシール材を介在させることは有効なことであ
る。

第２図は第７図の風箱ｌの変形例を示し、下耐火物ブロ
ック／ｂの上面に凹部／／、上耐火物ブロック／ａの下
面にこの凹部／／に嵌合する凸部１２を夫々設け、この
両者を嵌合する形で風箱ｑを形成したものであり凹部と
凸部の嵌合により、上下耐火物ブロックの変位を更に確
実に防止できる。

本発明に於いて使用するガス通孔を有する耐火物ブロッ
クとしては、第７図に示した如き一体物耐火物ブロック
にガス通孔を穿孔したものを用いてもよいし、又、第３
図に示した如き切欠溝を有する板状耐火物板↓集合接合
し、切欠溝によってガス通孔２を形成してもよいし、更
には柱状耐火物の集合体によって形成してもよい。

以上詳述した如く、本発明によれば、ガス通孔を有する
耐火物ブロックの多段重層により高さの高いガス吹込用
プラグが得られ、溶融金属のガス吹込みによる精錬に寄
与するところが大きいものである。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図はこの発明の詳細な説明図で第１図は縦
断面図、第２図は第１図の風箱ｌの変形例図、第３図は
他の実施例斜視図である。 ／ａ　、　／ｂ・・・ガス通孔２を有する耐火物ブロッ
ク、ゲ、／θ・・・風箱、！・・・シールリング、乙、
７・・・締結バンド。 特許出願人　　新日本製鐵株式会社 ９Ｊ１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ガス通孔を有する耐火物ブロックをガス通孔方向に重層
   したガス通孔重層耐火物ブロックと、重層部において上
   下ガス通孔部に形成した風箱と、上記風箱の周囲に設け
   た上下耐火物ブロックに貫入するシール環と、重層耐火
   物ブロックの周囲に設けた締結手段とよりなるガス吹込
   用多段結合プラグ。