JPS5833560Y2 - 硬度計における3点支持式環状試料受台 - Google Patents

硬度計における3点支持式環状試料受台

Info

Publication number
JPS5833560Y2
JPS5833560Y2 JP12820780U JP12820780U JPS5833560Y2 JP S5833560 Y2 JPS5833560 Y2 JP S5833560Y2 JP 12820780 U JP12820780 U JP 12820780U JP 12820780 U JP12820780 U JP 12820780U JP S5833560 Y2 JPS5833560 Y2 JP S5833560Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
sample holder
annular
protrusion
annular sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12820780U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5750055U (ja
Inventor
昌三 岩崎
Original Assignee
株式会社 明石製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 明石製作所 filed Critical 株式会社 明石製作所
Priority to JP12820780U priority Critical patent/JPS5833560Y2/ja
Publication of JPS5750055U publication Critical patent/JPS5750055U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5833560Y2 publication Critical patent/JPS5833560Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、硬度計における試料受台に関し、特に環状試
料を水平に載置しうる試料受台に関する。
従来、環状試料の硬さを測定する場合は、平らな試料受
台上に環状試料を水平に載置してから、所定の操作を施
すことにより、環状試料の被測定部分に圧子で圧痕をつ
けて、との圧痕の大きさから環状試料の硬さを測定する
ことが行なわれている。
ところで、従来の硬度計における試料受台では、環状試
料の裏面の平面度が悪いと、この環状試料を試料受台上
に載置したときに僅731ながらガタつきを生じて不安
定となり、正確な硬さ測定を行なえないという問題点が
ある。
本考案は、このような問題点を解決しようとするもので
、試料受台上に環状試料を3点支持により安定よく支持
して、正確な硬さ測定を行なえるようにした、硬度計に
おける3点支持式環状試料受台を提供することを目的と
する。
このため、本考案の硬度計における3点支持式環状試料
受台は、硬度計本体に昇降可能に設けられた試料受台に
おいて、環状試料を水平に載置される突起部をそなえ、
同突起部が、上記環状試料をほぼ3点支持すべく、圧子
軸の下方で上記環状試料の被測定部分を局部的に支持す
る主突条と、との主突条の一端から放射状に延在して上
記環状試料の他の2部分を局部的に支持する2条の補助
突条とで形成されたことを特徴としている。
以下、図面により本考案の一実施例としての硬度計にか
ける3点支持式環状試料受台について説明すると、第1
図は本受台をそなえた硬度計を示す正面図、第2図は第
1図の■−■矢視図であ久硬度計本体1には操作用把手
2aをそなえたナツト2が設けられていて、このナツト
2にはねじ軸3が螺合している。
きた、このねじ軸3の上端には、試料受台4が取付けら
れてお・す、これにより把子2aを操作してナツト2を
回転させると、ねじ軸3が昇降して、試料受台4も昇降
するようになっている。
さらに、この試料受台4の上面側には、輪切りにされた
鋼管等の円環状試料5を水平に載置しうる全体としてY
字型をなす突起部6が形成されている。
この突起部6ば、第1,2図に示すごとく、下端に圧子
7aをそなえた圧子軸1の鉛直下方で円環状試料5の被
測定部分5aを局部的に支持しうる主突条6aをそなえ
て形成されるとともに、この主突条6aの一端から放射
状に延在して円環状試料5の他の2部分sb 、5cを
局部的に支持する2条の補助突条6b 、6cをそなえ
て形成されている。
すなわち、2条の補助突条6b、6cの交わるところか
ら主突条6aが更に延在して、全体としてY字型の突起
部6が形成されているのである。
オた、3条の突条6a、6b、6cのそれぞれの相互に
なす角はほぼ120度となっており、これによう円環状
試料5の中心部を突起部5の交点部に合わせて、同突起
部6上に水平に載置すると、この円環状試料5をほぼ正
三角形の各頂点に近い3個所で支持することができる。
上述の構成により、試料受台4上に突起部6を介して水
平に3点で支持された円環状試料5の被測定部分5aに
圧痕なつけるには、把手2aを操作してナツト2を回転
させることにより、試料受台4を所定の高さオで上昇さ
せてから、圧子軸7を降下させることによって、その下
端の圧子7aで円環状試料5の被測定部分5aに圧痕を
つけることが行なわれる。
そして、との圧痕の大きさを顕微鏡等で観察することに
より、円環状試料5の硬さが測定されるのである。
このとき、円環状試料5はほぼ正三角形の各頂点に近い
3個所で突起部6に水平に支持されているので、円環状
試料5の裏面における平面度が悪い場合でも、ガタつく
ことがなく、正確に硬さの測定を行なえるのである。
円環状試料5として、大小各種の大きさのものを測定す
ることができるが、いずれの場合も、例えば試料受台4
を水平に移動することにより、円環状試料5の被測定部
分5aを圧子軸7の下方の主突条6a上に載置すること
が行なわれる。
オた、主突条6aと2条の補助突条6b、6cとを一体
に形成する代わ9に、補助突条6b、6cを主突条6a
の一端から切り離すようにして形成することも可能であ
る。
さらに、突起部6の円環状試料5の裏面との当接部は、
狭い面積の平面でも、エツジでもよい。
な督、環状試料5としては、円環状のもののほか、角型
の環状のものでもその硬さを測定することができる。
會た、3条の突条6a、6b、6cの相互になす角度と
しては、120度以外の適宜の角度でもよい。
以上詳述したように、本考案の硬度計における3点支持
式環状試料受台によれば、試料受台上において環状試料
を水平に載置しうる突起部が、圧子軸の下方で上記環状
試料の被測定部分を局部的に支持する主突条と、との主
突条の一端から放射状に延在して上記環状試料の他の2
部分を局部的に支持する2条の補助突条とで形成される
という簡素な構成で、環状試料を安定よく3点支持する
ことができ、これにより硬さ測定を十分な精度で行なえ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例としての硬度計における3点支持
式環状試料受台を示すもので、第1図は本受台をそなえ
た硬度計を示す正面図、第2図は第1図のn−m矢視図
である。 1・・・硬度計本体、2・・・ナツト、2a・・・操作
用把手、3・・・ねじ軸、4・・・試料受台、5・・・
円環状試料、5a・・・円環状試料の被測定部分、5b
、5c・・m環状試料の他の2部分、6・・突起部、6
a・・主突条、6b、6c・・・補助突条、7・・・圧
子軸、7a・・・圧子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 硬度計本体に昇降可能に設けられた試料受台に卦いて、
    環状試料を水平に載置される突起部をそなえ、同突起部
    が、上記環状試料をほぼ3点支持すべく、圧子軸の下方
    で上記環状試料の被測定部分を局部的に支持する主突条
    と、この主突条の一端から放射状に延在して上記環状試
    料の他の2部分を局部的に支持する2条の補助突条とで
    形成されたことを特徴とする、硬度計における3点支持
    式環状試料受台。
JP12820780U 1980-09-09 1980-09-09 硬度計における3点支持式環状試料受台 Expired JPS5833560Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12820780U JPS5833560Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09 硬度計における3点支持式環状試料受台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12820780U JPS5833560Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09 硬度計における3点支持式環状試料受台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5750055U JPS5750055U (ja) 1982-03-20
JPS5833560Y2 true JPS5833560Y2 (ja) 1983-07-27

Family

ID=29488602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12820780U Expired JPS5833560Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09 硬度計における3点支持式環状試料受台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5833560Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0440972A (ja) * 1990-06-06 1992-02-12 Mizuno Corp エアーマット部材入り捕球具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5750055U (ja) 1982-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4326336A (en) Gauge
JPS5833560Y2 (ja) 硬度計における3点支持式環状試料受台
JPS5833559Y2 (ja) 硬度計における3点支持式環状試料受台
EP0022598B1 (de) Tastkopf
CN205843620U (zh) 一种滚子外径测量装置
JPH0326405Y2 (ja)
JPH0752563Y2 (ja) ディスクホイールのデッシング測定治具
JPH077083Y2 (ja) ボールエンドミルにおける底刃の曲率半径測定器
JPH0411133Y2 (ja)
JP2966156B2 (ja) テーパー状座面角度測定装置および測定方法
JPH0279404U (ja)
JPH0544722Y2 (ja)
JPS6432109A (en) Height inspection instrument for side plate part of empty can
JPH047303U (ja)
JPH0248805U (ja)
JPS62285001A (ja) レンズ形状の測定方法
JPH038968Y2 (ja)
JP2567951Y2 (ja) 硬さ測定装置
JPS5854647Y2 (ja) 測定機用基準点ブロツク
JPS6322487Y2 (ja)
JPS6117365Y2 (ja)
JPS5842884Y2 (ja) 二次元サインバ−
KR0173605B1 (ko) 자동차의 뒤쪽 오버행각 측정기
JPH01107101A (ja) 薄板の厚さ測定器
JPS6392208U (ja)