JPS5833473Y2 - 釜 - Google Patents

Info

Publication number
JPS5833473Y2
JPS5833473Y2 JP1976145226U JP14522676U JPS5833473Y2 JP S5833473 Y2 JPS5833473 Y2 JP S5833473Y2 JP 1976145226 U JP1976145226 U JP 1976145226U JP 14522676 U JP14522676 U JP 14522676U JP S5833473 Y2 JPS5833473 Y2 JP S5833473Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pot
heating element
metal plates
water
surface heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976145226U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5361858U (ja
Inventor
弘美 広田
隆 是川
Original Assignee
松下電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP1976145226U priority Critical patent/JPS5833473Y2/ja
Publication of JPS5361858U publication Critical patent/JPS5361858U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5833473Y2 publication Critical patent/JPS5833473Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、湯を沸かしたり、水蒸気を発生させる釜、特
にその釜に設けるヒータに面発熱体を採用した釜に関す
る。
従来、この種の釜は第3図に示すように絞り成型した二
枚の金属板1,2をフランジ部3,4で突き合せてシー
ム溶接をして釜本体を作り、その外表面に絶縁板5、面
発熱体6を貼り合せて釜を構成していた。
そして一般的にこの種の釜は、面発熱体の単位面積当り
の熱量が小さい関係上所要の熱量を得るためには中に収
容される水量の割りには面発熱体の面積を大きくする必
要があり、従ってその形状は厚さの薄い直方体にして、
面発熱体を広い外表面に対向して貼り、釜を構成してい
る。
上述のように面発熱体特有の制約、すなわち広い平滑な
面を必要とするが、従来のような釜であると、プレス成
型時の残留応力のために、2枚の金属板が大きく捩れて
凹凸が生じ、望ましい平滑面が得難いものであった。
凹凸とか捩れがあると、絶縁板75凋0いので金属面に
密着しないこととなり、結果として熱伝導率が低下した
り、面発熱体に歪が生じて局部過熱を起すおそれがある
また、金属製厚板に1本または複数本の貫通孔を設け、
ここを通る水を金属製厚板の表面に設けた発熱体で加熱
するものが知られている。
しかし、貫通孔はその大きさが限定され、水量が制限さ
れる。
したがって水量を多く加熱しようとすれば、金属製厚板
の厚さを犬にしなければならず、非常に重い物になると
ともにコスト的にも割高になる。
さらに金属製厚板の厚さを犬にすれば、伝熱面積は広く
なるが、発熱体から水に熱が伝わるまでの距離が長くな
り、必ずしも熱伝達効率がよいとはいえなかった。
本考案はこのような従来の欠点を除去するものであり、
以下その実施例を図面とともに説明する。
Iは熱伝導率のよい材料、例えば不銹鋼板よりなる金属
板であって、この金属板Tを2枚間隔を設けて一体的に
対向させ、これら金属板1間の周囲、すなわち実施例で
は底部8、左右側面9を樹脂により一体的に成型して釜
本体10を構成している。
11は釜本体10の蓋であって、そのは!中央に釜本体
10の内部空間12ど連通する管13を有している。
そしてこの管13を通して釜本体10の内部空間12内
で作り出された熱湯もしくは蒸気を外部に導く。
な釦14は釜本体10と蓋11を水密的に結合するため
の接着剤である。
そしてこの釜本体10の一部を構成している2枚の鋼板
7の外表面に絶縁板15を介して面発熱体16が接着さ
れており、内部空間12内の水を加熱する。
このように本考案によれば、面発熱体16に密着した鋼
板γは絞り成型のような加工を何ら施さない単なる板で
よいから、加工による残留応力がなく、従って捩れて凹
凸が生ずるおそれが皆無であり、従来のような局部加熱
による面発熱体の損傷や熱伝導率の悪化等の欠点が完全
に解消された。
また絞シ加工やシーム溶接の必要がなく、安価で実用的
な釜を提供することができ、ヘヤーセットにおけるスチ
ーム発生用、加湿器等の釜に採用して実用的効果が大き
い。
さらにまた、釜本体が金属板2枚により構成されている
ことは、従来の貫通孔の場合に比し、水量が多くとれ、
しかも電熱体と水との距離が短かく熱伝達率がよい。
また釜本体の周囲が樹脂製であることは、樹脂部分から
外部への熱放散が少なく、全体の熱効率が高するもので
あり筐す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかける釜の断面図、第2図
は第1図のA−A線断面図、第3図は従来例の断面図で
ある。 7・・・鋼板、8・・・底部、9・・・側面、10・・
・釜本体、15・・・絶縁板、16・・・面発熱体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2枚の金属板を間隔を設けて一体的に対向させ、これら
    金属板間の周囲を樹脂により一体的に成型して釜本体を
    構成するとともに、前記金属板の外表面に面発熱体を密
    着させた釜。
JP1976145226U 1976-10-27 1976-10-27 Expired JPS5833473Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976145226U JPS5833473Y2 (ja) 1976-10-27 1976-10-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976145226U JPS5833473Y2 (ja) 1976-10-27 1976-10-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5361858U JPS5361858U (ja) 1978-05-25
JPS5833473Y2 true JPS5833473Y2 (ja) 1983-07-26

Family

ID=28753801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976145226U Expired JPS5833473Y2 (ja) 1976-10-27 1976-10-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5833473Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4987154U (ja) * 1972-11-17 1974-07-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5361858U (ja) 1978-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5833473Y2 (ja)
JPH019476Y2 (ja)
JP3002174U (ja) 電熱ヒータ
JPS6332654Y2 (ja)
JPH046154Y2 (ja)
JPS5841673Y2 (ja) 発熱体
JPS5835165Y2 (ja) 電気焼物調理板
JPS6319993B2 (ja)
JP2000070118A (ja) 煮炊煮沸器
JPH0525874Y2 (ja)
US1150429A (en) Electric heater.
JPS631434Y2 (ja)
JPS5824306U (ja) ホツトプレス用熱板ヒ−タ
JPH03295186A (ja) 面状発熱体
JPS5932212U (ja) 加熱調理器のケ−キ用型
JPH0540827Y2 (ja)
JPH0471317B2 (ja)
JPH02243114A (ja) 炊飯器
JPS6123934U (ja) 電気湯わかし器
JPS58152793U (ja) ヒ−タ
JPS6261621U (ja)
JPS591329U (ja) 電気湯沸かし器
JPS60119325U (ja) 電気炊飯器
JPS62152415A (ja) 調理器
JPS5967130U (ja) 電気炊飯器