JPS5831929B2 - 生理防漏用膜状物 - Google Patents

生理防漏用膜状物

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JPS5831929B2
JPS5831929B2 JP54021129A JP2112979A JPS5831929B2 JP S5831929 B2 JPS5831929 B2 JP S5831929B2 JP 54021129 A JP54021129 A JP 54021129A JP 2112979 A JP2112979 A JP 2112979A JP S5831929 B2 JPS5831929 B2 JP S5831929B2
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JP
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water
film
membrane
polyvinyl alcohol
polyacrylamide resin
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JP54021129A
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寿雄 丸井
正雄 森
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Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は体温付近の温度において良好な漏血及び漏水防
止性を有すると共に、低温の水に投入してもすみやかに
溶解分散しうる生理防漏用膜状物に関するものである。
吸経綿に使用する防漏膜としては ■ 経血に対し良好な防漏性を有すること、■ 使用後
水洗便所に廃棄したとき、冷水に溶解するか少なくとも
分散すること、 の二つの性質を合せ有することが要求される。
現在防漏膜としてはポリビニルアルコールフィルムの使
用が普及しているが、上記■、■の条件を完全に満足し
ているわけではない。
つまりポリビニルアルコールのケン化度を比較的低(シ
て冷水溶解性を付与すると体温付近の温度において漏血
防止性が低下し、一方漏血防止性を向上させるべくケン
化度を高くするときは水溶性又は水分散性が低下するの
である。
ポリビニルアルコールに添加剤を配合してこれを改善し
ようとする試みもなされているが、これも完全なもので
はない。
なおポリビニルアルコールフィルムは吸経綿として使用
する前と使用した後(経血に触れた後)とでは水分散性
が変り、使用前に比べて使用後のフィルムは溶解分散温
度が約10℃はど高くなるという傾向を示すので、水洗
廃棄性を見るには使用後のフィルムについて考慮すべき
である。
結局現行のポリビニルアルコールフィルムは、体温付近
の温度における漏血防止性を不充分ながらもある水準に
保つと共に、使用後のフィルムの溶解分散温度を常温程
度にまで下げ、水洗便所の水温で辛うじて分散しうるよ
うにすることによりバランスを保っているのが実状であ
る。
そしてこの場合も夏場を中心とする温暖期を除いては分
散不良により浄化槽系列にトラブルを起す危険があった
かかる欠点を改善するためにポリビニルアルコールを共
重合、グラフト重合等の手段により変性して高粘性化、
高膨潤化を行なうことにより漏血防止性を向上させよう
という工夫もなされているが、かかる高粘性化、高膨潤
化では漏血の防止は完全ではない。
しかるに本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、少なくと
も一部がポリアクリルアミド系樹脂である水溶性高分子
の皮膜を水溶性又は水分散性基材上に設けてなる膜状物
は、従来の防漏膜に比し漏血防止性が格段に向上しくそ
のため、従来のポリビニルアルコールフィルムにおいて
は約20μ以上の膜厚を要していたのに、わずか5μ前
後でも従来に優る防漏機能を発揮しうる。
)、しかもその膜の厚みに関係なく冷水にも容易に溶解
、分散しうるという従来の品質からは到底考えられなか
ったすぐれた効果を奏することを見出し、本発明を完成
するに至った。
従来のポリビニルアルコール防漏フィルムと本発明の特
定の膜状物とは水又は経血に触れたときの挙動が大きく
相違する。
今一般的な吸経綿、たとえば 吸収紙数層又はクラッシュパルプ 防漏性フィルム 低サイズ度防水紙1層又は数層 よりなる構成物の外側を低サイズ度防水紙で側面漏れ防
止を族1−1全体を不織布で被覆したものを考える。
この防漏性フィルムとして従来のポリビニルアルコール
防漏フィルムを用いた場合、このフィルムは吸収層を通
過した経血と接触するとこれを吸収して膨潤状態となり
一時的に防漏性を示すが、吸収した液体を長く保持する
ことができずやがては通過させてしまう。
このフィルムは経血に触れたとき膨潤して柔軟にはなる
が溶解はしないものと考えられる。
一方本発明の特定の膜状物を用いた場合、基材上の少な
くとも一部がポリアクリルアミド系樹脂である水溶性高
分子の皮膜は経血に触れると容易に溶解して粘稠なペー
スト状の溶液になり、もはや圧力を加えても水は容易に
は通過しなくなる。
このペースト状物は曳糸性が極めて大きいことからも単
なる膨潤物でなく溶液であることが確められる。
結局本発明における高分子皮膜は水を容易に吸収して自
らは溶液とはなるが、溶液となった後はこれと接触する
物への水の移動も起さず、水の通過を有効に阻害すると
いう一見相反する挙動を示すのである。
本発明における上記の如きすぐれた効果は、水溶性又は
水分散性基村上に少なくとも一部がポリアクリルアミド
系樹脂である水溶液高分子の皮膜を設けることによりは
じめて奏されるのであり、ポリアクリルアミド系樹脂を
用いずに他の水溶性高分子、たとえばポリビニルアルコ
ール、澱粉、デキストリン、メチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、ポリエチレンオキシド、ポリア
クリル酸ソーダ等を用いても本発明はどの顕著な効果は
到底奏しえない。
本発明におけるポリアクリルアミド系樹脂としては、ア
クリルアミドのホモポリマーのほか、アクリルアミドを
主体とし、これと共重合可能な他のモノマー、たとえば
アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、
フマール酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸又はそ
の塩・部分又は完全エステル・無水物、メタクリルアミ
ド、不飽和スルホン酸又はその塩などとの共重合体も用
いられる。
共重合体とはランダム共重合体のみならず、ブロック共
重合体、グラフト共重合体も含む。
特に好ましいのはアクリルアミドとアクリル酸塩との任
意の割合の相互共重合体であり、なかんずくアクリルア
ミド含量97〜50モル%のアクリルアミド−アクリル
酸塩共重合体が推しようされる。
塩とはナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩など
を言う。
共重合時にアクリル酸塩を用いてもよく、共重合はアク
リル酸を用い重合後に塩型としてもよい。
上記ポリアクリルアミド系樹脂は単独で用いてもよいが
、これを少なくとも一部用いるのであれば他の水溶性高
分子との混合物であってもよい。
他ノ水溶性高分子としてはポリビニルアルコール、澱粉
、化工澱粉、デキストリン、酸素処理澱粉、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレンオ
キシド、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン
、アルブミン、77ビアコム、ニカワ、ゼラチン、カゼ
イン、アルギン酸ソーダなどがあげられる。
これらの中では造膜性など総合的に見て特にポリビニル
アルコールが好ましい。
ポリビニルアルコールとは任意の重合度、ケン化度を有
するポリビニルアルコールのほか、不飽和カルボン酸又
はその部分又は完全エステル塩・アミド・ニトリル・無
水物、不飽和スルホン酸又はその塩、炭素数2〜30の
α−オレフィン、ビニルエーテル、飽和分岐脂肪酸ビニ
ルなどで共重合変性したポリビニルアルコールやポリビ
ニルアルコールをウレタン化、アセタール化、エーテル
化、エステル化、グラフト化等した「後変性」ポリビニ
ルアルコールも用いることができる。
これら他の高分子の併用は、皮膜に適当な機械的強度と
経血等の速やかな浸透を助ける効果を付与する点で好ま
しい。
ポリアクリルアミド系樹脂を他の水溶液高分子と併用す
るときの配合割合は、ポリアクリルアミド系樹脂1〜9
9重量%に対し他の水溶性高分子99〜1重量%とする
ことが望ましい。
他の水溶性高分子としてポリビニルアルコールを用イタ
トきの最適の配合比率は、ポリアクリルアミド系樹脂5
〜90重量%に対しポリビニルアルコール95〜10重
量%である。
なお本発明においては少なくとも二部がポリアクリルア
ミド系樹脂である水溶性高分子としては、その温度50
℃における粘度が3000 cpsの水溶液の曳糸性が
100mm以上となるようなものを用いることが望まし
い。
曳糸性とは後の例1のところで述べる測定法により測定
されるものとする。
水溶液の曳糸性は主としてポリアクリルアミド系樹脂の
種類によって影響される。
ポリアクリルアミド系樹脂として分子量の低いものを用
いたり、アクリルアミドと共重合するコモノー?−の種
類や共重合割合、或いはポリアクリルアミド系樹脂と併
用する他の水溶性高分子の種類又は量によっては上記曳
糸性が100mm未満になるが、この場合もある程度の
効果を奏するものの曳糸性100mm以上の場合に比し
ては効果が不足することになる。
次に水溶性又は水分散性基材としては水溶性紙、水分散
性紙、水溶性又は水分散性フィルム(ポリビニルアルコ
ールフィルムや澱粉系フィルム)などがあげられる。
これらの基材は温度20℃以下の水に投入したとき攪拌
により溶解もしくは細片に分散することが要求される。
基材の厚み又は坪量は特に問われず、広い範囲から選ば
れる。
これらの基材上に少なくとも一部がポリアクリルアミド
系樹脂である水溶性高分子の皮膜を設けるには、かかる
高分子の溶液又は分散液を基材上にコーティングする方
法、かかる高分子の溶液又は分散液を基材に含浸する方
法、かかる高分子に水や可塑剤を含ませて押出機より膜
状に押出すと同時に基材上にコーティングする方法、か
かる高分子を溶融押出しすると同時に基材上にラミネー
トする方法をはじめ任意の方法が採用される。
皮膜形成に際し、ポリアクリルアミド系樹脂溶液の強い
粘性と曳糸性は工業的製造においてはコーティング工程
に困難をもたらすことがある。
しかしこの樹脂溶液のpHを酸添加によりたとえばpH
=3程度に調整すれば、前記の如き粘性、曳糸性は一時
的にこれを失い、コーティング操作を著しく容易にする
ことができる。
そしてこのようにして得られた膜状物が実用に供せられ
て経血や水を吸ったときには、特にアルカリ等で処理せ
ずどもpHはほぼ元の値にまで復元し、良好な防漏性を
示すという興味ある挙動を示す。
よってポリアクリルアミド系樹脂溶液の強い粘性と曳糸
性はコーティング操作上何ら支障とはならないのである
皮膜形成にあたっては原料樹脂混合物中に必要に応じ水
溶性無機塩類、架橋剤、可塑剤、界面活性剤、剥離剤、
ブロッキング防止剤、血液凝固剤、増量剤、充填剤、香
料、着色剤などの添加剤を添加してもよい。
皮膜の厚みは1μないし数100μ或いはそれ以上と広
く定めうるが、必要以上に厚くしてもコスト的に不利に
なるのみであるので、通常は2〜50μ、なかんずく2
〜30μで充分である。
かくして得られた膜状物にはエンボス加工を施してもよ
い。
本発明の防漏用膜状物は薄葉紙、吸水材、不織布等の水
分散性繊維質基材と組合せ吸経綿に加工されて用いられ
る。
吸経綿の構成としては、たとえば吸水紙又はクラッシュ
パルプなどの吸水材1の下面にレーヨン紙又は防水紙2
を設け、その下面に本発明の膜状物3をあて、さらにそ
の下に必要に応じレーヨン紙又は防水紙2をあて、適宜
側部にもレーヨン紙又は防水紙2をあてて側面漏れを防
ぐようにし、この全体を不織布4で被覆した構成とか、
吸水紙又はクラッシュパルプなどの吸収材1の下面に本
発明C膜状物3を設け、その下面に必要に応じレーヨン
紙又は防水紙2をあて、適宜側部にもレーヨン紙又は防
水紙2をあてて側面漏れを防ぐようにし、この全体を不
織布4で被覆した構成などがあげられる。
もちろん本発明の膜状物を用いるのであれば、上記構成
に限られず他の種々の吸経綿構成をとりうろことは言う
までもない。
本発明の膜状物は1枚を用いれば充分であるが、2枚以
上用いても差支えない。
本発明の防漏用膜状物は上記吸経綿用の漏血防止フィル
ムとしてのみならず吸水材と組合せて紙おしめ用にも好
適に用いることができるほか、人体又は動物から分泌又
は流出する液の防漏用、即ち広義の生理防漏用膜状物と
して使用される。
次に例をあげて本発明の生理防漏用膜状物をさらに説明
する。
以下作シ」、「%」とあるのは特にことわりのない限り
重量基準で表したものである。
よりなる水溶液を坪量20y/rrlの水分散性薄葉紙
上にロールコーティングし、乾燥した。
コーテイング後の膜状物の坪量は37f/7(即ち皮膜
の厚みは14μ)であった。
この膜状物を用いて下記構成を有する吸経綿を作成した
の外側を低サイズ度防止紙で側面漏れ防止を施し全体を
不織布でくるんだもの。
横巾70mm、長さ170mm、高さ約6rfLrfL
0 かくして得られた吸経綿を用い、下記の如き各種の試験
を行なった。
結果を第1表に示す。
防漏試験 コンゴーレッドの0.2%水溶液よりなる模擬経血溶液
を36°Cに加温したもの10ccを試料吸経綿の表面
中心部に約1分を要して滴下し、ついで1分間静置後そ
の上に底面が直径5CTLの円形をした重量1.0kg
の錘を載荷した場合に、模擬経血溶液が裏面に滲出する
までの時間を測定した。
溶解分散温度測定試験 1t!のビーカーに0℃の水5ooccを採り、70m
mX170順の膜状物を入れて0℃に2分間静置後、マ
グネチツクスターラ−25Or、p、m。
で攪拌しながら0.5℃/minで昇温するとき、50
片以上に分散するか或いは溶解するときの温度を測定し
た。
曳糸性測定試験 樹脂水溶液を温度50℃において3000 cpsの粘
度を持つように濃度コントロールし、この水溶液の液面
にジュヌーイの表面張力計に用いる白金環(半径0.6
4crfL)をつけて2000mm1m1nで引き上げ
たとき、曳糸の切れた高さを測定した。
なお酸を添加してpHを下げると曳糸性は小さくなるの
で、ここに言う曳糸性はpH調整を行った例においては
pH調整前の測定値である。
対照例 1 よりなる水溶液を用い、ドラム流延製膜法により厚み2
1μのフィルムを製造し、ついで吸経綿の作成を行なっ
た。
なおこのフィルムは現行の防漏フィルムに相当する。
よりなる水溶液を用いたほかは対鼎例1と同様にして製
膜を行ない、続いて強熱処理を行なって耐水性を付与し
た。
このフィルム(厚み21μ)も現行の防漏フィルムに和
尚する。
このフィルムを用いて例1と同様にして吸経綿を作成し
た。
よりなる水溶液を例1で用いた水分散性薄葉紙にロール
コーティングし、乾燥した。
コーテイング後の膜状物の厚みは20μであった。
この膜状物を用いて例1と同様にして吸経綿を作成した
よりなる水溶液を用いて例1と同様にしてロールコーテ
ィングを行ない、さらに吸経綿の作成を行なった。
よりなる水溶液を用いて例1と同様にしてロールコーテ
ィングを行ない、さらに吸経綿の作成を行なった。
よりなる水溶液を用いて例1と同様にしてコーティング
を行ない、さらに吸経綿の作成を行なった。
対照例1〜6の結果を第1表に合せて示す。
例 アクリルアミド含量70モル%の アクリルアミド−アクリル酸ソー ダ共重合体(分子量約200万) よりなる水溶液を坪量209/mの水分散性薄葉紙上に
ロールコーティングし、乾燥した。
コーテイング後の膜状物の厚みは4μであった。
この膜状物を用いて例1と同様にして吸経綿を作成した
例3 例2で用いたアクリルアミドーア 4.音シクリル
酸ソーダ共重合体 重合度1400、ケン化度88.3 4o音じモル%
のホリビニルアルコール グリセリン 13部界面活性剤、
充填剤等 2部水/メタノール/酢酸
メチル 500/300/200部 よりなる溶液に酸を加えてpH3とし、これを坪量20
9/rrr’の水分散性薄葉紙にスプレーコーティング
し、乾燥後さらに吸経綿の作成を行なった。
例4 例2で用いたアクリルアミドーア 、9音8クリル
酸共重合体 白色デキストリン 39部界面活性
剤、充填剤等 2部水/メタノール/
酢酸メチル 500/300/200部、 菱よりなる溶液を用いたほかは例2と同様にしてロール
コーティングを行ない、さらに吸経純の作成を行なった
例5 例1で用いたアクリ・・アミドーア 、。
音Bクリル酸共重合体 グリセリン 界面活性剤、充填剤等 水 8部 2部 400部 よりなる水溶液を用いたほかは例2と同様にしてロール
コーティングを行ない、さらに吸経綿の作成を行なった
例6 分子量約200万のポリアクリル 、。
iBアミド 重合度500、ケン化度88.1モ 。
。KV>ル%のホリビニルアルコール グリセリン 10部水
2000部よりなる水溶液を
用いたほかは例2と同様にしてロールコーティングを行
ない、さらに吸経綿の作成を行なった。
以上例2〜例6の結果を第2表に示す。
例7 例1の水溶液を厚み50μの水溶性紙(三島製紙株式会
社製デイゾルボWAGT(坪量30f /r11’ )
上にコーティングし、乾燥した。
コーテイング後の膜状物の厚みは10μであった。
この膜状物を用いて例1と同様にして吸経綿を作成した
例8 [力2社4バ孟Z≦“”−7 3,5部 の混合物をT−ダイを備えた押出機に供給して温度13
0℃で混練し、ダイより押出すと共に厚み※13μのポ
リビニルアルコールフィルム(重合度1700、ケン化
度88.7モル%、溶解温度O℃)上に貼合せ、ついで
乾燥を行なった。
得られた膜状物のコーティング層の厚みは8μであった
この膜状物を用いて例1と同様にして吸経綿を作成した
例7及び例8の結果を第3表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも一部がポリアクリルアミド系樹脂である
    水溶性高分子の皮膜を水溶性又は水分散性基村上に設げ
    てなる生理防漏用膜状物。 2 少なくとも一部がポリアクリルアミド系樹脂である
    水溶性高分子として、その温度50℃における粘度が3
    000 cpsの水溶液の曳糸性が100wart以上
    のものを用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の生理防漏用膜状物。 3 ポリアクリルアミド系樹脂がアクリルアミド−アク
    リル酸塩共重合体である特許請求の範囲第1項記載の生
    理防漏用膜状物。 4 ポリアクリルアミド系樹脂1〜99重量%及び他の
    水溶性高分子99〜1重量%よりなる混合物の皮膜を基
    材上に設けてなる特許請求の範囲第1項記載の生理防漏
    用膜状物。 5 他の水溶性高分子がポリビニルアルコールである特
    許請求の範囲第1項又は第4項記載の生理防漏用膜状物
    。 6 ポリアクリルアミド系樹脂5〜90重量%及びポリ
    ビニルアルコール95〜10重量%よすする混合物の皮
    膜を基材上に設けてなる特許請求の範囲第1項記載の生
    理防漏用膜状物。
JP54021129A 1979-02-24 1979-02-24 生理防漏用膜状物 Expired JPS5831929B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61111898A (ja) * 1984-11-05 1986-05-29 三菱電機株式会社 産業用ロボツトのハンド装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61111898A (ja) * 1984-11-05 1986-05-29 三菱電機株式会社 産業用ロボツトのハンド装置

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