JPS5832050A - セメント混和用水性分散体 - Google Patents

セメント混和用水性分散体

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JPS5832050A
JPS5832050A JP13137581A JP13137581A JPS5832050A JP S5832050 A JPS5832050 A JP S5832050A JP 13137581 A JP13137581 A JP 13137581A JP 13137581 A JP13137581 A JP 13137581A JP S5832050 A JPS5832050 A JP S5832050A
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JP
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emulsion
polymerization
monomer
added
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JP13137581A
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寿昭 佐藤
健 結城
田中 偉業
岡谷 卓司
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセメント混和用水性分散体に関する。
更に詳しくは次の一般式(A)で示される重合性第4級
アンモニウム塩を少なくとも一重合成分として含むカチ
オン性重合体を含有するカチオン性エマルジョンを主剤
とするセメント混和用水性分散体に関する。
8 2− (ただし、R1およびR2は炭素原子を1〜20ケ有す
るアルキル基を表わし、Rsは炭素原子を1〜20ケ有
するアルキル基または炭素原子を6〜15ケ有する含芳
香族ないし含脂環族基を表わし、Rは炭素原子を2〜6
ケ有しかつエチレン結合を1ケ有する脂肪族炭化水素基
を表わし、Xは塩素または臭素原子を表わす。) セメントモルタルに各鴇合成樹脂エマルジョンを添加し
たポリマーセメントモルタルはセメントモルタルに比べ
てコンクリートへの接着性、曲げ強度や圧縮強度の強度
特性、透水性の改質および流動性が向上するため土木、
建築関係の材料として近年需要が著しく増加している。
セメントモルタルに添加される各種合成樹脂エマルジョ
ンの中でもとりわけ酢酸ビニル系重合体エマルジョン、
アクリル酸系重合体エマルジョン、スチレン−ブタジェ
ン共重合体ラテックスなどがよく使われて来ており、セ
メントに混和され、旧いコンクリートと新しいコンクリ
ートとの接着、コンクリートに対するタイルの接着、コ
ンクリートに対する外3− 壁塗料の接着等に使用されている。近年、工事の短縮等
でコンクリート下地が不備のまま接着する場合が増加し
て来ている。これらの下地は粗く弱い層を形成していた
り、湿気を含んでいる事が多い。これらの粗悪な下地ま
たは水分の多い下地に対して強固な接着力を付与するセ
、8メントモルタルを鋭意検討した結果、次の一般式(
〜 3 (但し、R,I七1、R2、R8及びXは前述に同じ)
で示される重合性第4級アンモニウム塩を少なくとも一
重合成分として含むカチオン性重合体を含有するカチオ
ン性エマルジョンをセメントに添加することにより目的
を達し得ることを見出し、本発明を完成するに到ったも
のである。すなわち、上記の特定のカチオン性エマルジ
ョンはセメントと程々に混和し、比較的硬化の早い樹脂
モルタルを形成し、硬化が早い割にはコンクリート下地
、特に従来、接着性が悪かった粗悪な下地または吸4− 湿性の下地によく接着し、なおかつタイルや外壁塗料に
も良好な接着力を示す。カチオン性乳化剤を使用して得
られる樹脂モルタルと異なる点は接着力または透水性に
おいてすぐれた点である。またカチオン性乳化剤は一般
には毒性が強く、環境汚染につながる恐れもあり、カチ
オン性乳化剤を用いたエマルジョンを使用することは好
ましくない0 本発明のセメント混和用水性分散体に用いられるカチオ
ン性エマルジョ/は大別して2通りの製造法により製造
可能である。すなわち第1の方法は上記の一般式で示さ
れる重合性第4級アンモニウム塩を、好ましくは水性媒
体中で、単独重合ないしは他のラジカル重合性のビニル
系モノマーと共重合することによって水溶性および/あ
るいは極めて親水性の強い(共)重合体を合成し、次に
ビニル系モノマーをエマルジョン重合する方法である。
第2の方法はエマルジョン重合されるビニル系モノマー
の重合中に該重合性第4級アンモニラ 。
ム塩を連続的に添加し、共重合せしめる方法であ5− る。第1の方法において、まず該重合性第4級アンモニ
ウム塩と共重合されてもよいラジカル重合性のビニル系
モノマーとしてはアクリルアミド、N−メチロールアク
リルアミド、N、N−ジメチルアクリルアミド、ヒドロ
キシエチルアクリルアミド、メタアクリルアミド、N−
メチロールメタアクリルアミド、N、N−ジメチルメタ
アクリルアンド、ヒドロキシエチルメタアクリルアミド
等のアクリルアミド系単量体、アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル
、メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸エチル、メタ
アクリル酸プロピル、メタアクリル酸ブチル、メタアク
リル酸ヒドロキシエチル等の(メタ)アクリル酸エステ
ル系単量体、スチレン、アクリロニトリル、塩化ビニル
、酢酸ビニルなどを挙げることが出来る。これらは単独
ないしは2種類以上組み合せて使用することが出来る0
本発明で使用される前記一般式で示される重合性第4級
アンモニウム塩の具体例としては2−ヒドロキシ−3−
メタクリルオキシプロビルトリメ6− チルアンモニウムクロライド、2−ヒドロキシ−3−ア
クリルオキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシグロビルト
リエチルアンモニウムプロマイド、2−ヒドロキシ−3
−メタクリルオキシプロピルトリブチルアンモニウムク
ロライド、2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシプロ
ビルメチルエチルブチルアンモニウムクロライド、2−
ヒドロキシ−3−メタクリルオキシジメチルフェニルア
ンモニウムクロライド、2−ヒドロキシ−3−メタクリ
ルオキシプロビルジメチルシクロヘキシルアンモニウム
クロライドなどが挙げられる。
これらは単独もしくは2種以上併せ用いることができ、
なかでも2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシプpピ
ルトリメチルアンモ=ウムクロライドが好ましく用いら
れる。
前記のエマルジョンの製造の第1および第2の方法にお
いて、エマルジョン重合されるビニル系モノマーの具体
例としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸メチル、アクリル7− タアクリル酸メチル、メタアクリル酸エチル、メタアク
リル酸プロピル、メタアクリル酸ブチル、メタアクリル
酸2−エチルヘキシルなどの(メタ)アクリル酸エステ
ル類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、置換パーサテ
ィック酸ビニルなどのカルボン酸ビニル類、スチレン、
置換スチレン、アクリロニトリル、塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン、エチレン、イノブテンなどが挙げられる。こ
れらは単独もしくは2種以上が組み合せて用いられる。
エマルジョン製造法において、従来公知のポリビニルア
ルコールなどの水溶性ポリマーやノニオン性乳化剤が併
用されるが、セメントモルタル添加時の発泡を少なくす
るために、ポリビニルアルコールが好んで使用される。
もちろん少量のノニオン性乳化剤が併用されるのはかま
わない。
エマルジョン製造の際、開始剤としては従来公知のもの
が使用可能であるが、エマルジョンのカチオン性を保持
するためには、分解の結果生成する開始剤ラジカルは中
性もしくはカチオン性のも8− のが好ましい。それらの例を挙げると、2.2’−アゾ
ビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩、過酸化水素ある
いはこれと還元剤との組み合せ、キコーメンハイドロパ
ーオキシドやt−プテルノ・イドロバ−オキサイドある
いはこれらと還元剤との組み合せがある。
重合性第4級アンモニウム塩は、エマルジョン重合され
るビニル系モノマー100重量部あた90.01〜10
重量部、好ましくは0.01〜2重量部の範囲で使用さ
れる。
エマルジョン製造の第2の方法では、前記一般式を有す
る重合性第4級アンモニウムはエマルショア 重合され
るビニル系モノマーの重合中に連続的に添加され、共重
合されるが、この方法について若干の補足説明を以下に
しておく。該重合性4級アンモニウム塩は重合性が太き
いために、エマルジョン重合されるビニル系モノマーと
混合して重合に供すると、しばしば該重合性4級アンモ
ニウム塩が優先的に重合し、重合途中ではもはや実質的
に該重合性4級アンモニウム塩が存在しない9− 状態ニなる。エマルジョン重合されるビニル系モノマー
が酢酸ビニル、エチレン、塩化ビニルなどのようにいわ
ゆるQ−θ概念でいうQ値の小さい場合にこの現象が起
りやすいので、この場合には該重合性第4級アンモニウ
ム塩Fi重合中に連続的に添加される必要が生じる。な
お本発明で連続的というのは必ずしも真の意味で連続で
ある必要はなく、分割添加あるいは脈流添加などをも包
括するものである。Q値の大きい(メタ)アクリルエス
テルがエマルジョン重合されるビニル系モノマーの主体
である場合には、該重合性4級アンモニウム塩との共重
合性は良好であるので、必ずしも該重合性4級アンモニ
ウム塩の連続的添加は不要であるが、重合系の安定性の
観点から連続的添加が好ましい。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに杆細に説明する。
なお実施例中の部は重量部を表す。
実施例(比較例を含む) (1)各種エマルジョ/の製造 エマルジョンの製造例1 10− 攪拌機、窒素導入管を備えたセパラブルフラスコを窒素
置換したのち、2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシ
プロピルトリメチルアンモニウムクロライドモノマー(
以下、モノマー(I]と略記する。)2部と、あらかじ
め窒素置換したイオン交換水70部を加え、常温で溶解
した。70℃に昇温したのち、2.2’−アゾビス(2
−アミジノプロパン)塩酸塩0.5部とイオン交換水1
0部の開始剤水溶液を添加し、1時間重合して〔η〕が
018の〔I〕の重合体水溶液を得た。つづいて60℃
に温度調節し、5部の酢酸ビニルモノマーを加え、30
分間重合したのち、90部の酢酸ビニルモノマーを10
0分間にわたって連続的に添加し、重合した。途中酢酸
ビニルモノマーの添加開始後30分してから、10%(
重量)のポリビニルアルコール(部分けん化物、重合度
500)水溶液20部の連続添加をはじめ、酢酸ビニル
モノマーの添加と同時に終了するようにした。連続添加
が終了したのち70℃に昇温し、1時間反応熟成を行な
い、重合を完結せしめた。得られたエマルジョン(以下
エマルジョンAと略記する)は良好な安定性を示し、固
形分濃度5o2%s粒子径0.2〜04μのものであっ
た。
エマルジョンの製造例2 実施例1と同様の反応器を窒素置換したのち、モノマー
IJ) 、0.5部およびアクリルアミド0.75部に
あらかじめ窒素置換したイオン交換水70部を加え、常
温で溶解した。70℃に昇温したのち、2.2′−アゾ
ビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩0.25部とイオ
ン交換水5部の開始剤水溶液を添加し、1時間重合して
〔I〕とアクリルアミドとの共重合体を得た。つづいて
60℃に温度調節して3部の酢酸ビニルモノマーを加え
、30分間重合したのち、92部の酢酸ビニルモノマー
ヲl OO:6間にわたって連続的に添加し、重合した
。途中酢酸ビニルモノマーの添加開始後10分してから
、10%(重量)のポリビニルアルコール(部分けん化
物、重合度500)水溶液20部を一括添加した。酢酸
ビニルモノマーの連続添加が終了したのぢ70℃に昇温
し、1時間熟成を行ない、重合を完結せしめた。得られ
たエマルシミ/(以下エマルジョンBと略記する)は安
定であり、固形分濃度49.8%、粒子径0.5〜1.
0μのものであった。
エマルジョンの製造例3 製造例1と全く同様の条件で連続添加するモノマーを酢
酸ビニルモノマー61.5部、Veo Va 10モノ
マー28.5部の混合上ツマ−it 90 部とし重合
した。得られたエマルジョン(以下エマルジョンCと略
記)は良好な安定性を示し、固形分濃度50.0チ、粒
子径0.2〜0,4μであった。
エマルジョンの製造例4 製造例1と全く同様の条件で、連続添加するモノマーを
酢酸ビニルモノマー75.75部、アクリル酸n−ブチ
ル14.25部の混合モノマー計90部とし重合した。
得られたエマルジョン(以下エマルジョンDと略記)は
良好な安定性を示し、固形分濃度50.4%、粒子径0
.2〜0.5μであった。
エマルジョンの製造例5 攪拌機、窒素導入管を備えたセバラブルフラス □−1
3= コに部分けん化PVA(けん化度88モルチ、重合度5
00)8部をはかシとり窒素置換したのち、あらかじめ
窒素置換したイオン交換水100部を加え、90℃で溶
解した。溶解後室温まで冷却し、O,OS部のモノマー
山、アクリルアミドモノマー0.085部および酢酸ビ
ニル七ツマー10部を加えた。70℃に昇温したのち、
2.2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩0
.5部とイオン交換水10部とからなる開始剤水溶液を
添加した。重合開始後30分経過したところで、窒素置
換した酢酸とニルモノマー90部とイオン交換水20部
にモノマー0) 0.15部およびアクリルアミドモノ
マー0.25部を溶解したモノマー水溶液を3時間にわ
たって連続的に添加した。添加終了後2詩画重合を行な
い、重合を完結せしめた。得られたエマルジョン(以下
エマルジョンEと略記する)は良好な安定性ケ示し、固
形分謎度は47.2 t16であった。
エマルジョンの製造例6 加熱装置および冷却装置ならびに数個の計量装14− 置を備えているオートクレーブを窒素置換したのち、化
ツマ−〔192部とあらかじめ窒素置換したイオン交換
水70部を加え、常温で溶解した。70℃に昇温したの
ち、2.2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸
塩0.5部とイオン交換水10部の開始剤水溶液を添加
し、1時間重合して単量体田の重合体水溶液を得た。つ
づいて60℃に温度調節し、5部の酢酸ビニル単量体を
加え、エチレンを45 聯/crAになるまで圧入し1
時間重合したのち、77部の酢酸ビニル単量体を1時間
にわたって連続的に添加し、重合した。途中酢酸ビニル
単量体の添加開始後30分してから、10重i%のポリ
ビニルアルコール(部分ケン化物、重合度500)水溶
液20部の連続添加をはじめ、酢酸ビニル単量体の添加
と同時に終了するようにした。
連続添加が終了したのち70℃に昇温し、残存単量体が
0.5重量裂になるまで反応熟成を行なった。
残圧を利用して取り出した水性分散液は良好な安定性を
示し、固形分濃度51.3%、粒子径0.3〜0.5μ
、エチレン含量18.0重量ヂのものであつた。(本製
造例で得られたエマルジョンは以下エマルジョンFと略
記することとする。)エマルジョンの製造例7 攪拌機、窒素導入管を備えた七バラプルフラスコに部分
けん化PVA(けん化度88モルチ、重合度500)8
部をはかりとり窒素置換したのち、あらかじめ窒素置換
したイオン交換水100部を加え、90℃で溶解した。
溶解後室温まで冷却し、酢酸ビニルモノマー10部を加
えた。70℃に昇温したのち、過硫酸カリウム0.2部
とイオン交換水10部とからなる開始剤水溶液を添加し
た。重合開始後30分経過したところから、窒素置換し
た酢酸ビニルモノマー90部を2時間にわたって連続的
に添加した。添加終了後2時間重合を行ない、重合を完
結せしめた。得られたエマルジョン(以下、エマルジョ
ンGと略記する)は良好な安定性を示し、固形分濃度は
48.9%であった。
エマルジョンの製造例8 製造例7と同様の反応器にノニルフェニルエーテル(ポ
リエチレンオキサイド40モル付加物)(ノニボール4
00、三洋化成)4部をはかりとり窒素置換したのち、
あらかじめ窒素置換したイオン交換水100部を加え溶
解し、酢酸とニルモノマー5部を加えた。70°Cに昇
温したのち、過硫酸カリウム0.2部とイオン交換水1
0部とからなる開始剤水溶液を添加した。重合開始後3
0分経過したところから、窒素置換した酢酸ビニルモノ
マー95部を2時間にわたって連続的に添加した。添加
終了後2時間重合を行ない重合を完結せしめた。得られ
たエマルジョン(以下エマルジョンHという)は良好な
安定性を示し、固形分濃度は48.4チであった。
エマルジョンの製造例9 製造例7と同様の反応器にドデシル硫酸ナトリウム(化
工アトラス製、エマール0)0.5部をはかりとり窒素
置換したのち、あらかじめ窒素置換したイオン交換水1
00部を加えて溶解し、酢酸ビニルモノマー5部を加え
た。70℃に昇温したのち、過硫酸カリウム0.2部と
イオン交換水10部とからなる開始剤水溶液を添加した
。重合開始17− 後30分経過したところから、窒素置換した酢酸ビニル
七ツマー95部を2時間にわたって連続的に添加した。
途中ドデシル硫酸ナトリウム2部を窒素置換したイオン
交換水10部に溶解した水溶液を4回に分けて添加した
。酢酸ビニルモノマー添加終了後2時間重合を行ない重
合を完結せしめた。得うれたエマルジョン(以下エマル
ジョンJと略記する)は良好な安定性を示し、固形分濃
度は45.9俤であった。
(2)  セメント混和剤としての性能評価(1)にお
いて示した各種のエマルジョンの製造例により得られた
各々のエマルジョンをモルタル中に二定量混合せしめて
モルタル樹脂を作成し該モルタルの糧々の基体に対する
接着性能を次の如き方法で測定した。即ち、ポルトラン
ドセメント−砂沈1 ; 1のモルタル中に前記セメン
ト100部に対して固形分換算で15部となるように前
述した各々の樹脂エマルジョンを混合してモルタル樹脂
を作成しておく。
一方、表面が粗く、平滑でない40X40X1018− 胸の4週材令(セメント−砂沈1:3)モルタル板を1
日水につけ、これを65%RH(RH:相対湿度)20
℃で8時間乾燥後、これに前記モルタル樹脂を3閣厚に
塗シ、塗布5分後にモルタル板(セメント−砂沈1:2
4週材令 40X40X10期板)、スレート板、セラ
ミッククイル、鋼板をそれぞれ接着し、7日間養生後、
オートグラフで1mm/分の速度で接着性能を測定し、
表1に示される如き結果を得た。
以下余白 表      1 米 セメント100部に対する混線水量(但し、エマル
ジョン中の水分量を含む) 19− 表1に示された結果よシ明らかな如く、本発明のカチオ
ン性エマルジョンのセメント混和剤としての接着性能は
カチオン性でないエマルジョンに比べて著しく高いこと
がわかる。
特許出願人 株式会社 り ラ し 代理人弁理士本多 堅 21− 20−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)次の一般式(A)で示される重合性第4級アンモ
    ニウム塩を少なくとも一重合成分として含むカチオン性
    重合体を含有するカチオン性エマルジョンを主剤とする
    セメント混和用水性分散体。 8 (ただし、R1およびR2は炭素原子を1〜20ケ有す
    るアルキル基を表わし、Rsは炭素原子を1〜20ケ有
    するアルキル基または炭素原子を6〜15ケ有する含芳
    香族ないし含脂環族基を表わし、Rは炭素原子を2〜6
    ケ有しかつエチレン結合を1ケ有する脂肪族炭化水素基
    を表わし、Xは塩素または臭素原子を表わす6)(2)
      カチオン性重合体を含有するカチオン性エマルジョ
    ンが、一般式(5)で表わされる重合性第1− 4級アンモニウム塩を少なくとも一重合成分として含む
    カチオン性重合体の存在下でビニル系モノマーを乳化重
    合せしめたものである特許請求の範囲(1)に記載のセ
    メント混和用水性分散体。 (8)  カチオン性重合体を含有するカチオン性エマ
    ルジョンが一般式(勾で表わされる重合性第4級アンモ
    ニウム塩を乳化重合されるビニル系モノマーの重合中に
    連続的に添加し、共重合せしめたものである特許請求の
    範囲(1)に記載のセメント混和用水散分散体。
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