JP3182682B2 - 冷温水発生機及びその冷温水の温度制御方法 - Google Patents

冷温水発生機及びその冷温水の温度制御方法

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JP3182682B2
JP3182682B2 JP04540295A JP4540295A JP3182682B2 JP 3182682 B2 JP3182682 B2 JP 3182682B2 JP 04540295 A JP04540295 A JP 04540295A JP 4540295 A JP4540295 A JP 4540295A JP 3182682 B2 JP3182682 B2 JP 3182682B2
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/62Absorption based systems

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷温水発生機及びその
冷温水の温度制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来技術に係る冷温水発生機の
系統図である。冷温水発生機2は、冷房時には、稀溶液
27bを加熱する加熱源14を有する高温再生器15
と、高温再生器15で加熱された稀溶液27aを冷媒蒸
気28aと中間濃度溶液29aとに分離する分離器16
と、分離器16からの中間濃度溶液29aと高温再生器
15に流入する稀溶液27cとを熱交換させる高温溶液
熱交換器17と、分離器16から導かれた冷媒蒸気28
aにより中間濃度溶液29bを加熱し冷媒蒸気28bと
濃溶液30aとに分離する低温再生器18と、低温再生
器18からの冷媒蒸気28a、28bを凝縮させる凝縮
器19とを有している。
【0003】更に、凝縮器19により濃縮した液冷媒2
6を散布して蒸発させ入口冷温水25aを冷却する低圧
の蒸発器5と、低温再生器18から流入した濃溶液30
aを高温溶液熱交換器17に流入する稀溶液27cと熱
交換させ冷却する低温溶液熱交換器20と、低温溶液熱
交換器20からの濃溶液30bを散布し蒸発器5から流
入した冷媒蒸気を吸収させて稀溶液27dとする吸収器
21と、吸収器21で生じた稀溶液27dを低温溶液熱
交換器20及び高温溶液熱交換器17を介して高温再生
器15に圧送する溶液循環ポンプ22とを有する。
【0004】そして、本冷温水発生機2は、低温溶液熱
交換器20と高温溶液熱交換器17との間に、排ガス熱
交換器23を設けて、稀溶液27cと加熱源14で燃料
が燃焼して発生した排ガス31との間で熱交換するもの
である。尚、参照番号33aは、吸収器21での吸収熱
を取り去る冷却水熱交換器、参照番号33bは、凝縮器
19での凝縮熱を取り去る冷却水熱交換器である。
【0005】暖房時には、冷暖房切替弁24を開放す
る。従って、分離器16からの高温溶液32は、吸収器
21及び蒸発器5に入る。そして、冷温水熱交換器13
から温水が得られる。熱交換した稀溶液27dは、溶液
循環ポンプ22により高温再生器15に圧送される際
に、すべて排ガス熱交換器23を通り、排熱を回収す
る。
【0006】このような冷温水発生機2において、冷温
水25の温度による加熱源14の燃焼の3位置、即ち、
燃焼停止、低燃焼及び高燃焼或いは4位置以上の多位置
制御を行なう場合、従来では、図8に示すように、冷温
水25である冷水の冷水温度と燃焼出力の関係が階段状
に連続的になるような設定で燃焼制御がなされていた。
この従来制御の場合、例えば図7の冷房運転での制御を
例とするならば、最終的に制御される冷水温度は次のよ
うになる。加熱源14の燃焼出力が50%以下の場合
は、冷水温度が6℃以下になると燃焼が停止する燃焼停
止で、9℃以上になると50%燃焼(低燃焼)という繰
り返しとなり、結果として6℃から9℃の間で燃焼制御
される。
【0007】一方、加熱源14の燃焼出力が50%を越
える場合は、冷水温度が8℃以下になると燃焼出力が5
0%、11℃以上になると燃焼出力が100%となり、
結果的に8℃から11℃の間で燃焼制御される。このよ
うに従来制御では、加熱源14の燃焼出力が小さいほど
冷温水が低い温度に制御され、燃焼出力が大きいほど冷
温水が高い温度に制御される結果となっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本来冷
温水を利用する場合、例えば空調における室内側機器に
冷水を供給する場合、燃焼出力が小さければ高い冷水温
度で十分であり、燃焼出力が大きいほど低い冷水温度が
必要なのであって、従来の制御ではこのように矛盾した
燃焼制御にならざるを得なかった。
【0009】本発明の目的は、操作手段の出力を多段階
に変えて制御対象である被制御温度を制御する温度制御
装置及び温度制御方法において、操作手段の出力が小さ
い時は省エネルギー運転、操作手段の出力が大きい時は
最大出力となるような温度制御装置及び温度制御方法を
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、被制御温度を検出する温度検出手段と、該温
度検出手段が検出する前記被制御温度に応じて該被制御
温度を操作する操作手段に制御信号を送る制御部と、前
記操作手段の出力によって冷温水を加熱し又は冷却する
加熱冷却手段とを含む冷温水発生機であり、前記制御部
は、前記被制御温度に応じて前記操作手段の出力が予め
多段階に区分して設定された出力モードを選定し、該出
力モードに対応して前記被制御温度と前記操作手段の出
力との予め設定された動作パターンに従って前記操作手
段に制御信号を送り、前記出力モードは、冷水の前記被
制御温度を制御する場合には、該被制御温度が高くなる
と共に漸次高い出力モードが設定され、該出力モードに
対応する動作パターンは、前記被制御温度が高くなると
共に前記操作手段の出力が低く設定されたものであり、
温水の前記被制御温度を制御する場合には、該被制御温
度が高くなると共に漸次低い出力モードが設定され、該
出力モードに対応する動作パターンは前記被制御温度が
高くなると共に前記操作手段の出力が高く設定されたも
のである。
【0011】そして、上記発明において、前記操作手段
は、吸収剤に冷媒が溶解された吸収溶液を加熱し、前記
加熱冷却手段は、前記吸収溶液によって前記冷温水を加
熱し又は冷却するものである。
【0012】又、操作手段の出力を多段階に変え、該操
作手段の出力によって冷温水を加熱 又は冷却して温度を
制御する冷温水発生機の冷温水の温度制御方法であり、
前記冷温水の被制御温度に応じて前記操作手段の出力を
多段階に区分して予め設定された出力モードを選定し、
該出力モードに対応して前記被制御温度と前記操作手段
の出力との予め設定された動作パターンに従って前記被
制御温度を制御し、前記出力モードは、冷水の前記被制
御温度を制御する場合には、該被制御温度が高くなると
共に漸次高い出力モードが選定され、該出力モードに対
応する動作パターンは、前記被制御温度が高くなると共
に前記操作手段の出力が低く設定され、温水の前記被制
御温度を制御する場合には、該被制御温度が高くなると
共に漸次低い出力モードが選定され、該出力モードに対
応する動作パターンは前記被制御温度が高くなると共に
前記操作手段の出力が高く設定される冷温水の温度制御
方法とすることである。
【0013】
【作用】本発明の温度制御装置によれば、制御部は、被
制御温度に応じて操作手段の出力が予め多段階に区分し
て設定された出力モードを選定し、この出力モードに対
応して被制御温度と操作手段の出力との予め設定された
動作パターンに従って操作手段に制御信号を送るもので
あるので、温度検出手段が検出する被制御温度に基づい
て予め設定された出力モードを選定することにより、こ
の出力モードに対応した動作パターンに従って被制御温
度を制御することが出来、温度制御装置の制御性と信頼
性が向上する。そして、動作パターンの被制御温度域
は、操作手段の出力に最も適した温度域に設定され、出
力の小さい時は省エネルギー運転、出力の大きい時は最
大出力となるような温度制御装置が得られる。
【0014】更に、上記発明において、温度制御装置
は、操作手段の出力によって冷温水を加熱し又は冷却す
る加熱冷却手段を有する冷温水発生機に設けられ、冷温
水の被制御温度を制御するものであるので、上記発明の
作用に加え、冷温水発生機の冷温水温度の制御におい
て、制御性と信頼性が向上した効率の良い温度制御装置
が得られる。
【0015】更に、上記発明において、出力モードは、
冷水の被制御温度を制御する場合には、この被制御温度
が高くなると共に漸次高い出力モードが設定され、この
出力モードに対応する動作パターンは被制御温度が高く
なると共に操作手段の出力が低く設定されたものである
ので、上記発明の作用に加え、冷水温度を制御する場
合、高出力モードでは冷水温度が低い温度、低出力モー
ドでは冷水温度が高い温度という効率の良い温度域で制
御がなされ省エネになる。
【0016】温水の被制御温度を制御する場合には、こ
の被制御温度が高くなると共に漸次低い出力モードが設
定され、この出力モードに対応する動作パターンは被制
御温度が高くなると共に操作手段の出力が高く設定され
たものであるので、上記発明の作用に加え、温水温度を
制御する場合、高出力モードでは温水温度が高い温度、
低出力モードでは温水温度が低い温度という効率の良い
温度域で制御がなされ、冷水の被制御温度を制御する場
合と同様に省エネになる。
【0017】そして、上記発明において、冷温水発生機
は、吸収剤に冷媒が溶解された吸収溶液を加熱する操作
手段と、吸収溶液によって冷温水を加熱し又は冷却する
加熱冷却手段とを有するものであるので、上記発明の作
用に加え、吸収式冷温水発生機の冷温水温度の制御にお
いて、制御性と信頼性が向上した効率の良い温度制御装
置が得られる。
【0018】又、操作手段の出力を多段階に区分した出
力モードを選定し、この出力モードに対応した動作パタ
ーンに従って被制御温度を制御することであるので、検
出する被制御温度に基づいて予め設定された出力モード
を選定することにより、この出力モードに対応した動作
パターンに従って被制御温度を制御することが出来、制
御性と信頼性が向上する。そして、動作パターンの被制
御温度域は、操作手段の出力に最も適した温度域に設定
され、出力の小さい時は省エネルギー運転、出力の大き
い時は最大出力となるような温度制御方法が得られる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る温度制御装置及び温度制
御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図5
は、本実施例の温度制御装置を適用した冷温水発生機の
系統図である。本実施例の温度制御装置3は、被制御温
度である冷温水25の温度を検出する温度検出手段であ
る冷温水温度センサ4と、この冷温水温度センサ4が検
出する冷温水25の温度に応じてこの冷温水25の温度
を操作する操作手段である加熱源14に制御信号を送る
制御部6とを有している。制御部6は、冷温水25の温
度に応じて加熱源14の出力が予め多段階に区分して設
定された出力モードを選定し、この出力モードに対応し
て冷温水25の温度と加熱源14の出力との予め設定さ
れた動作パターンに従って加熱源14に制御信号を送る
ものである。
【0020】更に、温度制御装置3は、加熱源14の出
力によって冷温水25を加熱し又は冷却する加熱冷却手
段を有する冷温水発生機1に設けられ、加熱冷却手段
は、吸収溶液によって冷温水25を加熱し又は冷却する
ものである。冷温水発生機1は、冷温水25を加熱し又
は冷却する蒸発器5及び吸収器21、加熱源14の出力
である燃焼熱を利用する高温再生器15等を有する従来
技術の説明で示した図7の冷温水発生機2と同一のもの
である。図5において図7と同一構造、作用部分には同
一の参照番号を付けてその説明を省略する。
【0021】図6は、図5に示した温度制御装置3の制
御部6の系統図である。制御部6は、冷温水温度センサ
4が検出する出口冷温水25bの温度信号を受ける冷温
水検出回路9を有し、この温度信号を変換して中央演算
処理部10へ出力する。同様に各部温度検出回路11が
設けられ、高温再生器15、低温再生器18、吸収器2
1或いは排ガス31等の温度信号を受け、この温度信号
を変換して中央演算処理部10へ出力する。電源回路7
は、破線で示すように制御部6内の各回路の操作用及び
制御用電力を供給するものである。周辺入出力回路8
は、各種バルブ、真空ポンプ、溶液循環ポンプ、圧縮機
等の圧力、流量等の検出信号を変換して中央演算処理部
10へ出力する。又、中央演算処理部10からの信号を
受けて前記各種バルブ、真空ポンプ、溶液循環ポンプ、
圧縮機等に出力信号を送るものである。
【0022】燃焼制御回路12は、冷温水温度センサ4
が検出した温度信号に基づいて中央演算処理部10が出
力した信号を受けて変換し、加熱源14の燃焼用バル
ブ、ファン類に制御信号6aを送り、加熱源14の燃焼
出力を変え、冷温水温度を制御する。更に、各種風圧ス
イッチ、安全装置等からの信号を受けて変換し、中央演
算処理部10に出力する。
【0023】図2は、本実施例の冷水温度と出力モード
の関係図である。図2は冷房運転の場合を示すもので、
冷水温度に応じて加熱源14の出力を予め多段階に区分
し、ここでは高出力モードと低出力モードの二つに区分
している。
【0024】図3、4は、上記各出力モードに対応する
冷水温度と燃焼出力の動作パターンを示す図である。各
出力モードの動作パターンは予め設定されたものであ
る。本実施例の動作パターンの冷水温度域は、図8に示
した従来技術のように冷水温度の全温度域を階段状に組
むのではなく、冷水の設定温度自体は、出力モードによ
って大小が逆になる設定として独立させた動作パターン
である。図2により、検出した冷水温度に対応する出力
モードを選定する。
【0025】次に、図1〜4を使用して本実施例の温度
制御装置の作用を説明する。図1は、本実施例の温度制
御装置3の制御フローチャートである。制御部6は、先
ず、冷温水温度を検出し、この冷温水温度から図2の設
定に従って出力モードを選定する。具体的には、冷水温
度が15℃の場合、出力モードは、図2の設定から高出
力モードとなる。高出力モードが選定されると、この高
出力モードに対応する図3の冷水温度と燃焼出力との動
作パターンにより冷水温度を制御する。図3の動作パタ
ーンは、冷水温度が15℃の場合、燃焼出力が100%
となる。冷水温度が下がり6℃以下になると、燃焼出力
は50%に切り替わる。
【0026】ここでもし、冷水温度が上昇するならば、
9℃で100%燃焼となり、6〜9℃間で、50%燃焼
と100%燃焼が切り替わるような制御となる。負荷が
軽く冷水温度が6℃で50%燃焼に切り替わっても、更
に、冷水温度が下がり続け5℃以下になると、図1の出
力モードの変更が必要かどうかが判断される。冷水温度
が5℃以下になると、図2の設定から低出力モードが選
定され、図4の低出力モードの動作パターンに切り替わ
る。この冷水温度が5℃以下の場合は、燃焼出力は0%
(停止)となる。これにより温度が上昇すると、11℃
で50%燃焼に切り替わる。この低出力モードの動作パ
ターンでは、8〜11℃間で、燃焼出力0%(停止)と
燃焼出力50%が切り替わるような制御となる。
【0027】このように、本実施例では、低出力モード
では冷水温度が高い温度、高出力モードでは冷水温度が
低い温度という制御がなされる。燃焼出力が小さい場合
には、効率の良い温度域(冷房では高い温度)での制御
が出来るため省エネになり、燃焼出力が大きい場合に
は、出力要求に応じて二次側室内機の空調能力が最大に
なるような温度域(冷房では低い温度)での制御が可能
となる。これは、暖房時の温水制御の場合でも、更に3
位置制御だけでなく、4位置制御以上での多段階制御で
も同様に制御することが可能である。
【0028】次に本実施例の温度制御方法は、操作手段
である加熱源の出力を多段階に変えて被制御温度である
冷温水温度を制御するもので、冷温水温度に応じて加熱
源の出力を多段階に区分した出力モードと、この出力モ
ードに対応して冷温水温度と加熱源の出力との動作パタ
ーンに従って冷温水温度を制御するものである。
【0029】冷温水温度に基づいて予め設定された出力
モードを選定することにより、この出力モードの動作パ
ターンに従って被制御温度を制御することが出来、制御
性と信頼性が向上する。そして、選定された出力モード
の冷温水温度域は、加熱源の出力に最も適した温度域に
設定され、出力の小さい時は省エネルギー運転、出力の
大きい時は最大出力となるような温度制御方法が得られ
る。
【0030】以上この発明を図示の実施例について詳し
く説明したが、それを以ってこの発明をそれらの実施例
のみに限定するものではなく、この発明の精神を逸脱せ
ずして種々改変を加えて多種多様の変形をなし得ること
は云うまでもない。
【0031】
【発明の効果】本発明の温度制御装置によれば、制御部
は、被制御温度に応じて出力モードを選定し、この出力
モードに対応した動作パターンに従って操作手段に制御
信号を送るものであるので、温度制御装置の制御性と信
頼性が向上する。そして、動作パターンの被制御温度域
は、操作手段の出力に最も適した温度域に設定され、出
力の小さい時は省エネルギー運転、出力の大きい時は最
大出力となるような温度制御装置が得られる。
【0032】更に、上記発明において、温度制御装置
は、加熱冷却手段を有する冷温水発生機の冷温水の被制
御温度を制御するものであるので、上記発明の効果に加
え、冷温水発生機の冷温水温度の制御において、制御性
と信頼性が向上した効率の良い温度制御装置が得られ
る。
【0033】更に、上記発明において、出力モードは、
冷水の被制御温度を制御する場合には、この被制御温度
が高くなると共に漸次高い出力モードが設定され、この
出力モードに対応する動作パターンは被制御温度が高く
なると共に操作手段の出力が低く設定されたものである
ので、上記発明の効果に加え、冷水温度を制御する場
合、低出力モードでは冷水温度が高い温度、高出力モー
ドでは冷水温度が低い温度という効率の良い温度域で制
御がなされ省エネになる。
【0034】温水の被制御温度を制御する場合には、こ
の被制御温度が高くなると共に漸次低い出力モードが設
定され、この出力モードに対応する動作パターンは被制
御温度が高くなると共に操作手段の出力が高く設定され
たものであるので、上記発明の効果に加え、温水温度を
制御する場合、高出力モードでは温水温度が高い温度、
低出力モードでは温水温度が低い温度という効率の良い
温度域で制御がなされ、冷水の被制御温度を制御する場
合と同様に省エネになる。
【0035】そして、上記発明において、冷温水発生機
は、吸収溶液を加熱する操作手段と、吸収溶液によって
冷温水を加熱し又は冷却する加熱冷却手段を有するもの
であるので、上記発明の効果に加え、吸収式冷温水発生
機の冷温水温度の制御において、制御性と信頼性が向上
した効率の良い温度制御装置が得られる。
【0036】又、本発明の温度制御方法によれば、検出
する被制御温度に基づいて予め設定された出力モードを
選定することにより、この出力モードに対応した動作パ
ターンに従って被制御温度を制御することが出来、動作
パターンの被制御温度域は、操作機器の出力量に最も適
した温度域に設定され、出力の小さい時は省エネルギー
運転、出力の大きい時は最大出力となるような温度制御
がなされ、制御性と信頼性の向上した温度制御方法であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る温度制御装置及び温度制御方法の
一実施例の制御フローチャートである。
【図2】本実施例の冷水温度と出力モードの関係図であ
る。
【図3】図2に示した高出力モードに対応する冷水温度
と燃焼出力の動作パターンを示す図である。
【図4】図2に示した低出力モードに対応する冷水温度
と燃焼出力の動作パターンを示す図である。
【図5】本実施例の温度制御装置を適用した冷温水発生
機の系統図である。
【図6】図5に示した温度制御装置の制御部の系統図で
ある。
【図7】従来技術に係る冷温水発生機の系統図である。
【図8】図7に示した冷温水発生機の冷水温度と燃焼出
力の関係図である。
【符号の説明】
1 冷温水発生機 3 温度制御装置 4 冷温水温度センサ(温度検出手段) 6 制御部 6a 制御信号 14 加熱源(操作手段) 25 冷温水

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御温度を検出する温度検出手段と、
    該温度検出手段が検出する前記被制御温度に応じて該被
    制御温度を操作する操作手段に制御信号を送る制御部と
    を有する温度制御装置と、前記操作手段の出力によって
    冷温水を加熱し又は冷却する加熱冷却手段とを含む冷温
    水発生機であり、 前記制御部は、前記被制御温度に応じて前記操作手段の
    出力が予め多段階に区分して設定された出力モードを選
    定し、該出力モードに対応して前記被制御温度と前記操
    作手段の出力との予め設定された動作パターンに従って
    前記操作手段に制御信号を送り、 前記出力モードは、冷水の前記被制御温度を制御する場
    合には、該被制御温度が高くなると共に漸次高い出力モ
    ードが設定され、該出力モードに対応する動作パターン
    は、前記被制御温度が高くなると共に前記操作手段の出
    力が低く設定されたものであり、温水の前記被制御温度
    を制御する場合には、該被制御温度が高くなると共に漸
    次低い出力モードが設定され、該出力モードに対応する
    動作パターンは前記被制御温度が高くなると共に前記操
    作手段の出力が高く設定されたものであることを特徴と
    する冷温水発生機
  2. 【請求項2】 請求項において、前記操作手段は、
    収剤に冷媒が溶解された吸収溶液を加熱し、前記加熱冷
    却手段は、前記吸収溶液によって前記冷温水を加熱し又
    は冷却してなることを特徴とする温度制御装置。
  3. 【請求項3】 操作手段の出力を多段階に変え、該操作
    手段の出力によって冷温水を加熱又は冷却して温度を制
    御する冷温水発生機の冷温水の温度制御方法であり、 前記冷温水の 被制御温度に応じて前記操作手段の出力を
    多段階に区分して予め設定された出力モードを選定し、
    該出力モードに対応して前記被制御温度と前記操作手段
    の出力との予め設定された動作パターンに従って前記被
    制御温度を制御し、 前記出力モードは、冷水の前記被制御温度を制御する場
    合には、該被制御温度 が高くなると共に漸次高い出力モ
    ードが選定され、該出力モードに対応する動作パターン
    は、前記被制御温度が高くなると共に前記操作手段の出
    力が低く設定され、温水の前記被制御温度を制御する場
    合には、該被制御温度が高くなると共に漸次低い出力モ
    ードが選定され、該出力モードに対応する動作パターン
    は前記被制御温度が高くなると共に前記操作手段の出力
    が高く設定され ることを特徴とする冷温水発生機の冷温
    水の温度制御方法。
JP04540295A 1995-03-06 1995-03-06 冷温水発生機及びその冷温水の温度制御方法 Expired - Lifetime JP3182682B2 (ja)

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