JPS5832267Y2 - 基板保持器用押上げ具 - Google Patents

基板保持器用押上げ具

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Publication number
JPS5832267Y2
JPS5832267Y2 JP12262979U JP12262979U JPS5832267Y2 JP S5832267 Y2 JPS5832267 Y2 JP S5832267Y2 JP 12262979 U JP12262979 U JP 12262979U JP 12262979 U JP12262979 U JP 12262979U JP S5832267 Y2 JPS5832267 Y2 JP S5832267Y2
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JP
Japan
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substrate
substrate holder
push
side plate
tool
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Expired
Application number
JP12262979U
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English (en)
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JPS5640657U (ja
Inventor
将昭 貞森
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、基板保持器に収納保持された半導体ウェハ
などの基板をこの基板保持器から押上げることによって
その表面状態を確認し得るようにした押上げ具に関する
ものである。
第1図に示されているように半導体ウェハ(以下単に基
板という)1のマガジンとしての基板保持器2は基板1
を立てて一定ピッチ毎に収納し、基板1を一括して化学
処理あるいは熱処理を行ったり、またはこの基板保持器
2を立てて、すなわち基板1を寝かせた状態にて、基板
1を一枚ずつ自動的に出し入れする装置のための治具と
して広範に利用されている。
この基板保持器2は、第1図からも明らかなように、1
対の側板部材3aおよび3bをその長手方向両端部に配
したスペーサ4により所定間隔で相対向するように結合
されるとともにこれら1対の側板部材3aおよび3bの
各内面に対して各々1組となって上部を開口させた複数
組の保持溝5を一定ピッチで相平行して形成させ、上述
した個々の基板1をこれら各保持溝5に収納保持させる
ようにしたものである。
この基板保持器2は近年、基板1の各種処理プロセスの
自動化に便利なために脚光を浴びており、ホトレジスト
の自動塗布のマガジン用具等自動装置のマガジン用、そ
の他前述したようなバッチ処理に適している。
しかしながらこの基板保持器2にあっては、収納された
基板1の表面は一度に見ることはできない。
すなわちこの種のマガジンは一定容積内に多数の基板1
を整列集積保持しておくことに特徴があり、保持溝5の
相互のピッチも一般に4.8 mm (3/16 in
)を代表に2.4mm(3〜32 in)、1.2mm
(3/64 in)など非常に狭いことが常であり、ト
レイ型の基板保持具のように基板1を肉眼で確認するこ
とは困難を極める。
このようにして、基板保持器2内の基板1を肉眼で見な
ければならない理由としては、(i)基板1を自動的に
一枚ずつ表面処理する場合などはあらかじめ基板1の表
裏を区別して揃えておく必要がある。
(ii)各種の表面処理の仕上り具合を目視検査する必
要がある。
(iii)基板1が基板保持器2の保持溝5に接着しな
いように時折滑動させる必要がある。
などである。しかし、従来はその場におよんでは第1図
に示すようにピンセット6などで収納されているすべて
の基板1をいちいち引き出してはその表面の確認をした
りしなければならず、極めて作業性が悪いばかりか、基
板1をつかみ損ねて取り落したり、第2図のように破損
1aさせたり汚したり1bすることが多く、目視検査を
した際にかえって歩留りを低下させていた。
この考案は上述した従来の基板保持器でのこのような欠
点を改善して、保持溝に保持されている基板の基極表面
をいちいちピンセットなどで取り出すようなことをせず
に確認させるため、保持溝内の任意の基板を押上げ得る
ようにした押上げ具を提供するものである。
以下この考案に係わる押上げ具の一実施例につき第3図
および第4図を参照して詳細に説明する。
第3図はこの考案の一実施例の押上げ具を示しており、
この第3図において押上げ具7は基板押上げ片8を多数
連ねて、上記基板保持器2の側板部材3aおよび3bの
間隔よりも幾分狭くした幅と、この側板部材3aおよび
3bを長手方向に沿わせて案内し得る長さになっており
、上記基板押上げ片8−1.8−2・・・・・・8−8
は基板保持器2の保持溝5の各々の数とピッチに合わせ
られており、かつ頂部に円弧溝9を有する。
この円弧溝9は曲率および幅が適用する基板1のそれに
近似させてあり、この円弧溝9上に基板1を立てられる
ようになっている。
10は前記基板押上げ片8の脚部で、てこ棒11−1.
11−2・・・・・・11−8とそれぞれ回転軸12に
より連結されている。
なお、13は前記てこ棒11−1〜11−8の支え軸で
ある。
ここで、押上げ具7の高さは平常時においては、基板保
持器2の高さより十分低い位置にあり、目的とするてこ
棒118を押し下げると、基板押上げ片8−8の高さは
上記基板保持器2の高さと等しいか高くなるようにしで
ある。
第4図は押上げ具7と基板保持器2とをセットするとき
に用いる補助具14で、基板保持器2を支え、かつ、て
こ棒11の操作を容易にするものである。
しかしてこの構成による押上げ具7を使用するには、第
5図に示すように各保持溝5内に基板1を挿入保持させ
た基板保持器2を補助具14および押上げ具7の上方か
ら互いの保持溝5および円弧溝9を合わせてかぶせ、目
的とする基板1の位置に相当するてこ棒、例えば11−
8を押し下げると、てこ棒11−8の位置の基板1は塞
板保持器2より突出し、容易に目視することができる。
また基板保持器2の左または右に目視方向を変えること
で基板1の表裏がピンセット6等で触れることなくチェ
ックできる他、基板1を汚したり傷付けたりする危険も
全くない。
基板1を目視した後は、てこ棒11を離すと基板1の自
重で押上げ具7は下がり、基板保持器2を上方へ抜き取
ると元の状態に簡単に復帰できる。
なお、上記実施例では基板1として半導体ウェハについ
て説明したが、その他のガラス基板、セラミック基板、
サファイヤ基板などにも適用し得るものであり、さらに
、この基板押上げ片8−1〜88の材質は基板1を汚染
させたり傷付けないものであれば何でもよく、テフロン
等の合成樹脂が一般的に好ましい。
以上説明したようにこの考案は、頂部に円弧溝を有する
基板押上げ片を基板保持器内の各保持溝に合わせて個々
に連結し、基板保持器に保持された基板の任意のものを
押し上げるようにしたので、従来のように基板をいちい
ちピンセット等で抜き出して表面状態の判別、確認など
のチェックをせずに済み、極めて簡単で迅速に作業し得
るのみならず、基板の損傷や汚染を最小限に防止でき、
かつ安価に提供できる等の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用する基板保持器の構成を示す斜
視図、第2図は従来の基板取り出し操作で発生する基板
損傷状態を示す正面図、第3図はこの考案による押上げ
具の一実施例を示す斜視図、第4図は押上げ具の補助具
を示す斜視図、第5図はこの押上げ具の使用状態を示す
斜視図である。 図中、1は基板、2は基板保持具、3 a 、3 bは
側板部材、4はスペーサ、5は保持溝、7は押上げ具、
8は基板押上げ片、9は円弧溝、10は脚部、11はて
こ棒、12は回転軸、13は支え軸、14は補助具であ
る。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1対の側板部材を長手方向両端部に配したスペーサによ
    り所定間隔で相対向するように結合させるとともに各側
    板部材の内面に各々1組となって上部を開口した複数組
    の保持溝を一定ピッチで相平行して形成させ、これら各
    組の保持溝に個々の基板を挿入保持させるようにした基
    板保持器において、前記1対の側板部材の間隔よりも狭
    くした幅とこの側板部材を長平方向に沿わせて案内しか
    つ前記保持溝の各々に対応する円弧溝を頂部に有する基
    板押上げ片を前記基板保持器用保持溝数だけ連ねて配し
    1.前記基板押上げ片の下部脚部には押圧によりそれぞ
    れの基板押上げ片を上昇させるてこ棒をそれぞれ係合せ
    しめたことを特徴とする基板保持器用押上げ具。
JP12262979U 1979-09-05 1979-09-05 基板保持器用押上げ具 Expired JPS5832267Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12262979U JPS5832267Y2 (ja) 1979-09-05 1979-09-05 基板保持器用押上げ具

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JP12262979U JPS5832267Y2 (ja) 1979-09-05 1979-09-05 基板保持器用押上げ具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5640657U JPS5640657U (ja) 1981-04-15
JPS5832267Y2 true JPS5832267Y2 (ja) 1983-07-18

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ID=29354666

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12262979U Expired JPS5832267Y2 (ja) 1979-09-05 1979-09-05 基板保持器用押上げ具

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JPH0211281Y2 (ja) * 1986-05-07 1990-03-20

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JPS5640657U (ja) 1981-04-15

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