JPS5832387B2 - ガス放電表示装置 - Google Patents

ガス放電表示装置

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JPS5832387B2
JPS5832387B2 JP49114533A JP11453374A JPS5832387B2 JP S5832387 B2 JPS5832387 B2 JP S5832387B2 JP 49114533 A JP49114533 A JP 49114533A JP 11453374 A JP11453374 A JP 11453374A JP S5832387 B2 JPS5832387 B2 JP S5832387B2
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electrode group
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガス放電表示装置に係る。
従来ガス放電表示装置として知られている表示装置には
、電極が放電空間に直接液している直流放電型と電極が
誘電体で被ふ(され、直接放電空間に接していない交流
型がある。
いづれのタイプの放電表示装置に於いても原理的には2
つの電極を有し、その電極間に形成されるガス空間の放
電開始電圧より高い電圧を印加し、放電発光せしめて表
示を行なうものである。
さらにこれ等は、表示画像を記憶する機能を持ったスト
レージ型のものと、記憶機能を有しないリフレッシュ型
のものとに別けられる。
このうち、リフレッシュ型のガス放電表示装置は表示絵
素である放電空間に放電開始電圧以上の電圧が印加され
た時に表示、放電開始電圧以下の時に非表示としてパタ
ーンを表示するもので放電空間には放電開始電圧を境と
してスイッチングされた電圧を印加するだけのため、放
電を持続するための維持電圧、放電を開始するための点
火電圧、放電を停止するための消去電圧という3つの動
作モードに対する電圧を制御する必要のあるストレージ
型のガス放電表示装置に比較して動作原理が単純であり
、動作の安定性、寿命の点で優れたものであり、比較的
小型の表示装置には有効なものである。
しかしながら、リフレッシュ型のガス放電表示装置では
表示されるパターンを祝電的にとらえるためには表示さ
れるパターンを繰返し表示する(リフレッシュする)必
要があり、そのためには放電させるための電圧を印加す
る電極を順次切換えること、即ち電極を走査することが
必要となる。
従来このような電極の走査は、走査電極の夫々にスイッ
チング素子を接続したり、走査電極を選択すべくダイオ
ードマトリックス回路を設けたりして行なわれていたが
、走査電極の数が多くなると、上述のような電極走査用
の回路を構成する部品の数が増加するために、表示装置
の信頼性、コスト等の点において不利となり、また走査
電極と、走査用の回路とを接続する手段が困難になると
いう欠点を有していた。
またガス放電表示板自体に電極走査機能の一部を含んだ
もの(自己走査型のガス放電表示板として知られている
)はその構造が複雑となる欠点を有している。
本発明の目的は上記のような従来の欠点を除去し、比較
的簡単な構造によって電極走査機能を表示板内に含んだ
ガス放電表示板を用い、電極走査機構をきわめて単純化
した高信頼性かつ低価格なガス放電表示装置を提供する
ことにある。
本発明によれば、複数ケの電極より第1の電極群が形成
された第1の基板と、第2の電極群および第3の電極群
が同一平面に形成された第2の基板とを有し、前記第1
の電極群と前記第2および第3の電極群が対向し、前記
第2の電極群の各々の電極は前記第1の電極群のうち少
なくとも1つの電極との交わる位置に表示用放電空間を
形成し、前記第3の電極群の各々の電極は前記第1の電
極群の中の複数ケの電極に対して制御用放電空間を形成
して、前記第1の電極群の各々に対して複数ケの前記制
御用放電空間が形成されるように前記第1の基板と前記
第2の基板とが所定の間隔を保って配置され、その周囲
が気密封止され、前記表示用および制御用放電空間に放
電気体が封入されたガス放電表示板を用い、前記第1の
電極群の少なくとも1つの電極からなる電極の組を走査
する場合、前記第3の電極群の電極数を2nケとして、
前記第3の電極群のうちのnヶの電極の各各の一端にそ
れぞれ接続されるnビットのコード信号に対応してオン
、オフするnヶのスイッチング素子から成る第1のスイ
ッチング素子群と、前記第3の電極群の他のnヶの電極
の各々の一端にそれぞれ接続される前記nビットのコー
ド信号の夫々の逆相のコード信号に対応してオン、オフ
するnヶのスイッチング素子から成る第2のスイッチン
グ素子群と、前記第1の電極群の各々の電極に一端がそ
れぞれ接続される抵抗器群と、前記抵抗群の他端が接続
される少なくとも1個の電源と、前記第2の電極群の各
々の一端にそれぞれ接続される第3のスイッチング素子
群とを有し、前記nビットのコード信号に対応した前記
第1および第2のスイッチング素子群のオン、オフ状態
のそれぞれに対して固有の前記第1の電極群の1組を選
択して、この選択された第1の電極の組に対応した前記
表示用放電空間のみが前記第3のスイッチング素子群の
オン、オフ状態に従って放電可能となるようにしたガス
放電表示装置を得ることができる。
次に本発明の動作原理について説明する。
本発明のガス放電表示板において、前述した第1の電極
群と第2の電極群によって表示用放電空間(以下表示セ
ルと略称することとする。
)を形成する構成は既に公知のガス放電表示板と同一で
あり本発明の特徴である新規な点は前述の第3電極群に
よる制御用放電空間(以下制御セルと略称することとす
る。
)の構成にある。制御セル自体の動作機能については特
願昭49−25396 「ガス放電表示板および装置」
にすでに詳述されているのでここでは基本原理を簡単に
説明する。
第1図1は制御セルの動作原理を説明する図であり、第
1の電極群の1つの電極と第2および第3の電極群の各
々1つの電極とによりなる表示セルおよび制御セルを等
価回路的に表わしたものである。
第1図において電極11は第1の電極群の1つの電極、
電極12は第2の電極群の1つの電極、電極13は第3
の電極群の1つの電極にそれぞれ対応し、静電容量14
および15はそれぞれ表示セル、制御セルを表わしたも
のである。
スイッチ16および17は第2の電極および第3の電極
に接続されるスイッチング回路を表わし、抵抗18は第
1の電極群のそれぞれの電極と高周波電源19との間に
接続される安定化抵抗である。
第1図においてスイッチ16および17をオンにして表
示セル14および制御セル15の車力放電開始電圧より
高い電圧を高周波電源19を用いて印加すると、放電セ
ル14,15は車力放電開始電圧の低い方が先に点灯す
る。
この点灯によって抵抗18を流れる電流のために電極1
1の高周波電圧は降下し、その波形はくずれ、電極11
上の放電セルに対する効果的な電圧は放電した放電セル
の重力放電維持電圧まで低下し、重力放電開始電圧の高
い方のセルは放電しない。
次に非点灯であったセルに接続されているスイッチ16
をオンのままにしておき、点灯していたセル15に接続
されているスイッチ17をオフにすると、点灯していた
セル15は消灯し、非点灯であったセルは点灯する。
この場合、制御セル15の重力放電開始電圧をVuf
c とし、表示セルの重力放電維持電圧をVusdとし
て、次式を満すように すれば、制御セル15に接続されているスイッチ17を
オン、オフすることによって表示セル140点灯、非点
灯を制御することができる。
即ち、第1の電極と第2の電極とで形成された表示セル
が第2の電極に接続されたスイッチング回路のオンによ
って点灯するかしないかはその第1の電極が第3の電極
と形成する制御セルの点灯、非点灯云い換えれば第3の
電極に接続されたスイッチング回路のオン、オフによっ
て制御し得ることになる。
前記1)式の条件は制御セルの面積を表示セルの面積よ
り大きくすること、または表示セルの放電空間のキャッ
プと制御セルのそれらをかえることによって容易に実現
できる。
次に第2図によって、上述の制御セルの機能を利用した
本発明の基本原理を説明する。
第2図において第1の電極群の1つの電極21゜第2の
電極群の1つの電極22、表示セル24、第2の電極に
接続されスイッチ26、抵抗28、および高周波電源2
9の構成は第1図の場合と同様である。
電極23 a 、23 b 、23 cはそれぞれ第3
の電極群の電極を表わしており、静電容量25a、25
b 、25cはこれら第3の電極と第1電極21とによ
り形成される制御セルを示している。
スイッチ27 a 、27 b 、27 cはそれぞれ
第3の電極23 a 、23 b 、23 cに接続さ
れるスイッチング回路を表わしている。
第2図において特徴的な点は、第1の電極21上に、そ
れぞれ異なった第3電極によって複数ケの制御セルが形
成されていることである。
この場合、スイッチ27a、27b、27cの少なくと
もいづれか1つがオンとなっていれば制御セル25 a
y 25 b t 25 cのいづれかが点灯するの
で表示セル24はスイッチ26がオンとなっていても点
灯しない。
表示セル24はスイッチ27a、27b y 27cの
全てがオフで制御セル25a、25b、25cが全て非
点灯である時のみ点灯が可能となる。
即ち、制御セル25a。25b、25cによってスイッ
チ27a 、27’b。
27eをオン、オフさせる信号の論理的なAND又はO
R操作機能を持たせることができる。
本発明はこのような原理を用いて、ガス放電表示板内に
デコーディング機能を含めることによって、電極の選択
走査を極めて簡単な回路によって行なわしめるものであ
る。
第3図は本発明のガス放電表示装置の1実施例を示すも
のである。
以下第3図について説明する。
点線枠30は本発明ガス放電表示板の1例を等価回路的
に表わしたものである。
即ち、電極群31は第1の電極群、電極群32は第2の
電極群、電極群33(33a、333b、33c 、3
3d、33e 、33f)は第3の電極群、放電セル群
34は第1の電極群と第2の電極群によって形成される
表示セル群そして放電セル群35は第1の電極群と第3
の電極群とによって形成された制御セル群を夫々示して
いる。
ここでは説明の便宜上、第1の電極群31の電極数を8
(−23)とし、これ等の各々が独立に選択されるもの
とする。
また第2の電極群32の電極数も4とし図面を簡略化し
ている。
このような設定は本発明の範囲を限定するものではない
この場合、第3の電極群33の電極数は6(=2X3)
でありこれ等と第1の電極群31との組合せによって、
第1の電極群31の各々の電極に対して3ケの制御セル
35が形成され、図のような配置となっている。
抵抗器群38は高周波電源39と第1の電極群310間
に入れられた安定化抵抗である。
トランジスタ群36は第2の電極群32に接続されたス
イッチング素子群で各トランジスタのベースには表示デ
ータに対応してトランジスタをスイッチする信号が入力
され、そのトランジスタが接続されている第2の電極上
の表示セルを点灯する場合にオンとなり、非点灯の時オ
フとなる。
トランジスタ37a、37b、37cは第3の電極群の
一方の3電極33a、33c、33eに接続されたスイ
ッチング素子でトランジスタ47a、47b。
47cは第3の電極群の他方の3電極33b。
33a、33t:にそれぞれ接続されたスイッチング素
子である。
トランジスタ37a 、37b。37cのペースに与え
られるオン、オフ信号は、それぞれトランジスタ47a
、47b、47cのそれとは逆位相となっており、トラ
ンジスタ3アaと47a、37bと47bおよび37c
と47cのオン、オフ状態はそれぞれ逆の関係にある。
第3図において、表示セル群34と制御セル群350間
には前記(1)式の条件が満されており、高周波電源3
9の電圧と抵抗器群38の値は制御セ**ルの放電が制
御セル全体に拡がらないように設定されているものとし
て動作を説明する。
トランジスタ群37(以下37a、37b 。
37cをさすものとする。
)、47(以下47a。47b 、47 cをさすもの
とする。
)のオン、オフ状態によって第1の電極を共用している
対応した3つの制御セルがいづれも点灯しない第1の電
極(第1の電極31aについて云えば、制御セル35
a 、35 b t 35 cがいづれも点灯しないこ
とを意味する。
)がどれになるかを表に示すと下表1のようになる。
即ち、トランジスタ群37,47が1つの2進コ一ド信
号に対応したオン、オフ状態にある時、ただ1つの第1
の電極のみについて、それに対応して形成されている3
つの制御セルが全て非点灯となり、他の全ての第1の電
極上の制御セルは3つのうち少なくとも1つが点灯とな
る。
そして制御セルが少なくとも1つ点灯している第1の電
極群に対応している表示セル34はトランジスタ群36
がどのようなオン、オフ状態にあっても点灯せず、3つ
の制御セルが全て非点灯であるただ1つの第1の電極に
関連した表示セルのみが、対応した第2の電極32に接
続されているトランジスタ36がオンとなっていれば点
灯することができる。
従って、トランジスタ群36のベースに与えられる表示
データ信号に対応したパターンを、トランジスタ群37
,470ベースに与えられた2進コ一ド信号によって選
択された1つの第1の電極31上の表示セル34上に表
示することができる。
このことは、制御セル群35とトランジスタ群37,4
7の構成が、第1の電極群31を順次切換走査する機能
を有することにほかならない。
第4図は、フリップフロップ(以下FFと略す。
)41.42,43から構成された3ビツトの2進カウ
ンタのブロック図であり、既に公知のものである。
信号線44にはクロックパルスが入力され、FF41の
出力信号線450,460には3ビツトの最下位桁2°
および2°がそれぞれ出力させ、FF 42の出力信号
線470,480にはそれぞれ21.21、FF43の
出力信号線490゜500には最上位桁22.22がそ
れぞれ出力されている。
第4図の3ビツトのカウンタの出力信号線450.46
0,470,480,490および500を適当なイン
ピーダンス素子を介してそれぞれ第3図のトランジスタ
37a 、47a、37b47b 、37cおよび47
cに対応させて接続し、第4図の入力信号線44にクロ
ックパルスを一定の時間間隔で入力しておけば、前述の
説明から明らかなように、上記クロックパルスの周期に
従って順次第3図の第1の電極群31が走査され、これ
が繰り返えされる。
従って選択される第1の電極群31が切換えられるのに
同期して、トランジスタ群36のベースに選択された第
1の電極上の表示セル上に表示すべきパターンに対応し
た信号を与えればガス放電表示板30上に所望のパター
ンを表示することができる。
第5図は第3図のガス放電表示装置と第4図のカウンタ
を上述のように接続して動作させた場合に第1の電極群
が選択走査される様子を信号波形で示したものである。
以下第3図、第4図、第5図1,11を参照して第4図
のカウンタがクリアされた状態から始まり第5図のS−
1で示したクロックパルスが第4図のカウンタの信号線
44に入力されて第4図のカウンタがフルカウントする
までの一周期間の動作説明を行う。
また、第3図の高周波電源39の電圧波形はS−5に示
すような連続矩形波で電圧をvHとする。
第4図のカウンタは初期状態でクリアされているのでク
ロックパルスS−1パルスP1が入力されるまでは、そ
の出力信号450,460゜470.480,490、
および500上の信号はそれぞれ、” low” h
igh s low ”high”、II ■ow
II、II high”となっており、従って第3図の
トランジスタ群37,470オン、オフ状態は前記表1
の状態1に対応している。
即ち、S−2の期間T1 において第3図の第1の電極
31aの上の3制御セル全てが非点灯であり、他の期間
においては少なくとも1つの制御セルが点灯している。
S−6は第3図の第1の電極31a上の電圧を示すもの
で、S−2で示す期間T1では制御セルが点灯していな
いのでvHの電圧が印加されているが、他の期間では制
御セルが点灯するので制御セルの重力放電維持電圧にV
uscに下がる。
従って、前述’)(1)式が成立していれば第3図の第
1の電極31a上の表示セルはS−2の示すT1期間で
のみ点灯可能であり、他の期間では、第3図のトランジ
スタ群36がオンとなっていても点灯しない。
次にS−1のパルスP、が第4図のカウンタに入力され
るとカウンタの内容が1増加するので第3図のトランジ
スタ群37,470オン、オフ状態は前記表1の状態2
に移る。
従って、第3図の第1の電極31bにS−7に示すよう
にS−3が示す期間T2 にvHの電圧が印加され、他
の期間ではVuscの電圧に下がっているので第3図の
第1の電極3Ib上の表示セルはS−3の示す期間T2
でのみ点灯可能となる。
同様にしてS−1のパルスP2が第4図のカウンタに入
力されるSiが示すT3の期間で第3図の第1の電極3
1c上の表示セルが点灯可能となる。
S−8は第3図の第1の電極31c上の電圧を示してい
る。
1例として第5図11のS−9、S−10、S11およ
び5−12をそれぞれ第3図のトランジスタ36a、3
6b、36cおよび36dのベースに入力される表示デ
ータ信号とすると、各トランジスタは入力信号が” h
igh“1 の時オンとなり、従ってS−2の示す期間
T1では第1の電極31a上の斜線をほどこした表示セ
ル34aのみが点灯し、S−3の示す期間T2では第1
の電極3Ib上の斜線をほどこした2つの表示セル34
b 、34cのみが点灯し、S−4の示す期間T3では
第1の電極31c上の斜線をほどこした4つの表示セル
34d、34e 、34f 、34gが全て点灯するこ
とになる。
第6図1,11,111は本発明のガス放電表示板の1
構成例を示す、図である。
第6図1は第1の基板70の構成図であり、ガラス基板
71の上に第1の電極群72が形成され、その上を外部
回路との接続部を除いて誘電体層73がおおっている。
第6図iiは第2の基板80の構成図であり、ガラス基
板81の上に第2の電極群82と第3の電極群86とが
形成されており、その上に外部回路との接続部を除いて
誘電体層83がおおっている。
第6図111はセンターシート91の図で、表示セル用
空間94と制御セル用空間95が穴あけされている。
上述のような第1の基板70と第2の基板80を各々の
誘電体層γ3,83が内側になるようにし、センターシ
ート91を間にはさんで重ね合せ第1の電極群72の表
示セルを形成する部分74と第2の電極群82の表示セ
ルと形成する部分84およびセンターシート91の表示
セル用空間94とが一致し、さらに第1の電極群T2の
制御セルを形成する部分75と第3の電極群860制御
セルを形成する部分85およびセンターシート91の制
御セル用空間95とが一致するようにしてその周囲をフ
リットガラスで封止し、前記の表示セル用空間94、制
御セル用空間95にネオン等の放電ガスを封入すること
によってガス放電表示板が得られる。
このように本発明のガス放電表示装置は、従来のものに
比較してガス放電表示板外の電子回路としてデコーダや
複雑なマトリックス回路を必要とせず、きわめて簡単な
回路構成によって電極の走査が可能なものであり、かつ
走査用にガス放電表示板から引き出される電極数が大巾
に減少されるのでガス放電表示板と駆動回路との接続も
きわめて容易である。
さらにガス放電表示板は従来のプラズマディスプレイと
同様な方法で容易に作成可能なものである。
なお第7図に示すように、高周波電源を複数ケ持ち、第
1の電極群を選択するための2進コ一ド信号のビット(
反転信号を含めて)の1部を高周波電源の切換に用い、
第1の電極群の各々に形成される制御セルの数を少なく
するように構成することも可能である。
第7図において第3図の構成要素と同一番号を附したも
のは第3図のものと同一であり説明の重複をさげる。
第7図は、第3図のトランジスタ37cと47cおよび
これ等に接続された第3の電極33eと33fに対応し
た制御セル群をとり除き、かわりに2つの高周波電源3
9aと39bを設け、その一方に第1の電極31 a
、31 b y 31 c t 31 dに接続された
抵抗器群38の他端を、他方に第1の電極31e。
3N、31g、31hに接続された抵抗器群38の他端
をそれぞれ接続したものである。
即ち、走査信号である3ビツトのコード信号のうち2ビ
ツトを制御セル群35の制御に用い1ビツトを高周波電
源39 a s 39 bの切換に用いた例である。
また第3図のトランジスタ群36,37,47にはトラ
ンジスタがオフの時高周波電源39から表示セル34、
制御セル35を介して電圧が誘起されるので、トランジ
スタを保護するために、第8図に示すようにトランジス
タ61のコレクタ65にダイオード62,63を接続し
、一定圧Vにコレクタをクランプすることが行なわれる
直流電源64はクランプ用の電源である。
なお第8図のトランジスタ61は第3図のトランジスタ
群36.37,47のおのおのに対応する。
また第3図、第7図において安定化の抵抗器群38をガ
ス放電表示板内に含める構造とすることも可能である。
上記の説明では交流放電型のガス放電表示装置を例にと
って述べられているが、直流放電型の場合にも全(同様
なことができることは明らかである。
また第3図、第7図の実施例では走査用の信号として純
粋な2進コ一ド信号を用いているが、2進化10進コー
ド、グレーコード等地のコード信号を用いることはもち
ろん可能である。
またガス放電表示装置では人間が見るのは表示セル群の
発光であり、制御セル群の発光は視界から除かれるべき
で、この場合、制御セル群の部分に遮光板等を用いれば
良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は制御セルの動作原理を説明する図である。 11・・・・・・第1の電極、12・・・・・・第2の
電極、13・・・・・・第3の電極、14・・・・・・
表示セル、15・・・・・・制御セル、16.17・・
・・・・スイッチ、18・・・・・・安定化抵抗、19
・・・・・・電源。 第2図は本発明基本原理を説明する図である。 21・・・・・・第1の電極、22・・・・・・第2の
電極、23a 23b 23c・・・・・・第3の
電極、24・・・・・・表示セル、25a 、25b
、25c・・・・・・制御セル、26.27a 、27
b 、27C−・−・スイッチ、28・・・・・・抵抗
器、29・・・・・・電源。 第3図は本発明ガス放電表示装置のガス放電表示板の等
他回路と駆動回路の1実施例を示す図である。 30・・・・・・ガス放電表示板、31・・・・・・第
1の電極群、32・・・・・・第2の電極群、33a〜
33f・・・・・・第3の電極、34・・・・・・表示
セル群、35・・・・・・制御セル群、36・・・・・
・トランジスタ群、37a〜37c・・・・・・トラン
ジスタ群、47 a〜47 c −トランジスタ群、3
8・・・・・・抵抗器群、39・・・・・・高周波電源
。 第4図は第3図のガス放電表示装置に接続される2進カ
ウンタの図である。 41 .42.43・・・・・・フリップフロップ。 第5図は第3図と第4図の組合せによる構成の動作を説
明するための信号波形を示す図である。 第6図i、ii、iiiは本発明のガス放電表示板の1
構成例を示す図である。 70・・・・・・第1の基板、71・・・・・・ガラス
基板、72・・・・・・第1の電極群、73・・・・・
・誘電体層、74・・・・・・第1の電極の表示セルを
形成する部分、75・・・・・・第1の電極群の制御セ
ルを形成する部分、80・・・・・・第2の基板、81
・・・・・・ガラス基板、82・・・・・・第2の電極
群、86・・・・・・第3の極群、83・・・・・・誘
電体層、84・・・・・・第2の電極群の表示セルを形
成する部分、85・・・・・・第3の電極群の制御セル
を形成する部分、91・・・・・・センターシート、9
4・・・・・・センターシートの表示セル用空間、95
・・・・・・センターシートの制御セル用空間。 第7図は本発明のガス放電表示装置の他の実施例を示す
図であり、第3図の構成要素と同一番号のものは同一の
ものである。 30′・・・・・・ガス放電表示板、39a 39b
・・・・・・高周波電源。 第8図はスイッチング回路の実施例を示す図である。 61・・・・・・トランジスタ、62.63・・・・・
・ダイオード、64・・・・・・直流電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の電極群と第2の電極群の間に表示用放電空間
    を形成し、前記第1の電極群と第3の電極群の間に制御
    用放電空間を形成するガス放電表示板について、前記第
    1の電極群の電極を順次選択走査する場合、第1の電極
    群の電極の数が2nケの時、前記第3の電極群の電極の
    数を2nケとして、第1の電極群の各々の電極は夫々異
    なる第3の電極との間にnヶの制御用放電空間を形成す
    るようになし前記第3の電極群のうちのnヶの電極の各
    々の一端にそれぞれ接続されるnビットのコード信号に
    対応してオン、オフするnヶのスイッチング素子から戒
    る第1のスイッチング素子群と、前記第3の電極群の他
    のnヶの電極の各々の一端にそれぞれ接続される前記n
    ビットのコード信号の夫々の逆相のコード信号に対応し
    てオン、オフするnヶのスイッチング素子からなる第2
    のスイッチング素子群と、前記第1の電極群の各々の電
    極に一端がそれぞれ接続される抵抗器群と、前記抵抗器
    群の他端が接続される少なくとも1個の電源と、前記第
    2の電極群の各々の一端にそれぞれ接続される第3のス
    イッチング素子群とを有し、前記nビットのコード信号
    に対応した前記第1および第2のスイッチング素子群の
    オン、オフ状態のそれぞれに対して固有の前記第1の電
    極群の1組を選択して、この選択された第1の電極の組
    に対応した前記表示用放電空間のみが前記第3のスイッ
    チング素子群のオン、オフ状態に従って放電可態となる
    ようにしたことを特徴とするガス放電表示装置。
JP49114533A 1974-08-23 1974-10-03 ガス放電表示装置 Expired JPS5832387B2 (ja)

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US05/604,883 US4027195A (en) 1974-08-23 1975-08-14 Voltage switching device comprising a gas discharge panel
DE19752537527 DE2537527A1 (de) 1974-08-23 1975-08-22 Schaltungsanordnung zur umschaltung von spannungen

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6327888U (ja) * 1986-08-07 1988-02-24
JPS63122291U (ja) * 1987-02-02 1988-08-09

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