JPS5832052B2 - 直流式電気鉄道の給電装置 - Google Patents

直流式電気鉄道の給電装置

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JPS5832052B2
JPS5832052B2 JP54018241A JP1824179A JPS5832052B2 JP S5832052 B2 JPS5832052 B2 JP S5832052B2 JP 54018241 A JP54018241 A JP 54018241A JP 1824179 A JP1824179 A JP 1824179A JP S5832052 B2 JPS5832052 B2 JP S5832052B2
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豊美 権藤
房男 手塚
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は直流電源としてサイリスク整流器を使用した直
流式電気鉄道の給電方法に係り、特にき電系を含めた給
電系全体の構成として極力、無接点化を推し進めて保守
面での煩雑化を解消し、信頼性を高める様にした新規な
給電方法を提供しようとするものである。
直流式電気鉄道の給電系として、例えば原電力変換装置
としてシリコン整流器を、一方事故等に際して事故区間
を他の健全母線より開始するものとして直流式高速度遮
断器を適用している事は周知の通りである。
この様な給電系に於ては直流式高速度遮断器そのものが
入力を主体にした有接点の機構のもので、保守面での煩
雑化、さらには事故区間を開路するに要する遮断時間が
長くなり事故の拡大を招来してしまう等の理由により、
近時サイリスクスイッチを適用した給電系が提唱されて
いる。
この種、無接点化を推し進めた給電系として代表的な構
成例を第1図に示す。
同図でAは回生能力を有しない変電所を示し、同様にB
は回生能力を有する変電所を示したものでこれら変電所
群が線路の亘長に応じて適宜配置しである。
第1図に戻って1は各変電所に給電する商用周波の三相
電源母線で、この入力電源母線下に交流遮断器群21〜
25と変圧器群a〜35 とが夫々接続され、41〜4
4は交流入力電力を直流電力に変換するコンバータ群(
サイリスク整流器)でサイリスク素子をグレーツ結線し
て構成される。
45は回生用インバータで電気車よりの回生電力を交流
入力電源側へフィードバックする為のもので、上記コン
バータ群と同様にサイリスク素子をグレーツ結線して構
成される。
飄〜5、はコンバータの直流出力側、インバータの直流
入力側に挿入される断路器群で、これら断路器群の一端
は図示する様に直流正極母線C1,C2に接続され、こ
の直流正極母線下に51o−S132%〜ちで示すサイ
リスク素子群と、%〜I)Jび厖〜D23で示すダイオ
ード素子群とを夫々逆並列接続して構成したサイリスク
遮断器群が接続され、これらサイリスク遮断器群は従来
周知の直流式高速度遮断器と機能上は同程度もしくはそ
れ以上の機能を持たせるべく配慮しである。
6.o−613及び62o〜6□3はき電線80,8゜
と直接接続される断路器群を示し、71,72は負極母
線を示しその一端は図示する様に線路9□、92と接続
され、他端はコンバータ側、インバータ側と接続される
Dl及びD2は夫々電気車を示す。
この様に構成して成る従来例では、例えば従来周知の直
流式高速度遮断器を置換えるものとして図示する様なサ
イリスク遮断器を適用したものであるから、保守上の煩
雑化を解消できる事は勿論の事、事故時に際して事故区
間の遮断を従来装置に比し著しく短縮できるので事故の
拡大を未然に防止でき、効果的な対策を早急に打出せる
等その効果は太きい。
しかし乍らこの給電系で問題となるのは、第1にサイリ
スクとダイオードとを逆並列接続したサイリスク遮断器
が第1図に示す様に電車線路が複数ある複数化の場合、
図では2回線の例であるが4組必要とする事である。
この様な方法であれば周知の如く大電流を取扱う給電系
であればサイリスク素子そのものが高価であって、給電
系の設備費そのものが非常に不経済となる事である。
さらにサイリスク遮断器が給電系の主回路に挿入される
ものであるから、その保護には一層厳しい制約が課さら
れ、他の機器との保護協調を図る上でサイリスク遮断器
の保護装置そのものが非常に複雑化し、上記欠点と相俟
ってコストアップを一段と助長する事である。
第2に、例えば第1図に示す電気車群で、き電線8□よ
り給電している電気車D1がカ行運転時にあるものとし
、き電線8□より給電している電気車D2が、回生運転
時にあるものと仮定して、この状態で給電系ではよくみ
られる現象ではあるが、例えばカ行運転時にある電気車
D1側の近傍でき電線8、を支持する碍子がリークする
地絡事故等を生じた場合、サイリスク遮断器S1□断路
器6.2の直流電路に挿入される図示しない過電流継電
器で事故を生じた旨を検出して、この検出信号を基にA
変電所のサイリスク整流器41゜42のゲートを最小限
の位置までゲートシフトして、電源母線1側より流入す
る事故電流を限流すると共に、この電源母線側よりの事
故電流を812のサイリスク遮断器で直ちに遮断する。
このようにA変電所より事故点側え流入する事故電流を
遮断して、事故点側の断路器612を通して流れる事故
電流が略零になった時点で断路器6.2を開極して、事
故回線のみを選択遮断すると共に4−4の各サイリスク
整流器をONL、て給電を再開させる。
しかし乍らA変電所の給電を再開しても回生運転時にあ
る電気車D2よりの回生電力が電気車D2→断路器62
3→ダイオードD23→直流正極母線C2−→サイリス
ク遮断器820→断路器6□。
→き電線81→A変電所付近の図示しない事故点の経路
を通して流れ続ける。
さらにB変電所のサイリスク整流器43及び44−+断
路器53及び54→直流正極母線C2→サイリスク遮断
器820→断路器6□0→き電線8.→A変電所付近の
図示しない事故点の経路を通して、事故点側えB変電所
よりの廻り込み電力が流入する。
これら回生電力と廻り込み電力とを遮断するのが、事故
点に連なるB変電所のサイリスク遮断器820であるが
、このサイリスク遮断器S20は回生電力と廻り込み電
力とを加え合せた遮断容量をもたせねばならないので、
一般には複数のサイリスク素子を並列接続したスタック
体で構成されるものであるが、強制消弧回路と保護装置
とを含めれば遮断器単体でも高価なものとなる。
ましてや高価なサイリスク遮断器をB変電所だけでも4
個も使用しているので、■変電肩当りの設備費が非常に
高騰化することは明らかである。
この様な第1図に示す給電系の問題点を解決すべく、本
発明者等は昭和53年12月11日付で第2図に示す様
な給電系を出題している。
この第2図で第1図と同一のものは同一符号を附してお
り、本給電系で特徴とすべき事は、例えば回生機能を有
しないA変電所であれば、直流正極母線C1下に接続す
るものとしては、他の変電所より流入する廻り込み電流
を阻止するストッパーダイオード群D30”D33と、
これらストッパーダイオード群の直流出力側に従来周知
の断路器群61o〜613を配置して構成している事で
ある。
一方回生機能を備えたB変電所であれば、直流正極母線
C2と回生用母線C3とを分割して、直流正極母線C2
下に連なるものとしてはA変電所と同様にストッパーダ
イオード群D40”D43と、断路器群6□。
〜623とで構成し、さらに回生用母線C3側には第2
のストッパーダイオード群D44〜D4□を配置して、
これらストッパーダイオード群の各アノード側を断路器
群620−623の固定接触子に接続して構成している
なお、Ll及びL2.Llま過電流を制限する為のりア
クドルで、これらリアクトルを削除しても動作上は側ら
支障はないものである。
以上の様な構成の第2図で容易に理解できる様に、先ず
第1に第1図の従来例でみられたサイリスク遮断器群を
全く適用していない事である。
従って給電系全体の保護協調をとる事は非常に容易であ
って、さらに給電系の設備費そのものが非常に経済的で
あるという点である。
かかる第2図の給電系で、例えばカ行運転時にある電気
車D1側の近傍で地絡事故を生じ且つ他方の電気車D2
が回生運転時にあるような場合、事故点がA変電所側で
あるので、先ずA変電所では事故検出信号を基に41−
42の各サイリスク整流器を直ちにゲートブロックして
、電源母線1側より流入する事故電流を限流すると共に
21−2□の各交流遮断器で事故電流を遮断する。
この動作と並行してB変電所側では、事故検出信号を基
に43−44の各サイリスタ整流器をゲートブロックし
て電源母線側より流入する事故電流を限流すると共に、
この事故電流を23−24の各交流遮断器で遮断する。
このようにA変電所及びB変電所より召貸れ流入する事
故電流が遮断され、この事故電流が略零になった時点で
、例えばA変電所側では613の断路器を開極しB変電
所側では6□0の断路器を開極して、それぞれ事故回線
のみを健全回線より切離した後に各サイリスク整流器4
、−4□及び43−44に所望のゲート信号を与えカ行
運転に入らせると共に、A−B両変電所の各交流遮断器
21−22及び23−24をそれぞれ再投入して給電を
再開させる。
なお回生運転時にある電気車D2よりの回生電力は、き
電線側の地絡事故時であってもB変電所の直流正極母線
C2と回生母線C3は分離した構成であるので、回生用
インバータ45を通して電源母線1側えのみ全て回生さ
れ、第1図の給電系でみられるような回生電力が事故点
側え流れてエネルギーが回収できないと云うような問題
はない。
しかし乍ら第2図の給電系で問題となるのは、前述した
ようにき電線側の事故時にA変電所及びB変電所の各サ
イリスク整流器を全てOFFして、事故点に隣接する変
電所は全停電とするものであるから、事故回線に隣接す
る健全き電線8□より給電されている図示しないカ行車
両も停止をよぎなくされ、運用効率そのものが極端に低
下すると云う致命的な欠点がある。
本発明はこの点に鑑みて発明されたものであって、以下
第3図に示す実施例に基づき詳述する。
同図で第1図及び第2図と同一のものは同符号を附して
おり、先ず回生機能を有してないA変電所の構成を述べ
てみるに、直流正極母線C1下に接続するものとしては
、新たに直流スイッチ(この実施例ではサイリスクスイ
ッチ91o、911を適用した例を示しており静止形ス
イッチが最も望ましい)を2組設けて、これらスイッチ
の直流出力側に図示する様に第1のストッパーダイオー
ド群D3o、D33と断路器群610613とを配して
構成している。
さらに第1のストッパーダイオード群のカソード側と直
流正極母線C1間に図示極性の通流方向で位置づけた第
2のストッパーダイオード群を介挿して、これら第2の
ストッパーダイオード群と上記直流スイッチ9、。
9.1とで回生運転時にある区間の事故時に対処する様
にしている。
次に回生機能を備えたB変電所の構成について述べてみ
るに、直流正極母線C2下に連なる構成は上記したA変
電所と全く同一である。
特徴とすべき点は直流正極母線C2と回生用母線C4と
に分割して、回生母線C4と第1のストッパーダイオー
ド群D40 j D43のカソード側との間に図示極性
の通流方向で位置づけた第3のストッパーダイオード群
D48 t D51と回生用インバータ45 とを介挿
して構成した点にある。
さて、この様に構成して成る本願の動作を述べるに、通
常動作時に於ては従来例と全く同様にA変電所及びB変
電所共に所定の動作を行ってき電線81,8□を介して
電気車D1.D2にカ行パワーを供給する。
電気車D1或いはD2が回生運転時にある場合回生電力
はB変電所の断路器→第3のストッパーダイオード→回
生母線C4→断路器5.→回生用インバータ45→交流
遮断器→交流入力電源母線の経路を介して電源側へ回生
される。
さて、この様な定常動作時に於て、例えば電気車り、が
カ行運転時にあり、他方の電気車D2が回生運転時にあ
ると仮定し、何らかの原因でカ行運転時にある電気車D
1 の近傍で地絡事故が発生したような場合、本実施例
では先ず事故点に近接するA変電所のカ行用ストッパー
ダイオードD3□−断路器6,1の直流電路に挿入され
る図示しない過電流継電器よりの事故検出信号を以って
、A変電所の各サイリスク整流器41−4□をゲートシ
フトして電源母線1側より流入する事故電流を限流する
と共に、この事故電流をA変電所のカ行用サイリスク遮
断器91o(直流スイッチとも呼称されている)で遮断
する。
この動作と並行してB変電所側では、前記図示しない過
電流継電器よりの事故検出信号を基に各サイリスク整流
器4344をゲートシフトして電源母線側より事故点え
流入する廻り込み電力を限流すると共に、この限流され
た回り込み電力をB変電所のカ行用サイリスク遮断器9
□0で遮断する。
このように事故点に近接するA変電所及びB変電所の各
カ行用サイリスク遮断器9.。
、9□0で事故点に流入する事故電流を遮断して、A変
電所であれば611の断路器を通して流れる電流が、同
様にB変電所であれ’f620の断路器を通して流れる
電流がそれぞれ略零になった時点で、A変電所の断路器
61.及びB変電所の断路器6□0を各々開極して、両
変電所の事故回線のみを他の健全回線より選択遮断した
後に、両変電所A、Bの各サイリスク整流器のゲート位
相を順次進めて行って各き電線側え所望のカ行電力を給
電する。
なおA変電所及びB変電所にあっては、事故回線のみを
選択遮断した後に今迄遮断状態にある各カ行用サイリス
ク遮断器910 j 920にそれぞれ所望のONゲー
ト信号を与えて、これら遮断器91o、9□。
を再投入して健全回線側の各断路器610及び621を
通してき電線側え所望のカ行パワーを供給することは申
す迄もない。
さらに前述したき電線側の地絡事故時に際して、例えば
回生運転時にある電気車D2よりの回生電力は、電気車
D2→き電線8□→断路器6□3→第1の回生用ストッ
パーダイオードD47→直流正極母線C2→力行用サイ
リスク遮断器920→力行用ストッパーダイオードD4
0→断路器620→事故点の経路を通して、事故点側え
流れ込もうとするが、このように事故点側え流れ込もう
とする回生電力はカ行用サイリスク遮断器9□。
で遮断されるので伺ら問題はない。
従って地絡事故時の回生電力は、電気車D2→き電線8
□→断路器6□3→第2の回生用ストッパーダイオード
D5.→回生母線C4→断路器5、→回生用インバータ
4.の経路を通して、商用周波電源母線側え回生される
と共に、電気車D2→き電線82→断路器6□3→第1
の回生用ストッパーダイオードD47→直流正極母線C
2→第2のカ行用サイリスク遮断器92、→力行用スト
ッパーダイオードD42(又はD43)→断路器6□2
(又は623の経路を通して、事故区間に隣接するき電
線82下の図示しないカ行車両にカ行パワーとして供給
され、エネルギーの有効利用を図っている。
特に重要なことは、B変電所のインバータ45が伺らか
の原因で転流失敗してサイリスク整流器43−44側よ
り流入する事故電流を処理する場合である。
即ち、B変電所でインバータ4.の転流失敗時に際して
本実施例によれば、直流正極母C2と回生母線C4とを
分離した構成としているので、サイリスク整流器43−
4.→断路器53−54→直流正極母線C2→力行用サ
イリスク遮断器9□0(又は921)→ストッパーダイ
オードD40 D41 (又はり、−D43)→回生
用ストッパーダイオードD48 D51→回生母線C
4の経路を通して、事故インバータ側え事故電流が流れ
込もうとするが、この事故電流はカ行用サイリスク遮断
器9□。
−%で強制的に遮断するので、事故電流はき電線側より
流入する回生電力又は隣接する変電所よりの廻り込み電
力のみを考慮すればよく、第1図及び第2図に示す従来
装置に比しインバータ転流失敗時。
の保護協調がとり易いと云う利点がある。
なお本実施例に於ては、インバータを設備した変電所と
インバータを設備しない変電所とを電車線路に沿って交
互に配置した給電系の例を示したが、インバータを設備
する変電所は給電系を構成する変電所群で1ケ所或いは
2ケ所設置すればよく、要するに本願はインバータを設
備する変電所であれば、カ行用サイリスク遮断器を2組
のみ設けて主回路構成の簡素化を図り、インバータ転流
失敗時に於ても、サイリスク整流器側より流入す1 る
事故電流をカ行用サイリスク遮断器で遮断して、事故時
の保護協調がとり易いようにしたことを一犬特徴とする
ものである。
なお、実施例に於ては、回生機能を有するB変電所の交
流側に連なるインバータ用トランスの機能をコンバータ
側の電源トン ランスに負わせている理由は、例えば回
生用インバータの定常動作時に、インバータの制御方法
によってはインバータ用トランスを削除しても動作上は
伺ら支障のない事を実験結果により確認した結果に基づ
くものであって、この様にインバータ用トランスを削除
すると給電系そのものの設備費を軽減できる利点がある
が、第2図の給電系の様にインバータ用トランスがあっ
ても何ら支障はないものである。
以上の様に本発明に於ては、直流正極母線と回生用母線
とを分割した構成の回生機能を有する変電所と、回生機
能を有しない変電所との直流正極母線側に連なる構成を
、単に2組のカ行用サイリスク遮断器を用いて構成した
ので以下に示すように種々の効果を奏するものである。
■ 回生機能を有する変電所であれ有しない変電所であ
れ、カ行用サイリスタ遮断器は単に2組のみ適用するよ
うにしたので、き電線側の事故時であっても所望のカ行
パワーを健全き電線側え供給でき、運用効率が向上する
ばかりでなくき電線の事故時でも回生電力を電源母線側
及び健全き電線側え供給できるので、エネルギーの有効
利用が図れる給電装置を実現することができる。
■ き電線(電車線回線)1線当りにつき各変電所の直
流スイッチは1組のみ適用する様に構成を配慮している
ので、設備費そのものが非常に経済的な給電系を実現で
きる。
■ 同一き電線下にカ行車両と回生車両とがあった場合
、回生車両の回生電力をカ行車両にカ行パワーとして供
給できる給電系であるので、省エネルギーと云う時流に
沿った給電系を実現でつ きる。
■ 回生車両のき重置間で事故が生じた様な場合事故点
を挟んだ両変電所の給電を瞬時に停止できるので事故の
拡大を未然に防止でき、信頼性。
安定性の非常に高い給電系を実現できる。
ノ図面の簡単な説明 第1図はサイリスク遮断器を適用した従来の代表的な給
電系を示す具体的な回路構成図、第2図はサイリスク遮
断器を不要とする従来の代表的な給電系を示す具体的な
回路構成図、第3図は本発i明の一実施例を示す給電系
の具体的な構成図。
1は交流入力電源母線、41〜44はコンバータ、45
は回生用インバータ、6□0〜613,6□。
〜623は断路器、71〜72は負極母線、8□〜82
はき電線、9□。
〜910,92o−921は直流スイッチ、C1〜C2
は直流正極母線、C4は回生母線、I)3o % D3
3 ?D40”D43は第1のストッパーダイオード、
D34〜D379 D44〜D4□は第2のストッパー
ダイオード、D48〜D51は第3のストッパーダイオ
ード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 商用周波電源母線より入力される交流電力を直流電
    力に順変換しね直流正極母線側え供給するサイリスク整
    流器と、回線別に分割されカ行用ストッパーダイオード
    と断路器よりなる複数の直流電路で、デッドセクション
    を挟んで対峠する直流電路をそれぞれ並列接続して2対
    のカ行供給電路を形成すると共に、−これら2対のカ行
    供給電路で前記カ行用ストッパーダイオードのアノード
    側橋絡点と前記直流正極母線間にそれぞれ接続され、且
    つカ行供給電路伺え所望のカ行電力を供給する第1、第
    2のカ行用サイリスク遮断器と、前記複数の直流電路で
    カ行用ストッパーダイオードと断路器との各橋絡点と前
    記直流正極母線間に接続される第1の回生用ストッパー
    ダイオード群と、前記複数の直流電路でカ行用ストッパ
    ーダイオードと断路器どの各橋絡点と回生母線間に接続
    される第2の回生用ストッパーダイオード群と、前記回
    生母線と商用周波電源母線間に接続され回生電力を電源
    母線側え回生ずるインバータとで構成したことを特徴と
    する直流式電気鉄道の給電装置。
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