JPS5831407B2 - スライバ−の重さを制御する装置 - Google Patents

スライバ−の重さを制御する装置

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JPS5831407B2
JPS5831407B2 JP5196276A JP5196276A JPS5831407B2 JP S5831407 B2 JPS5831407 B2 JP S5831407B2 JP 5196276 A JP5196276 A JP 5196276A JP 5196276 A JP5196276 A JP 5196276A JP S5831407 B2 JPS5831407 B2 JP S5831407B2
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sliver
amplifier
roller
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weight
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JP5196276A
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宗明 井上
一智 山本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維の送り速度を制御することにより送られた
繊維の厚さを一定にする装置に関するものである。
従来、スライバーの重さを差動トランスで測定し、これ
を電気信号に変換し、これにより距離的に離れたスライ
バーの供給部分の変速機を制御し、自動制御していたが
、検出点と操作点が約3〜5mと距離的に離れているた
めにスライバーが操作点、つまり変速機で変速されて、
これが検出点つまり差動トランスにまで達する時間が1
むだ時間7となり、この時間より短かい制御はできない
欠点がある。
また、別な観点からみるとスライバーのムラの内、大ム
ラの制御しかできない欠点がある。
本発明はこのような欠点を解消するもので、以下図にお
いて説明する。
図は本発明の一実施例を示すものであり、1は電動機、
2はラップローラと呼ばれる一定の厚さおよび巾の原材
料例えば綿を巻きつけたローラ、3は上記ラップローラ
のラップを送り出すフィードローラ、4は上記電動機1
の回転を減速する減速機、5は上記フィードローラ3で
送り出されてきたラップの繊維方向をそろえる針を植え
つけであるシリンダ、6は減速機、7は上記シリンダよ
りでてきた繊維方向のそろった薄い帯状の綿をシリンダ
5よりはぎとるドツファ、8は減速機、9は上記ドツフ
ァ7より出てきた薄い帯状の綿に圧力をかけ、スライバ
ー10と呼ばれるロープにして送り出すメジャリングロ
ーラである。
なお、以上1〜9までの機械構成をカードマシンと呼ぶ
11は上記スライバー10の厚みを検出する差動トラン
ス、111は鉄心、12は上記メジャリングローラ9の
回転速度を検出する回転検出器、13は減速機、14は
圧力をかけた上下のロールで構成されるミドルローラ、
15は減速機、16はスライバー10が正常状態のとき
ミドルローラ14の回転速度よりに倍の速度で回転し、
スライバー10にに倍のドラフトを与える圧力をかけた
上下ロールで構成されるフロントローラである。
なお、上記メジャリングローラ9からフロントローラ1
6までの距離は約0.2mと、フィードローラ3からメ
ジャリングローラ9までの3〜5mに比べると非常に小
さいものである。
17は上記フロントローラ16の回転速度を減速機18
を介して制御する電磁クラッチで例えばインダクション
クラッチである。
171は励磁コイル、172は回転検出器、19はフロ
ントローラ16より紡出されたスライバー10を収納す
るケンス、20は減速機、21は自動、手動の切替スイ
ッチであり、手動の時はOFFしている。
22.23は回転検出器12,172の出力を変換する
変換器であり、上記回転検出器にパルス式を使用した場
合には周波数・電圧変換器となり、リニア式を使用した
ときには増巾器となる。
24.25は上記変換器22.23の出力を増巾器26
に与える入力抵抗、27は増巾率を決定する帰還抵抗、
28は上記増巾器の安定性をます抵抗、なお、上記増巾
器26の出力はフロントローラ16の回転速度を決定す
るインダクションクラッチ17の励磁コイル171に与
えられるものである。
29は手動、自動スイッチ21力相動のときに自動偏差
出力を上記増巾器26に与える入力抵抗、30は差動ト
ランス11の出力を受ける抵抗、31は上記抵抗の電圧
にバイアスを与える可変抵抗である。
なお、上記差動トランス11のセット位置はメジャリン
グ爾−ラ9のギャップが10“の時に差動トランスの鉄
心111がX。
(關)入りこんだ位置に固定し、この時抵抗30の両端
に表われる出力は−V。
(V)となる。
また、可変抵抗31は+■o(v)となるように調整す
ると増巾器32の入力電圧はゝO”となる。
33.34はそれぞれ上記増巾器32の増巾率をきめる
固定抵抗と可変抵抗である。
また、次にメジャリングローラ9に基準のスライバー1
0に相当するゲージを入れると差動トランス11が上方
に移動し、出力は■の3向に向う。
つまり−■。
+△■(7)となるものである。従って、増巾器32の
入力電圧は△■となる。
このとき、可変抵抗34により、出力電圧を一定値■。
に調整する。
35は上記増巾器32の出力■。とスライバー10の重
さ設定用可変抵抗36の出力の和を増巾する増巾器、3
7.38は入力抵抗、39はミドルローラ14の回転速
度つまりカードマシンから出てくるスライバー10の紡
出速度によって増巾率を調整する可変抵抗である。
40は上記増巾器35の安定抵抗で、上記増巾器35の
出力が自動の時は増巾器26に入力され、基準ドラフト
(フロントローラ16の表面速度をミドルローラ14の
表面速度で割ったもの、例えばK)を変化させるもので
ある。
なお、上記基準のスライバー10に基準のドラフト(例
えばK)を与えるときは上記増巾器35の出力はゝゝ0
“とする必要があるので、重さ設定器36は−■o(V
)となるように調整する。
次に動作を説明する。まず、手動時にはスイッチ21が
0FFL、カードマシンがある一定速度で回転している
とこれに見合った速度でメジャリングローラ9は回転し
、例えばN1(rpm)とする。
変換器22はこれに応じた電圧を発生するもので、この
電圧を−■1とし、インダクションクラッチ17の回転
数に対応した出力を発生する変換器23の出力を■2と
すると増巾器26の入力はff2−Vl)となり、これ
かのであれば増巾器26は○出力となり、インダクショ
ンクラッチ17の励磁コイル171に流れる電流が減少
して発生トルクも減少し、回転速度がおちてくる。
従って、(■2−■□)はより小さくなる。上記増巾器
26の増巾率をきめる帰還抵抗27と入力抵抗24.2
5の比が十分太きければ、上記(■2−■1)は′O“
に近くなり、この時のフロントローラ16の回転数をN
2(rpm)とすると、この状態ではミドルローラ14
とフロントローラ16の回転速度の比率がドラフトにと
なるのである。
つまり、ミドルローラ14からフロントローラ16の間
をスライバー10が通る間にに倍だけのばされるのであ
る。
次に自動の時の増巾器35の出力電圧つまり補正電圧に
ついて述べる。
すなわち、上記補正電圧をV、とするとスライバー10
の基準値からの偏差の大きさに比例し、紡出速度が早く
なれば変換器22.23の出力も大きくなるので、同じ
偏差でもこの偏差に見合うドラフトを与えるためには補
正電圧を大きくしなければならない。
従って、補正電圧を■εとすると次式で表わされる。
V6 = K % X KD X C(V)
・・・”・(1)式但し、Kφ:メジャリングローラ9
で検出されたスライバー10の重さ設定用可変抵抗 36の設定値からの偏差ダ KD:メジャリングローラ9から紡出するスライバー1
0の紡出速度 Cニ一定値である。
上記Cの値は次のようにして求められる。
今、スライバー10の紡出速度を決定する基準として、
ドツファ7の回転をとる。
例えば20rpmとし、このときの変換器22の出力電
圧を−V22(20’)とすると変換器23の電圧も約
+■2□(2o)となる。
このとき、ミドルローラ14とフロントローラ16のド
ラフト率を10%大きくしたいときは変換器23の出力
電圧が+V22(20) +” V22(20)となれ
ば、インダクションクラッチ17の回転速度が1o%大
きくなるので、目的が達せられる。
従って、C−0,1■2□(2o)・/10%/2 Q
rpmとなる。
従って、上記(1)式は次のようになる。
V e = K % X K D X O9I V 2
2(20) (V) −”・(2)式上記、K%を補正
するのが可変抵抗34であり、KDの補正をするのが可
変抵抗39である。
カードマシンのフィードローラ3の減速機4のギヤチェ
ンジやラップ2の変換により綿の供給料が大巾にかわり
、かつ紡出スライバー10の重さも変化させる場合には
次のように調整する。
例えば、今までメジャリングローラ9で1間のスライバ
ー10を紡出していたものを0.8.mmつまり20φ
軽くする場合は重さ設定用可変抵抗36でも調整できる
が、調整の限界に近いので一度機械を止める。
メジャリングローラ9に0.8 mmに相当するスライ
バー10を入れる。
このとき、増巾器32の出力電圧が■。
となるように可変抵抗34で再調整する。
(つまり、1mmのスライバー10が入っている時に比
べると増巾率を上げることになる。
)このようにする事により、スライバー10が0、8
mmより±10係変化すれば増巾器32の出力は1間の
スライバー10が入っていた時と同じように±10%変
化することになり、増巾器35の出力も+10%変化す
る。
従って、ドツファ回転速度が2QrpilであればV、
−+10%×0.1■2□Qo)/10%= + 0.
I V22 (20) となり、これが増巾器26で増巾されてフロントローラ
16の回転速度を±10%変化させ、上記スライバー1
0の±10咎の変化を打消すように働く事がわかる。
次にドツファ7の回転速度が20 rpmより40rp
lにするときには可変抵抗39を右に回わして、今まで
の増巾率よりも2倍の大きさにする。
このようにすると、次のようになる。
すなわち、Vg=40rpmX(+0.1■2□(go
)/2orpm)−+o、2■22(2o>スライバー
10の基準値よりの偏差φが±1o%であってもドツフ
ァ7の回転速度が2倍になると補正電圧は今までの2倍
となる。
従って、フロントローラ16の変速量も2倍の±20咎
となる。
なお、フロントローラ16からの紡出スライバー10を
重さ設定用可変抵抗36で微調整するときには次のよう
にする。
例えば、10%軽くしたいときには、上記可変抵抗36
を右に回わして、本図に示していないが増巾器32と可
変抵抗36の偏差を増巾する増巾器により駆動されるメ
ータを見ながら+10%になるように上記可変抵抗36
を調整するのである。
このようにする事により、増巾器35の出力は一10φ
出力となる。
従って 増巾器26の出力は+10%に、フロントロー
ラ16の回転速度は+10優に、またドラフトも+10
%となるので、紡出スライバー10は10%軽くなるの
である。
以上はカードマシンの出口にミドルローラ14とフロン
トローラ16を設けてドラフトする例についてのべたが
、これをそのまま線条機に応用できる事はもちろん、精
紡機等にも応用可能である。
またスライバー110の重さの検出器として差動トラン
ス11を使用した例について述べたが、2個の電極の間
にスライバー10を通しこの間の静電容量により間接的
に重量を測定する静電容量式やオリスイス状のノズルに
スライバー10を通し、この部分で発生する圧力により
重量を測定する空気圧式を使用しても重量測定ができる
ことはもちろんである。
以上のように本発明はカードマシンから出てきたスライ
バー10を比較的に接近した2個のロールによりドラフ
ト制御しているので、スライバー10の小さな小ムラま
で修正できる。
また、紡出スライバー10を大巾にかえるとき、及びド
ツファ速度をかえるときも増巾器の増中車を調整抵抗で
かえるだけで後は自動的に一定のスライバー10が得ら
れる。
とくに綿の供給量が大巾に変わり、かつ紡出スライバー
10の重さも変化させる場合に、重さ設定用可変抵抗3
6では調整の限界であるならば、第1の増巾器32の可
変抵抗34を再調整することにより対応できる利点があ
る。
また、手動時の基準のドラフトを定める制御器、つまり
ミドルローラ14からフロントローラ16まではいわゆ
る閉ループ制御となっているので機械系の劣化に関係な
く、一定のドラフトに保たれ、自動時の出力に応じて、
このドラフトが安定して制御される。
また変速装置として電磁クラッチ17を使用しているの
で、慣性が小さく応答性のよい優れたスライバー10の
重さを制御する装置が得られる等の種々の効果を奏し得
るものである。
【図面の簡単な説明】
図はスライバーの重さを制御する装置の構成図である。 10・・・・・・スライバー 11・・・・・・検出器
、14・・・・・・第1のローラ、16・・・・・・第
2のローラ、17・・・・・・電磁クラッチ、21・・
・・・中動・手動切替スイッチ、32・・・・・・第1
の増巾器、34・・・・・・第1の増巾器の増中車調整
用の可変抵抗、35・・・・・・第2の増巾器、36・
・・・・・スライバーの重さ設定用可変抵抗、39・・
・・・・ドツファ速度により補正を行なう可変抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スライバーの供給量を決定する第1のローラと、上
    記第1のローラで供給されたスライバーの送り量を決定
    して紡出スライバーの重さを制御する第2のローラと、
    上記スライバーの重さを検出する検出器と、上記検出器
    の出力を増巾する第1の増巾器と、この第1の増巾器の
    増巾率可変用抵抗で構成されて、供給量の大巾な変化で
    上記スライバーの重さを変える際に操作される調整用可
    変抵抗と、上記第1の増巾器のからの出力とスライバー
    重さ設定用の可変抵抗による設定出力との差を増巾する
    第2の増巾器と、上記第2の増巾器の増巾率を上記第1
    のローラを通るスライバーの紡出速度により修正する可
    変抵抗と、上記増巾器の出力により制御され、上記第2
    のローラの回転速度を制御する電磁クラッチと、上記第
    2の増巾器の出力側と電磁クラッチ側との間に介挿され
    た自動・手動切替スイッチとを備えたスライバーの重さ
    を制御する装置。
JP5196276A 1976-05-06 1976-05-06 スライバ−の重さを制御する装置 Expired JPS5831407B2 (ja)

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JPS52137038A JPS52137038A (en) 1977-11-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6237502A (ja) * 1985-08-12 1987-02-18 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 電気−圧力変換用制御装置
JPS6244102U (ja) * 1985-09-06 1987-03-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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