JPS5832320Y2 - 移動用電子機器の冷却装置 - Google Patents

移動用電子機器の冷却装置

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Publication number
JPS5832320Y2
JPS5832320Y2 JP11924078U JP11924078U JPS5832320Y2 JP S5832320 Y2 JPS5832320 Y2 JP S5832320Y2 JP 11924078 U JP11924078 U JP 11924078U JP 11924078 U JP11924078 U JP 11924078U JP S5832320 Y2 JPS5832320 Y2 JP S5832320Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
equipment
housing
base
mobile electronic
Prior art date
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Expired
Application number
JP11924078U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5537223U (ja
Inventor
充雄 乗本
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP11924078U priority Critical patent/JPS5832320Y2/ja
Publication of JPS5537223U publication Critical patent/JPS5537223U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は移動用電子機器の冷却装置の改良に関する。
一般に移動用電子機器は夏あるいは冬の気候条件、また
雨、雪等の気象条件等種々の環境状態下で安全にかつ正
常に動作する必要がある。
その一つとして機器に対する冷却の問題があげられる。
従来の移動用電子機器に対する冷却は、第1図に示すよ
うに基台1に取付けられた電子機器筐体2の側面に設け
られた空気取り入れ口3から外気を取り入れ、筐体内の
電子機器を冷却し、冷却後の空気を筐体2の側面あるい
は背面に設けられた排気口4から吐き出すようにしてい
る。
前記空気取り入れ口3は第2図にその詳細を示す様に、
筐体2の空気取入口3の内側にエアフィルタ5及び送風
器6が設けられ、筐体2の空気取入口3の外側にはルー
バ7が設けられている。
空気は、このルーバ7及びエアフィルタ5を介して送風
器6により筐体2内部に取り込まれる。
一方、この空気取り入れ口3には雨が入ってこないよう
にカバー8とこのカバーの先端に取付けられた防水用ゴ
ムバッキング9とが設けられている。
また降雪時には、カバー8の上に防雪フード10をかぶ
せるようにしている。
上記の様な構造の場合には、例えば、雨期には水分を多
量に含んだ空気を筐体2内に吸い込み易く、筐体2内に
高圧部品が配置されている場合には、放電の可能性が増
加する。
また冬期における降雪時、雪がエアフィルタ5を通り越
して筐体2内部に侵入し、電気部品間のショートを誘発
したり、またエアフィルタ5に雪がつまると、内部の発
生熱によってこの雪が溶融する。
この状態で電子機器を停止すると溶けた雪が凍り、次に
電子機器を動作させる時、空気が筐体2内部に入ってこ
なくなり、その結果筐体2内は異常温度上昇し、そのた
め部品の寿命を低下させる。
このように降雨降雪時には機器冷却により不都合となり
、機器を安心して稼動させることができない欠点があっ
た。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、降雨、降雪
時においても安心かつ安全に機器を動作し得ると共に機
器冷却を効果的に行なえる移動用電子機器の冷却装置を
提供することを目的とする。
以下、図面を参照して本考案の実施例につき説明する。
第3図は本考案に係る移動用電子機器の冷却装置を示し
ている。
この冷却装置では、矢印で示すように筐体11を設置す
る基台12の下部あるいは側面より空気を取り入れ、エ
アフィルタ13を介して筐体11内部に供給した後、筐
体11の空気吐出口14から空気を排出するように構成
されている。
前記基台12は第4図にその詳細を示す如く、舟形状の
下部板15には空気取り入れ穴16が複数個設けられて
おり、またこの下部板15上に網の目状に組み合されて
設けられた横板17、縦板18には前記空気取り入れ穴
16から入ってきた空気を流通循環させる孔19が所定
数設けられている。
またこの基台12の下部板15には水はけ用のドレン穴
20が設けられていると共に、前記空気取入れ穴16に
は第5図に示すように水が侵入しないように蓋21が設
けられている。
これによって移動用電子機器が川を渡るような時でも水
の侵入を防止できると共に何らかの形で筐体11内に侵
入した水は、基台12のドレン穴20を通じて外部に排
出される。
またこの基台12に設けられた空気取り大穴16は、そ
の総面積が筐体11に設けられた空気吐出口14の総面
積より大きくなるように複数個設けられているので電子
機器冷却の為に十分な空気を筐体11内に取り入れるこ
とができる。
このような基台12を用いると、第5図に示すように基
台12の下部板15の空気取り入れ穴16から取り入れ
られた空気は横板17あるいは縦板18の流通孔19を
介して基台12上部に設けられた空気取り出し口22か
らエアフィルタ13を介して筐体11内部へと導びかれ
る。
筐体11内には第5図に示す様に取付は台23に取付け
られたシャーシ24に電気回路部品25が設置されてお
り、これら電気回路部品25は筐体11の底部に設けら
れた穴26から流入する空気により冷却される。
尚、前記エアフィルタ13は基台12上部に筐体11を
設置するために設けられた台座27内に収納設置され、
図示しないハンドルで外方に引き出せる構造になってい
る。
筐体11内部を循環して電気回路部品25を冷却した空
気は第6図に示すような空気吐出口14から外に排出さ
れる。
この空気吐出口14は、筐体11内側に取付けられた送
風機28と、筐体11外側に取付けられたルーバ29と
を有しており、また降雨時に雨が筐体11内に入り込む
のを防止するためにカバー30と、防水ゴムパツキン3
1を備えている。
従って筐体11内の空気は送風機28によって外に送り
出されルーバ29を通じて大気に放出される。
上述したような本考案の移動用電子機器冷却装置によれ
ば、基台12の下部あるいは側面がら空気を取り入れて
、これを筐体11内に下部がら供給するようにしている
ので筐体内に取り入れる空気の流通径路が長くなりこれ
によって雨期においても湿度の少ない空気を取り入れる
ことが出来るばがっでなく、冬期においても取り入れ穴
16が防がれることがないので通風面積が大きくとれ、
冷却効果も良好となる。
また仮に雪が空気取り入れ穴16から侵入したとしても
通風経路が長いために筐体11内への雪の侵入は防止さ
れるので機器の安全性を向上出来る。
更に空気取り入れ穴16には蓋21が設けられていると
共に基台12下部には水はけ用のドレン穴20が設けら
れているので、川を渡る時あるいは降雨時にも安心して
装置を移動させることができる。
以上説明したように本考案によれば、筐体を設置する基
台の下部あるいは側面から空気を取り入れて筐体内の機
器を冷却するようにしているので降雪、降雨時にも雨雪
の侵入を防止でき、装置の安全性の向上と十分な冷却効
果を得ることが可能な移動用電子機器の冷却装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の移動用電子機器の冷却装置の構成国、
第2図は第1図の空気取り入れ口の詳細な断面図、第′
3図は本考案の実施例を示す移動用電子機器の冷却装置
の構成国、第4図は第3図番゛こおける基台を取り出し
て示す一部切欠斜視図、第5図は、第3図におけるA−
A線に沿う矢視断面図、第6図は第3図の空気吐出口の
詳細な断面図である。 11・・・・・・筐体、12・・・・・・基台、14・
・・・・・吐出口、16・・・・・・空気取り入れ穴、
19・・・・・・流通孔、22・・・・・・空気取り出
し穴、26・・・・・・空気取り入れ口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部あるいは側面には外気から空気を取り入れるための
    空気取り入れ穴が複数個設けられ、内部にはこれら複数
    個の空気取り入れ穴から取り入れられた空気を流通させ
    るための複数の流通孔が設けられ、上部にはこれら複数
    の流通孔を通じた空気を取り出す空気取り出し穴が設け
    られた基台と、この基台上部に設置され、前記空気取り
    出し穴に対応して底部に設けられた空気を内部に取り入
    れるための空気取り入れ口および内部機器冷却後の空気
    を外気に排出するための吐出口が側板に設けられた機器
    を収納する為の筐体とを具備してなる移動用電子機器の
    冷却装置。
JP11924078U 1978-08-31 1978-08-31 移動用電子機器の冷却装置 Expired JPS5832320Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11924078U JPS5832320Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 移動用電子機器の冷却装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11924078U JPS5832320Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 移動用電子機器の冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5537223U JPS5537223U (ja) 1980-03-10
JPS5832320Y2 true JPS5832320Y2 (ja) 1983-07-18

Family

ID=29074326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11924078U Expired JPS5832320Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 移動用電子機器の冷却装置

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JPS5537223U (ja) 1980-03-10

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