JPH06106086A - 微粉砕用竪型ミル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 微粉砕用竪型ミルに係り、製品である微粉体
の回収率の向上を図る。 【構成】 ケーシング内に、旋回テーブルとその上面に
圧接・転動させられて原料粉粒体を粉砕する粉砕ローラ
とからなる粉砕手段と、ケーシング内に上昇する気流を
発生させ粉砕された粉体を舞い上げ回収する回収手段
と、舞い上げられた粉体のうちの微粉体のみを分級羽根
によって分級する回転式分級機よりなる分級手段とを配
設してなり、粉砕ローラの近傍に、生成された粉体を上
方に吹き上げる吹上ノズルと、吹き上げられた粉体を衝
突させることにより分散させる衝突板とが設けられてお
り、粉砕ローラと旋回テーブルとの圧接によって押し固
められた粉体塊内の微粉体をも回収する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、セメントクリンカ、炭
酸カルシウム等の鉱物、セラミックス原料等の原料粉粒
体を粉砕し、微粉体を回収する微粉砕用竪型ミルに関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、セメント原料等の原料粉粒体を粉
砕して、微粉体を生成するには、原料粉粒体を載置して
水平旋回させられる旋回テーブルと、その上面に圧接・
転動させられる複数の粉砕ローラとを配設し、該粉砕ロ
ーラと旋回テーブルとの間に噛み込むことにより原料粉
粒体を粉砕する方法が採用されている。そして、この方
法により生成された粉体をその後段に配される分級工程
（例えば、回転式分級機）によって微粉体とその他の粉
体とに分級することにより、製品としての微粉体のみを
選択的に回収するようにしている。

【０００３】

【発明が解決しようとする問題点】ところで、この回転
式分級機は、通常、円盤の外周位置に周方向に間隔をお
いて複数配される分級羽根を有しており、舞い上げられ
た粉体により形成される混合気流内において前記円盤の
中心軸回りに回転させられるとともに、該回転中心位置
において吸引することにより、該混合気流内の微粉体の
みを選択的に旋回中心の方向に吸引する構成とされてい
る。

【０００４】しかしながら、前記粉砕ローラによって生
成される粉体の中には、粉砕ローラと旋回テーブルとの
圧接力によって、一旦生成された粉体が押し固められて
粉体塊を形成するものがある。そして、このような粉体
塊は、本来製品として回収されるべきものであるが、重
量が大きくなるために混合気流内に浮遊することができ
ず、回転式分級機内にも吸引されないこととなり、その
結果、製品としての微粉体の回収率が低下してしまうと
いう不都合があった。

【０００５】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、製品である微粉体の回収率の向上を図る
ことを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、原料粉粒体を投入する原料供給口を有し
直立筒状に形成されるケーシング内に、原料供給口の下
方に配され前記原料粉粒体を粉砕する粉砕手段と、該粉
砕手段によって生成された粉体を上方に舞い上げて回収
する回収手段と、粉砕手段の上方に配され舞い上げられ
た粉体を分級する分級手段とを設けてなり、前記粉砕手
段は、投入された原料粉粒体を載置して水平旋回させる
旋回テーブルと、該旋回テーブルの上面に圧接させられ
るとともに旋回テーブルの旋回に伴って旋回テーブルの
上面を転動させられることにより旋回テーブルとの間に
原料粉粒体を噛み込んで粉砕する粉砕ローラとを具備
し、前記回収手段は、旋回テーブルの下方に位置する吸
気部と、ケーシングの上部に設けられ吸気部から取入れ
た空気を排出する微粉回収部とを具備し、前記分級手段
は、前記微粉回収部の前段に配され回転させられる分級
羽根により前記粉体のうちの微粉体のみを微粉回収部に
吸引させるべく選択的に分離する回転式分級機よりな
り、前記粉砕ローラの近傍には、該粉砕ローラによって
生成された粉体を上方に吹き上げる吹上ノズルと、該吹
上ノズルの上方に配され吹き上げられた粉体を衝突させ
ることにより分散させる衝突板とが設けられている微粉
砕用竪型ミルを提案している。

【０００７】

【作用】本発明に係る微粉砕用竪型ミルによれば、原料
供給口からケーシング内に投入された原料粉粒体は、該
原料供給口の下方に位置する旋回テーブルの上面に載置
され、該旋回テーブルとその上面に圧接・転動させられ
る粉砕ローラとによって粉砕され粉体が生成される。こ
の粉体は、吸気部から取り入れられた空気の流れに乗っ
て上方に舞い上げられ、分級手段の周囲に浮遊させられ
る。そして、浮遊している粉体の中から、重量の小さい
微粉体のみが分級羽根によって分級され微粉回収部を通
して回収されることになる。この場合にあって、粉砕ロ
ーラと旋回テーブルとによって生成された粉体は、粉砕
ローラの近傍に配される吹上ノズルによって、その上方
に位置する衝突板に衝突させられ、ケーシング内を上方
に向かう気流内に分散されることになる。

【０００８】

【実施例】以下、本発明に係る微粉砕用竪型ミルの一実
施例について、図１および図２を参照して説明する。こ
れら各図において、符号１は微粉砕用竪型ミル、２は原
料粉粒体、３は微粉体、４はケーシング、５は粉砕手
段、６は分級手段、７は粉体、８は回収手段、９は原料
供給口、１０は旋回テーブル、１１は粉砕ローラ、１２
は旋回手段、１３は回転手段、１４は回転式分級機、１
５は微粉回収口（微粉回収部）、１６は吸気部、１６ａ
は空気取入口、１７は吹上ノズル、１８は衝突板であ
る。

【０００９】本実施例の微粉砕用竪型ミル１は、セメン
トクリンカ、炭酸カルシウム等の鉱物、セラミックス原
料等の原料粉粒体２を粉砕して、粒度が１μｍ〜１００
μｍの微粉体３を回収する装置であって、図１に示すよ
うに、概略円筒状に形成され直立状態に配されるケーシ
ング４と、該ケーシング４の内側下部に配される粉砕手
段５と、その上部に配される分級手段６と、ケーシング
４内に上昇する気流Ｇ₁を発生させて粉砕された粉体７
を分級手段６に分級させるとともに分級された微粉体３
を回収する回収手段８とを具備している。

【００１０】前記ケーシング４には、その側壁面を貫通
して原料粉粒体２をケーシング４内部に導く原料供給口
９が形成されている。該原料供給口９は、その先端をケ
ーシング４の中心位置に配するように傾斜させられてお
り、後述する旋回テーブルに原料粉粒体２を落下させる
ようになっている。

【００１１】前記粉砕手段５は、水平旋回させられる旋
回テーブル１０と、該旋回テーブル１０の上面に圧接さ
せられる粉砕ローラ１１とからなる。

【００１２】前記旋回テーブル１０は、前記原料供給口
９の下方に水平状態に配置される円盤状部材であって、
前記ケーシング４の内面との間に全周にわたって一定間
隔の間隙Ｓを空けて配される。該旋回テーブル１０の下
部には、モータ１２ａ、ギヤボックス１２ｂ等からなる
旋回手段１２が配設されており、該旋回手段１２を作動
させることによって、旋回テーブル１０がケーシング４
との間隙Ｓを保持しつつ水平旋回させられるようになっ
ている。また、旋回テーブル１０の上面には、その中心
位置に前記原料供給口９から落下させられる原料粉粒体
２を積載する積載部１０ａが設けられ、該積載部１０ａ
の周囲に若干凹ませることにより原料粉粒体２および生
成された粉体７が半径方向外方にこぼれないように保持
する原料保持凹部１０ｂが形成されている。

【００１３】また、前記粉砕ローラ１１は、前記旋回テ
ーブル１０の旋回軸に交差する回転軸を有するローラで
あって、該回転軸を含む垂直面内で揺動させられるブラ
ケット１１ａに回転自在に取り付けられている。該ブラ
ケット１１ａは、外部構造物Ｘにピン結合されることに
より揺動自在に取り付けられるとともに、図１に示すシ
リンダ等の揺動手段１１ｂによって垂直面内で揺動させ
られるようになっている。このように構成された粉砕ロ
ーラ１１は、図２に示すように、旋回テーブル１０の周
方向に間隔をおいて３箇所に配設されており、その転動
面１１ｃを旋回テーブル１０の原料保持凹部１０ｂに圧
接させられるとともに、該旋回テーブル１０の旋回によ
って、原料保持凹部１０ｂ内を転動させられるようにな
っている。

【００１４】前記分級手段６は、モータ等の回転手段１
３によってケーシング４の中心位置で回転させられる回
転ロッド１３ａと、該回転ロッド１３ａに吊持され後述
する微粉回収口の下方に配される回転式分級機１４とか
らなる。該回転式分級機１４は、リング板状の上部板１
４ａと、該上部板１４ａの下方に平行間隔を空けて配さ
れ前記回転ロッド１３ａに固定される円盤状の下部板１
４ｂと、該下部板１４ｂおよび上部板１４ａの外周部に
周方向に間隔をおいて複数配設される分級羽根１４ｃと
を具備している。そして、前記回転手段１３を作動させ
ることにより旋回ロッド１３ａを介して分級羽根１４ｃ
を回転させ、その周囲に配される微粉体３のみをその内
部に選択的に取り込むようになっている。

【００１５】前記回収手段８は、ケーシング４の上端を
閉塞する天板４ａの中心位置に、その上方において吸引
ファン（図示略）および微粉捕集機（図示略）に接続さ
れる微粉回収口１５（微粉回収部）と、前記旋回テーブ
ル１０の下方に配設され外部の空気を取り入れる吸気部
１６とを具備している。

【００１６】前記微粉回収口１５は、前記回転式分級機
１４の分級羽根１４ｃの内側に連通しており、該分級羽
根１４ｃによって分級された微粉体３を微粉捕集機に導
くようになっている。

【００１７】前記吸気部１６は、ケーシング４外方から
空気を取り入れる空気取入口１６ａと、該空気取入口１
６ａに連通しケーシング４内周面に全周にわたって空気
を流通させる環状吸気流路１６ｂとを有している。そし
て、前記吸引ファンによって微粉回収口１５を通してケ
ーシング４内の空気が吸引されると、空気取入口１６ａ
から空気が取り入れられ、環状吸気流路１６ｂを経て前
記間隙Ｓを挿通し、かつ、ケーシング４内壁面に沿う気
流Ｇ₁（図１に示す破線の矢印）が発生させられるよう
になっている。

【００１８】また、本実施例の微粉砕用竪型ミル１に
は、図２に示すように、前記各粉砕ローラ１１に対して
旋回テーブル１０の旋回方向前方に位置する旋回テーブ
ル１０とケーシング４内面との間隙Ｓに、下方から上方
に吹上げる噴出気流Ｇ₂（図１に示す鎖線の矢印）を発
生させる吹上ノズル１７が配設されている。該吹上ノズ
ル１７は、外部に配される空気圧発生源（図示略）に接
続され、例えば２〜７ｋｇ／ｃｍ²程度の圧縮空気を噴
出させるようになっている。また、該吹上ノズル１７の
上方に位置するケーシング４内面には、吹上ノズル１７
によって発生される噴出気流Ｇ₂を遮るように配される
衝突板１８が設けられている。そして、粉砕ローラ１１
によって粉砕された直後の粉体７を該吹上ノズル１７か
ら発せられる噴出気流Ｇ₂に乗せて上方に吹き上げ、上
方に位置する衝突板１８に衝突させるようになってい
る。

【００１９】このように構成された微粉砕用竪型ミル１
において、微粉体３を回収するには、まず、吸引ファン
を作動させてケーシング４内部の空気を吸引し、空気取
入口１６ａから空気を取り込むことにより、前記旋回テ
ーブル１０とケーシング４内面との間隙Ｓから吹き上が
りケーシング４内部を上方に向かう気流Ｇ₁を発生させ
る。また、前記揺動手段１１ｂを作動させることによ
り、ブラケット１１ａとともに粉砕ローラ１１を揺動さ
せ、その転動面１１ｃを旋回テーブル１０の原料保持凹
部１０ｂに接触状態に配置する。そして、回転手段１３
を作動させることにより回転式分級機１４を回転させ、
旋回手段１２を作動させて旋回テーブル１０を回転させ
ることにより、粉砕ローラ１１を原料保持凹部１０ｂに
転動させた状態で、原料供給口９からケーシング４内部
に原料粉粒体２を落下させる。

【００２０】旋回テーブル１０の上面に落下させられた
原料粉粒体２は、該旋回テーブル１０の中心位置の積載
部１０ａに一時積載され、旋回テーブル１０の回転とと
もに、あるいは、原料粉粒体２の供給量によって、該積
載部１０ａからその周囲の原料保持凹部１０ｂに移動さ
せられる。原料保持凹部１０ｂには、粉砕ローラ１１が
転動させられているので、原料粉粒体２は、該粉砕ロー
ラ１１と原料保持凹部１０ｂとの間に噛み込まれるよう
にして粉砕され、微粉体３およびその他の粉体７が生成
されることになる。

【００２１】このようにして、一定量以上の粉体７が生
成されると、該粉体７は、原料保持凹部１０ｂから溢れ
出し、ケーシング２内面と旋回テーブル１０との間隙Ｓ
にこぼれ落ちることになる。該間隙Ｓには、下方から上
方に向かう気流Ｇ₁が発生しているので、こぼれ落ちよ
うとした粉体７は、上方に舞い上げられ、旋回テーブル
１０の上方に位置する回転式分級機１４の周囲に浮遊さ
せられる。そして、回転式分級機１４の分級羽根１４ｃ
によって微粉体３が選択的に分離されて、その回転中心
の微粉回収口１５に吸引され、重量の大きいその他の粉
体７は旋回テーブル１０上に落下させられることにな
る。

【００２２】ここで、旋回テーブル１０と粉砕ローラ１
１とによって生成された粉体７は、旋回テーブル１０の
旋回の間に、旋回テーブル１０と粉砕ローラ１１との間
で再度圧縮されることにより、その一部が粉体塊となる
が、該粉体塊は、粉砕ローラ１１の近傍に配置された吹
上ノズル１７によって発生される噴出気流Ｇ₂によって
上方に吹上げられ、衝突板１８に衝突させられることに
より再び粉体７に砕かれることになり、該粉体７の内の
微粉体３は、前記気流Ｇ₁に乗って回転式分級機１４の
周囲に浮遊させられた後に微粉回収口１５に吸引・回収
されることになる。

【００２３】したがって、本実施例の微粉砕用竪型ミル
１によると、旋回テーブル１０と粉砕ローラ１１との間
で圧縮成形された粉体塊が吹上ノズル１７の発する噴出
気流Ｇ₂によって衝突板１８に衝突させられることによ
り、再び粉体７に粉砕されて気流Ｇ₁内に分散されるの
で、該粉体塊に含有される微粉体３をも回収することが
でき、供給される原料粉粒体２に対する微粉体３の回収
量を増大させて、回収率を向上させることができる。

【００２４】なお、本発明の微粉砕用竪型ミル１にあっ
ては、以下の技術を採用することができる。 旋回テーブル１０に転動させられる粉砕ローラ１１の
数を３個としたが、これに代えて、任意の数の粉砕ロー
ラ１１を配設すること。 粉砕ローラ１１を揺動させる揺動手段１１ｂをシリン
ダとしたが、これに代えて、他のアクチュエータを採用
すること。 ケーシング、旋回テーブル他、各部の形状等を、適宜
変更すること。 吹上ノズルおよび衝突板の数を任意に設定すること。 複数の吹上ノズルに対して共通の衝突板を使用するこ
と。

【００２５】

【発明の効果】以上詳述したように、本発明の微粉砕用
竪型ミルは、ケーシング内に、旋回テーブルとその上面
に圧接・転動させられて原料粉粒体を粉砕する粉砕ロー
ラとからなる粉砕手段と、ケーシング内に上昇する気流
を発生させ粉砕された粉体を舞い上げ回収する回収手段
と、舞い上げられた粉体のうちの微粉体のみを分級羽根
によって分級する回転式分級機よりなる分級手段とを配
設してなり、粉砕ローラの近傍に、生成された粉体を上
方に吹き上げる吹上ノズルと、吹き上げられた粉体を衝
突させることにより分散させる衝突板とが設けられてい
るので、以下の効果を奏する。 生成された粉体を吹上ノズルによって吹き上げ、衝
突板に衝突させるので、粉砕ローラと旋回テーブルとの
間で圧縮された粉体を分散させることができ、該粉体内
に含有される微粉体をも回収することができるので、原
料粉粒体からの微粉体を回収率を大幅に向上することが
できる。 粉砕手段、分級手段、回収手段をケーシング内に一
体的に形成したので、最終製品である微粉体の回収工程
をコンパクト化することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る微粉砕用竪型ミルの一実施例を示
す縦断面図である。

【図２】図１の微粉砕用竪型ミルの粉砕手段を示す正断
面図である

【符号の説明】

１ 微粉砕用竪型ミル ２ 原料粉粒体 ３ 微粉体 ４ ケーシング ４ａ 天板 ５ 粉砕手段 ６ 分級手段 ７ 粉体 ８ 回収手段 ９ 原料供給口 １０ 旋回テーブル １０ａ 積載部 １０ｂ 原料保持凹部 １１ 粉砕ローラ １１ａ ブラケット １１ｂ 揺動手段 １１ｃ 転動面 １２ 旋回手段 １２ａ モータ １２ｂ ギヤボックス １３ 回転手段 １３ａ 回転ロッド １４ 回転式分級機 １４ａ 上部板 １４ｂ 下部板 １４ｃ 分級羽根 １５ 微粉回収口（微粉回収部） １６ 吸気部 １６ａ 空気取入口 １６ｂ 環状吸気流路 １７ 吹上ノズル １８ 衝突板 Ｇ₁ 気流 Ｇ₂ 噴出気流 Ｓ 間隙 Ｘ 外部構造物

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 原料粉粒体を投入する原料供給口を有し
   直立筒状に形成されるケーシング内に、原料供給口の下
   方に配され前記原料粉粒体を粉砕する粉砕手段と、該粉
   砕手段によって生成された粉体を上方に舞い上げて回収
   する回収手段と、粉砕手段の上方に配され舞い上げられ
   た粉体を分級する分級手段とを設けてなり、前記粉砕手
   段は、投入された原料粉粒体を載置して水平旋回させる
   旋回テーブルと、該旋回テーブルの上面に圧接させられ
   るとともに旋回テーブルの旋回に伴って旋回テーブルの
   上面を転動させられることにより旋回テーブルとの間に
   原料粉粒体を噛み込んで粉砕する粉砕ローラとを具備
   し、前記回収手段は、旋回テーブルの下方に位置する吸
   気部と、ケーシングの上部に設けられ吸気部から取入れ
   た空気を排出する微粉回収部とを具備し、前記分級手段
   は、前記微粉回収部の前段に配され回転させられる分級
   羽根により前記粉体のうちの微粉体のみを微粉回収部に
   吸引させるべく選択的に分離する回転式分級機よりな
   り、前記粉砕ローラの近傍には、該粉砕ローラによって
   生成された粉体を上方に吹き上げる吹上ノズルと、該吹
   上ノズルの上方に配され吹き上げられた粉体を衝突させ
   ることにより分散させる衝突板とが設けられていること
   を特徴とする微粉砕用竪型ミル。