JPS5831398Y2 - セラミツク電子部品 - Google Patents
セラミツク電子部品Info
- Publication number
- JPS5831398Y2 JPS5831398Y2 JP1976149052U JP14905276U JPS5831398Y2 JP S5831398 Y2 JPS5831398 Y2 JP S5831398Y2 JP 1976149052 U JP1976149052 U JP 1976149052U JP 14905276 U JP14905276 U JP 14905276U JP S5831398 Y2 JPS5831398 Y2 JP S5831398Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- resistance element
- nonlinear resistance
- ceramic electronic
- electronic component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ceramic Capacitors (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は直流または比較的低い周波数による交流に重畳
して到来するサージ電圧を弁別し、効率よく抑圧するよ
うにしたセラミック電子部品に関する。
して到来するサージ電圧を弁別し、効率よく抑圧するよ
うにしたセラミック電子部品に関する。
一般にサージ電圧の抑圧には酸化亜鉛を主成分とする非
直線抵抗素子がいちじるしい効果を示すため幅広く使用
されている。
直線抵抗素子がいちじるしい効果を示すため幅広く使用
されている。
しかし、直流または交流電源に重畳して到来するサージ
電圧の吸収に用いるためには、非直線抵抗素子に常時電
流を流さないで使用する必要があり、通常電源電圧の2
倍ぐらいの立ち上り電圧をもつ非直線抵抗素子を用いな
ければならない。
電圧の吸収に用いるためには、非直線抵抗素子に常時電
流を流さないで使用する必要があり、通常電源電圧の2
倍ぐらいの立ち上り電圧をもつ非直線抵抗素子を用いな
ければならない。
このためサージ電圧の抑圧効果も必然的に低くなってし
まう欠点があった。
まう欠点があった。
本考案は上記のような欠点を除去するために、セラミッ
ク非直線抵抗素子とセラミックコンデンサ素子とを直列
に重ね合わせ一体に外装したことによりサージ電圧をよ
り低い値に抑圧し得、サージ抑圧効果を向上させ得るセ
ラミック電子部品を提供せんとするものである。
ク非直線抵抗素子とセラミックコンデンサ素子とを直列
に重ね合わせ一体に外装したことによりサージ電圧をよ
り低い値に抑圧し得、サージ抑圧効果を向上させ得るセ
ラミック電子部品を提供せんとするものである。
以下本考案の詳細を図面を参照しながら説明する。
すなわち、第1図に示すように酸化亜鉛を主成分とし、
これニMgO,Cab、 Bi2O3,Nip、 CO
2O3,A1203゜FezO3,MnO,5b20a
、 TlO2,B2O3,Cub、 5102. Sn
O2,Cr2O3,5rO5ZrO2,Badノような
高抵抗の電圧敏感性酸化物および電導性酸化物の微結晶
が多数連なって焼結された板状のセラミック非直線抵抗
素子1の両面に銀ペーストを焼き付は電極2a、2bを
形成する。
これニMgO,Cab、 Bi2O3,Nip、 CO
2O3,A1203゜FezO3,MnO,5b20a
、 TlO2,B2O3,Cub、 5102. Sn
O2,Cr2O3,5rO5ZrO2,Badノような
高抵抗の電圧敏感性酸化物および電導性酸化物の微結晶
が多数連なって焼結された板状のセラミック非直線抵抗
素子1の両面に銀ペーストを焼き付は電極2a、2bを
形成する。
一方、TiO2とBaCO3とを混合成形し1300〜
1600℃の高温で焼成して得られるチタン酸バリウム
系またはTiO2を主成分とし、これにMgO,Cab
、 Bad、 SrO,CdO,5in2. ZrO2
,ZnO。
1600℃の高温で焼成して得られるチタン酸バリウム
系またはTiO2を主成分とし、これにMgO,Cab
、 Bad、 SrO,CdO,5in2. ZrO2
,ZnO。
MnO,CoOなどを添加し焼成して得られる酸化チタ
ン系などの板状のセラミックコンデンサ素子3の両面に
銀ペーストを焼き付は電極4 a 、4 bを形成し、
このコンデンサ素子3と前記非直線抵抗素子1とを背中
合わせに重ね合わせ電極4bと電極2bとを直列に接続
させ全体を樹脂または磁器などの絶縁物からなる容器に
収容し流動性樹脂を充填するかあるいは樹脂の浸漬塗布
や樹脂モールドなどの方法で一体に外装5を施し単一素
子化してなるものである。
ン系などの板状のセラミックコンデンサ素子3の両面に
銀ペーストを焼き付は電極4 a 、4 bを形成し、
このコンデンサ素子3と前記非直線抵抗素子1とを背中
合わせに重ね合わせ電極4bと電極2bとを直列に接続
させ全体を樹脂または磁器などの絶縁物からなる容器に
収容し流動性樹脂を充填するかあるいは樹脂の浸漬塗布
や樹脂モールドなどの方法で一体に外装5を施し単一素
子化してなるものである。
なお、6は非直線抵抗素子1の電極2aに取着したリー
ド端子、7はコンデンサ素子3の電極4aに取着したリ
ード端子である。
ド端子、7はコンデンサ素子3の電極4aに取着したリ
ード端子である。
このようにして構成したセラミック電子部品8を例えば
第2図に示すように直流または交流電源:と電子機器と
の間に配置してサージ電圧を弁別し電子機器を保護する
ものである。
第2図に示すように直流または交流電源:と電子機器と
の間に配置してサージ電圧を弁別し電子機器を保護する
ものである。
一般に誘導雷や誘導負荷から発生する逆起電圧で代表さ
れるサージ電圧はその波形が速い立ち上りと、比較的短
かい波尾長をもつため、その周波数成分はかなり高い領
域に分布している。
れるサージ電圧はその波形が速い立ち上りと、比較的短
かい波尾長をもつため、その周波数成分はかなり高い領
域に分布している。
したがって、・常時非直線抵抗素子1に印加される直流
や支流*漣と(ま容易(と分離できるものである。
や支流*漣と(ま容易(と分離できるものである。
″″ □1・ :
本考案は上記のようにセラミックコンデンサ素子3の静
電容量を適宜選定することによって、電源電圧により非
直線抵抗素子1に流れる電流を阻止し、周波数成分の嵩
いサージ電圧だけを非直線抵抗素子1に選択的に流すこ
とができる。
電容量を適宜選定することによって、電源電圧により非
直線抵抗素子1に流れる電流を阻止し、周波数成分の嵩
いサージ電圧だけを非直線抵抗素子1に選択的に流すこ
とができる。
以上詳述したように本考案によれば酸化亜鉛を主成分と
するセラミヅク非直線抵抗素子とチタン酸バリウム系ま
たは酸化チタン系などのセラミックコンデンサ素子とは
直列に重ね合わす単二素子化し一体に外装を施したこと
(:′こより、コンデンサ素子の静電容量を適宜選定す
ることによって電源電圧とは無関係に非直線抵抗素子の
立ち上り電圧を決めることができるため、非直線抵抗素
子の選択が容易になるとともにサージ電圧もより低い値
に抑圧することが可能となり1.サージ抑圧効果をいち
じるしく向上させ得るセラミック電子部品を提供するこ
とができる。
するセラミヅク非直線抵抗素子とチタン酸バリウム系ま
たは酸化チタン系などのセラミックコンデンサ素子とは
直列に重ね合わす単二素子化し一体に外装を施したこと
(:′こより、コンデンサ素子の静電容量を適宜選定す
ることによって電源電圧とは無関係に非直線抵抗素子の
立ち上り電圧を決めることができるため、非直線抵抗素
子の選択が容易になるとともにサージ電圧もより低い値
に抑圧することが可能となり1.サージ抑圧効果をいち
じるしく向上させ得るセラミック電子部品を提供するこ
とができる。
・ ・
第1図は本考案の二実施例に係るセラミック電子部品を
示す断面図、第2図は第1図のセラミック電子部品の使
用例を示す説明図である。 1・・・・・・非直線抵抗素子、2a、2b・・・・・
・電極、3・・・・・・コンデンサ素子、4 a 、4
b・・・・・・□電極、5・・・・・・外装、8・・
・・・・セラミック電子部品。
示す断面図、第2図は第1図のセラミック電子部品の使
用例を示す説明図である。 1・・・・・・非直線抵抗素子、2a、2b・・・・・
・電極、3・・・・・・コンデンサ素子、4 a 、4
b・・・・・・□電極、5・・・・・・外装、8・・
・・・・セラミック電子部品。
Claims (3)
- (1)両面に電極を設けたセラミック非直線抵抗素子と
両面に電極を設けたセラミックコンデンサ素子とを背中
合わせに重ね合わせ、前記非直線抵抗素子の一方の電極
と前記セラミックコンデンサの一方の電極とを直列に接
続し一体に外装を施したことを特徴とするセラミック電
子部品。 - (2)セラミック非直線抵抗素子およびセラミックコン
デンサが板状であることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載のセラミック電子部日日0 - (3)セラミック非直線抵抗素子が酸化亜鉛を主成分と
する焼結体からなることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項または第2項記載のセラミック電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976149052U JPS5831398Y2 (ja) | 1976-11-05 | 1976-11-05 | セラミツク電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976149052U JPS5831398Y2 (ja) | 1976-11-05 | 1976-11-05 | セラミツク電子部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5365544U JPS5365544U (ja) | 1978-06-02 |
JPS5831398Y2 true JPS5831398Y2 (ja) | 1983-07-12 |
Family
ID=28757389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976149052U Expired JPS5831398Y2 (ja) | 1976-11-05 | 1976-11-05 | セラミツク電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831398Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3142470A1 (en) * | 2015-09-10 | 2017-03-15 | Joinset Co., Ltd | Elastic composite filter |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5721314Y2 (ja) * | 1975-03-19 | 1982-05-08 |
-
1976
- 1976-11-05 JP JP1976149052U patent/JPS5831398Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5365544U (ja) | 1978-06-02 |
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