JPS5833019B2 - カイテンシキハサイキ - Google Patents

カイテンシキハサイキ

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Publication number
JPS5833019B2
JPS5833019B2 JP14288275A JP14288275A JPS5833019B2 JP S5833019 B2 JPS5833019 B2 JP S5833019B2 JP 14288275 A JP14288275 A JP 14288275A JP 14288275 A JP14288275 A JP 14288275A JP S5833019 B2 JPS5833019 B2 JP S5833019B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
housing
waste
base
crushing
Prior art date
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Expired
Application number
JP14288275A
Other languages
English (en)
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JPS5267867A (en
Inventor
弘幸 安藤
良三 真川
勝治 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sanki Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanki Engineering Co Ltd filed Critical Sanki Engineering Co Ltd
Priority to JP14288275A priority Critical patent/JPS5833019B2/ja
Publication of JPS5267867A publication Critical patent/JPS5267867A/ja
Publication of JPS5833019B2 publication Critical patent/JPS5833019B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転式の廃棄物破砕機に関するものであって、
特に冷蔵庫、電気洗濯機等の耐久消費財或いは机、タン
ス等の家具類の如き大形廃棄物を焼却処理または埋設処
理するに先立ちこれらを細片に破砕するための装置に係
るものである。
最近、家庭用の廃棄物として家具類その他の大形廃棄物
が排出される傾向が著しいが、この様な大形廃棄物は従
来から排出されていた小形の塵芥に比較してその処理が
極めて困難である。
即ち大形廃棄物は、一般に、重量物である上に嵩張るか
ら、これを焼却設備′に時込んでもそのままでは炉内へ
の投入が困難であり、燃焼効率も格段に劣る欠点がある
更に、タイヤ或いはプラスチック製の大形廃棄物にあっ
ては燃焼に当り高温を発するから、これをそのまま投入
すれば炉温を異常に上昇させ温度制御を困難にするおそ
れもあった。
また、廃棄物を埋設処理する場合も、それが嵩高である
と、広大な埋設場所が要求され、しかも埋設後の覆土等
を緊密に行うことができないなどの不都合があった。
このような事情から、大形廃棄物を焼却或いは埋設処理
するに当っては、それに先立ってこれを細分化する作業
が必要であり、その為の装置も従来より提案されている
しかし乍ら、従来型の破砕機は、シリンダ等によって一
定速度で往復動或いは揺動する二組の切断刃を互いに噛
み合せることによって、この二組の切断刃の間に供給さ
れた大形廃棄物を細分化するものであるため、二組の刃
の噛み合せ時においては破砕せんとする大形廃棄物の供
給を行うことが不可能であり、破砕作業を連続して行う
ことができない欠点があった。
また、従来型の破砕機は、その破砕能力を越えた硬質或
いは厚手の廃棄物を投入した場合であっても、その廃棄
物に拘わりなく剪断作業を行うような構造であるため、
切断刃に異常な負荷が加わり装置が破損する事故が応々
にして生ずるという欠点もあり、その稼動率は良いもの
とは云えなかった。
本発明は、上述の如き点に鑑みなされたものであって、
複数枚の固定刃を略方射状に設置すると共に、その上方
にはこれに近接して連続回転する回転刃を配設し、回転
刃の上方より投入した廃棄物が回転刃と固定刃とによっ
て細分化された後、各固定刃の間隙を通って順次下方へ
落下するようになし、以って破砕作業を連続して行い得
るようにした回転式破砕機を提供せんとするものである
また、本発明は前記固定刃を設置するに当り、この固定
刃に異常な負荷が加わった場合には、固定刃の係止ピン
が外れ固定刃が自由に回動するようになし、破砕能力以
上の廃棄物が投入された場合でも装置が破損するおそれ
のないようにしたものである。
進んで、本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明
すると、図中符号1は床Fに形成した廃棄物の排出口f
上に設置した円筒形の基台、2はこの基台1上に固定し
た略円錐台状の筒形をした固定ハウジング、3は固定ハ
ウジング2の上部開口部に取付けた大形廃棄物の投入口
、4は固定ハウジング2内に配設され且つ基台1上にお
いて一定方向(図中矢印方向)に回転し得るように設定
された筒形の回転ハウジング、5はこの回転ハウジング
4と前記基台1の上部床面との間に形成された破砕室で
ある。
また、6は基台1から破砕室5内へ突設した一次カツタ
ーである。
前記基台1における上部床面7には、−例として三個の
破砕孔8を放射状に開口させ、この破砕孔8の前方、即
ち回転ハウジング4の進入方向に臨む床面7は、これを
扇状に一段低く構成し低床部7aとすると共に、他の床
面7は高床部7bとする。
各破砕孔B内には固定刃9を配設するものであって、基
台1の側壁から中心方向に延びる支軸10上に固定刃9
を回動自在に装架すると共に、この固定刃9における支
軸10への取付部分に固定刃9の支持レバー11を附設
し、更にこの支持レバー11を基台1の側壁に固定する
ことによって、破砕作業時において固定刃9が床面7の
高床部7aと同一レベルに設定され破砕孔8内に突出す
るようになす。
而して、支持レバー11の端部には、連杆12を介して
摺動杆13を取付け、この摺動杆13を基台1の側壁に
形成した取付孔14内に摺動自在に嵌装する。
摺動杆13の端部は、これを側壁の外周部に突出させ、
この突出部に係止ピン15を取付け、この係止ピン15
によって摺動杆13と基台1の側壁とを固定し、固定刃
9を破砕状態に設定する。
係止ピン15としては、一定限度以上の力が加わった場
合に容易に破損し得るようなものを採用するものであっ
て、固定刃9に異常な力が加わった場合に破損し、摺動
杆14の固定状態を解除して、固定刃9を破砕孔8の下
方へ回動し得るようになし、破砕作業を中断されるよう
に構成する。
また、この係止ピン15には、その破損時において回転
刃の駆動装置を停止させるための機構を附設する。
なお、この駆動装置の停止機構としては、固定刃9或い
は摺動杆13の軌道上にリミットスイッチを設けて威る
ものも使用し得る。
更にまた、前記摺動杆13と基台1の側壁との間にはス
プリング16を縮設して摺動杆13に対し常時後退傾向
を附与し、固定刃9が破砕孔8の下方へ回動した後、直
ちにこのスプリング16の作用によって破砕状態に復帰
し得るようになす。
一方、前記回転ハウジング4は、上部が開口した略円錐
台状の筒形をなすものであって、その側壁部にはマンホ
ール17を形成すると共に、その底部には一例として二
個の扇形をなす開口部18を形成する。
この開口部18における回転ハウジング4の回転方向の
後方に位置する開口縁部には、回転ハウジング4の中心
から放射状となるように回転刃19を固定するものであ
って、この回転刃19はその下面は基台1における高床
部7bの表面、即ち固定刃9の上面の僅かな間隔を保つ
ように配設される。
而して、回転ハウジング4の外周部端縁20は、これを
基台1の上面に突出させた支持枠21上に摺接して回動
し得るように構成すると共に、回転ハウジング4の底部
中央はこれを上方へ突出させ、この突出部分の背面に形
成された四部23内に回転ハウジング4の駆動機構を組
み込む。
即ち、基台1の中央部に管状のハウジング回転軸24を
配設し、この上端を基台1の上面より前記凹部23内に
向って突出させ、この端部外周に回転ハウジング4の中
央部を固定すると共に、ハウジング回転軸24の下端に
は下向きの歯を備えたベベルギア25を固定し、このベ
ベルギア25に駆動軸26に固定したベベルギア27を
係合する。
而して、駆動軸26は、これを■ベルトシープ28、ベ
ルト29等を介してモータ30に接続するものであって
、その経路上には、−例として流体継手31を配設する
なお、図中符号32は回転部分に対する潤滑用の給油用
配管、33は同じく給油用ポンプ、34は給油用ポンプ
34の駆動用■ベルト、35は駆動機構等の保護カバー
である。
さて、回転ハウジング4内には、前述の通り、回転ハウ
ジング4と逆方向に回転する一次カツタ−6を突出させ
るものである。
即ち、管状をなすハウジング回転軸24の内部に一次カ
ツタ−6の回転軸36を回動自在に組み込み、このカッ
ター回転軸36の上端に一次カツタ−6を固定すると共
に、カッター回転軸36の下端には上向きの歯を有する
ベベルギア37を固定し、このベベルギア37を前記回
転ハウジング4の駆動軸26に固定したベベルギア27
に係合させる。
本発明の破砕機は上述の実施例に示す如き構成を有する
ものであるが、以下その作用について説明する。
まず、大形の廃棄物を入力、シュート、コンベヤ等の手
段で本発明の破砕機の頂部に開口させた投入口3内に供
給すると、この廃棄物は、固定ノ\ウジング2内で回転
を続ける回転ハウジング3内に落下し、この回転ハウジ
ング3の中央部に突出している一次カツタ−6によって
粗破砕されある程度細分化される。
即ち、回転ハウジング4と一次カツタ−6とは、一本の
駆動軸26に固定されたベベルギア27によって駆動さ
れるが、このベベルギア27に係合する夫々のベベルギ
ア25及び37が逆方向であるため、回転ハウジング4
と一次カツタ−6とは逆方向に回転し、それに伴い回転
ハウジング4内に落下した廃棄物の一次破砕が効率良く
行なわれる。
一次カツタ−6によっである程度細分化された廃棄物は
、更に回転ハウジング4の遠心力によってその内壁に押
付けられながら下方に移動し、その底部に形成した開口
部18に導ひかれ、次いでこの開口部8より基台1に形
成した破砕孔8内へ落下する。
而して、この破砕孔8内への落下時において、回転ハウ
ジング4の回転に伴い回転する回転刃19と基台1側の
固定刃9とによって第二次の破砕作業が行なわれ、廃棄
物は更に細分化されて、破砕孔8より床Fに形成した廃
棄物の排出口fへ落下する。
このようにして、回転刃19と固定刃9との剪断力によ
って廃棄物は細片に破砕されるものであるが、これらの
剪断力によっては破砕し得ない硬さ或いは厚さを有する
廃棄物が投入された場合は、固定刃9に一定程度以上の
負荷が掛るとこの固定刃9が下方へ回動しこの負荷を逃
げることによって装置の破損を防止する。
即ち、固定刃9は、支軸10に対し回動自在に取付けら
れ、常時はこの固定刃9に連繋した摺動杆13を係止ピ
ン15を介して基台1に固定することによって破砕状態
に設定されているものであるが、固定刃9に異常な負荷
が加わるとこれに連繋した摺動杆13が前方へ強く引か
れ、その力によって係止ピン15が破損する。
すると、この摺動杆13は自由状態となるので、これに
連繋した固定刃9も負荷に伴い支軸10を中心として下
方に回動するので、回転刃13と固定刃9とに挾まれて
いた剪断不能な廃棄物は、そのままの大゛きさで破砕孔
8内から下方へ落下する。
なお、この際廃棄物が破砕孔8よりも大型の場合は、廃
棄物は破砕孔8内から落下することはないが、係止ピン
15或いは固定刃15等に回転ハウジング4の駆動停止
機構を附設しておき、固定刃9の下方への回動時におい
て直ちに回転ハウジング4を停止させるようにする。
また、一旦下方へ回動した固定刃9は、その後スプリン
グ16の作用によって自動的に再び元の位置に復帰する
ので、破損した係止ピン15を交換の上、運転の再開を
行う。
以上の通り、本発明の破砕機によれば連続して廃棄物の
破砕を行うことが可能となるので、従来型の装置に比較
し小型の装置でしかも処理量を極めて増大させることが
可能となる。
特に、本発明は回転する剪断刃によって破砕を行うもの
であるから、比較的靭性の高い廃棄物であっても容易に
破砕することができ、しかも刃それ自体の磨滅による影
響が少く長期間に亘って鋭い切れ味を保つことが可能で
ある。
その上、本発明は固定刃9を゛基台1に対し回動自在に
取付け、固定刃9に異常な負荷が加わった場合には、こ
の固定刃9の係止ピン15を切ることによって固定刃9
を下方へ逃がすようにしたものであるから、本発明の装
置によっても破砕し得ないような廃棄物を投入した場合
であっても装置が破損したりする不都合がない。
また、回転ハウジングと一次カツターとの駆動機構を共
用することにより装置の小型、単純化を図ることができ
る。
更にまた、回転ハウジングと固定ハウジング間のシール
は遠心力による逆風効果によって清浄に保たれ、特に回
転ハウジングの外周にフィンを取付けた場合にはこの利
点が顕著に現われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明たる回転式廃棄物破砕機の一実施例を示
す平面図、第2図は同上正面図、第3図は第1図■−■
線の断面図、第4図は同上IV−IV線の断面図、第5
図は第3図■−V線の断面図、第6図は同上VI−Vl
線の断面図である。 1:基台、2:固定ハウジング、3:投入口4:回転ハ
ウジング、5:破砕室、6:−次カッター、7:床面、
8:破砕孔、9:固定刃、10:支軸、11:支持レバ
ー、12:連杆、13:摺動杆、14:取付孔、15:
係止ピン、16:スプリング、18:開口部、19:回
転刃、24:ハウジング回転軸、26:1駆動軸、36
:カッター回転軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基台1上に固定した筒型の固定ハウジング2内に上
    部に投入口3を有する回転ハウジング4を回動自在に組
    み込み、この回転ハウジング4内を廃棄物の破砕室5と
    し、この破砕室5内にハウジング4と逆方向に回転する
    一次カツタ−6を突出させると共に、回転ハウジング4
    の底部に設けた開口部18には回転刃19を附設し、一
    方基台1の上面には前記開口部18に対応する破砕孔8
    を形成し、この破砕孔8内に固定刃9を回動自在に配設
    し、且つこの固定刃9に連繋した摺動杆13を一定限度
    以上の負荷で破損する係止ピン15によって基台1に固
    定し固定刃9を破砕状態に設定したことを特徴とする回
    転式破砕機。
JP14288275A 1975-12-03 1975-12-03 カイテンシキハサイキ Expired JPS5833019B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14288275A JPS5833019B2 (ja) 1975-12-03 1975-12-03 カイテンシキハサイキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14288275A JPS5833019B2 (ja) 1975-12-03 1975-12-03 カイテンシキハサイキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5267867A JPS5267867A (en) 1977-06-04
JPS5833019B2 true JPS5833019B2 (ja) 1983-07-16

Family

ID=15325778

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14288275A Expired JPS5833019B2 (ja) 1975-12-03 1975-12-03 カイテンシキハサイキ

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JP (1) JPS5833019B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61147398A (ja) * 1984-12-20 1986-07-05 水上 勇 警報装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61147398A (ja) * 1984-12-20 1986-07-05 水上 勇 警報装置

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Publication number Publication date
JPS5267867A (en) 1977-06-04

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