JPS5832274Y2 - 筐体の結合装置 - Google Patents

筐体の結合装置

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Publication number
JPS5832274Y2
JPS5832274Y2 JP1388977U JP1388977U JPS5832274Y2 JP S5832274 Y2 JPS5832274 Y2 JP S5832274Y2 JP 1388977 U JP1388977 U JP 1388977U JP 1388977 U JP1388977 U JP 1388977U JP S5832274 Y2 JPS5832274 Y2 JP S5832274Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
side wall
recess
fixing plate
screws
Prior art date
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Expired
Application number
JP1388977U
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English (en)
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JPS53110326U (ja
Inventor
幸夫 黒田
講次 瀬戸
充朗 内海
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP1388977U priority Critical patent/JPS5832274Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は音響機器等を構成する筐体の結合装置に関し、
少ない本数のビスで容易にかつ確実に筐体の結合が行な
えるようにしたものである。
従来、筐体の底面板と側面板を結合する際には、第6図
に示すような構成のものが使用されていた。
すなわち底面板7にボス7aを設け、このボス7aにア
ングル8の一端をビス9によって取付け、さらにこのア
ングル8の他端と側面板10とをビス11によって固定
し、このアングル8を介して底面板7と側面板10とを
結合するものである。
この場合、−個所の結合に2本のビス9,11を用いな
ければならないから、筐体の全ての結合個所を結合する
ためには必然的にビスの本数が増え、それだけ作業性が
悪くなるという問題がある。
しかもビス11は側面板10の外側から締め付けること
ができるが、ビス9は筐体の内部から締め付けなければ
ならないから、ビス止めの作業方向に従って筐体を回転
させなければならず、したがって、その作業がきわめて
煩雑になり、また筐体の損傷等も起り易いという問題が
あった。
本考案はこのような従来の問題を除去する筐体の結合装
置を提供するものである。
以下本考案の一実施例について第1図〜第5図とともに
説明する。
図において1は底面板、2はその端部に垂直方向に形成
された側壁、2aは側壁2の底面から上方へ向けて形成
された固定板収納用の凹部、2b、2Cは側壁2の表面
に上記凹部2aと連通するように形成された窓および切
欠部、2dは側壁2の裏面に上記凹部2aと連通するよ
うに形成されたビスの逃げ孔であり、これらは全て底面
板1と側壁2とを樹脂で一体成形する際に形成されるも
のである。
そして3.は金属板等の硬質材料で構成され、第5図に
示すように突起3aとねじ孔3bとを有する固定板、4
はねし挿入用の透(L4aとその周囲に突部4bが形成
された側面板、5は側面板4の上端部に一体的に形成さ
れた天板、6は締付用のビスである。
なお、上記固定板収納用の凹部2aの底面には第4図に
示すようにビス6の逃げ孔2dに連設された逃げ孔2e
が形成され、この逃げ孔2eによって、上記固定板3に
ねじ孔3bのタップを形成する際にその裏面に突出する
突き出し部分を逃がすように構成されている。
上記構成において、側壁2の凹部2aを樹脂の弾性に抗
してわずかに押し広げ、底面がら固定板3を挿入すると
、突起3aが切欠部2Cに係合して固定板3が側壁2の
凹部2a内に仮固定される。
したがって側面板4の突部4bを側壁2の窓2bに嵌合
し、ビス6を側面板4の透孔4aを介して固定板3のね
じ孔3bに螺合すれば、固定板3を介して底面板1と側
面板4とを結合することができる。
この場合1本のビス6を締め付けるだけで結合すること
ができ、しかもその作業は全て側面板4の外側から行な
えるから、従来のものに比べて作業性を著しくよくする
ことができる。
また、凹部2aより固定板3の寸法をわずかに小さくし
て固定板3に多少の自由度をもたせておけば、この固定
板3の移動によって底面板1と側面板4の相対位置のず
れを吸収し、容易にビス止めすることができるから、こ
の点でも作業性の向上を図ることができる。
なお、本考案において固定板3を用いるのは次のような
理由による。
すなわち、底面板1と側壁2を樹脂で構成する場合、使
用する樹脂の量を少なくするためにも、またひけ等によ
る種々の成型上のトラブルを防止するためにも、底面板
1や側壁2を薄く形成することが多い。
このため、側壁2と側面板4とを直接ねじで締めっける
と、ひびが入ったり、ねじ孔のねし山が崩れるなどの問
題が発生する。
ところが、本考案のように金属板等がちなる固定板3を
用い、この固定板3のねじ孔3bにねじ6を締め付け、
この固定板3と側面板4の間で側壁2の一部を挾みつけ
て底面板1と側面板4を結合すれば、側壁2等が樹脂で
薄く形成されている場合にも、ねじ締結時の側壁2等の
破損を確実に防止することができる。
以上のように、本考案は、樹脂で構成した底面板の端部
に垂直方向の側壁を一体に設け、この側壁に底面から上
方に向けて固定板収納用の凹部を形成するとともに、こ
の側壁の表面に上記凹部に連通ずる窓を設け、上記凹部
にねし孔を有する固定板を挿入し、上記側壁の表面にビ
ス挿入用の透孔を有する側面板を沿わせ、この側面板と
上記固定板とをビスで締付け、上記側面板と上記固定板
の間で上記底面板の側壁の一部を挟持するようにしたも
のであるから、少ない本数のねじで底面板と側面板を強
固に結合することができ、しかも固定板の挿入作業やね
じの締付作業がすべて筐体の外側から行なえるから、結
合作業もきわめて容易になる。
さらに底面板の側壁と側面板を直接ねじで締付けるので
はなく、側壁の凹部内に挿入した固定板と側面板の間を
ねじで締結し、この固定板と側面板の間で側壁の一部を
挾持するようにしているから、底面板やその側壁を樹脂
で薄く成型した場合にも、底面板や側壁を破損すること
なく、十分強固に結合することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図〜第4
図はその要部を示す斜視図、第5図は上記実施例に用い
る固定板を示す斜視図、第6図は従来例を示す断面図で
ある。 1・・・・・・底面板、2・・・・・・側壁、2a・・
・・・・凹部、2b・・・・・・窓、2C・・・・・・
切欠部、3・・・・・・固定板、3a・・・・・・突起
、3b・・・・・・ねじ孔、4・・・・・・側面板、5
・・・・・・天板、6・・・・・・ビス。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)樹脂で構成した底面板の端部に垂直方向の側壁を
    一体に設け、この側壁に底面から上方に向けて固定板収
    納用の凹部を形成するとともに、この側壁の表面に上記
    凹部に連通ずる窓を設け、上記凹部にねし孔を有する固
    定板を挿入し、上記側壁の表面にビス挿入用の透孔を有
    する側面板を沿わせ、この側面板と上記固定板とをビス
    で締付け、上記側面板と上記固定板の間で上記底面板の
    側壁の一部を挾持するようにした筐体の結合装置。
  2. (2)固定板に突起を形成し、この突起を側壁の凹部に
    連設した切欠部に係合して上記固定板を上記凹部内に仮
    固定するようにした実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の筐体の結合装置。
JP1388977U 1977-02-07 1977-02-07 筐体の結合装置 Expired JPS5832274Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1388977U JPS5832274Y2 (ja) 1977-02-07 1977-02-07 筐体の結合装置

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JP1388977U JPS5832274Y2 (ja) 1977-02-07 1977-02-07 筐体の結合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53110326U JPS53110326U (ja) 1978-09-04
JPS5832274Y2 true JPS5832274Y2 (ja) 1983-07-18

Family

ID=28832792

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JP1388977U Expired JPS5832274Y2 (ja) 1977-02-07 1977-02-07 筐体の結合装置

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JPS53110326U (ja) 1978-09-04

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