JPS5831394Y2 - 高圧コンデンサ - Google Patents
高圧コンデンサInfo
- Publication number
- JPS5831394Y2 JPS5831394Y2 JP12028476U JP12028476U JPS5831394Y2 JP S5831394 Y2 JPS5831394 Y2 JP S5831394Y2 JP 12028476 U JP12028476 U JP 12028476U JP 12028476 U JP12028476 U JP 12028476U JP S5831394 Y2 JPS5831394 Y2 JP S5831394Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- elements
- capacitor element
- electrode type
- element block
- Prior art date
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- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は1個以上の素子を並列接続した単位素子を複数
組直列に接続してなる高圧コンデンサに関する。
組直列に接続してなる高圧コンデンサに関する。
従来、油入電力コンデンサ紙゛ンサ圧コンデンサは、蒸
着技術上の問題より箔電極形が一般化している。
着技術上の問題より箔電極形が一般化している。
一般にコンデンサ素子の短絡などにより過大電流が流れ
そのエネルギーによって、コンデンサが爆発にいたり、
併設負荷の損傷または火災などを引き起こし大きな被害
を誘発する危険性があるため、これら事故を防止するこ
とが必要となっている。
そのエネルギーによって、コンデンサが爆発にいたり、
併設負荷の損傷または火災などを引き起こし大きな被害
を誘発する危険性があるため、これら事故を防止するこ
とが必要となっている。
しかしながら、通常箔電極形において例えば6.6Kv
AC用の場合、1単位の素子2〜5個直列に接続してい
るが、箔電極形の性質として1〜2個の素子が短絡した
場合、全路短絡しないまえは外形上の変化はほとんど起
こらず、残存の素子に過電圧が加わるのでやがて劣化し
て瞬間的(1秒以内)に全路の短絡が起こり配線した保
安装置の動作以前にケース破壊による爆発を引き起こす
ため、保安装置がその目的にそって機能しえなくなって
おりその対策が急がれていた。
AC用の場合、1単位の素子2〜5個直列に接続してい
るが、箔電極形の性質として1〜2個の素子が短絡した
場合、全路短絡しないまえは外形上の変化はほとんど起
こらず、残存の素子に過電圧が加わるのでやがて劣化し
て瞬間的(1秒以内)に全路の短絡が起こり配線した保
安装置の動作以前にケース破壊による爆発を引き起こす
ため、保安装置がその目的にそって機能しえなくなって
おりその対策が急がれていた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、1個以上の
素子を並列接続した単位素子を複数組直列に接続してな
るコンデンサ素子ブロックのうち少なくとも前記単位素
子の1組以上を蒸着電極形にし、他を箔電極形にするこ
とによってコンデンサ素子が劣化した場合、配設した保
安装置を確実に動作させることによって爆発を未然に防
止できる高圧コンテ゛ンサを提供することを目的とする
ものである。
素子を並列接続した単位素子を複数組直列に接続してな
るコンデンサ素子ブロックのうち少なくとも前記単位素
子の1組以上を蒸着電極形にし、他を箔電極形にするこ
とによってコンデンサ素子が劣化した場合、配設した保
安装置を確実に動作させることによって爆発を未然に防
止できる高圧コンテ゛ンサを提供することを目的とする
ものである。
以下、本考案の一実施例につき図面を参照して説明する
。
。
すなわち、第1図に示すごとく例えばコンテ゛ンサ紙、
プラスチックフィルムまたはそれらの組み合わせなどよ
りなる誘電体とアルミニウム箔よりなる電極箔を交互に
重合し巻回してなる4個の箔電極形コンデンサ素子1
a、1 b、I C,1dと、金属化紙または金属化プ
ラスチックフィルムとコンデンサ紙、プラスチックフィ
ルムまたはそれらを組み合わせたものを重ね合わせて巻
回してなる1個の蒸着電極形コンデンサ素子2とを直列
接続して、コンデンサ素子ブロック3を構成する。
プラスチックフィルムまたはそれらの組み合わせなどよ
りなる誘電体とアルミニウム箔よりなる電極箔を交互に
重合し巻回してなる4個の箔電極形コンデンサ素子1
a、1 b、I C,1dと、金属化紙または金属化プ
ラスチックフィルムとコンデンサ紙、プラスチックフィ
ルムまたはそれらを組み合わせたものを重ね合わせて巻
回してなる1個の蒸着電極形コンデンサ素子2とを直列
接続して、コンデンサ素子ブロック3を構成する。
すなわち、前記蒸着形コンデンサ素子2はコンデンサ素
子3の中に少なくとも1個以上配置する。
子3の中に少なくとも1個以上配置する。
しかして第2図に示すごとく該コンデンサ素子ブロック
3をケース胴体4に収納し、該ケース胴体4開口部に外
部端子5a、5bを固着し、任意の個所に含浸孔6を設
けてなるケース上蓋7を嵌合密封する。
3をケース胴体4に収納し、該ケース胴体4開口部に外
部端子5a、5bを固着し、任意の個所に含浸孔6を設
けてなるケース上蓋7を嵌合密封する。
なおこの場合前記コンデンサ素子ブロック3より導出し
た引出リード線8 a 、8 bの一方に保持具9を介
して前記外部端子5bと接続してなる引切りヒユーズ1
0よりなる保安装置11を配設してなる。
た引出リード線8 a 、8 bの一方に保持具9を介
して前記外部端子5bと接続してなる引切りヒユーズ1
0よりなる保安装置11を配設してなる。
前記含浸孔6より含浸油12を充填し、しかる後前記含
浸孔6を半田13にて密封し。
浸孔6を半田13にて密封し。
てなるものである。
上記のごとく構成してなる高圧コンデンサにおいて、例
えばコンデンサ素子ブロック3を構成する箔電極形コン
デ゛ンサ素子1 a、1 b、I C,1dの少なくと
も1個が短絡した場合、前記コンデンサ素子ブロック3
には蒸着室形コンデンサ素子2が存在しているiため、
・□コンデンサ素子ブロック3の破壊がム舜間的にはな
らず緩慢になる。
えばコンデンサ素子ブロック3を構成する箔電極形コン
デ゛ンサ素子1 a、1 b、I C,1dの少なくと
も1個が短絡した場合、前記コンデンサ素子ブロック3
には蒸着室形コンデンサ素子2が存在しているiため、
・□コンデンサ素子ブロック3の破壊がム舜間的にはな
らず緩慢になる。
その結果内部圧力上昇もそれに比例し・ゆるやかに行な
われ、した□がつそその間に保安装置11・を構成する
引切りヒユーズ10カ切断し、電気回路が遮断される□
ので爆発を未然に防止できるごとになる。
われ、した□がつそその間に保安装置11・を構成する
引切りヒユーズ10カ切断し、電気回路が遮断される□
ので爆発を未然に防止できるごとになる。
をお、上記実施例でほう、ンデンサ素子ブロックめmm
’*1’単位素子複数組め直列方式について説明じたが
、これに゛限定されるものでなく2個以上め素4を並列
接続しでなる単位素子複数組直列方式にも適用できるも
のである。
’*1’単位素子複数組め直列方式について説明じたが
、これに゛限定されるものでなく2個以上め素4を並列
接続しでなる単位素子複数組直列方式にも適用できるも
のである。
すなわち、第3図に示ずごとく□2個の素早を並列接続
した例えば4組の餡電極形2.阜位素−P13a、13
b、13C,,13dど例えば1組の蒸着電極形′22
単素子14を直列接続するか、または第4図に示すごと
く3個の素子を並列接続した例えば4:組の箔電極形3
単位素子1・らa 、15 b 、15 C,15dと
、例えば1組の蒸着電極形3・単位素子1.6とを直列
接続してそれぞれカンデンサ素芋ブ西ツクを構成しても
同様の効果を樽るこ□と9(モ゛きる。
した例えば4組の餡電極形2.阜位素−P13a、13
b、13C,,13dど例えば1組の蒸着電極形′22
単素子14を直列接続するか、または第4図に示すごと
く3個の素子を並列接続した例えば4:組の箔電極形3
単位素子1・らa 、15 b 、15 C,15dと
、例えば1組の蒸着電極形3・単位素子1.6とを直列
接続してそれぞれカンデンサ素芋ブ西ツクを構成しても
同様の効果を樽るこ□と9(モ゛きる。
さらに実施例では保安装置として内部圧力上昇によって
機械的に切断する引切りヒユーズよりなるものについて
説明したが、ζ、声÷限定、されφものではなく機械的
に切断し回路:を遮断するその他の横路はもとより、電
圧電流による電気的な方法。
機械的に切断する引切りヒユーズよりなるものについて
説明したが、ζ、声÷限定、されφものではなく機械的
に切断し回路:を遮断するその他の横路はもとより、電
圧電流による電気的な方法。
熱的機能によって回路を遮断するもの、あるいは外形変
形の検出器、圧力上昇検出器、油面低下による油面検出
器を用いた構造にしてもかまわない。
形の検出器、圧力上昇検出器、油面低下による油面検出
器を用いた構造にしてもかまわない。
以上述べたごとく本考案によれば、1個以上の素子を並
列接続した単位素子を複数組直列接続してコンデンサ素
子ブ、口、ツクを構成シ、該素子ブロックより導出して
な、る引1出リテド線9一方に作家装置を設けてなる高
rF、4+7ンデンサにおいて、少なくとも前記単位素
子の・1組以上を蒸着電極形としその他を箔電極形とす
ることに・よって:確実に保安装置を動作できる、製作
容易にして特性良好な高圧コンデンサを提供する二とが
できる。
列接続した単位素子を複数組直列接続してコンデンサ素
子ブ、口、ツクを構成シ、該素子ブロックより導出して
な、る引1出リテド線9一方に作家装置を設けてなる高
rF、4+7ンデンサにおいて、少なくとも前記単位素
子の・1組以上を蒸着電極形としその他を箔電極形とす
ることに・よって:確実に保安装置を動作できる、製作
容易にして特性良好な高圧コンデンサを提供する二とが
できる。
第1図〜第4図は本考案のブ実施例に係り、第1図はコ
ンデンサ素子ブロックを示す構成説明図、第2図は高圧
コンデン′ガをj示、す斬、面間・く、笹3図〜第4図
はコンデンサ素子ブロックの他の実婢例を示す構成説明
図である。 、、。1 a、1 b、I C,1d・・
・、・・・箔電極形コイデンサ素子、2・・・・・・蒸
着電極形2ンテ゛ンー!f%子、灸・・・・・コンデン
サ素子ブロック4上・・・・・、保安装置、13a、1
3b。 13 C,13d・・・・・・箔電極形2単位素子、1
4・・・・・・蒸着電極形2単位素子、15 al、J
5 b 、115C,15d−−−−−−箔電極形3単
位素子、16・・・・・・蒸着電極形3.単位素子。
ンデンサ素子ブロックを示す構成説明図、第2図は高圧
コンデン′ガをj示、す斬、面間・く、笹3図〜第4図
はコンデンサ素子ブロックの他の実婢例を示す構成説明
図である。 、、。1 a、1 b、I C,1d・・
・、・・・箔電極形コイデンサ素子、2・・・・・・蒸
着電極形2ンテ゛ンー!f%子、灸・・・・・コンデン
サ素子ブロック4上・・・・・、保安装置、13a、1
3b。 13 C,13d・・・・・・箔電極形2単位素子、1
4・・・・・・蒸着電極形2単位素子、15 al、J
5 b 、115C,15d−−−−−−箔電極形3単
位素子、16・・・・・・蒸着電極形3.単位素子。
Claims (1)
- 1個以上の素子を並列接続した単位素子を複数組直列に
接続してコンデンサ素子ブロックを構成してなる高圧コ
ンデンサにおいて、少なくとも1組以上の前記単位素子
は蒸着電極形コンデンサ素子からなり、他は箔電極形コ
ンデンサ素子からなるようにし、前記コンデンサ素子ブ
ロックより導出してなる引出リード線の一方に保安装置
を設けたことを特徴とする高圧コンテ゛ンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12028476U JPS5831394Y2 (ja) | 1976-09-06 | 1976-09-06 | 高圧コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12028476U JPS5831394Y2 (ja) | 1976-09-06 | 1976-09-06 | 高圧コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5337044U JPS5337044U (ja) | 1978-04-01 |
JPS5831394Y2 true JPS5831394Y2 (ja) | 1983-07-12 |
Family
ID=28729786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12028476U Expired JPS5831394Y2 (ja) | 1976-09-06 | 1976-09-06 | 高圧コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831394Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-09-06 JP JP12028476U patent/JPS5831394Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5337044U (ja) | 1978-04-01 |
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