JPS583409B2 - 電力増幅器 - Google Patents

電力増幅器

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JPS583409B2
JPS583409B2 JP663077A JP663077A JPS583409B2 JP S583409 B2 JPS583409 B2 JP S583409B2 JP 663077 A JP663077 A JP 663077A JP 663077 A JP663077 A JP 663077A JP S583409 B2 JPS583409 B2 JP S583409B2
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JP
Japan
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transistor
diode
capacitor
capacitors
power supply
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JP663077A
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JPS5391647A (en
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太田尾和正
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Torio KK
Original Assignee
Torio KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は音響機器の出力段に使用される電力増幅器に関
するものである。
この種電力増幅器においては、増幅素子を動作させる電
源電圧を信号レベルに応じて変化させて電力効率を高め
ることが行われており、たとえば大信号時に電源電圧を
高くし、小信号時に電源電圧を低くしている。
この場合従来は、異なるレベルの電源電圧を得るために
、それぞれに対してトランスの巻線と整流回路が必要で
構成が複雑になり、これはさらに製造作業性、スペース
、価格などの問題へつながる。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、異なるレベル
の複数の電源電圧をトランスの1つの巻線と一組の整流
回路を用いて得ることができ、構成が簡単で製造作業性
、スペース、価格などの問題も解決できる電力増幅器を
提供することを目的とする。
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明すると、第
1図において、11は入力信号源で、この入力信号源1
1はNPN形のトランジスタ12、PNP形のトランジ
スタ13(共に増幅素子)のベースに接続されており、
このトランジスタ12,13のエミツタは共通接続され
負荷14を介して接地される。
15は電源トランスで、1次巻線がAC100〔■〕の
商用電源に接続される。
一方、電源トランス15の2次巻線は中点が接地される
とともに、両端がダイオードブリッジ整流回路16の交
流入力側に接続される。
この整流回路16は4本のダイオード171〜174を
ブリッジ接続して構成され、直流出力部の一方であるA
点には電源平滑用のコンデンサ18の一端が接続され、
このコンデンサ18の他端は接地される。
また、整流回路16のA点にはダイオード19のアノー
ドが接続されるもので、このダイオード19のカソード
が上記トランジスタ12のコレククに接続される。
さらに、ダイオード19のカソード側に電源平滑用のコ
ンデンサ20の一端が接続され、このコンデンサ20の
他端がスイッチ21の可動端子21aに接続されるもの
で、このスイッチ21の第1,第2の固定端子2lb,
21cはコンデンサ18の両端に接続される。
この場合、第1の固定端子21bがコンデンサ18の他
端、第2の固定端子21cがコンデンサ18の一端に接
続される。
同様に、整流回路16の直流出力部の他方であるB点お
よびトランジスタ13のコレクタ側にも電源平滑用のコ
ンデンサ22,23、ダイオード24およびスイッチ2
5が設けられており、コンデンサ22はB点と接地間に
接続され、ダイオード24はB点とトランジスタ13の
コレクタ間に、B点側にカソード、トランジスタ13側
にアノードを設けて接続され、コンデンサ23はダイオ
ード24のアノ一ドとスイッチ25の可動端子25a間
に接続されており、スイッチ25の第1,第2の固定端
子25b,25oはコンデンサ22の両端に接続される
この場合、第1の固定端子25bがコンデンサ22の接
地された他端、第2の固定端子25cがコンデンサ22
の一端に接続される。
次に、動作について説明するが、増幅素子であるトラン
ジスタ12.13にはそのベースに入力信号が供給され
ることにより電流が流れ、この電流は負荷14に流れる
この場合、入力信号の正の半波においてはトランジスタ
12に電流が流れ、このトランジスタ12を介して負荷
14に電流が流れ、負の半波においてはトランジスタ1
3に電流が流れ、このトランジスタ13を介して負荷1
4に電流が流れる。
一方、商用電源のAC100Vの電圧が電源トランス1
5の1次巻線に供給されており、これにより電源トラン
ス15の2次巻線から所望の電圧が取出される。
そして、この電圧がダイオードブリッジ整流回路16に
より整流されるとともに、コンデンサ18,20または
22,23により平滑されて直流に変換されるものであ
り、この直流電圧が上記トランジスタ12.13に供給
されることによりこのトランジスタ12,13が上述の
ように動作可能となる。
ところで、トランジスタ12.13に直流電圧を供給す
る場合、コンデンサ18.20または22.23に充電
された電圧が供給源となり、このコンデンサ18,20
または22 ,23は整流回路16の出力電圧により直
接またはダイオード19.24を介して個々にその電圧
レベル■1マで充電される。
しかして、スイッチ21、25は小信号時可動端子21
a,25aが第1の固定端子21b,25bに接続され
るもので、可動端子21a,25aか第1の固定端子2
lb,25bに接続されると、コンデンサ20.23の
他端が接地され、これによりコンデンサ18,20また
は22,23が並列接続となる。
したがって、コンデンサ18,20または22,23が
トランジスタ12.13に対する電圧の供給源となるが
、この場合は電圧■,がトランジスタ12.13に供給
される。
すなわち、トランジスク12,13は、小信号時、電圧
v1の低い電源電圧で動作する。
一方、大信号時、スイッチ21.25は可動端子21a
,25aが第2の固定端子21c,25cに接続される
もので、可動端子21a,25aが第2の固定端子21
c,25,に接続されると、コンデンザ20.23の他
端がコンデンサ18,22の一端に接続され、ダイオー
ド19,24がオフずるので、コンデンサ18,20ま
たは22.23が直列接続さなる。
この場合、コンデンサ18,20,22,23は個々に
電圧■1まで充電されている。
したがって、コンデンサ1 8 , 20または22,
23が直列接続されると、それぞれの全体の電圧は2V
1となり、この電圧2■1がトランジスタ12.13に
供給される。
すなわち、トランジスタ12.13は、大信号時、電圧
2■1の高い電源電圧で動作する。
したがって、このような電力増幅器によれば、小信号時
に電源平滑用のコンデンサ18,20または22,23
を並列接続することにより低い電源電圧を得、大信号時
にコンデンサ18.20または22.23を直列接続す
ることにより高い電源電圧を得るものであるから、異な
るレベルの電源電圧を電源トランス15の1つの2次巻
線と一組の整流回路16を用いて得ることができ、構成
が簡単で製造作業性、スペース、価格などの問題も解決
できる。
また、小信号時、つまり音楽信号を入力した時の平均レ
ベルでは、コンデンサ18,20または22 ,23が
並列接続となるので電圧変動、リツプル含有率も低く抑
えられる。
さらに、信号レベルに応じて電源電圧が変化するので電
力効率が高まることは勿論であり、これにより放熱板、
電源トランス15の小型化が可能になる。
上記実施例では、スイッチ21、25によりスイッチ回
路を構成して、コンデンサ18,20または22,23
の小信号時の並列接続と大信号時の直列接続とをスイッ
チ21、25で行うようにしているが、半導体素子によ
りスイッチ回路を構成して上記接続を自動的に行うよう
にしたのが第2図に示す第2の実施例である。
したがって、この実施例においては、入力信号源11が
ダイオード26およびツエナーダイオード27を介して
NPN形のトランジスタ28のベースに接続されており
、このトランジスタ28のベースは抵抗29を介して接
地される。
また、トランジスタ28のベースがPNP形のトランジ
スタ30のベースに接続され、このトランジスタ30の
コレクタがNPN形のトランジスタ31のベースに接続
されており、このトランジスタ31のコレクタがPNP
形のトランジスタ32のベースに接続されるもので、こ
のトランジスタ32のコレクタおよびトランジスタ31
のエミツタは接地される。
一方、トランジスタ28のエミツタ、トランジスタ30
のエミツタおよびトランジスタ32のエミツタが共通接
続されるもので、この共通接続部にコンデンサ20の他
端が接続される。
また、共通接続部にダイオード33のカソードが接続さ
れ、このダイオード33のアノードが接地されており、
このダイオード33がトランジスタ32と並列に設けら
れる。
同様に、ダイオード34、ツエナーダイオード35、抵
抗36、トランジスタ37,38,39,40およびダ
イオード41が設けられており、入力信号源11がダイ
オード34およびツエナーダイオード35を介してPN
P形のトランジスタ37のベースに接続され、このトラ
ンジスタ37のベースが抵抗36を介して接地される。
また、トランジスタ37のベースがNPN形のトランジ
スタ38のベースに接続され、このトランジスタ38の
コレクタがPNP形のトランジスタ39のベースに接続
されており、このトランジスタ39のコレクタがNPN
形のトランジスタ40のベースに接続されるもので、こ
のトランジスタ40のコレクタおよびトランジスタ39
のエミツタは接地される。
一方、トランジスタ37のエミツタ、トランジスタ38
のエミツタおよびトランジスタ40のエミツタが共通接
続されるもので、この共通接続部にコンデンサ23の他
端が接続される。
また、共通接続部にダイオード41のアノードが接続さ
れ、このダイオード41のカソ一ドが接地されている。
なお、第2図において、第1図と同一部分は同一符号を
付してその説明を省略する。
すなわち、小信号時、トランジスタ28はオフ状態であ
り、一方3段ダーリントン回路のトランジスタ32はオ
ン状態となる。
したがって、コンデンサ20は充電時にトランジスタ3
2を介して他端が接地され、放電時にダイオード33を
介して接地されるものであり、これによりコンデンサ1
8,20が小信号時に並列接続となる。
一方、大信号が入ってトランジスタ12のベース電位が
上昇すると、ダイオード26およびツエナーダイオード
27を介してトランジスタ30に逆バイアスがかゝり、
このトランジスタ30を含む3段ダーリントン回路のト
ランジスタ32がオフ状態となる。
一方、ダイオード26およびツエナーダイオード27を
介してトランジスタ28がオン状態となるもので、この
トランジスタ28がオン状態となることによりこのトラ
ンジスタ28を介してコンデンサ20の他端がコンデン
サ18の一端に接続され、ダイオード19.33がオフ
するので、コンデンサ18.20が直列接続となる。
なお、上記説明はトランジスタ12、コンデンサ18,
20側に関してであるが、トランジスタ13、コンデン
サ22.23側に関しても、ダイオード34、ツエナー
ダイオード35、トランジスタ37,38,39,40
およびダイオード41により同様に行われる。
また、第3図は第3の実施例を示し、この場合はN個の
コンデンサとN−1個のスイッチを用意することにより
N種のレベルの電源電圧を作り、信号レベルに応じて増
幅素子の電源電圧を細かに変化させるようにしたもので
ある。
すなわち、N個のコンデンサ42,,422・・・42
nの一端がN一1個のダイオード43.,432・・・
43n−1を順次介在して接続される。
また、整流器側端のコンデンサ42nの他端が接地され
るとともに、このコンデンサ42nを除くその他のコン
デンサ421,422・・・42n−1の他端がN−1
個のスイッチ41、,442・・・44,1の可動端子
44aに順次接続されており、このスイッチ441,4
42・・・44.1の第1の固定端子441,が整流器
側の隣接するコンデンサ422,423・・・42nの
他端に接続され、第2の固定端子44oが同一コンデン
サ422,423・・・42nの一端に接続される。
すなわち、N−1個のスイッチ441,442・・・4
4n−1すべての可動端子44aを第1の固定端子44
bに接続すればN個のコンデンサ421,422・・・
42nが並列接続されるが、信号レベルの増大に応じて
増幅素子側のスイッチ421から順次可動端子44aを
第2の固定端子44cに接続すれば、N個のコンデンサ
421,422・・・42nが順次直列接続されるよう
になり、電源電圧を信号レベルの増大に応じて細かに高
く変化させることができる。
以上詳述したように、本発明の電力増幅器によれば、電
源電圧を信号レベルに応じて変化させることができるが
、電源平滑用のコンデンサの接続の切換えにより電源電
圧を変化させるようにしたから、構成が簡単で製造作業
性、スペース、価格などの問題も解決でき、しかも小信
号時の電圧変動、リツプル含有率を低く抑えることがで
きるなど多大な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電力増幅器の一実施例を示す回路
構成図、第2図および第3図はそれぞれ本発明の他の実
施例を示す回路構成図である。 11・・・・・・入力信号源、12,13・・・・・・
トランジスタ、15・・・・・・電源トランス、16・
・・・・・ダイオードブリッジ整流回路、18,20・
・・・・・コンデンサ、21・・・・・・スイッチ、2
2,23・・・・・・コンデンサ、25・・・・・・ス
イッチ、27・・・・・・ツエナーダイオード、28,
30〜32・・・・・・トランジスタ、33・・・・・
・ダイオード、35・・・・・・ツエナーダイオード、
37〜40・・・・・・トランジスタ、41・・・・・
・ダイオード、421〜42n・・・・・・コンデンサ
、441〜44n−1・・・・・・スイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 増幅素子を動作させる電源電圧を信号レベルに応じ
    て変化させるようにした電力増幅器において、個々に充
    電される電源平滑用の複数のコンデンサと、このコンデ
    ンサを並列接続から信号レベルの増大に応じて直列接続
    に切換えるスイッチ回路とを具備することを特徴とする
    電力増幅器。 2 スイッチ回路を半導体素子を用いて構成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電力増幅器。
JP663077A 1977-01-24 1977-01-24 電力増幅器 Expired JPS583409B2 (ja)

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JPS5391647A JPS5391647A (en) 1978-08-11
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