JPS5831730Y2 - 床下機器着脱装置 - Google Patents

床下機器着脱装置

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JPS5831730Y2
JPS5831730Y2 JP1974095412U JP9541274U JPS5831730Y2 JP S5831730 Y2 JPS5831730 Y2 JP S5831730Y2 JP 1974095412 U JP1974095412 U JP 1974095412U JP 9541274 U JP9541274 U JP 9541274U JP S5831730 Y2 JPS5831730 Y2 JP S5831730Y2
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JP
Japan
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moving plate
upper table
link
plate
forth
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Application number
JP1974095412U
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English (en)
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JPS5123905U (ja
Inventor
勲 高梨
Original Assignee
ニホンコウツウキカイ カブシキガイシヤ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は走行機体特に鉄道車両の床下機器を車体の床
下に吊架する際の取付ボルト孔合せを微細かつ容易に行
うための床下機器着脱装置に関する。
電車床下に吊架される電動発電機、電動空気圧縮機或い
はデイゼル動車の床下に吊架される機関、液体変速機等
の車体床下への着脱は、従来、昇降機構を備えた移動台
車にこれらの床下機器を搭載し、車体床下側に設けられ
た取付ボルトにこれらの床下機器の取付孔を合わせるに
は移動台車自体を移動させて行っていた。
しかし、床下機器の重量は数屯に達するものも多く、又
、数本の取付ボルトは車体床下がら下方に突出している
ため、床下機器側の取付ボルト孔をこの取付ボルトに合
わせるための微動調節は極めてむつかしい問題であった
この考案は上記の問題点を解決するための床下機器着脱
装置を提案するもので、その構成を一実施例により説明
すれば、第1図に示すように、下テーブル1に取付けた
ブラケット2,2にピン3,3を係止し、前後移動板4
に設けた長溝5,5内にこれらのピン3,3を遊嵌して
前後移動板4をガイドさせると共に、傘歯車を介し前後
ハンドル7にて駆動される螺杵を、前後移動板4に固着
の雌ねしに螺合させてねし装置6を形成し、このねじ装
置6により前後移動板4を移動自在に形成する。
同様に、下テーブル1に取付けたブラケット8,8にピ
ン9,9を係止し、左右移動板10に設けた長溝11゜
11内にピン9,9を遊嵌し、左右移動板10に取付け
たねし装置12により左右動ハンドル13を回転させて
長溝11,11に沿って前後移動板4の移動方向に対し
て直角にこの左右移動板10を移動自在に形成する。
なお、上記長溝5,5.11.11に遊嵌しているピン
3,3.9,9には図示の様に実際にはカムを付加して
いる。
次に長溝5,5と直交する孔14を前後移動板4に、ま
た長溝11,11と直交する孔15を左右移動板に夫々
設け、この孔14.15に貫通し直立させたセンターポ
ール16は、直立状態のままで、前後移動板4、または
左右移動板10の移動に従い、夫々移動板4,10の摺
動方向に移動できるように形成する。
このため実施例では、孔14.15の縁に溝を設け、セ
ンターポール16より突設の円形薄板をこの溝に嵌合さ
せ、案内できるように形成しである。
又、第3図に示すように、下テーブル1上に滑動自在の
多数のポール17.17・・・・・・を有する支持具1
8.18を設けて、このポール17.17・・・・・・
上に、上テーブル19を載置し、上テーブル19上に塔
載した床下機器38の垂直荷重はポール17.17・・
・・・・、支持具18.18を経て直接下テーブル1に
負荷されるようにし、しかもセンターポール16の前後
移動板4および左右移動板10には上記の垂直荷重を作
用させないように構成して、この前後移動板4および左
右移動板10による上テーブル19の移動はポール17
・・・・・・の転動摩擦に抗して上テーブル19を移動
させるに必要なわずかな力で行い得るようにする。
なお、上テーブル19の下面に設けたダボ20はセンタ
ーポール16の上端のダボ孔21に回動のみ自在に遊嵌
する。
次に左右移動板10上には、リンク22を中位部にて枢
支23するように取付け、また上テーブル19の下面に
案内24.24を設けて、リンク22の一端に枢支した
ローラー付ピン25を案内24.24にてはさむように
しなから摺動自在に嵌入する。
又、第1図のようにリンク22の他端に二股部26を形
成し、この二股部26にローラー付ピン27を嵌入保合
させる。
一方、下テーブル1に取付けた軸受42,42及び、左
右移動板10に取付けた軸受43,43にて回動軸31
を回動自在に支承し、第1,2図に示すように回動軸3
1に遊嵌した中空状の雄ねじ29の両端は軸受43,4
3にはさまれるように位置せしめ、この雄ねじ29に螺
合した雌ねじ28にはローラー付ピン27を取付け、雄
ねじ29に取付けたキー30は回動軸31のキー溝32
内を摺動できるように設け、このようにローラー付ピン
27を備えた雌ねじ28と回動軸31に軸方向のみ摺動
自在な雄ねじ29からなるねし装置を形成する。
そして回動軸31に取付けられた回動ハンドル33を回
転させると、雄ねじ29の回転によって雌ねじ28に取
付けられたローラー付ピン27が移動してリンク22は
枢支23を中心として回動し、リンク22に枢支したロ
ーラー付ピン25の回動に伴って案内24を有する上テ
ーブル19も、センターポール16の軸心まわりに回動
することになる。
又、下テーブル1はリンク装置34を介して機台36に
取付けられ、リンク装置34と並行に配設した昇降シリ
ンダ35によって水平に昇降し得るように形成されるが
、このリンク装置34は、中央テピン結合した2本のリ
ンクの一端をそれぞれ下テーブル1と機台36とにピン
結合し、また他端に取付けたピンは、それぞれ機台36
と下テーブル1に設けた長孔内を移動できるように形成
した左右1対のリンクからなるものである。
なお37は機台36に装着した移動車輪である。
また前後動ハンドル7、左右動ハンドル13及び回動ハ
ンドル33はなるべく1個所にまとめて配設すれば操作
が容易である。
又、上テーブル19に載置された床下機器38の荷重は
ポール17.17・・・・・・を有する支持具18を介
して下テーブル1に直接負荷され、センターポール16
には全く負荷されない構成であるから、上テーブル19
の移動は極めて滑らかに行い得るのである。
この考案の床下機器着脱装置は以上の構成を有するので
、第3図に示すように、車体床下39に取付けるべき床
下機器38を上テーブル19上に載置して車・休店下3
9の取付ポル) 40.40附近まで機台36を転動さ
せ、取付ボルト孔41.41合せのための微動調節は前
後動ハンドル7、左右動ハンドル13及び回動ハンドル
33を夫々回転させて上テーブル19を移動させる。
即ち、前後動ハンドル7を廻せば前後移動板4の前後動
に伴ってセンターポール16は、左右移動板の孔15に
沿って前後に移動し、ダボ孔21に遊嵌したダボ20を
有する上テーブル19も前後に移動するから床下機器3
8も前後に移動する。
床下機器38を左右に移動させたいときには左右動ハン
ドル13を廻せば、上記の前後動の場合と同様に左右移
動板10とセンターポール16と、上テーブル19を移
動させることができる。
又、取付ボルト孔41.41・・・・・・が取付ボルト
40゜40・・・・・・に対して少しずつずれて位置し
た状態に床下機器38が位置しており、このため床下機
器38を少し回動させたいときには、回動ハンドル33
を廻せば、前述のように雄ねじ29の回転によってロー
ラー付ピン27の移動に伴いリンク22が回動し、上テ
ーブル19もセンターポール16を中心に回動するので
、床下機器38の取付ボルト孔合せは極めて容易、かつ
微細に行うことができる。
以上のように、この考案の床下機器着脱装置は重量物で
ある床下機器を載置した上テーブルを、前記の3つのハ
ンドルを廻すことによって極めて容易に、前後、左右に
微動させることができるうえ、センターポールを中心と
して回動させることもで゛きるので、車体床下の取付ボ
ルトに極めて容易がつ迅速に床下機器側の取付ボルト孔
を合せることができる。
更に、床下機器の荷重は、滑動自在のボールを有する支
持具により下テーブルに負荷されるから、センターポー
ル即ち、上テーブルの移動は極めて滑らかに行なうこと
ができ、また、本案においては下テーブルに対して上テ
ーブルを1枚設けるだけでその上テーブルを前後、左右
および回動調部の全てが可能である。
即ち、従来のテーブルの前記の如き調節を可能とするた
めには、前後、左右調節のテーブルのほかに該テーブル
上に回転テーブルを重ねる構成を要し、そのため2板の
テーブルを支持する構成が極めて複雑となり、かつ各調
節を軽快にすることができなかったが、本案は前述の如
く2板の移動板とその一方の移動析上に併設したリンク
からなる回動機構を組合せた極めて簡単な機構によって
、然もセンターポールを中心にして各調節を可能にする
ことができるようになったのであって、上記3方向の調
節が同時にできかつ極めて円滑にできると共に、構造も
極めて簡単がつ堅牢になる等、この考案は鉄道車両の床
下機器の取付ボルト孔合せに多大の有用性を発揮するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案装置の主要部である下テーブルと一部
を切欠いた上テーブルと上テーブルの移動機構を示す斜
視図、第2図はローラー付ピン27附近を示す断面図、
第3図はこの考案装置に床下機器を載せた状態を示す側
面図、第4図は上テーブル駆動装置部分の一部切断立面
図である。 符号説明 1・・・・・・下テーブル、2,8・・・・
・・ブラケッ)、3.9・・・・・・ピン、4・・・・
・・前後移動板、5,11・・・・・・長溝、6・・・
・・・ねじ装置、7・・・・・・前後動ハンドル、10
・・・・・・左右移動板、12・・・・・・ねじ装置、
13・・・・・・左右動ハンドル、14.15・・・・
・・孔、16・・・・・・センターポール、17・・・
・・・ボール、18・・・・・・支持具、19・・・・
・・上テーブル、20・・・・・・ダボ、21・・・・
・・ダボ孔、22・・・・・・リンク、23・・・・・
・枢支、24・・・・・・案内、25.27・・・・・
・ローラー付ピン、26・・・・・・二股部、28・・
・・・・雌ねじ、29・・・・・・雄ねじ、30・・・
・・・キー、31・・・・・・回動軸、32・・・・・
・キー溝、33・・・・・・回動ハンドル、34・・・
・・・リンク装置、35・・・・・・昇降シリンダー、
36・・・・・・機台、37・・・・・・移動車輪、3
8・・・・・・床下機器、39・・・・・・車体床下、
40・・・・・・取付ボルト、41・・・・・・取付ボ
ルト孔、42.43・・・・・・軸受。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 夫々のねし装置を用いて、共に平行平面内を互いに直角
    な方向にのみ移動自在とした前後移動板4と左右移動板
    10とを下テーブル1上に夫々設け、上記夫々の移動方
    向に直角な孔14を前後移動板4に、又、孔15を左右
    移動板10に夫々設け、この孔14.15内に遊嵌しな
    がら直立せしめたセンターポール16は、下テーブル1
    上を前後移動板4と左右移動板10の上記移動に従って
    移動位置調節自在に形威し、下テーブル1上に設けた支
    持具18.18にて周部を支承した上テーブル19は、
    この上テーブル19の中央部附近に嵌入したセンターポ
    ール16を中心に回動可能に形成し、左右移動板10の
    一辺にはリンク22の中位部を、リンク22が上テーブ
    ル19と平行に回動できるように枢支23し、リンク2
    2の一端に枢支したローラー付ピン25を上テーブル1
    9の下面に設けた案内24 、24間に嵌入すると共に
    、左右移動板10に対して、このノンク22の他端を移
    動できるようにしたねじ装置を左右移動板10に設け、
    リンク22の他端の上記移動により、上テーブル19が
    センターポール16を中心に回動位置調節自在となるよ
    うに形成し、かつ、下テーブル1を上テーブル19に直
    交する方向に昇降調節自在に形成したことを特徴とする
    床下機器着脱装置。
JP1974095412U 1974-08-12 1974-08-12 床下機器着脱装置 Expired JPS5831730Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974095412U JPS5831730Y2 (ja) 1974-08-12 1974-08-12 床下機器着脱装置

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JP1974095412U JPS5831730Y2 (ja) 1974-08-12 1974-08-12 床下機器着脱装置

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Publication Number Publication Date
JPS5123905U JPS5123905U (ja) 1976-02-21
JPS5831730Y2 true JPS5831730Y2 (ja) 1983-07-14

Family

ID=28291398

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JP1974095412U Expired JPS5831730Y2 (ja) 1974-08-12 1974-08-12 床下機器着脱装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018199379A (ja) * 2017-05-26 2018-12-20 日本車輌製造株式会社 床下機器着脱装置

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JPS5822852Y2 (ja) * 1981-03-16 1983-05-16 日本国有鉄道 密着連結器の着脱装置
JPS609117U (ja) * 1983-06-29 1985-01-22 日立電線株式会社 収縮性シ−ス付フラツトケ−ブル
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JPH0610568Y2 (ja) * 1986-11-10 1994-03-16 住友電装株式会社 成形ハ−ネス

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JPS5123905U (ja) 1976-02-21

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