JPS5832417Y2 - ケ−ブルドラム - Google Patents

ケ−ブルドラム

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Publication number
JPS5832417Y2
JPS5832417Y2 JP14977079U JP14977079U JPS5832417Y2 JP S5832417 Y2 JPS5832417 Y2 JP S5832417Y2 JP 14977079 U JP14977079 U JP 14977079U JP 14977079 U JP14977079 U JP 14977079U JP S5832417 Y2 JPS5832417 Y2 JP S5832417Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
drum
radius
repeater
roller
Prior art date
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Expired
Application number
JP14977079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5667830U (ja
Inventor
峰雄 松田
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はケーブル船等において使用されるケーブル操作
装置におけるケーブルドラムの改良に関するものである
従来、ケーブルエンジン等に使用されるケーブルドラム
は、円筒状に形成されており、これにケーブルを数巻き
し、ドラム全体を回転させて、ケーブルの巻上げ、くり
出しを行なっていた。
ところが、ドラムに巻かれたケーブルターンは、ドラム
の回転に伴って、回転軸方向に移動しようとするので、
これを阻止するために、フリーティングナイフを用いて
いるが、これによれば、レピータ通過時にレピータとフ
リーティングナイフの衝突を防ぐために一層フリーテイ
ングナイフをドラム軸方向に逃してやる等めんどうな操
作が必要である。
このフリーティングナイフを必要としないケーブルドラ
ムは、昭和50年特許出願公告第23914号公報に開
示されている。
これは、ドラム径に相当する円周にそれらの外周面が内
接する如く、多数のロー2を配置し、これらのローラ一
群を回転駆動することにより、ケーブルの軸方向の移動
を阻止しようとするものである。
本考案は、上述の昭和50年特許出願公告第23914
号公報に開示された発明を更に改良発展させ、ケーブル
のドラム軸方向の移動阻止機能を一層確実にしようとす
るものである。
即ちドロー・オフ・ホールドバックギヤや、ダイナモメ
ータ等をリピータが通過するときの衝撃や船体のピッチ
ングなどによりケーブル張力が変動したときにクープル
の一部がドラム軸方向に変動して隣すのケーブルと重な
り合って破損するような恐れのないケーブル張力ドラム
を提供することを目的とするものである。
本考案は、ドラム径に相当する円周に内接する如く配置
された多数のローラ一群を有するケーブル操作装置にお
いて、前記各ローラーの表面にケーブル巻数に相当する
複数個の案内溝をローラー軸方向にレピータ半径とケー
ブル半径の和以上のピッチ寸法に刻設し、前記案内溝は
前後のローラの溝位置に対して少しずつずれ、ケープル
ー巻に対してレピータ半径とケーブル半径の和以上にし
たことを特徴とするもので、本考案によればフリーティ
ングナイフを必要とせず、しかも、ケーブル張力の変動
等に関係なくドラム上のケーブルターンを常に所定の位
置に確実に保持できる。
以下本考案を図示実施例について説明する。
第1図ないし第3図において1は後記するローラ群88
・・・に数巻きされ張力を付与されるケーブル、2はロ
ーラ駆動用の油圧モータ、3は架台、4は前記油圧モー
タ2の回転軸に装着された駆動歯車、5はドラム中心軸
6の一端に回転可能に装着された被動歯車で前記駆動歯
車4と噛合っている。
なお、ドラム中心軸6は前記架台3に回転しないように
固定されている。
1.7はドラム中心軸6に固定された円板状のフレーム
、88・・・は、ドラム径に相当する円周にそれらの外
周面が内接する如く配置されたローラ一群であり、各ロ
ーラーの両端は前記フレームI。
7に回転可能に支持されている。
各ローラーの軸端には小歯車9,9・・・が設げられて
おり、これが駆動用の大歯車10に噛合っている。
大歯車10は前記被動歯車5に一体に固着されており、
軸受11によって、前記ドラム中心軸6に回転可能に支
持されている。
12.12・・・は前記各ロー5−8,8・・・表面に
刻設された断面V形のケーフル案内溝であり、各案内溝
相互のピッチPはレピータ130半径Rとケーブル10
半径rの和以上とされ、レピータ通過時、隣接ケーブル
とレピータが接触あるいは重なり合わないように配慮さ
れている。
又これら各ローラー8,8・・・の案内溝は前後のロー
ラーの案内溝の位置に対して少しづつ軸方向にずらされ
、ケーブル−巻に対してレピータ通過とケーブル半径の
和以上ずれるように配置されており、これによってドラ
ム稼動中ケーブル巻取ンのフリーティング即ち、ドラム
軸方向の変位防止作用を行なわせている。
本実施例において、ケーブルを図示の如くドラム面(ロ
ーラー面)に巻付け、一端を図示していないドロー・オ
フ・ホールド・バックギヤに、他端を図示していないケ
ーブル巻取り装置へ導いた状態で油圧モータ2を始動す
れば、駆動歯車4、被動歯車5、大歯車10及び小歯車
9,9・・・を介してローラ一群8,8・・・が−斎に
同一方向に回転しケーブルを所定の方向に移送する。
本実施例は上に述べたように各ローラー8,8・・・に
、ケーブル巻数に相当する数の案内溝12が設けられ、
これらの案内溝のローラー軸方向のピッチがレピータ半
径とケーブル半径の和以上とされていること、及び前後
のローラーの案内溝12の位置が少しづつ軸方向にずら
され、そのずれ量が、ケーブル−巻についてレピータ半
径とケーブル半径の和以上となされていることにより、
ケーブルは各ローラーの案内溝に沿って整然と移送され
、レピータ通過等によるケーブル張力の変動に対しても
ケーブルを常に所定の位置に保持することが可能となる
従って従来のように隣接ケーブル相互あるいはケーブル
とレピータが重なり合って損傷するような恐れがなく、
信頼性の高いケーブル張力ドラムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は第1図■
−■線に沿う縦断面図、第3図は第1図■−■線に沿う
横断面図である。 1・・・・・・ケーブル、8,8・・・、・・・・・・
ローラ、12・・・・・・案内溝、P・・・・・・案内
溝12のピッチ、R・・・・・・レピータ13の半径、
r・・・・・・ケーブルの半径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドラム径に相当する円周に内接する如く配置されたロー
    ラ一群を有し、これらのローラーを駆動回転させること
    により、ドラムに巻回されたケーブルを移送するケーブ
    ル操作装置において、各ローラの表面に、ケーブル巻数
    に相当する複数個の案内溝を、ローラー軸方向にレピー
    タ半径とケーブル半径の和以上のピッチ寸法に刻設し、
    前記案内溝は、前後のローラーの案内溝位置に対して少
    しづつずれており、そのずれ量がケーブルー巻きにつき
    、レピータの半径とケーブルの半径の和以上にしたこと
    を特徴とするケーブルドラム。
JP14977079U 1979-10-29 1979-10-29 ケ−ブルドラム Expired JPS5832417Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14977079U JPS5832417Y2 (ja) 1979-10-29 1979-10-29 ケ−ブルドラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14977079U JPS5832417Y2 (ja) 1979-10-29 1979-10-29 ケ−ブルドラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5667830U JPS5667830U (ja) 1981-06-05
JPS5832417Y2 true JPS5832417Y2 (ja) 1983-07-19

Family

ID=29380846

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14977079U Expired JPS5832417Y2 (ja) 1979-10-29 1979-10-29 ケ−ブルドラム

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JPS5667830U (ja) 1981-06-05

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