JPS5832767A

JPS5832767A - 下肢装具

Info

Publication number: JPS5832767A
Application number: JP56131239A
Authority: JP
Inventors: 新島　伸児
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1981-08-21
Filing date: 1981-08-21
Publication date: 1983-02-25
Also published as: JPS6116173B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は下肢の障害、例えば尖足や垂れ足で歩行や運動
が不自由な患者の下腿部以下の足部に当てがって歩行を
容易とし、片手で脱着や調節が可能で、素足、靴のどち
らにも使用ができ、特に装着したまま室の内外を歩行し
得られ、また仰向けに寝たときはプロテクターとして床
ずれや垂れ足のつま先が下方に向くことを防止し、治癒
を促進し得る下肢装具に関す。

更に詳しく本発明の実施例を図について次に説明する。

第１図は下肢装具全体の正面図であり、第２図は背面図
である。脚の後下腿部の下方、つまり足首の上方背部に
当て板１を尚てる。該部て板１は長方形のもので半円状
に湾曲し、上部を太き（、下部をやや狭めて体の下腿部
αに密接するようになっている。第３図乃至第６図に見
られる如く、前記当て板１の下縁１′に足首背部ｂ、外
側部ｅと足底Ｃの中央部に接する応接部４，５．６を一
体に有する側当具２の上辺を、ばね付蝶番３で蝶着連結
する。蝶番の代りに核部に弾性帯金（図示してない）を
固定して弾性を保持するように取り付けることもできる
。当て板１の下縁１′と側当具２の上縁ｌは弧状縁であ
って、突き合わせたときに内方が紡錘形の間隙７となり
、両側の角縁はそれ１ぞれ面接触していて（第３図）、当て板１と側当具２相
互の屈曲動を円滑に行うことができる。側当具２の上部
応接部４と前記当て板１の外面の両側には、側当具と尚
て板との起伏屈曲を調節するためのスプリング８，８′
を有する固定子９，９′と１０、１０’とを設ける。　
固定子９，９′にはスプリング８，８′の把持杆１１，
１１’の出没を調節する調節回し１２．１２’を付設す
る。　側描具２の背部応接部４は半円形であって、前記
の如く当て板１に連結し、該応接部４のほぼ中央線より
の側辺が外側の応接部５となり、これに直角状に足底中
央部への応接部６が一体に構成され、前記三つの応接部
４，５゜６によって踵部ｄ及び内果部１がすっぽりと進
入る半円状の穴部１３が形成される。外側応接部５が足
首の外来部ｆに対応する部分１４を少しく外側に湾曲し
ておき、窮屈を感じないようにしておく。

側当具２の応接部４の上部外側には、足首上部１の下腿
部に取り付ける止紐冴と上輪怒がある。止紐冴はマジッ
クテープ加が便であり、上輪５は伸縮テープｎで敗り付
けである。このことは例えば左脚に本発明の装具を履い
たとき、右手だけで締め付けることができるように工夫
したものである。

また、応接部４の下側には上輪１７のある伸縮体１８を
取り付け、該上輪には足底中央部に対する応接部６の側
端部１５の溝穴１６をくぐって定着している紐ベルト１
９のマジック止部加が係り、該紐ベルト１９の他側部ｎ
は足背部に緊接して、外側の応接部“５に取り付けた伸
縮テープ路の上輪２】に係合しマジック止め器される。

ここにおいて本発明の使用実例を説明する。例えば脳卒
中による半身不動で回復訓練をしている患者、或いは交
通その他の事故によって尖足や垂れ足の障害のある者、
或いはそれらの後遺症者の多くは歩行が頗る難渋し、日
常生活においても不自由である。

従来、回復訓練用の器具は種々提案されているが、脱着
や調節を満足すべきものが少なく、重くして取扱いも不
便であり、また、装着したまま室内、室外を兼用し得る
ものは殆んどないのに鑑み、本発明者は体験に基づき軽
くして取扱い易（、歩行が軽快であり、着脱容易で室内
外兼用し得られ、患部の治癒を促進し早める本発明を完
成したもの“である。本発明は前記の如く、かつ第４図
、第５図及び第６図の足体側に装着した態様にも見られ
るように、下腿部αに接する尚て板１と、足首背部す１
足底Ｃに接する側尚具２とを、蝶番又は弾性帯金で連結
し、強弱調整スプリング８，８′及び装着ベルトから成
り、前記当て板１と側当具２は金属、軽合金、硬質合成
樹脂などで軽量、強靭に作り、足体に密接し患部の状態
により爪先の下りや足底の左右傾斜の具合いが異なるた
め、それぞれ快適な引張り上げの力を調整することがで
き、重、軽症者及び回復の度合いに適するように工夫し
である。第５図及び第６図に見られるように、着用時は
まず、下腿部αの背に当て板１とコ状の側当具２の応接
部４を尚て、踵部ｄを穴部１３から出して足底Ｃの中央
部に応接部６を尚て、前記の如く紐ベルト１９や止紐冴
などを締め付ける。足首部においては、足の外側部を応
接部５が片側アーム状に支持し、該応接部の湾曲部が足
底を通して爪先の引張り上げの役目をしている□。内側
部にはアームは無く、前記の如く装置ベルトにより連結
され、長さが調節されることにより足体の大きさに合わ
せてフリーサイズとして使用することができるので、従
来のように各人の足の形状に合わせ、時により足型を石
膏で作るなどして単品を製造するような手数を省き、か
つ量産できるから低価格にて提供し得る利益がある。装
着ベルトの片側は伸縮テープｎ、２８で、これに上輪５
，２１が付けてあり、他側部別、２２はマジックテープ
久、２６となっているので歩行に際し足体に柔か（接し
、接触部に無理がな（、着脱するにもマジックテープを
上輪に緩緊するだけでよいから半身麻痺者でも装着でき
るように注意がはられれている。また、従来の装具は、
靴その他の履物と接続したり、或い覧は組合わせなければ使用することができなかったが、本
装具は直接足に装着したまま靴、スリッパサンダル、下
駄などの履物が使用でき、室内、室外を問わず、かつ、
男女兼用し得られる利便があり、特に足首部の屈伸、起
伏作動が円滑で軽快であり、従って患者の保健衛生上、
多大な効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は左足用装具を示しているが、右足用も対象形である
ので説明を省略する。第１図は本発明下肢装具の正面図
、第２図は背面図、第３図は内方から見た側面の斜視図
、第４図は装着状態の前面図、第５図は同じく内側図、
第６図は同じ（外側図である。図中、符号１・・・当て板、２・・・側尚具、３・・・
らせんばね付蝶番、　４・・・応接部（背部）、５・・
・応接部（外側部）、６・・・応接部（足底中央部）、
８．８・・・スプリング、１３・・・穴部、１８・・・
伸縮帯ζ１９・・・紐ベルト、列・・・止紐、５・・・
上輪、あ・・・マジックテープ、Ｍ・・・伸縮テープ、
１′・・・入１弧秋下縁、ｌ・・・　　弧状上縁。特許出願人　　新　島　伸　　児第１図１１ｂ　　　　　ｂ第２図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】１、半円弧方形の当て板（１）の弧状下縁（１５に側当
具（２）の弧状上縁（２１を突き合わせ、該突き合わせ
部をらせんばね付蝶番（３）で連結し、前記側当其の上
部応接部（４）の背面両側と前記尚て板とを調節できる
スプリング（８）、　（８５で連続し、前記応接部（４
）の半部を外側応接部（５）として、これに内方に直角
状に緩曲した足底中央部の応接部（６）を一体に設け、
前記三部接部はコ状に形成して内方に一側が開放した穴
部α■とし、前記応接部（４）と応接部（５１，（６１
及び（４１，ｆ６）どうじの間に止紐（財）、紐ベルト
α１を緩緊し得るように取り付けることを特徴とする下
肢装具。２、　らせんばね付蝶番の代りに、弾性帯金を取り付け
て連結した特許請求の範囲第１項記載の下肢装具。