JPS5834126B2 - 保温ポツトにおける断熱緩衝材層の形成方法 - Google Patents

保温ポツトにおける断熱緩衝材層の形成方法

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JPS5834126B2
JPS5834126B2 JP51123533A JP12353376A JPS5834126B2 JP S5834126 B2 JPS5834126 B2 JP S5834126B2 JP 51123533 A JP51123533 A JP 51123533A JP 12353376 A JP12353376 A JP 12353376A JP S5834126 B2 JPS5834126 B2 JP S5834126B2
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JP
Japan
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heat
inner bottle
buffer layer
insulating buffer
plate
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JP51123533A
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JPS5348266A (en
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政雄 須崎
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は保温ポットにむける断熱緩衝材層の形成方法に
関するものである。
二重構造の内瓶を内装した真空型魔法瓶と並んで、−重
構造の反射処理を施した内瓶と外ケースとの間に発泡樹
脂からなる断熱緩衝材層を有した保温ポット水筒が携帯
の便利性と耐久性を備えているという利点から最近広く
使用されるに至っている。
この保温ポットの製造法、即ち内瓶と外ケースとの間に
断熱性緩衝材層を形成する方法としては、外ケース内に
内瓶を装入したのち、該内瓶を外ケース内の中心位置に
保持せしめて内瓶と外ケースとの間に環状空間を形成し
、該空間内に発泡液を注入して発泡させ、その結果該空
間が発泡体でもって充満するという方法が採用されてい
る。
しかしながら、この従来方法に耘いては、外ケース内の
中心位置に内瓶を保持させる作業が困難で非能率である
ばあ・りでなく、発泡液の注入量の過不足や上記環状空
間の容積の不同などの要因によって仕上り精度にバラツ
キが生じ、しかも不良品となった場合には、断熱緩衝材
層のみならず、内瓶や外ケースにも影響を及ぼすという
問題点を有している。
更に上記の問題点を解消するために、現在予め内瓶に合
致するようになした硬質気泡性発泡樹脂体で成形した2
つ割の断熱緩衝材を成形して耘き、これを内瓶に降着接
合せしめて、これを更に外装体ケースで被覆するような
方法も試みられているが、この場合には2つ割の接合部
から熱が放熱されて内瓶内の湯水が冷め易いという欠点
があり、更に又断熱緩衝材の成形後のパリの切削加工作
業が増える等作業上の問題をも有している。
本発明は上述した問題点をなくすると共に内瓶の外周面
に均等な厚みの断熱緩衝材層を形成すると同時に該断熱
緩衝材層の一部に外部から内瓶内を透視できる窓孔を形
成し得ることを特長とする保温ポットにおける断熱緩衝
材層の形成方法を提供するものである。
以下、本発明の実施例を示した図面について説明すると
、1は表面に反射性塗料が塗布された内瓶、2は型盤で
あって該型盤2内部には、内瓶1の外形より形成せんと
する断熱緩衝材層3の厚みだけ大きく、かつ該内瓶1の
外周形状と実質的に相似した形状の凹型4を有する。
該型盤2は該凹型4を対称的に2分割するように下盤5
および上盤6からなり、両盤5,6はその一端部にトい
て枢着7されて開閉可能に構成されている。
8はスペーサーであり、該スペーサー8は形成せんとす
る断熱緩衝材層3と同質の硬質発泡体でもって形成する
ことが好1しく、又所定の厚みを有する円弧形状となし
ておき妄りに遊動しないように下盤5の凹型上の所定位
置に載置するようにするとよい。
あるいは短柱状のものを2ケ所位で保持するようになし
てもよい。
いずれにしてもとの載置手段としては特に限定されない
が、実施例においては下盤5の凹型の所定位置に浅い溝
9を形成しておき、該溝9に嵌着せしめるようになして
い7:)。
10は合成樹脂により形成され、予め内瓶1の口部に嵌
着されている保護リングであり、該保護リング10が一
方のスペーサーの役割りをなしている。
渣た11は内瓶1の側面に内部透視用の細長い透明部分
を有している場合、該透明部分が断熱緩衝材によって覆
われるのを防止するとともに該断熱緩衝材層3に透視用
窓孔を形成するためのブロックであり、該ブロック11
はその端面を上記透明部分に密着せしめ、かつ内瓶1に
過度の衝撃荷重を与えないよう配慮して弾力の有する物
質、例えばシリコンゴム材でもって形成されていて、上
盤6の所定位置に固着せしめている。
なお、フロック11は使用による老朽化に伴い取り替え
の必要が生ずるため上盤6に取り替え可能に固着するよ
うになしている。
続いて、断熱緩衝材層の形成要領について述べると、壕
ず型盤2を開いて下盤5の所定位置に上記したスペーサ
ー8を位置せしめ、反射処理され口部に保護リング10
を嵌着せしめた内瓶1を第1図に示したごとく、該下盤
5の凹型4の所定位置に載置する。
次いで所定量の発泡液を内瓶1と凹型4との間の空隙1
2に注入したのち、上盤6を静かに操作して該上盤6を
下盤5に密着させると共に上盤6内に固定した窓孔形成
用ブロック11を内瓶1の外周面所定個所に圧接させ、
この状態で発泡液による発泡体が内瓶1と凹型との間の
全空隙12を充満し、凝固する1で放置する。
経時後、該型盤2を開いて発泡体でその表面が被覆され
た内瓶1を取り出し、上盤6と下盤5との接合部に突出
しているパリを除去したのち、該断熱発泡材層3の表面
を所望の外ケース(図示せず)でもって被覆し、該外ケ
ースの透孔を断熱緩衝材層の窓孔に合致させて外部から
該窓孔を通して内瓶内を透視できる保温ポットとなすも
のである。
な釦、発泡液は型盤2に注入してから発泡する1で約1
0秒間位で発泡が開始されるため発泡液の注入及び型盤
の閉塞作業は速やかにする必要がある。
以上のように本発明は、内瓶の外形より形成せんとする
断熱緩衝材層の厚みだけ大きく且つ該内瓶の外周形状と
実質的に相似した形状の凹型を有する型盤を2分割して
なる上下盤を開閉自在に枢着し、該下盤の凹型内部の適
所に形成すべき前記断熱緩衝材層と実質的に同質の材料
でもって形成されたスペーサーを定着したのち、該スペ
ーサー上に内瓶を載置、支持させ、次いで型盤内に所定
量の発泡液を注入したのち上盤を下盤に密着させると共
に上盤の凹面適所に固定させている弾性材料よりなるブ
ロックを内瓶の外周面所定個所に圧着し、この状態で発
泡液を発泡させて内瓶の外周面に前記ブロックによる透
視用窓孔を設けた断熱緩衝材層を形成することを特徴と
する保温ポットに釦ける断熱緩衝材層の形成方法に係る
ものであるから、型盤の凹型内部の所定位置に下盤のス
ペーサーと上盤のブロックとで内瓶を確実に挾持固定さ
せることができ、内瓶1と凹型部4との間隙12の不同
が少なく均等な厚みの断熱緩衝材層3を形成することが
できる。
その上内瓶自体を中子として使用し直接内瓶表面に断熱
緩衝材層3を形威し、かつスペーサー8も断熱緩衝材層
301部として一体化せしめられるから極めて能率よ〈
断熱緩衝材層3を形成することができる。
そして形成された断熱緩衝材層3の外周形の不同が殆ん
どないことから外ケース(図示せず)の取付けが円滑と
なって不良品の発生が著しく減少し、また万一不良品が
発生しても外ケースに影響を及ぼすことがない。
更に本発明においては、上盤の凹面適所に弾性材料より
なるブロックを固着し、上下盤を密閉した際に該ブロッ
クを内瓶の外周面所定個所に圧着するものであるから、
ブロックがその弾性力によって内瓶に強固に圧着してそ
の圧着面に発泡材料の浸入を確実に阻止し、且つ発泡に
よる断熱緩衝材層の形成と同時に該断熱緩衝材層の一部
に前記ブロックと同形状の透視用窓孔を正確に形成でき
るものである。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明方法の実施要領を示したものであって、第
1図は型盤内に内瓶を位置せしめた状態の断面側面図、
第2図は型盤内に・おいて発泡せしめた状態の縦断側面
図である。 1は内瓶、2は型盤、3は断熱緩衝材層、4は凹型部、
5は下盤、6は上盤、8,8′はスペーサー、11はブ
ロック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内瓶の外形より形成せんとする断熱緩衝材層の厚み
    だけ大きく且つ該内瓶の外周形状と実質的に相似した形
    状の凹型を有する型盤を2分割してなる上下盤を開閉自
    在に枢着し、該下盤の凹型内部の適所に形成すべき前記
    断熱緩衝材層と実質的に同質の材料でもって形成された
    スペーサーを定置したのち、該スペーサー上に内瓶を載
    置、支持させ、次いで型盤内に所定量の発泡液を注入し
    たのち上盤を下盤に密着させると共に上盤の凹面適所に
    固定させている弾性材料よりなるブロックを内瓶の外周
    面所定個所に圧着し、この状態で発泡液を発泡させて内
    瓶の外周面に前記ブロックによる透視用窓孔を設けた断
    熱緩衝材層を形成することを特徴とする保温ポットにお
    ける断熱緩衝材層の形成方法。
JP51123533A 1976-10-14 1976-10-14 保温ポツトにおける断熱緩衝材層の形成方法 Expired JPS5834126B2 (ja)

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JP51123533A JPS5834126B2 (ja) 1976-10-14 1976-10-14 保温ポツトにおける断熱緩衝材層の形成方法

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JP51123533A JPS5834126B2 (ja) 1976-10-14 1976-10-14 保温ポツトにおける断熱緩衝材層の形成方法

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Publication Number Publication Date
JPS5348266A JPS5348266A (en) 1978-05-01
JPS5834126B2 true JPS5834126B2 (ja) 1983-07-25

Family

ID=14862956

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JP51123533A Expired JPS5834126B2 (ja) 1976-10-14 1976-10-14 保温ポツトにおける断熱緩衝材層の形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6607674B2 (ja) * 2014-12-24 2019-11-20 有限会社ユタカ産業 飲料容器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3037652A (en) * 1956-09-18 1962-06-05 Owens Illinois Glass Co Receptacle having protective coating
JPS4884950A (ja) * 1972-02-16 1973-11-10

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US3037652A (en) * 1956-09-18 1962-06-05 Owens Illinois Glass Co Receptacle having protective coating
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