JPS583140Y2 - 双方向性信号バスのバッファ装置 - Google Patents

双方向性信号バスのバッファ装置

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Publication number
JPS583140Y2
JPS583140Y2 JP1978088815U JP8881578U JPS583140Y2 JP S583140 Y2 JPS583140 Y2 JP S583140Y2 JP 1978088815 U JP1978088815 U JP 1978088815U JP 8881578 U JP8881578 U JP 8881578U JP S583140 Y2 JPS583140 Y2 JP S583140Y2
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JP
Japan
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signal
terminal
gate
nant
inverter
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JP1978088815U
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English (en)
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JPS557066U (ja
Inventor
赤井創
Original Assignee
横河電機株式会社
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Publication date
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Publication of JPS583140Y2 publication Critical patent/JPS583140Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は双方向性信号バスのバッファ装置に関するもの
である。
ディジタル・データ処理装置等におけるデータ・バスの
典型としてTTLレベルの信号用のバスがある。
そのようなバスと機器との接続点あるいは延長バスの接
続点には伝送信号の波形成形器あるいはリピータとして
バッファ装置が設けられる。
バスが双方向性のバスであるときは、バッファ装置も双
方向性でなければならない。
そこで2つの単方向性のバッファ回路を互いに逆向きに
並列に接続してバスに挿入し、伝送すべき信号の方向に
応じていずれか一方が動作するようにする。
その際バッファ装置の方向性の制御はできるだけ簡単な
機構によって行われることが望ましい。
バッファ装置の方向性制御の従来例としては、特開昭5
2−153313号公報に記載されたようなものが知ら
れている。
これは、互いに逆方向の並列に接続された2つのディジ
タル増幅器からなるバッファ回路を、2つのノアゲート
の組み合わせからなるクリップ・フロップ回路で制御し
て、入力信号の伝送方向に合致するディジタル増幅器の
信号出力動作を有効化するようにしたものである。
2つのノアゲートの組み合わせからなるクリップ・フロ
ッグ回路は、バッファ回路の両側の信号を2つの入力と
し、それらの信号の時間差によって信号の伝送方向を判
定し、該当するディジタル増幅器の動作を有効化する。
このような装置において、フリップ・フロップ回路の2
つの入力信号の間に適切な時間差を生じさせるために、
ディジタル増幅器の動作遅延時間τ1は、ノアゲートの
動作遅延時間τ2より適度に大きくなければならない。
しかし、ディジタル増幅器の動作遅延時間τ1を、ノア
ゲートの動作遅延時間τ2よりも意味のある程度に大き
くするには、ディジタル増幅器は単純なディジタル論理
素子ではだめで、動作遅延時間を考慮した特別なもので
なければならない。
本考案の目的は、通常のディジタル論理素子だけで構成
できる双方向性信号バスのバッファ装置を提供すること
にある。
本考案は、 それぞれインバータとナントゲートの直列回路からなる
2つの単方向性バッファ回路が互いに逆向きに並列に接
続されてなるバッファ本体、および、2つの単方向性バ
ッファ回路に釦けるそれぞれのインバータとナントゲー
トの中間の信号がそれぞれD端子およびT端子に与えら
れ、Q端子の出力信号によって、2つの単方向性バッフ
ァ回路のうちD端子に入力信号を与えている系統のナン
トゲートの信号出力動作を制御し、Q端子の出力信号に
よって、2つの単方向性バッファのうち1端子に入力信
号を与えている系統のナントゲートの信号出力動作を制
御し、これらナントゲートの信号出力動作が行なわれる
たびにQ端子の出力信号が「1」にプリセットされるフ
リップ・フロップ回路を具備する双方構成信号バスのバ
ッファ装置。
によって上記の目的を達成したものである。
以下図面によって本考案を説明する。
図は本考案実施例の概念的構成図である。
図に釦いて、BURは双方向性のバス、G1.G2はナ
ントゲート、INVl 、INV2はインバータ、FF
はフリップ・フロッグ回路である。
インバータINVIとナントゲートG1は直列に接続さ
れて1つの単方向バッファ回路を構威し、インバータI
NV2とナンドゲー)G2は直列に接続されて他の単方
向バッファ回路を構成している。
これら両バッフ7回路は互いに逆向きに並列に組合わさ
れバッファ本体として双方向性バスBUS中に挿入され
る。
バス中の信号はローレベル・アクティブである。
クリップ・フロップ回路FFはインバータINVI 、
INV2の出力信号をそれぞれD端子およびT端子の入
力信号とし、Q、Q端子の出力信号でそれぞれナントゲ
ートGl、G2の開閉を制御する。
クリップ・フロップ回路FFのR端子ハ”H”レベルに
プル・アップされ、S端子にはプリセット信号が与えら
れる。
プリセット信号は図示しない装置から信号伝送の1サイ
クルの開始に先立ちあるいは終了の時点において”L”
レベルの信号として与えられる。
ここで1サイクルとは信号がいずれかの方向に1回通過
した場合をいう。
このように構成された装置の動作は次のと釦りである。
フリップ・フロップ回路FFがプリセットされるナント
ゲートG1.G2はそれぞれ開および閉となる。
この状態で信号パルスがA側から到来すると、その信号
はインバータINVIで極性反転されてナントゲートG
1を通過し、L”レベルの信号パルスとしてB側に伝え
られる。
ナントゲートG1の出力信号はインバータINV2を通
じてナントゲートG2にも与えられるが、ナンドゲー)
G2は閉じているので信号の逆流は生じない。
このときフリップ・フロップ回MFFのD端子にはイン
バータlNVtのH”レベルの出力信号が与えられ、l
たそれよりナントゲートG1とインバータINV2の動
作時間だけ遅れてT端子に”H”出力信号の立上すが与
えられる。
これはフリップ・フロップ回転FFをセットする方向に
1駆動するが、クリップ・フロップ回路FFは予めプリ
セットされているのでその出力状態に変化はない。
信号が通過した後にプリセットがかけられる。
このときもフリップ・フロップFFの出力状態に変化は
ない。
プリセット状態においてB側から信号パルスが到来する
と、それはインバータINV2で極性反転されてナンド
ゲー)G2に与えられるが、ナントゲートG2はフリッ
プ・フロッグ回路FFのQ出力によって閉じられている
ので信号はここで一旦正められる。
しかしインバータINV2の”H”出力信号の立上りは
フリップ・フロップ回路FFのT端子に与えられ、この
ときD端子の信号がL nであることによりフリップ・
フロップ回路FFはリセットされるので、Q、Q端子の
出力レベルが交代してナントゲートGlは閉、G2は開
となる。
したがってインバータINV2の出力信号すなわちB側
から到来した信号パルスはA側に伝送される。
ナントゲートG2の出力パルスはインバータINV1を
通じて″H′ルベルの信号としてクリップ・フロップ回
路FFのD端子に与えられるが、ナントゲートG2とイ
ンバータINVIの動作時間だけT端子の信号の立上り
よりも遅れているので、フリップ・70ツブ回路FFの
出力状態に影響を与えない。
信号が通過した後にフリップ・フロップ回路にはプリセ
ットがかけられる。
プリセットによってフリップ・フロップ回路FFは出力
状態が再び交代して初期状態に戻る。
とのよ5Kしてどちらから信号がきても信号方向に応じ
たバッファ装置の方向づけが行なわれる。
以上のように、本考案は、バッファ回路をインバークと
ナントゲートの直列回路で構成し、この直列回路の中間
から、クリップ・フロップ回路の入力信号を取り出すよ
うにしたので、回路を構成するディジタル論理素子とし
特別なものを用いなくても、フリップ・フロップ回路の
2つの入力信号の間には適切な時間差を生じさせること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案実施例の概念的構成図である。 G l 、G2=ナン)”ゲート、INVl 、INV
2・・・インバータ、FF・・・フリップ・フロップ回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. それぞれインバータとナントゲートの直列回路からなる
    2つの単方向性バッファ回路が互いに逆向きに並列に接
    続されてなるバッファ本体、および、2つの単方向性バ
    ッファ回路におけるそれぞれのインバータとナントゲー
    トの中間の信号がそれぞれD端子および]端子に与えら
    れ、Q端子の出力信号によって、2つの単方向性バッフ
    ァ回路のうちD端子に入力信号を与えている系統のナン
    トゲートの信号出力動作を制御し、Q端子の出力信号に
    よって、2つの単方向性バッファのうちT端子に入力信
    号を与えている系統のナントゲートの信号出力動作を制
    御し、これらナントゲートの信号出力動作が行なわれる
    たびにQ端子の出力信号が「1」にプリセットされるク
    リップ・フロップ回路を具備する双方構成信号バスのバ
    ッファ装置。
JP1978088815U 1978-06-28 1978-06-28 双方向性信号バスのバッファ装置 Expired JPS583140Y2 (ja)

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JP1978088815U JPS583140Y2 (ja) 1978-06-28 1978-06-28 双方向性信号バスのバッファ装置

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JPS557066U JPS557066U (ja) 1980-01-17
JPS583140Y2 true JPS583140Y2 (ja) 1983-01-20

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ID=29015643

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JP1978088815U Expired JPS583140Y2 (ja) 1978-06-28 1978-06-28 双方向性信号バスのバッファ装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52153313A (en) * 1976-06-14 1977-12-20 Sanyo Electric Co Ltd Two-way digital amplifier circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52153313A (en) * 1976-06-14 1977-12-20 Sanyo Electric Co Ltd Two-way digital amplifier circuit

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JPS557066U (ja) 1980-01-17

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