JPS5832111Y2 - 排ガス吸収冷凍機の安全装置 - Google Patents

排ガス吸収冷凍機の安全装置

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JPS5832111Y2
JPS5832111Y2 JP1978104607U JP10460778U JPS5832111Y2 JP S5832111 Y2 JPS5832111 Y2 JP S5832111Y2 JP 1978104607 U JP1978104607 U JP 1978104607U JP 10460778 U JP10460778 U JP 10460778U JP S5832111 Y2 JPS5832111 Y2 JP S5832111Y2
Authority
JP
Japan
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exhaust gas
absorption
generator
detection device
damper
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Expired
Application number
JP1978104607U
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English (en)
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JPS5522035U (ja
Inventor
一寛 吉井
龍雄 宮城
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Filing date
Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は排ガス吸収冷凍機の安全装置に関する。
工場の工業炉やエンジン等の駆動熱源を排ガスの発生源
とし、該発生源からの排ガスを発生器に導いて吸収液を
加熱するようにした吸収冷凍機(または、吸収冷温水機
)においては、冷却水系の断水、発生器内圧力の上昇、
発生器内吸収液の液面低下、発生器内液温の過度の上昇
等の異常があった場合、例えば特開昭51−3042号
公報に開示されているように、発生器に流入する排ガス
をダンパーで遮断し、排ガス発生源で発生した排ガスを
大気に直接放出するのが一般的であり、また、排ガス発
生源からの排ガス吐出圧が大気圧と略同程度の排ガス系
統にあっては、排ガスを発生器側へ吸引するエジェクタ
ーポンプや吸引ファン或いはブロア等の吸引装置を備え
ると共に発生器への排ガス流量を調節するダンパーを設
け、上記異常を感知する第1の検知装置によりダンパー
を先ず遮断し、更に第2の検知装置により前記吸引装置
の作動を停止して排ガスを大気に直接放出する手段が、
従来、知られている。
しかし、排ガス系統に用いるダンパーはガス流を遮断す
るため大口径であり、特にエンジンから吐出される排ガ
スのように吐出圧が大気圧よりも250 mmAq以上
も高い場合には、ダンパーが閉止状態でしかも前記吸引
装置が停止状態にあっても僅かなガスの漏入は避けられ
ない。
また、ダンパー自体或いは吸引装置自体は高温の排ガス
に曝されるために汚れや腐蝕などで故障しやすく、必要
なときにダンパーの開閉制御や吸引装置の発停制御がで
きなくなる頻度が高く、吸収冷凍機の異常を確実に防止
し得ないことも生じ得る。
一方、吸収冷凍機の異常時に、その駆動を安全に停止す
るには、排ガス発生源の燃焼を停止することが最も確実
な方法であるが、排ガス発生源を停止することは工場プ
ロセスの停止となり、工場の主機能を失うことになるの
で、排ガス発生源を再三停止することは困難である。
斯る点に鑑みなされた本案を、以下に図面に従い説明す
ると、1は排ガスによる加熱部2を有する高温発生器、
3は冷媒蒸気を利用して吸収液を再熱する低温発生器、
4は冷媒を冷却液化する凝縮器、5は凝縮器4からの液
冷媒を気化させることにより冷水器6を冷却し、冷房用
の冷水を得る蒸発器、7は蒸発器5で気化した冷媒を吸
収することにより継続して冷水の製造ができるようにす
る吸収器、8,9は発生器1,3と吸収器7との間を循
環する吸収液間で熱の授受を行なう熱交換器、10は高
温発生器1からの冷媒を用いて暖房用又は給湯用の温水
を得る温水器、11は加熱炉、熱処理炉、熱風炉等工場
の駆動熱源となる工業炉(以下排ガスの発生源という)
、12は排ガスの発生源11と吸収冷凍機の加熱部2と
を接続する排ガスダクト、13は排ガスダクト12の排
ガスを大気中に放出するバイパスダクト、14は排気ダ
クト、15,16はそれぞれ制御器17によって開閉さ
れるダンパ、18.19.20は制御器17の制御入力
となる温度感知器である。
斯る構成において、冷水器6から冷房用の冷水、温水器
10から暖房用の温水または給湯を行なう通常の運転状
態においては、冷水側の温度検知器18または温水側の
温度検知器19からの入力に従って制御器17は吸収液
制御弁21.ドレン制御弁22或いは図示していないそ
の他の制御機構を作動させて冷暖房の温度を制御を行な
う。
しかし、冷暖房の負荷が極度に少なかったり吸収冷凍機
のその他の制御機構だけでは発生器1での入力エネルギ
ーの完全な消化ができず、高温発生器1の圧力または吸
収液温が次第に上昇して設定値に達すると、制御器17
はこの状態を第1の検知装置20で感知しダンパ15の
開度を調整して高温発生器1における加熱量を制限する
とともに、余剰の排ガスは、ダンパ16を開いてバイパ
スダクト13から大気中に放出するように作動し、最終
的には高温発生器1での加熱は停止される。
このような制御機構によれば、吸収冷凍機の運転状況が
排ガスの発生源である工業炉、換言すれば、工場プロセ
スへ影響することもないが、仮にダンパー15.16に
故障があって排ガスの漏れが多かったり、完全な切替開
閉ができない場合には、加熱部2への排ガスの流入は避
けられず、高温発生器1の圧力および吸収液の異常上昇
が続く。
このような場合には、上記のようなダンパー制御をする
第1の安全装置に次ぐ第2の安全装置として、第2の検
知装置23による排ガス発生源の燃焼の停止が行なわれ
る。
すなわち、第2の検知装置23は、第1の検知装置と別
にして発生器1に取り付けられた圧力スイッチ、または
吸収液温を感知するサーモスタットもしくはこの圧力ス
イッチとサーモスタットとを組み合わせたものであり、
その作動圧力、および温度は、いずれも、第1の検知装
置よりも高い値に設定されてあり、ダンパの開閉制御を
する安全機構では高温発生器の液温または圧力上昇が避
けられないような特別な事態が発生した場合に限って作
動するようにする一方、その第2の検知装置による安全
機構にはインターロック装置24が組み込まれ排ガス発
生源の燃焼を停止して安全動作を確実に完結することが
できる。
尚、インターロック装置はサーモスタットまたは圧力ス
イッチと一体でもよい。
このように、本案は、排ガスの熱を利用して吸収冷凍機
を駆動し、工場の冷暖房を行なう場合において、工場の
付属設備としての吸収冷凍機の制御、安全機構が、工場
プロセスに及ぼす影響を極力避けた安全装置であす、シ
かも従来の技術手段に比べ吸収冷凍機の異常を確実に防
止できるものであり、工場や発電エンジン等の機能を中
心とした排エネルギーの利用装置としての排ガス吸収冷
凍機において実用的効果の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
図は本案による安全装置を備えた排ガス吸収冷凍機の一
実施例を示す構成図である。 1.3〜発生器、2〜加熱部、11〜排ガスの発生源、
15.16〜ダンパ、20〜第1の検知装置、23〜第
2の検知装置、24〜インターロツク装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工場の工業炉やエンジン等の駆動熱源を排ガス発生源と
    し、該発生源からの排ガスを吸収冷凍機の発生器に導い
    て吸収液を加熱することにより吸収冷凍機を駆動するよ
    うにした排ガス吸収冷凍機において、前記発生器の加熱
    部入口側に流入する排ガス量を制御するダンパを有し、
    発生器内の吸収液の加熱状態を圧力または温度変化とし
    て検知する第1の検知装置で前記ダンパの開度を調整す
    ると共に前記第1の検知装置より高い圧力または温度で
    作動する第2の検知装置がインターロック装置を介して
    排ガスの発生源に接続され、該第2の検知装置の作動時
    には、前記インターロック装置を介して排ガスの発生源
    の燃焼を停止するようにしたことを特徴とする排ガス吸
    収冷凍機の安全装置。
JP1978104607U 1978-07-27 1978-07-27 排ガス吸収冷凍機の安全装置 Expired JPS5832111Y2 (ja)

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JP1978104607U JPS5832111Y2 (ja) 1978-07-27 1978-07-27 排ガス吸収冷凍機の安全装置

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Publication Number Publication Date
JPS5522035U JPS5522035U (ja) 1980-02-13
JPS5832111Y2 true JPS5832111Y2 (ja) 1983-07-16

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ID=29046134

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