JPS5832244A - ディスク型記録担体およびその製造方法 - Google Patents
ディスク型記録担体およびその製造方法Info
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- JPS5832244A JPS5832244A JP13118181A JP13118181A JPS5832244A JP S5832244 A JPS5832244 A JP S5832244A JP 13118181 A JP13118181 A JP 13118181A JP 13118181 A JP13118181 A JP 13118181A JP S5832244 A JPS5832244 A JP S5832244A
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- Japan
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- disk
- carbon black
- thermoplastic resin
- record carrier
- heat treatment
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B9/00—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor
- G11B9/06—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor using record carriers having variable electrical capacitance; Record carriers therefor
- G11B9/061—Record carriers characterised by their structure or form or by the selection of the material; Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は静電容量式ビデオディスクなどの導電性ディス
クを用いた記録媒体およびその製造方法に関するもので
、特に不純物を除去、精製した導電性カーボンブラック
を用いることにより、信頼性と製造歩留に優れたディス
ク型記録担体を提供しようとするものである。
クを用いた記録媒体およびその製造方法に関するもので
、特に不純物を除去、精製した導電性カーボンブラック
を用いることにより、信頼性と製造歩留に優れたディス
ク型記録担体を提供しようとするものである。
従来、レコード工業の分野ではディスクを得るために、
たとえば表面に情報信号の施されたスタンパ−を用いて
、主に塩化ビニルと酢酸ビニルの共重合体を圧縮成形し
てディスクレコードを製作している。
たとえば表面に情報信号の施されたスタンパ−を用いて
、主に塩化ビニルと酢酸ビニルの共重合体を圧縮成形し
てディスクレコードを製作している。
一方、静電容量式ビデオディスクなどの導電性ディスク
型記録担体においてもほぼ同様の製法により製作され、
第1図〜第3図に示すような形状のディスクを得る。第
1図にお2いて、1は円盤状ディスク本体、2は中心に
設けられた孔である。
型記録担体においてもほぼ同様の製法により製作され、
第1図〜第3図に示すような形状のディスクを得る。第
1図にお2いて、1は円盤状ディスク本体、2は中心に
設けられた孔である。
また第1図の一部分を拡大し、表面に設けられたピント
の状態を示したものが第2図であり、3がピットである
。また第3図は第1図のディスク1の断面を示している
。
の状態を示したものが第2図であり、3がピットである
。また第3図は第1図のディスク1の断面を示している
。
導電性ディスク型記録担体の場合、従来のレコードと異
なり、静電容量的信号読取りが可能になるに充分な導電
性を付与するために、導電性カーボンブラック粒子を、
樹脂材料中に相当な量混入しなければならず、ディスク
の製法あるいは物性上において種々の問題が生じてくる
。たとえば、カーボンブランクの比率の増加は、即ちそ
の中に含まれる灰分等の異物の増加を招き、これに起因
するディスク表面の欠陥やスタンパ−の損傷などが大き
な問題となっていた。またこのような初期的問題のほか
にも、耐湿特性のような経時的問題が発生することが多
い。即ち、高温高湿の雰囲気中にディスクが長時間置か
れた場合、≠イスク表面に新たに突起を発生させること
がある。この現象(以後経時変化と呼ぶ)の原因は現在
のところ完全に解明されたわけではないが、そのひとつ
はディスク表面近傍の水溶性の灰分凝集体が吸湿膨張す
る結果と考えられる。またその他の原因として、カーボ
ンブラック粒子の表面にある酸素を含むいわゆる表面化
合物の存在があげられる。これらは水蒸気との親和力が
犬きく、上記の現象をひき起す直接的1間接的原因とな
っていると考えられる。
なり、静電容量的信号読取りが可能になるに充分な導電
性を付与するために、導電性カーボンブラック粒子を、
樹脂材料中に相当な量混入しなければならず、ディスク
の製法あるいは物性上において種々の問題が生じてくる
。たとえば、カーボンブランクの比率の増加は、即ちそ
の中に含まれる灰分等の異物の増加を招き、これに起因
するディスク表面の欠陥やスタンパ−の損傷などが大き
な問題となっていた。またこのような初期的問題のほか
にも、耐湿特性のような経時的問題が発生することが多
い。即ち、高温高湿の雰囲気中にディスクが長時間置か
れた場合、≠イスク表面に新たに突起を発生させること
がある。この現象(以後経時変化と呼ぶ)の原因は現在
のところ完全に解明されたわけではないが、そのひとつ
はディスク表面近傍の水溶性の灰分凝集体が吸湿膨張す
る結果と考えられる。またその他の原因として、カーボ
ンブラック粒子の表面にある酸素を含むいわゆる表面化
合物の存在があげられる。これらは水蒸気との親和力が
犬きく、上記の現象をひき起す直接的1間接的原因とな
っていると考えられる。
本発明はコンダクティブファーネスブラックに分類され
る導電性に富むカーボンブラックの処理について鋭意検
討した結果、これらのカーボンブランクに含まれる灰分
の多くの部分が水、特に熱水に可溶であること、水に可
溶な灰分が、上記のような媒体上の欠陥の原因となるこ
と、灰分除去のための処理にともないカーボンブランク
の性質が変化することなどの知見を得たことに基づくも
ので、上記の問題を解決する有効な方法およびその方法
を用いて作られた信頼性と製造歩留の優れた記録担体を
提供するものである。
る導電性に富むカーボンブラックの処理について鋭意検
討した結果、これらのカーボンブランクに含まれる灰分
の多くの部分が水、特に熱水に可溶であること、水に可
溶な灰分が、上記のような媒体上の欠陥の原因となるこ
と、灰分除去のための処理にともないカーボンブランク
の性質が変化することなどの知見を得たことに基づくも
ので、上記の問題を解決する有効な方法およびその方法
を用いて作られた信頼性と製造歩留の優れた記録担体を
提供するものである。
本発明の骨子を述べると、まず、導電性カーボンブラッ
クを水で洗浄し、有害な作用をする水溶性灰分を除去す
る。次に洗浄ブラックを乾燥したのち、非酸化性雰囲気
中で400’Cないし900℃、好ましくは6oo℃な
いし700℃で熱処理し、表面化合物の一部を熱分解に
より除去し、導電性カーボンブラックを安定化せしめ、
これを熱可塑性樹脂などと混練、成型することにより、
ディスク型記録担体を得るものである。
クを水で洗浄し、有害な作用をする水溶性灰分を除去す
る。次に洗浄ブラックを乾燥したのち、非酸化性雰囲気
中で400’Cないし900℃、好ましくは6oo℃な
いし700℃で熱処理し、表面化合物の一部を熱分解に
より除去し、導電性カーボンブラックを安定化せしめ、
これを熱可塑性樹脂などと混練、成型することにより、
ディスク型記録担体を得るものである。
カーボンブランク中に含まれる灰分の由来は、原料、反
応炉、添加物、冷却水、造粒剤などさまざまであるが、
そのうち最も比率の高いのは冷却水の中に溶解している
成分によるものである。それらの成分は水、特に70℃
以上の熱水に溶解するので、導電性カーボンブラックの
種類によっては灰分のうち8o%以上が除去されるもの
さえある0 他方、導電性カーボンブラックと熱可塑性樹脂の混線物
を成型して得られるディスクの表面を観察すると、しば
しば微細な突起の存在が認められるが、これはディスク
の再生画像にかなりの悪影響を及ぼすものである。この
ような欠陥をその断面から観察すると、上記突起の下に
は異物が見つかるところから、ディスクの成型の際に異
物の近傍において局部的な歪が残留し、この歪が時間経
過とともに解消されるにつれ、突起が形成されると考え
られる。かかる異物をX線マイクロアナライザーで解析
すると、水に可溶なアルカリ金属やアルカリ土類金属の
塩である場合も多いのである。
応炉、添加物、冷却水、造粒剤などさまざまであるが、
そのうち最も比率の高いのは冷却水の中に溶解している
成分によるものである。それらの成分は水、特に70℃
以上の熱水に溶解するので、導電性カーボンブラックの
種類によっては灰分のうち8o%以上が除去されるもの
さえある0 他方、導電性カーボンブラックと熱可塑性樹脂の混線物
を成型して得られるディスクの表面を観察すると、しば
しば微細な突起の存在が認められるが、これはディスク
の再生画像にかなりの悪影響を及ぼすものである。この
ような欠陥をその断面から観察すると、上記突起の下に
は異物が見つかるところから、ディスクの成型の際に異
物の近傍において局部的な歪が残留し、この歪が時間経
過とともに解消されるにつれ、突起が形成されると考え
られる。かかる異物をX線マイクロアナライザーで解析
すると、水に可溶なアルカリ金属やアルカリ土類金属の
塩である場合も多いのである。
また導電性ブラック中に含まれる灰分が多く、特に水溶
性の成分が多い場合には、前記のような経時変化の一因
となるので、その意味からも灰分の除去が重要となる。
性の成分が多い場合には、前記のような経時変化の一因
となるので、その意味からも灰分の除去が重要となる。
洗浄されたブラックはぬれているだめ、余分を除くため
に次に乾燥が必要となるが、嬉気中において120’C
程変の温度で長時間乾燥するとプラックのPH値が低下
することが観察される。これは特に表面積が極めて大き
く、かつ表面活性度の大きいブラックの場合に著しい。
に次に乾燥が必要となるが、嬉気中において120’C
程変の温度で長時間乾燥するとプラックのPH値が低下
することが観察される。これは特に表面積が極めて大き
く、かつ表面活性度の大きいブラックの場合に著しい。
PH値が著しく小さいプラックは熱可塑性樹脂として塩
化ビニルを使用する場合には、加熱混線、成型などの過
程で塩化ビニルの分解が促進される結果樹脂自体の劣化
を起すのみならず、塩化水素ガスが発生するため、混線
装置や、スタンパ−などの腐食を招くなどの問題をひき
起す原因となる。
化ビニルを使用する場合には、加熱混線、成型などの過
程で塩化ビニルの分解が促進される結果樹脂自体の劣化
を起すのみならず、塩化水素ガスが発生するため、混線
装置や、スタンパ−などの腐食を招くなどの問題をひき
起す原因となる。
洗浄プラックを空気中で乾燥する段階でPH値が減少す
る原因はプラック表面に新たに多量の酸素が結合するた
めであり、これは揮発分の増加からも類推することがで
きる。この場合、洗浄プラックを非酸化性雰囲気、つま
りN2などの不活性ガスや減圧中で加熱乾燥を朽な:支
ば、新たな酸素の結合を軽減することが出来る。
る原因はプラック表面に新たに多量の酸素が結合するた
めであり、これは揮発分の増加からも類推することがで
きる。この場合、洗浄プラックを非酸化性雰囲気、つま
りN2などの不活性ガスや減圧中で加熱乾燥を朽な:支
ば、新たな酸素の結合を軽減することが出来る。
本発明が対象とする記録担体に適する導電性ブラックに
は1〜3係程度の揮発分が含まれている。
は1〜3係程度の揮発分が含まれている。
これはプラックの製造過程において生成して表面化合物
を主成分とするもので、カルホキフル基。
を主成分とするもので、カルホキフル基。
カルボニル基、ヒドロキシル基、キノン基などが知られ
ている。これらは加熱により分解し、300℃附近から
まず二酸化炭素が、ついで−酸化炭素が放出される。し
かし、この揮発分を完全に除去するためには、JISK
6221にも記載されているように、950’C程度の
高温で処理しなければならない。揮発分を完全に除去し
たブラックを用いると前記の経時変化が少ないディスク
が得られるが、しかし、ブラックの樹脂中への分散性が
低下するために、プラックの凝集体が残りやすく、それ
に起因する初期的欠陥が増加するという問題がある。
ている。これらは加熱により分解し、300℃附近から
まず二酸化炭素が、ついで−酸化炭素が放出される。し
かし、この揮発分を完全に除去するためには、JISK
6221にも記載されているように、950’C程度の
高温で処理しなければならない。揮発分を完全に除去し
たブラックを用いると前記の経時変化が少ないディスク
が得られるが、しかし、ブラックの樹脂中への分散性が
低下するために、プラックの凝集体が残りやすく、それ
に起因する初期的欠陥が増加するという問題がある。
本発明において、前記のように洗浄、乾燥したブラック
を、非酸化性雰囲気において400ないし900’C1
好ましくは600ないし700℃で熱処理することは、
ブラックの表面化合物のうち、比較的低温で分解するも
のだけを除去することを意図するものであり、これによ
り、前記の経時変化を改善するとともに、残された比較
的高温で分解する表面化合物を残すことにより、プラッ
クの分散性を確保せんとするものである。この場合、4
00°C以下では表面化合物の分解が少なく、また9
00 ℃以上では分解が進みすき゛て上記の意図を十分
に達することが難しいだめである。
を、非酸化性雰囲気において400ないし900’C1
好ましくは600ないし700℃で熱処理することは、
ブラックの表面化合物のうち、比較的低温で分解するも
のだけを除去することを意図するものであり、これによ
り、前記の経時変化を改善するとともに、残された比較
的高温で分解する表面化合物を残すことにより、プラッ
クの分散性を確保せんとするものである。この場合、4
00°C以下では表面化合物の分解が少なく、また9
00 ℃以上では分解が進みすき゛て上記の意図を十分
に達することが難しいだめである。
次に本発明に使用出来る熱可塑性樹脂の例をあげると、
塩化ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、塩化ビ
ニル・エチレン共重合体、塩化ビニル・プロピレン共重
合体、塩化ビニル・(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル共重合体、アクリロニトリル・スチレン共重合体、ア
クリロニトリル・スチレン・ブタジェン共重合体、アク
リロニトリル・スチレン・エチレン共重合体、メチルメ
タアクリレート、メチルメタアクリレート・ブタジェン
共重合体などがある。なおこれらの熱可塑性樹脂ととも
に必要に応じて熱安定剤、可塑剤、潤滑剤を使用するこ
とは云う迄もない。
塩化ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、塩化ビ
ニル・エチレン共重合体、塩化ビニル・プロピレン共重
合体、塩化ビニル・(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル共重合体、アクリロニトリル・スチレン共重合体、ア
クリロニトリル・スチレン・ブタジェン共重合体、アク
リロニトリル・スチレン・エチレン共重合体、メチルメ
タアクリレート、メチルメタアクリレート・ブタジェン
共重合体などがある。なおこれらの熱可塑性樹脂ととも
に必要に応じて熱安定剤、可塑剤、潤滑剤を使用するこ
とは云う迄もない。
本発明において使用するカーボンブラックの樹脂に対す
る添加率については、ディスクからの静電容量的読み取
りが可能になるに充分な導電性を付与する程度の量添加
をしなければならず、その目安は成型物の体積固有抵抗
が1000Ω・偏以下、好ましくは100Ω・用以下が
よい。これら条件を満足させるに適した導電性微粒子と
してのブラックの添加量は、ディスク構成樹脂100重
量部に対し10〜4o重量部、好ましくは16〜35重
量部添加する必要がある。プラックの添加量が、15重
量部、特に10重量部未満ではディスクの導電性を充分
上げることができない。一方、添加量が35重量部、特
に40重量部を越えると、混練物の加工性が低下し、出
来あがったディスクの脆性も増すため実用に適さない。
る添加率については、ディスクからの静電容量的読み取
りが可能になるに充分な導電性を付与する程度の量添加
をしなければならず、その目安は成型物の体積固有抵抗
が1000Ω・偏以下、好ましくは100Ω・用以下が
よい。これら条件を満足させるに適した導電性微粒子と
してのブラックの添加量は、ディスク構成樹脂100重
量部に対し10〜4o重量部、好ましくは16〜35重
量部添加する必要がある。プラックの添加量が、15重
量部、特に10重量部未満ではディスクの導電性を充分
上げることができない。一方、添加量が35重量部、特
に40重量部を越えると、混練物の加工性が低下し、出
来あがったディスクの脆性も増すため実用に適さない。
以下本発明の実施例を具体的に説明する。
(実施例1)
粒子径20mμ(電子顕微鏡法)3表面積(窒素吸着法
)13som”/7.吸油量(DBP)320−/10
0y−、pH8,0,灰分1.s2%の導電性カーボン
ブラック(Cabot社製)200!?を純水2.51
中に分散し、室温で1時間4杵したのち吸引濾過し、純
水1olで洗浄した。これを空気中で120℃15時間
乾燥したところ、灰分含有率は0.30 %に減少した
。灰分のうち特に減少率が大きかったのは、 Na
、 K 、 Ca 、 Mg 、 Sr 。
)13som”/7.吸油量(DBP)320−/10
0y−、pH8,0,灰分1.s2%の導電性カーボン
ブラック(Cabot社製)200!?を純水2.51
中に分散し、室温で1時間4杵したのち吸引濾過し、純
水1olで洗浄した。これを空気中で120℃15時間
乾燥したところ、灰分含有率は0.30 %に減少した
。灰分のうち特に減少率が大きかったのは、 Na
、 K 、 Ca 、 Mg 、 Sr 。
CI 、 P 、 Si などであった。洗浄、乾燥後
のブラックのpHは3.3となった。
のブラックのpHは3.3となった。
次にこの洗浄、乾燥ブラックを窒素ガス気流中で300
℃〜11oo0Cの種々の温度で2時間熱処理したのち
、室温に冷却して各種熱処理ブラックを作製した。つい
で 上記熱処理プラック ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・ 20部塩化ビニル・ラウリルアクリレー
ト共重合体(組成比95対61重合度43o)・・・1
00部安定剤(三共有機■製、スタンJF−2ou)・
・・・・・・・・・・・・・・3部 滑剤(日本ヘンケル社M、 Loxiol GK −2
)□ ・・・・・・・・・・・・・・・2部の組成から
なる混合物を高速攪拌機で充分混合した後、熱ロールに
よる溶融混線を行ない、次いで圧縮成形を行ないディス
クを作製した。
℃〜11oo0Cの種々の温度で2時間熱処理したのち
、室温に冷却して各種熱処理ブラックを作製した。つい
で 上記熱処理プラック ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・ 20部塩化ビニル・ラウリルアクリレー
ト共重合体(組成比95対61重合度43o)・・・1
00部安定剤(三共有機■製、スタンJF−2ou)・
・・・・・・・・・・・・・・3部 滑剤(日本ヘンケル社M、 Loxiol GK −2
)□ ・・・・・・・・・・・・・・・2部の組成から
なる混合物を高速攪拌機で充分混合した後、熱ロールに
よる溶融混線を行ない、次いで圧縮成形を行ないディス
クを作製した。
洗浄乾燥後熱処理を行なわなかったブラックによるディ
スクも作製したが、この場合、ブラックのpHが小さい
ために、塩化ビニルの分解による5と思われる塩酸によ
りスタンパ−が腐食された形跡が観察された。しかし熱
処理を行なった場合はpHが増加し、そのような現象は
起らなかった。
スクも作製したが、この場合、ブラックのpHが小さい
ために、塩化ビニルの分解による5と思われる塩酸によ
りスタンパ−が腐食された形跡が観察された。しかし熱
処理を行なった場合はpHが増加し、そのような現象は
起らなかった。
したがって本発明の方法による場合は洗浄ブラックは空
気中で乾燥することができる。
気中で乾燥することができる。
試作したディスク各5枚をとり、表面両面を観察し、直
径50μm以上の欠陥の数を測定したOさらに、試作デ
ィスクを40℃、相対湿度80%の雰囲気中に240時
間放置した後に、同様にして表面を観察し、増加した欠
陥の数を測定した。
径50μm以上の欠陥の数を測定したOさらに、試作デ
ィスクを40℃、相対湿度80%の雰囲気中に240時
間放置した後に、同様にして表面を観察し、増加した欠
陥の数を測定した。
なお比較のために本発明の方法による処理を行なわない
ブラックについても同様の試験を行ない、結果を第1表
にあわせて示した。
ブラックについても同様の試験を行ない、結果を第1表
にあわせて示した。
(実施例2)
粒子径30mμ(電子顕微鏡法)9表面積(窒素吸着法
) e ts o m2/ y 、吸油量(D B P
) 350d/100f 、 p H(jO、灰分0
,50 % (7)導電性カーボンブランク(日本イー
ソー■製)を用い、実施例1と同様の処理を行なった。
) e ts o m2/ y 、吸油量(D B P
) 350d/100f 、 p H(jO、灰分0
,50 % (7)導電性カーボンブランク(日本イー
ソー■製)を用い、実施例1と同様の処理を行なった。
但し、純水は70’Cの温水を用いた。このときブラッ
ク中の灰分含有率は0.19%に減少したが、減少率が
太きかったのはNa 、 K 、 CaおよびVなどで
あった。
ク中の灰分含有率は0.19%に減少したが、減少率が
太きかったのはNa 、 K 、 CaおよびVなどで
あった。
なお洗浄、乾燥後のpHは6.6になった。
このブラックを用いて実施例1と同様の方法で熱処理し
、次にディスクの作製と試験を行なった。
、次にディスクの作製と試験を行なった。
その結果を第2表に示した。
以 下 余 白
撰
第1表および第2表より、初期欠陥数は洗浄処理により
著しく減少することおよび熱処理温度が9o○℃を越え
ると再び増加の傾向が見られることがわかる。また耐湿
試験による欠陥の増加数は、洗浄処理を行なったもので
は、400℃以上の熱処理により非常に少なくなること
がわかる。
著しく減少することおよび熱処理温度が9o○℃を越え
ると再び増加の傾向が見られることがわかる。また耐湿
試験による欠陥の増加数は、洗浄処理を行なったもので
は、400℃以上の熱処理により非常に少なくなること
がわかる。
以上の説明から明らかなように、水洗による脱灰処理お
よび非酸化性雰囲気中での4o○°Cないし900℃の
温度における熱処理を施した導電性カーボンブラックを
用いてディスク型記録担体を作製することにより、灰分
含有率の減少と同時にブラック表面の安定化が行なわれ
る結果、ディスク表面の欠陥の減少および耐湿特性の向
上が可能になった。これにより、再生映像はドロップア
ウトや針とびなどが非常に少ないものとなり、品質。
よび非酸化性雰囲気中での4o○°Cないし900℃の
温度における熱処理を施した導電性カーボンブラックを
用いてディスク型記録担体を作製することにより、灰分
含有率の減少と同時にブラック表面の安定化が行なわれ
る結果、ディスク表面の欠陥の減少および耐湿特性の向
上が可能になった。これにより、再生映像はドロップア
ウトや針とびなどが非常に少ないものとなり、品質。
製造歩留りが大幅に向上したディスク型記録担体が得ら
れる。 、。
れる。 、。
なお、上記実施例においては窒素ガス雰囲気でブラック
の熱処理を行なったが、真空中で熱処理
の熱処理を行なったが、真空中で熱処理
第1図は本発明の方法により製造されるディスク型記録
担体の上面図、第2図はその部分拡大図、第3図は断面
図である。 1・・・・・ディスク本体、2・・・・・・中心孔、h
・・・・・・情報信号に対応するビット。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第
1 図 墨 2I!! 、13rIA 手続補正書 871 fll 67年6 月25日 特許庁長官殿 1事件の表示 昭和66年特許願第131181、 発明の名称 ディスク型記録担体およびその製造方法3補正をする者 事件とめ関係 特 許 出 願
大佐 所 大阪府門真市大字門真1006番地名
称 (582)松下電器産業株式会社代表者
山 下 俊 彦4代理人 〒571 住 所 大阪府門真市大字門真too6番地松下電器
産業株式会社内 〔連絡先電話(す清)437−1121特許分ギ〕6補
正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 明細書の第14頁を別紙のとおり補正いたします。
担体の上面図、第2図はその部分拡大図、第3図は断面
図である。 1・・・・・ディスク本体、2・・・・・・中心孔、h
・・・・・・情報信号に対応するビット。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第
1 図 墨 2I!! 、13rIA 手続補正書 871 fll 67年6 月25日 特許庁長官殿 1事件の表示 昭和66年特許願第131181、 発明の名称 ディスク型記録担体およびその製造方法3補正をする者 事件とめ関係 特 許 出 願
大佐 所 大阪府門真市大字門真1006番地名
称 (582)松下電器産業株式会社代表者
山 下 俊 彦4代理人 〒571 住 所 大阪府門真市大字門真too6番地松下電器
産業株式会社内 〔連絡先電話(す清)437−1121特許分ギ〕6補
正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 明細書の第14頁を別紙のとおり補正いたします。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)水洗による脱灰処理および非酸化性雰囲気中での
4oo℃ないし9oo℃の温度における熱処理を施した
導電性カーボンブラックと熱可塑性樹脂から成る導電性
材料をディスク型に成形し、かつその平面な面に情報信
号と対応するピントを渦巻状あるいは同心円状に所定の
間隔を隔てて形成してなることを特徴とするディスク型
記録担体。 (2、特許請求の範囲第(1)項の記載において、熱可
塑性樹脂が塩化ビニルを主成分とする樹脂であることを
特徴とするディスク型記録担体。 (■ 特許請求の範囲第(1)項の記載において、導電
性カーボンブラック10〜40重量部を熱可塑性樹脂1
00重量部に含有させてなることを特徴とするディスク
型記録担体。 (4)導電性カーボンブランクを水で洗浄、乾燥したの
″ち、非酸化性雰囲気中で400℃ないし9oo℃の温
度範囲で熱処理し、得られた精製カーボンブラックと熱
可塑性樹脂を混練して導電性材料を得、この導電性材料
を成形加工して、情報信号と対応するビットが平担な面
に渦巻状あるいは同心円状に所定の間隔を隔てて形成さ
れたディスク型記録担体を得ることを特徴とするディス
ク型記録担体の製造方法。 (句 特許請求の範囲第(4)項の記載において、導電
性カーボンブラックの熱処理温度が、500℃ないし7
00°Cであることを特徴とするディスク型記録担体の
製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13118181A JPS5832244A (ja) | 1981-08-20 | 1981-08-20 | ディスク型記録担体およびその製造方法 |
US06/369,107 US4472336A (en) | 1981-04-17 | 1982-04-16 | Method of manufacturing video disc |
GB8211134A GB2098221B (en) | 1981-04-17 | 1982-04-16 | Method of producing video discs |
DE19823214344 DE3214344A1 (de) | 1981-04-17 | 1982-04-19 | Verfahren zur herstellung von videoplatten |
FR8206672A FR2504298B1 (fr) | 1981-04-17 | 1982-04-19 | Methode de fabrication de disques video |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13118181A JPS5832244A (ja) | 1981-08-20 | 1981-08-20 | ディスク型記録担体およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5832244A true JPS5832244A (ja) | 1983-02-25 |
Family
ID=15051900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13118181A Pending JPS5832244A (ja) | 1981-04-17 | 1981-08-20 | ディスク型記録担体およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832244A (ja) |
-
1981
- 1981-08-20 JP JP13118181A patent/JPS5832244A/ja active Pending
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