JPS5832053B2 - 直流式電気鉄道の給電装置 - Google Patents
直流式電気鉄道の給電装置Info
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- JPS5832053B2 JPS5832053B2 JP54018242A JP1824279A JPS5832053B2 JP S5832053 B2 JPS5832053 B2 JP S5832053B2 JP 54018242 A JP54018242 A JP 54018242A JP 1824279 A JP1824279 A JP 1824279A JP S5832053 B2 JPS5832053 B2 JP S5832053B2
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- power supply
- substation
- bus
- disconnector
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は直流電源としてサイリスク整流器を使用した直
流式電気鉄道の給電方法に係り、特にき電率を含めた給
電系全体の構成として極力、無接点化を推し進めて保守
面での煩雑化を解消し、信頼性を高める様にした新規な
給電系を提供しようとするものである。
流式電気鉄道の給電方法に係り、特にき電率を含めた給
電系全体の構成として極力、無接点化を推し進めて保守
面での煩雑化を解消し、信頼性を高める様にした新規な
給電系を提供しようとするものである。
直流式電気鉄道の給電系として、例えば順電力変換装置
としてシリコン整流器を、一方事故時等に際して事故区
間を他の健全母線より開路するものとして直流式高速度
遮断器を適用している事は周知の通りである。
としてシリコン整流器を、一方事故時等に際して事故区
間を他の健全母線より開路するものとして直流式高速度
遮断器を適用している事は周知の通りである。
この様な給電系に於ては直流式高速度遮断器そのものが
メカを主体にした有接点の構成のもので、保守面での煩
雑化、さらには事故区間を開路するに要する遮断時間が
長くなり事故の拡大を招来してしまう等の理由により、
近時サイリスクスイッチを適用した給電系が提唱されて
いる。
メカを主体にした有接点の構成のもので、保守面での煩
雑化、さらには事故区間を開路するに要する遮断時間が
長くなり事故の拡大を招来してしまう等の理由により、
近時サイリスクスイッチを適用した給電系が提唱されて
いる。
この種、無接点化を推し進めた給電系として代表的な構
成例を第1図に示す。
成例を第1図に示す。
同図でAは回生能力を有しない変電所を示し、同様にB
は回生能力を有する変電所を示したものでこれら変電所
群が線路の亘長に応じて適宜配置しである。
は回生能力を有する変電所を示したものでこれら変電所
群が線路の亘長に応じて適宜配置しである。
第1図に戻って1は各変電所に給電する商用周波の三相
電源母線で、この入力電源母線下に交流遮断器群2、〜
2.と変圧器群3、〜35とが夫々接続され、41〜4
4は交流入力電力を直流電力に変換するコンバータ群(
サイリスタ整流器)でサイリスタ素子をグレーツ結線し
て構成される。
電源母線で、この入力電源母線下に交流遮断器群2、〜
2.と変圧器群3、〜35とが夫々接続され、41〜4
4は交流入力電力を直流電力に変換するコンバータ群(
サイリスタ整流器)でサイリスタ素子をグレーツ結線し
て構成される。
4、は回生用インバータで電気車よりの回生電力を交流
入力電源側へフィードバックする為のもので、上記コン
バータ群と同様にサイリスク素子をグレーツ結線して構
成される。
入力電源側へフィードバックする為のもので、上記コン
バータ群と同様にサイリスク素子をグレーツ結線して構
成される。
5□〜55はコンバータの直流出力側、インバータの直
流入力側に挿入される断路器群で、これら断路器群の一
端は図示する様に直流正極母線C1,C2に接続され、
この直流正極母線下に51o−813,52o−823
で示すサイリスク素子群と、Dlo”D13及びD20
〜D23で示すダイオード素子群とを夫々逆並列接続し
て構成したサイリスク遮断器群が接続され、これらサイ
リスク遮断器群は従来周知の直流式高速度遮断器と機能
上は同程度もしくはそれ以上の機能を持たせるべく配慮
しである。
流入力側に挿入される断路器群で、これら断路器群の一
端は図示する様に直流正極母線C1,C2に接続され、
この直流正極母線下に51o−813,52o−823
で示すサイリスク素子群と、Dlo”D13及びD20
〜D23で示すダイオード素子群とを夫々逆並列接続し
て構成したサイリスク遮断器群が接続され、これらサイ
リスク遮断器群は従来周知の直流式高速度遮断器と機能
上は同程度もしくはそれ以上の機能を持たせるべく配慮
しである。
610〜6.3及び6□0〜6□3はき電線80,82
と直接接続される遮断器群を示し、71,7□は負極母
線を示しその一端は図示する様に線路9□、92と接続
され、他端はコンバータ側、インバータ側と接続される
。
と直接接続される遮断器群を示し、71,7□は負極母
線を示しその一端は図示する様に線路9□、92と接続
され、他端はコンバータ側、インバータ側と接続される
。
Dl及びD2は夫々電気車を示す。
この様に構成して戊る従来例では、例えば従来周知の直
流式高速度遮断器を置換えるものとして図示する様なサ
イリスタ遮断器を適用したものであるから、保守上の煩
雑化を解消できる事は勿論の事、事故時に際して事故区
間の遮断を従来装置に比し著しく短縮できるので事故の
拡大を未然に防止でき、効果的な対策を早急に打出せる
等その利点は非常に大きい。
流式高速度遮断器を置換えるものとして図示する様なサ
イリスタ遮断器を適用したものであるから、保守上の煩
雑化を解消できる事は勿論の事、事故時に際して事故区
間の遮断を従来装置に比し著しく短縮できるので事故の
拡大を未然に防止でき、効果的な対策を早急に打出せる
等その利点は非常に大きい。
さらにB変電所にみられる様に回生能力を備えてあって
、例えば回生運転時にある電気車の回生電力を商用周波
電源母線1側え回生できるようにしたものであれば、仮
に回生車両をD2の電気車であると仮想すると、電気車
D2よりの回生電力は、電気車D2→き電線8□→B変
電所の断路器6□3→回生用ストッパーダイオードD2
3→直流正極母線C2→断路器5.→インパーク45→
変圧器35→交流遮断器25の経路を通して電源母線1
側え回生されると共に、電気車D2→き電線82→断路
器6□3→ストツパ一ダイオードD23→直流正極母線
C2→力行用サイリスク遮断器522(又は820 )
→断路器6□2(又は6□。
、例えば回生運転時にある電気車の回生電力を商用周波
電源母線1側え回生できるようにしたものであれば、仮
に回生車両をD2の電気車であると仮想すると、電気車
D2よりの回生電力は、電気車D2→き電線8□→B変
電所の断路器6□3→回生用ストッパーダイオードD2
3→直流正極母線C2→断路器5.→インパーク45→
変圧器35→交流遮断器25の経路を通して電源母線1
側え回生されると共に、電気車D2→き電線82→断路
器6□3→ストツパ一ダイオードD23→直流正極母線
C2→力行用サイリスク遮断器522(又は820 )
→断路器6□2(又は6□。
)の経路を通して、き電線8、下の図示しないカ行車両
にカ行パワーとして供給される。
にカ行パワーとして供給される。
このように回生電力が商用周波電源母線側え回生され、
さらにカ行車両にカ行パワーとして供給されるのでエネ
ルギーの有効利用が図れると共に、例えばB変電所で4
3−44のサイリスク整流器とインバータ45とを所定
の方法で適宜調整すれば、デッドセクション間の電位差
を略零とすることができ定常時の電圧制御性が優れてい
る。
さらにカ行車両にカ行パワーとして供給されるのでエネ
ルギーの有効利用が図れると共に、例えばB変電所で4
3−44のサイリスク整流器とインバータ45とを所定
の方法で適宜調整すれば、デッドセクション間の電位差
を略零とすることができ定常時の電圧制御性が優れてい
る。
これに対してき電線側の事故時の保護動作について述べ
るに、例えばカ行運転時にある電気車D1側の近傍でき
電線8、を支持する碍子がリークする地絡事故等を生じ
た場合、サイリスク遮断器S1□−断路器612の直流
電路に挿入される図示しない過電流継電器で事故を生じ
た旨を検出して、この検出信号を基にA変電所のサイリ
スク整流器41.42のゲートを最小限の位置までゲー
トシフトして、電源母線1側より流入する事故電流を限
流すると共に、この電源母線側よりの事故電流を812
のサイリスク遮断器で直ちに遮断する。
るに、例えばカ行運転時にある電気車D1側の近傍でき
電線8、を支持する碍子がリークする地絡事故等を生じ
た場合、サイリスク遮断器S1□−断路器612の直流
電路に挿入される図示しない過電流継電器で事故を生じ
た旨を検出して、この検出信号を基にA変電所のサイリ
スク整流器41.42のゲートを最小限の位置までゲー
トシフトして、電源母線1側より流入する事故電流を限
流すると共に、この電源母線側よりの事故電流を812
のサイリスク遮断器で直ちに遮断する。
このようにA変電所より事故点側え流入する事故電流を
遮断して、事故点側の断路器61□を通して流れる事故
電流が略零になった時点で断路器61□を開極して、事
故回線のみを選択遮断すると共に4、−4□の各サイリ
スク整流器をONt、て給電を再開させる。
遮断して、事故点側の断路器61□を通して流れる事故
電流が略零になった時点で断路器61□を開極して、事
故回線のみを選択遮断すると共に4、−4□の各サイリ
スク整流器をONt、て給電を再開させる。
しかし乍らA変電所の給電を再開しても回生運転時にあ
る電気車D2よりの回生電力が、電気車D2→断路器6
23→ダイオードD23→直流正極母線C2→サイリス
ク遮断器S20→断路器6□。
る電気車D2よりの回生電力が、電気車D2→断路器6
23→ダイオードD23→直流正極母線C2→サイリス
ク遮断器S20→断路器6□。
→き電線8、→A変電所付近の図示しない事故点の経路
を通して流れ続ける。
を通して流れ続ける。
さらにB変電所のサイリスク整流器43及び44→断路
器53及び54→直流正極母線C2→サイリスク遮断器
S20→断路器620→き電線81→A変電所付近の図
示しない事故点の経路を通して、事故点側えB変電所よ
りの廻り込み電力が流入する。
器53及び54→直流正極母線C2→サイリスク遮断器
S20→断路器620→き電線81→A変電所付近の図
示しない事故点の経路を通して、事故点側えB変電所よ
りの廻り込み電力が流入する。
これら回生電力と廻り込み電力とを遮断するのが、事故
点に連なるB変電所のサイリスク遮断器S20であるが
、このサイリスク遮断器820は回生電力と廻り込み電
力とを加え合せた遮断容量をもたせねばならないので、
一般には複数のサイリスク素子を並列接続したスタック
体で構成されるものであるが、強制消弧回路と保護装置
とを含めれば遮断器単体でも高価なものとなる。
点に連なるB変電所のサイリスク遮断器S20であるが
、このサイリスク遮断器820は回生電力と廻り込み電
力とを加え合せた遮断容量をもたせねばならないので、
一般には複数のサイリスク素子を並列接続したスタック
体で構成されるものであるが、強制消弧回路と保護装置
とを含めれば遮断器単体でも高価なものとなる。
ましてや高価なサイリスク遮断器をB変電所だけでも4
個も使用しているので、■変電肩当りの設備費が非常に
高騰化することは明らかである。
個も使用しているので、■変電肩当りの設備費が非常に
高騰化することは明らかである。
本発明はこの点に鑑みて発明されたものであって、特に
本発明の特徴とすべき事は、例えばサイリスク遮断器を
−き電線1個適用する様に給電系の構成を配慮し、さら
に上記サイリスク遮断器の機能として回生用インバータ
が転流失敗した場合に生ずる過電流を遮断する機能をも
負わせ、さらに回生車両の回生パワーを電源側或はカ行
車両側へと回生できる様にしたものであって、以下第2
図に示す実施例に基づき詳述する。
本発明の特徴とすべき事は、例えばサイリスク遮断器を
−き電線1個適用する様に給電系の構成を配慮し、さら
に上記サイリスク遮断器の機能として回生用インバータ
が転流失敗した場合に生ずる過電流を遮断する機能をも
負わせ、さらに回生車両の回生パワーを電源側或はカ行
車両側へと回生できる様にしたものであって、以下第2
図に示す実施例に基づき詳述する。
本実施例で先ず回生機能を有しないA変電所の構成を述
べてみるに、第1図と同一のものは同一符号を附してお
り、例えば直流正極母線C1下に連なる直流遮断器、即
ちサイリスク遮断器は図示する様にき電線8、のみに給
電するものと、他方のき電線82のみに給電するものと
に夫々符号S24 + 825で示す如く分割して配置
し、第1のサイリスク遮断器S24の直流出力側には通
流方向が図示の如く規定されたストツノクーダイオード
D14゜D15と、断路器6.、 l 61□との各直
列回路を接続して、同様に第2のサイリスク遮断器S2
5の直流出力側には通流方向が図示の如く規定されたス
トッパーダイオードD16.D1□と、断路器6□2゜
613との各直列回路を接続して、さらに上記ストッパ
ーダイオード群DI4〜D1□のカソードと直流正極母
線C1間に通流方向が図示の如く規定されたダイオード
群DIO””D13を介挿して給電系を構成したもので
ある。
べてみるに、第1図と同一のものは同一符号を附してお
り、例えば直流正極母線C1下に連なる直流遮断器、即
ちサイリスク遮断器は図示する様にき電線8、のみに給
電するものと、他方のき電線82のみに給電するものと
に夫々符号S24 + 825で示す如く分割して配置
し、第1のサイリスク遮断器S24の直流出力側には通
流方向が図示の如く規定されたストツノクーダイオード
D14゜D15と、断路器6.、 l 61□との各直
列回路を接続して、同様に第2のサイリスク遮断器S2
5の直流出力側には通流方向が図示の如く規定されたス
トッパーダイオードD16.D1□と、断路器6□2゜
613との各直列回路を接続して、さらに上記ストッパ
ーダイオード群DI4〜D1□のカソードと直流正極母
線C1間に通流方向が図示の如く規定されたダイオード
群DIO””D13を介挿して給電系を構成したもので
ある。
次に回生機能を備えたB変電所の構成を述べてみるに、
このB変電所に於ては直流正極母線C2下に接続される
機器の構成はA変電所と全く同一で、回生電力のループ
に直流正極母線C2下に連なるサイリスク遮断器826
゜827が介挿される様に回生ループを配慮して、これ
らサイリスク遮断器S26或はS2□で回生用インバー
タ45の転流失敗時に生ずる過電流を遮断する様にした
ものである。
このB変電所に於ては直流正極母線C2下に接続される
機器の構成はA変電所と全く同一で、回生電力のループ
に直流正極母線C2下に連なるサイリスク遮断器826
゜827が介挿される様に回生ループを配慮して、これ
らサイリスク遮断器S26或はS2□で回生用インバー
タ45の転流失敗時に生ずる過電流を遮断する様にした
ものである。
C3は回生用母線でこの母線下に回生電力を導ひく為の
ダイオードD26゜D29が挿入されており、Lは過電
流を制限する為のりアクドルでこのリアクトルは回生ル
ープのインピーダンスが高ければ削除しても動作上は何
ら支障はない。
ダイオードD26゜D29が挿入されており、Lは過電
流を制限する為のりアクドルでこのリアクトルは回生ル
ープのインピーダンスが高ければ削除しても動作上は何
ら支障はない。
なお、本実施例では回生用インバータ45の交流出力側
のインバータ用トランスを削除した例を示したが、この
理由は回生用インバータの制御いかんによっては動作上
、何ら支障のない事を実験で確認した結果に基づいたも
のであって、この様にインバータ用トランスを不要とす
る事によって一層機器構成を簡素化できるが、従来周知
の給電系の如くインバータ用トランスを挿入しても何ら
支障はない。
のインバータ用トランスを削除した例を示したが、この
理由は回生用インバータの制御いかんによっては動作上
、何ら支障のない事を実験で確認した結果に基づいたも
のであって、この様にインバータ用トランスを不要とす
る事によって一層機器構成を簡素化できるが、従来周知
の給電系の如くインバータ用トランスを挿入しても何ら
支障はない。
さて、この様に構成して戊る本実施例の動作を述べると
、先ず定常時は交流に力電源母線1より与えられる交流
電力をコンバータ41〜44で直流電力に変換して所望
の直流電源電圧を得、この直流電力を直流正極母線C1
,C2→サイリスク遮断h 824〜S2□→ストツパ
一ダイオード群D14〜D17 t D24〜D27→
断路器sto 〜613.620〜623の経路を介し
てき電線8□、82に給電して、各電気車り、、D2を
カ行駆動さく例えば一方の電気車Dlがカ行運転時にあ
り、他方の電気車D2が回生運転時にある様な場合、電
気車D2の回生電力はき電線8□→B変電所の断路器6
23→ダイオ一ドD23→直流正極母線C2→サイリス
ク遮断器S26→ダイオードD26→回生母線C3→断
路器55→リアクトルL→回生用インバータ45の経路
を介して交流電源母線1側へ回生されると共に、電気車
D2→き電線82→B変電所の断路器623→ダイオー
ドD23→直流正極母線C2→サイリスク遮断器S26
→ストツパーダイオードD24或はD25→断路器6□
0或は6□1→き電線81の経路を介してカ行運転時に
ある電気車りいさらにはき電線8□に接続される図示し
ないカ行運転時にある電気車にカ行エネルギーとして供
給される仕組となっている。
、先ず定常時は交流に力電源母線1より与えられる交流
電力をコンバータ41〜44で直流電力に変換して所望
の直流電源電圧を得、この直流電力を直流正極母線C1
,C2→サイリスク遮断h 824〜S2□→ストツパ
一ダイオード群D14〜D17 t D24〜D27→
断路器sto 〜613.620〜623の経路を介し
てき電線8□、82に給電して、各電気車り、、D2を
カ行駆動さく例えば一方の電気車Dlがカ行運転時にあ
り、他方の電気車D2が回生運転時にある様な場合、電
気車D2の回生電力はき電線8□→B変電所の断路器6
23→ダイオ一ドD23→直流正極母線C2→サイリス
ク遮断器S26→ダイオードD26→回生母線C3→断
路器55→リアクトルL→回生用インバータ45の経路
を介して交流電源母線1側へ回生されると共に、電気車
D2→き電線82→B変電所の断路器623→ダイオー
ドD23→直流正極母線C2→サイリスク遮断器S26
→ストツパーダイオードD24或はD25→断路器6□
0或は6□1→き電線81の経路を介してカ行運転時に
ある電気車りいさらにはき電線8□に接続される図示し
ないカ行運転時にある電気車にカ行エネルギーとして供
給される仕組となっている。
さらに電気車D2が回生運転時にあって、この回生運転
時に、例えばカ行運転時にある電気車D1の近傍で地絡
事故が発生したような場合、本実施例では先ず事故点に
近接するA変電所のカ行用ストッパーダイオードD15
−断路器611の直流電路に挿入される図示しない過電
流継電器よりの事故検出信号を以って、A変電所の各サ
イリスク整流器41−4□をゲートシフトして電源母線
1側より流入する事故電流を限流すると共に、この事故
電流をA変電所のカ行用サイリスク遮断器524(直流
スイッチとも呼称されている)で遮断する。
時に、例えばカ行運転時にある電気車D1の近傍で地絡
事故が発生したような場合、本実施例では先ず事故点に
近接するA変電所のカ行用ストッパーダイオードD15
−断路器611の直流電路に挿入される図示しない過電
流継電器よりの事故検出信号を以って、A変電所の各サ
イリスク整流器41−4□をゲートシフトして電源母線
1側より流入する事故電流を限流すると共に、この事故
電流をA変電所のカ行用サイリスク遮断器524(直流
スイッチとも呼称されている)で遮断する。
この動作と並行してB変電所側では、前記図示しない過
電流継電器よりの事故検出信号を基に各サイリスク整流
器43−44をゲートシフトして電源母線側より事故点
え流入する廻り込み電力を限流すると共に、この限流さ
れた廻り込み電力をB変電所のカ行用サイリスク遮断器
S26で遮断する。
電流継電器よりの事故検出信号を基に各サイリスク整流
器43−44をゲートシフトして電源母線側より事故点
え流入する廻り込み電力を限流すると共に、この限流さ
れた廻り込み電力をB変電所のカ行用サイリスク遮断器
S26で遮断する。
このように事故点に近接するA変電所及びB変電所の各
カ行用サイリスク遮断器S24 t S26で事故点に
流入する事故電流を遮断して、A変電所であれば61、
の断路器を通して流れる電流が、同様にB変電所であれ
ば6□0の断路器を通して流れる電流がそれぞれ略零に
なった時点で、A変電所の断路器6.1及びB変電所の
断路器6□0を各々開極して、両変電所の事故回線のみ
を他の健全回線より選択遮断した後に、両変電所A、H
の各サイリスク整流器のゲート位相を順次進めて行って
各き電線側え所望のカ行電力を給電する。
カ行用サイリスク遮断器S24 t S26で事故点に
流入する事故電流を遮断して、A変電所であれば61、
の断路器を通して流れる電流が、同様にB変電所であれ
ば6□0の断路器を通して流れる電流がそれぞれ略零に
なった時点で、A変電所の断路器6.1及びB変電所の
断路器6□0を各々開極して、両変電所の事故回線のみ
を他の健全回線より選択遮断した後に、両変電所A、H
の各サイリスク整流器のゲート位相を順次進めて行って
各き電線側え所望のカ行電力を給電する。
なおA変電所及びB変電所にあっては、事故回線のみを
選択遮断した後に今迄遮断状態にある各カ行用サイリス
ク遮断器S24.S26にそれぞれ所望のONゲート信
号を与えて、これら遮断器S24.S26を再投入して
健全回線側の各断路器61o及び6□1を通してき電線
側え所望のカ行パワーを供給することは申す迄もない。
選択遮断した後に今迄遮断状態にある各カ行用サイリス
ク遮断器S24.S26にそれぞれ所望のONゲート信
号を与えて、これら遮断器S24.S26を再投入して
健全回線側の各断路器61o及び6□1を通してき電線
側え所望のカ行パワーを供給することは申す迄もない。
さらに前述したき電線側の地絡事故時に際して、例えば
回生運転時にある電気車D2よりの回生電力は、電気車
D2→き電線8□→断路器6□3→第1の回生用ストッ
パーダイオードD23→直流正極母線C2→力行用サイ
リスク遮断器S26→力行用ストッパーダイオードD2
4→断路器620→事故点の経路を通して、事故点側え
流れ込もうとするが、このように事故点側え流れ込もう
とする回生電力はカ行用サイリスク遮断器S26で遮断
されるので何ら問題はない。
回生運転時にある電気車D2よりの回生電力は、電気車
D2→き電線8□→断路器6□3→第1の回生用ストッ
パーダイオードD23→直流正極母線C2→力行用サイ
リスク遮断器S26→力行用ストッパーダイオードD2
4→断路器620→事故点の経路を通して、事故点側え
流れ込もうとするが、このように事故点側え流れ込もう
とする回生電力はカ行用サイリスク遮断器S26で遮断
されるので何ら問題はない。
従って地絡事故時の回生電力は、電気車D2→き電線8
□→断路器623→第1の回生用ストッパーダイオード
D23→直流正極母線C2→サイリスク遮断1s27→
第2の回生用ストッパーダイオードD29→回生母線C
3→断路器55→回生用インバータ45の経路を通して
、商用周波電源母線側え回生されると共に、電気車D2
→き電線82→断路器6□3→第1の回生用ストッパー
ダイオードD23→直流正極母線C2→第2の力行用サ
イリスク遮断器S2□→力行用ストッパーダイオードD
26(又はD2□)→断路器6□2(又は623)の経
路を通して、事故区間に隣接するき電線8゜下の図示し
ないカ行車両にカ行パワーとして供給され、エネルギー
の有効利用を図っている。
□→断路器623→第1の回生用ストッパーダイオード
D23→直流正極母線C2→サイリスク遮断1s27→
第2の回生用ストッパーダイオードD29→回生母線C
3→断路器55→回生用インバータ45の経路を通して
、商用周波電源母線側え回生されると共に、電気車D2
→き電線82→断路器6□3→第1の回生用ストッパー
ダイオードD23→直流正極母線C2→第2の力行用サ
イリスク遮断器S2□→力行用ストッパーダイオードD
26(又はD2□)→断路器6□2(又は623)の経
路を通して、事故区間に隣接するき電線8゜下の図示し
ないカ行車両にカ行パワーとして供給され、エネルギー
の有効利用を図っている。
なお本実施では電車線路に沿ってインバータを設備する
変電所とインバータを設備しない変電所とを交互に配置
した給電系の例を示したが、インバータを設置しようが
しまいが、要するに各変電所の直流正極母線下に連なる
カ行供給ループに挿入するカ行用サイリスク遮断器を、
2組のみ挿入する構成として変電所の主機器の配置を極
力簡素化した点にある。
変電所とインバータを設備しない変電所とを交互に配置
した給電系の例を示したが、インバータを設置しようが
しまいが、要するに各変電所の直流正極母線下に連なる
カ行供給ループに挿入するカ行用サイリスク遮断器を、
2組のみ挿入する構成として変電所の主機器の配置を極
力簡素化した点にある。
以上の様に本発明に於ては、単に2組のカ行用サイリス
ク遮断器を用いて構成したもので以下に示すように種々
の効果を奏すものである。
ク遮断器を用いて構成したもので以下に示すように種々
の効果を奏すものである。
■ 回生機能を有する変電所であれ有しない変電所であ
れ、カ行用サイリスク遮断器は単に2組のみ適用するよ
うにしたので、き電線側の事故時であっても所望のカ行
パワーを健全き電線側え供給でき、運用効率が向上する
ばかりでなく、き電線の事故時でも回生電力を電源母線
側及び健全き電線側え供給できるので、エネルギーの有
効利用が図れる給電装置を実現することができる。
れ、カ行用サイリスク遮断器は単に2組のみ適用するよ
うにしたので、き電線側の事故時であっても所望のカ行
パワーを健全き電線側え供給でき、運用効率が向上する
ばかりでなく、き電線の事故時でも回生電力を電源母線
側及び健全き電線側え供給できるので、エネルギーの有
効利用が図れる給電装置を実現することができる。
■ 上記■項の理由により、サイリスク遮断器の保護装
置そのものを簡素化でき一層コスト面で有利な給電シス
テムを提供できる。
置そのものを簡素化でき一層コスト面で有利な給電シス
テムを提供できる。
■ 回生用インバータの転流失敗時に生ずる過電流を、
主回路のサイリスク遮断器で遮断する様にしたものであ
るから、直流遮断器を新たに用意する必要なく上記の、
■項の効果と相俟って非常に経済的な給電系を実現でき
るばかりでなく、より一層効果的な保護励調をとる事が
できる。
主回路のサイリスク遮断器で遮断する様にしたものであ
るから、直流遮断器を新たに用意する必要なく上記の、
■項の効果と相俟って非常に経済的な給電系を実現でき
るばかりでなく、より一層効果的な保護励調をとる事が
できる。
■ 回生運転時にある電気車の回生電力は全て交流入力
電源側と、カ行運転時にある他の電気車とに供給し得る
給電系としているので、省エネルギーという時流に呼応
した給電系を実現できるO ■ 故障区間に並設される健全き電線に当該変電所が給
電を停止しても隣接変電所より給電する給電系であるの
で、給電系全体の運用効率を非常に高める事ができる。
電源側と、カ行運転時にある他の電気車とに供給し得る
給電系としているので、省エネルギーという時流に呼応
した給電系を実現できるO ■ 故障区間に並設される健全き電線に当該変電所が給
電を停止しても隣接変電所より給電する給電系であるの
で、給電系全体の運用効率を非常に高める事ができる。
第1図はサイリスク遮断器を適用した直流式電気鉄道の
給電系を示す代表的な回路構成例、第2図は本発明によ
る一実施例を示す給電系の具体例。 41〜44はコンバータ、4.は回生用インバータ、8
24〜S2□はサイリスク遮断器、D14〜D17゜D
24〜D27はストッパーダイオード、6、o〜613
゜620〜623は断路器、C1,C2は直流正極母線
、C3は回生用母線、Dl、D2は電気車、70,7□
はは負極母線、81,82はき電線。
給電系を示す代表的な回路構成例、第2図は本発明によ
る一実施例を示す給電系の具体例。 41〜44はコンバータ、4.は回生用インバータ、8
24〜S2□はサイリスク遮断器、D14〜D17゜D
24〜D27はストッパーダイオード、6、o〜613
゜620〜623は断路器、C1,C2は直流正極母線
、C3は回生用母線、Dl、D2は電気車、70,7□
はは負極母線、81,82はき電線。
Claims (1)
- 1 商用周波電源母線より入力される交流電力を直流電
力に順変換して直流正極母線側え供給するサイリスク整
流器と、回線別に分割されカ行用ストッパーダイオード
と断路器よりなる直流電路で、デッドセクションを挟ん
で対峠する直流電路をそれぞれ並列接続して2対のカ行
供給電路を形成すると共に、これら2対のカ行供給電路
で前記カ行用ストッパーダイオードのアノード側橋絡点
と前記直流正極母線間にそれぞれ接続され、且つカ行供
給電路側え所望のカ行電力を供給する第1、第2のカ行
用サイリスク遮断器と、前記複数の直流電路でカ行用ス
トッパーダイオードと断路器との各橋絡点と前記直流正
極母線間に接続され、回生電力を前記正極母線側え導び
く回生用ストッパーダイオード群とで構成したことを特
徴とする直流式電気鉄道の給電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54018242A JPS5832053B2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | 直流式電気鉄道の給電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54018242A JPS5832053B2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | 直流式電気鉄道の給電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55110629A JPS55110629A (en) | 1980-08-26 |
JPS5832053B2 true JPS5832053B2 (ja) | 1983-07-11 |
Family
ID=11966203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54018242A Expired JPS5832053B2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | 直流式電気鉄道の給電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832053B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111890995A (zh) * | 2020-06-28 | 2020-11-06 | 中铁第一勘察设计院集团有限公司 | 电气化铁路双边贯通供电系统 |
-
1979
- 1979-02-19 JP JP54018242A patent/JPS5832053B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111890995A (zh) * | 2020-06-28 | 2020-11-06 | 中铁第一勘察设计院集团有限公司 | 电气化铁路双边贯通供电系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55110629A (en) | 1980-08-26 |
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