JPS5831219B2 - 粉体の粉砕方法および粉砕装置 - Google Patents

粉体の粉砕方法および粉砕装置

Info

Publication number
JPS5831219B2
JPS5831219B2 JP54062809A JP6280979A JPS5831219B2 JP S5831219 B2 JPS5831219 B2 JP S5831219B2 JP 54062809 A JP54062809 A JP 54062809A JP 6280979 A JP6280979 A JP 6280979A JP S5831219 B2 JPS5831219 B2 JP S5831219B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine frame
powder
gas
region
classification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54062809A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55155750A (en
Inventor
始 嶋崎
幸治 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP54062809A priority Critical patent/JPS5831219B2/ja
Publication of JPS55155750A publication Critical patent/JPS55155750A/ja
Publication of JPS5831219B2 publication Critical patent/JPS5831219B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粉体の粉砕方法並びにこの粉砕方法を実施す
るのに使用する粉砕装置に関する。
本発明は、特に、100メツシユを通過する程度の粒度
をもつセラミックスあるいは鉱石などのような硬質の粉
体を、均一な1μ扉以下の粒度の粒体に粉砕するのに適
した粉砕方法並びに乾式微粉砕装置に関する。
数μ以下の微粉体に粉砕する方法あるいは微粉砕機とし
て、従来、高速回転する羽根で衝撃粉砕するもの、球状
(ボール状)などの粉砕媒体を内蔵しかつ弾性支持した
粉砕機本体に振動を与え該本体内の粉砕媒体の振動によ
る細かい衝撃で粉砕するようにしたもの、あるいは高圧
気体の噴出によって噴体を吹飛す途中で粉体を相互衝突
させて微粉砕するようにしたものなどが知られている。
しかしこれら従来の粉砕機では、乾式で上述のような硬
い物質を粉砕して1μ扉以下にし、しかも粒度を均一に
そろえることは困難である。
例えば、アトマイザ−のように回転する羽根で粉砕する
場合、羽根による風圧のために1μ扉以下にすることは
事実上不可能であり、ボールミル、ロッドミルあるいは
振動ミルのように球状あるいは棒状の粉砕媒体で粉砕す
る場合には、微粉が凝集あるいは付着し、それ以上粉砕
できなくなるとともに、数μmから数10μmの粗流が
残る欠点がある。
又ジェットミルのように高圧の気体を用いる場合には、
均一な微粉が得られるものの高圧の気体を得るための動
力費がかかり過ぎる欠点があった。
本発明は、上述した従来の欠点をなくし、硬質粉体であ
っても、乾式で連続的にしかも効率よく均一な1μ扉以
下の粒度の粉体に粉砕することのできる方法および粉砕
装置を提供することを目的とする。
本発明では、基本的には振動ミルのように振動する粉砕
媒体による粉砕方法を用いるが、振動している媒体の間
隙に気体を通過させることによって粉体の凝集を妨ぐと
ともに、この気体を利用して微粉と粗粉の第一次分級を
行ない、さらに微粉を回転する羽根で粉砕し、羽根の回
転による遠心力と気体流入による成心力とによって第2
次の分級を行い粒度をそろえた微粉が効果的に得られる
ようにしたものである。
第2次の分級によって排出された相流粉体は、再び前記
振動粉砕媒体で粉砕する。
粉砕すべき粉体はフィーダーにより連続的に粉砕装置本
体内に供給することにより、完全自動的にかつ連続的に
粉砕できるようにしたものである。
即ち本発明に係る粉砕方法は、振動している粉砕媒体の
存在する領域へ下方から気体を流入させながら該粉砕媒
体による粉砕を行ない、前記気体を粉砕した微粉ととも
に回転羽根を備えた領域へ吸引することによって第1次
の分級を行ない、前記回転羽根によってさらに粉砕する
とともに前記気体の吸引作用と前記回転羽根による遠心
力とによって第2次の分級を行なうことを特徴とするも
のである。
ここで粉砕媒体としては、ボール状のもの、六角柱状、
あるいは円柱状のものなど種々の形状の硬質媒体が採用
され得る。
いずれも、これらの媒体を粉体とともに機枠内に入れて
その媒体の落下衝撃、振動衝撃あるいは回転衝撃などに
よって該粉体を粉砕する。
以下、本発明を、図面を参照しながら、粉砕装置につい
ての実施例について説明する。
第1図は、本発明の実施例に係る粉砕装置の全体側面を
概略的に示したものである。
粉砕装置の第1の機枠4は、ばね17によって弾性的に
床台18に支持され、回転モータ10から公知の振動発
生装置19によって振動させられるようになっている。
機枠4の下部には気体吸入口2が形成される。
図示の実施例では機枠4の底部は2重底となっており、
その上板(多孔板)3には複数個の気体噴出口3’aが
形成されている。
上板3上の機枠内部には複数個の粉砕媒体例えば振動ボ
ールが充填される。
機枠4の上部には図示のように弾性チューブを介してロ
ータリー弁を備えた粉体供給フィーダー1が取付けられ
ている。
さらに、第1の機枠4のほぼ上部中央に第2の機枠22
が該第1の機枠から離隔して配置され、この第2の機枠
22の上側部と第1の機枠4の上端との間が蛇腹状の可
撓板例えば蛇腹状ゴム板23で密閉されている。
したがって振動発生装置19からもたらされる第1の機
枠4の振動は第2の機枠22には伝わらない。
この第2の機枠22に後述するような第2次の粉砕分級
部5が取付けられている。
粉砕分級部5は吸込み管20を介して外部のサイクロン
6に連通している。
サイクロン6の下部は、得られた微粉体を収容する微粉
体収容タンク9に連通し、また上部はフィルター8およ
び吸気管21を介して吸気ポンプ7に連通している。
第2図は上述した第2次の粉砕分級部5を部分的に裁断
して示した平面図、第3図は第2図の概略的な側断面図
である。
この粉砕分級部5は第2の機枠22によって機枠内部の
振動ボールの存在する領域と区画されている。
しかし、第2の機枠22の下部あるいは側部には図示の
ように複数個の微粉体吸込口14および粉体分級口(籾
分体排出口)13が形成され、これらの口を介して機枠
内部の振動ボール存在領域に連通している。
第2の機枠22の内部にはその周部に沿って垂直軸線の
まわりに回転する複数個の回転羽根12がロータ15に
取付けられ、回転モータ11によって回転するようにな
っている。
前記の吸込み管20は回転羽根の回転中心部、即ちロー
タ15の中空部16に連通している。
このような構成において、粉砕すべき粉体がフィーダー
1から連続的に第1の機枠内の振動ボール存在領域に供
給される。
供給された粉体は、ボールの充填された第1の機枠4内
で、回転モータ10により該ボールとともに微少な振動
が与えられ、該ボールの衝撃で粉砕される。
このとき吸気ポンプ7で吸引された気体は、機枠4の底
部左右に設けられた気体吸入口2を通り、機枠底部の気
体噴出口3aから機枠内に噴出される。
噴出口3aから噴出した気体は、機枠4内の振動してい
るボールの間隙を通過し、この気体によりボール外周の
微粉がとりのぞかれるため凝集されにくくなる。
振動ボールで粉砕された微粉体は、吸気ポンプ7の吸引
作用により前記空気とともに前記粉砕分級部5の微粉体
吸込口14へ吸引され、粗粉体は振動ボール存在領域に
残り、これによって第1次の分級が行なわれる。
このようにして粗分縁されかつ第3図の実線矢印のごと
く吸込口14から粉砕分級部5に入った微粉体は、回転
羽根12の回転によってさらに細かく粉砕されて気流と
ともに吸込み管20へ吸込まれ、また粗粉は回転羽根1
2の遠心力によって点線矢印で示すごとく羽根外周の粉
体分級口13から振動ボール存在領域へ強制的に戻され
(第2の分級)、この後、再度前述した第1次の粉砕、
分級が加えられる。
吸込み管20からの微粉体はサイクロン下部のタンク9
に貯えられる。
なお、最終的に得られる微粉体の粒度の調整は、粉砕媒
体例えばボールの振動数を変えることのほかに、吸引気
体の流量と回転羽根の回転数を変えることにより可能で
ある。
このように本発明は、気体の流通により凝集を妨いだこ
と、2段階の分級を行なったことにより、セラミックス
などの硬質粉体であっても高圧気体を用いるジェットミ
ルに比べ著るしく経済的に1μm以下でしかも粒度のそ
ろった粉体を効率的に得ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る粉砕装置の概略的な全
体側断面図、第2図は第1図に示す粉砕装置の第2次の
粉砕分級部の一部裁断平面図、第3図は第2図の概略的
な側断面図である。 1・・・・・・供給フィーダー 2・・・・・・気体流
入口、3a・・・・・・気体噴出口、4・・・・・・第
1の機枠、5・・・・・・第2次の粉砕分級部、6・・
・・・・サイクロン、7・・・・・・吸気ポンプ、12
・・・・・・回転羽根、13・・・・・・粉体分級口、
14・・・・・・微粉体吸込口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個の小形粉砕媒体の存在する第1の領域へ下方
    から気体を流入させながら該領域を振動させて該小形粉
    砕媒体による衝撃で粉砕を行ない、周囲に複数個の回転
    羽根をもちかつ前記第1の領域の上方にあってその振動
    をこうむらないように画成された第2の領域へ前記気体
    および粉砕した微粉を吸引することによって第1次の分
    級を行ない、前記回転両板によってさらに粉砕するとと
    も番ζ前記気体の吸引作用と前記回転羽根による遠心力
    とによって第2次の分級を行なうことを特徴とする粉体
    の粉砕方法。 2 底部近傍に多孔板が配置されそのさらに下方の枠壁
    に気体流入口が形成されしかも全体として振動可能に保
    持された第1の機枠と、前記第1の機枠を振動させる振
    動発生装置と、前記第1の機枠の上部に形成されかつ前
    記第1の機枠の振動を受けないように弾性的に保持され
    た第2の機枠と、前記第2の機枠の周囲に形成された多
    数の回転羽根と、前記第2の機枠の底部に形成された小
    形かつ複数個の微粉体吸込口と、前記第2の機枠の周部
    に形成された粉体分級口とを有し、前記第1の機枠の多
    孔板上に粉体および複数個の小形粉砕媒体が収容され、
    前記第2の機枠が微粉体収容タンクへ吸引管を介して連
    通されることを特徴とする粉体の粉砕装置。
JP54062809A 1979-05-22 1979-05-22 粉体の粉砕方法および粉砕装置 Expired JPS5831219B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54062809A JPS5831219B2 (ja) 1979-05-22 1979-05-22 粉体の粉砕方法および粉砕装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54062809A JPS5831219B2 (ja) 1979-05-22 1979-05-22 粉体の粉砕方法および粉砕装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55155750A JPS55155750A (en) 1980-12-04
JPS5831219B2 true JPS5831219B2 (ja) 1983-07-05

Family

ID=13211029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54062809A Expired JPS5831219B2 (ja) 1979-05-22 1979-05-22 粉体の粉砕方法および粉砕装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5831219B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583746B2 (ja) * 1979-07-21 1983-01-22 中央化工機株式会社 バッチ式振動ミルにおける粉砕筒

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637797Y2 (ja) * 1976-06-05 1981-09-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55155750A (en) 1980-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5849951B2 (ja) ジェットミル
KR102386275B1 (ko) 기류식 하부이동식 분급분쇄기
JP2003088773A (ja) ジェットミル
CN209810268U (zh) 氧化锆超细研磨机
KR100906419B1 (ko) 건식 분쇄장치 및 그 건식 분쇄장치를 이용한 분쇄시스템
JPS6253748A (ja) 水平旋回型粉砕機
CN207929301U (zh) 一种中药材粉碎设备
JPS5831219B2 (ja) 粉体の粉砕方法および粉砕装置
JPH04161257A (ja) 粉砕媒体を使用した気流粉砕方法
CN115672511A (zh) 一种根茎类中药超微粉碎系统
JPH0642737Y2 (ja) 分級機構内蔵の衝撃粉砕機
JP2004330072A (ja) 乾式粉砕装置
JPH01502802A (ja) 圧力室粉砕機の粉砕効率改良のための方法と装置
JPH084112Y2 (ja) 乾式微粉砕、分級装置
JPS58143853A (ja) 超音速ジエツトミル
JPH02152558A (ja) 遠心破砕機とその破砕方法及び破砕片の仕分け方法
JP3174562B1 (ja) 微粉砕機
KR100335277B1 (ko) 미분쇄기
JP2004358365A (ja) 粉砕装置及び粉砕方法
JP2790228B2 (ja) 遠心流動粉砕装置のバッチ運転方法
JP2004290738A (ja) 気流式粉砕機
JPH06106086A (ja) 微粉砕用竪型ミル
TWI284562B (en) Powder pulverizing method and equipment
KR0167010B1 (ko) 압축성 유체를 이용한 미분체의 분쇄 방법 및 그 장치
JP2790229B2 (ja) 遠心流動粉砕装置の運転方法