JPS5831085B2 - オレフィン重合用触媒組成物 - Google Patents

オレフィン重合用触媒組成物

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JPS5831085B2
JPS5831085B2 JP54060612A JP6061279A JPS5831085B2 JP S5831085 B2 JPS5831085 B2 JP S5831085B2 JP 54060612 A JP54060612 A JP 54060612A JP 6061279 A JP6061279 A JP 6061279A JP S5831085 B2 JPS5831085 B2 JP S5831085B2
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JP
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titanium trichloride
catalyst
methylene chloride
improved
catalyst composition
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JP54060612A
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JPS54153893A (en
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ジヨン・レスリ−・ヒユ−・アラン
ビレンドラ・クマ−・パトナイク
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Dart Industries Inc
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、三塩化チタン取分及び有機アルミニウム共触
媒成分を含有するオレフィン重合触媒組成物の三塩化チ
タン成分の改良法に関する。
通常のチーグラー型触媒系に比して改良された効果と立
体特異性を有するα−オレフィン重合触媒を開発するた
めに、かなりの努力が最近なされている。
かなり有望なそのような触媒組成物は英国特許第146
8503号に開示されている改良チーグラー触媒である
特にこの組成物の改良された性能は、ベンゼンの如き芳
香族炭化水素の存在下に及び有機アルミニウム成分の不
存在下に高温で、最も好ましくは80〜100℃で三塩
化チタンをオキシ三塩化燐と反応させることによる三塩
化チタン取分の改良に由来している。
この特許には、他の希釈剤例えば脂肪族炭化水素を用い
る場合には劣った結果が得られることも開示されている
ベンゼンの如き芳香族希釈剤は非常に有毒であり且つ可
燃性であるから、改良された三塩化チタン成分を製造す
る際に、これを高温で用いると、安全と健康に対する害
を最小にする作業環境を保持するために多くの問題が生
じてくる。
それ故に、本発明の目的は、オレフィン重合触媒組成物
のオキシ三塩化燐で改良された三塩化チタン成分を、上
述のような害がかなり減せられた方法で製造することに
関する。
本発明の他の目的は、オキシ三塩化燐で改良された三塩
化チタン成分を含有し且つ改良された効果と立体特異性
を示すオレフィン重合触媒組成物を与えることである。
更なる目的は、製造工程のエネルギー必要量がかなり減
せられたオレフィン重合触媒の製造法を与えることであ
る。
更なる目的は、改良された収率及び重合体の品質を与え
るオレフィンの重合法を与えることである。
更なる目的は、特許請求の範囲及び本発明の詳細な説明
から明らかになるであろう。
本発明によれば、三塩化チタンをオキシ塩化燐と共に液
体塩化メチレンの存在下に少くとも0.25時時間−2
0〜約60℃の温度に加熱することを含んでなる、有機
アルミニウム共触媒成分を含有するオレフィン重合触媒
組成物の改良された三塩化チタン成分の製造法が与えら
れる。
この改良反応を40℃を越える温度で行なう場合には、
塩化メチレン希釈剤が液相で存在することを保証するた
めにかなりの圧力を系にかげなげればならない。
好ましくは反応は約30〜約40℃の温度で行なわれる
三塩化チタン及びオキシ三塩化燐の相対的な割合は、T
i:Pの原子比が約1:1〜約ioo:1、好ましくは
約2:1〜約20:1、最も好ましくは約3:1〜約1
0:1であるような割合であるべきである。
三塩化チタンは好ましくは紫色の三塩化チタン、最も好
ましくは四塩化チタンのアルミニウムでの還元によって
製造されて三塩化チタン−三塩化アルミニウム錯体の共
結晶を特に化学量論的関係3TiC13・AlCl3で
与え且つ続いて粉砕により活性化されたものであるべき
である。
塩化メチレンは、三塩化チタン含有成分1y当り約1〜
約IQcc、好ましくは約2〜約5ccの量で有利に用
いられる。
加熱期間は少くとも0.25時間、好ましくは1〜4時
間であるべきである。
反応物及び塩化メチレン希釈剤を十分に接触させるため
に、ある形式の攪拌を行なわなければならない。
攪拌は約40℃の温度を用いる場合塩化メチレンの沸と
う作用だゆで達成することができる。
しかしながら、混合物を機械的に攪拌することが好まし
い。
加熱期間の完結後、固体を例えば傾斜、濾過又は遠心分
離によって分離し、次いで有利には新しい塩化メチレン
で1回又はそれ以上洗浄する。
固体を分離した後、残存塩化メチレンを例えば純窒素の
加熱流を改良された三塩化チタン中に通すことによって
蒸発除去する。
次いで一般には乾燥触媒成分を粉砕し、ふるいにかげ、
重合反応に使用する。
固体分離工程で回収される塩化メチレンは、普通例えば
蒸留によって精製され、続いて再び使用される。
触媒は、上述の如く改良された塩化チタンに加えて、ト
リアルキルアルミニウム、ジアルキルアルミニウムハラ
イド及びその混合物から選択される有機アルミニウム化
合物を含有すべきである。
好適なハライドはジアルキルクロライドである。
好ましくはこれらの有機アルミニウム化合物のアルキル
基の炭素数は2〜8である。
有機アルミニウム化合物の最も好適な種はトリエチルア
ルミニウム及びジエチルアルミニウムクロライドである
有機アルミニウム及び改良された三塩化チタン成分の相
対割合は、普通Al : Ti の原子比が約1.5
:1〜約150:1.好ましくは約1.5:1〜約4:
1の範囲である。
これらの割合は改良された三塩化チタン化合物中に存在
するかも知れないアルミニウムを考慮していない。
改良された三塩化チタンは、典型的には全単量体供給速
度の約0.01〜約0.3重量%の速度で添加される。
本発明の触媒組成物は、分子当りの炭素数が2〜8のα
−オレフィンの単独重合体及び共重合体の連続式製造法
に適当である。
それは、一般に低ヘプタン不溶物含量を有することが知
られている上述の如き重合体、例えばプロピレン及び他
の共単量体例えばエチレン、ブテン−1などのランダム
共重合体、或いはブテン−1、ペンテン−1などの単独
重合体の製造に特に適当である。
触媒組成物は炭化水素希釈剤を用いる液相オレフィン重
合反応に有用である。
特に興味あるものは、液体単量体、例えばプロピレンが
液体希釈剤として並びに反応供給物として働く十分公知
のバルク又は゛液体プール法である。
随時共単量体例エバエチレン、フテンー1、ペンテン−
1,3−メチルブテン−1,4−メチルペンテン−1な
どを反応器に添加してもよい。
反応器の条件は、一般に約30〜約90℃、好ましくは
約50〜90℃の温度を包含する。
圧力は、少くとも1種の単量体を液相に保持するために
十分高くすべきである。
適当には10気圧及びそれ以上の圧力が用いられる。
この反応系によれば、反応域の全固体は通常15〜50
%であるが、それよりも低い又は高い、例えば60%ま
での重合体固体を達成することができる。
しかしながら、スラリーを効果的に取り扱うためには、
重合反応を上述の固体パーセントまでに保つことが好適
である。
反応は、単量体供給物及び触媒成分を連続的に反応器に
供給し、−吉事合体スラリーを連続運転にシュミレート
した周期的取出しバルブを通して取り出すという連続式
である。
所望により、重合体生成物の性質を変えるために水素の
如き種々の改変剤を添加してもよい。
そのような改変剤は技術的に十分公知であり、本発明の
一部を構成しないから詳細に議論しない。
次いで取り出した重合体スラリーの圧力を低圧域(即ち
重合反応中よりも低い圧力に保持された域)において例
えば50 psig又はそれ以下に減する。
そこでは、圧力の低下及び重合反応成分の揮発性のため
に、これらの揮発物の固体重合体からのフラッシング(
flashing)が起こる。
このフラッシングは加熱で激しくなり、実質的に乾燥し
た、即ち5%又はそれ以下の揮発物しか含有しないと思
われる重合体粉末が得られる。
この低圧フラッシング域の塔頂から及び少くともその一
部から未反応の単量体流を取り出し、圧縮凝縮させ、反
応器に返送する。
更に重合体は所望により続くブロック重合域で反応させ
てもよく、或いは技術的に十分公知の方法に従って触媒
残渣及び低分子量の非晶質重合体を除去するためのデア
ツシング(deashing)域に直接送入させてもよ
い。
本発明の触媒組成物の製造及び使用に当っては、多くの
重要な利点が具現化される。
例えば本発明の改良された三塩化チタン成分の製造は、
有毒で非常に可焼性のベンピ゛ンの如き芳香族希釈剤の
存在下における製造よりかなり安全で且つ経済的である
塩化メチレンは(知る限りにおいて)実質的に可燃性で
なく、毒性もない。
更に本改良反応は一般に塩化メチレンを用いるため非常
に低温で行なわれるから及び塩化メチレンはベンゼンよ
りかなり低温で沸とうし且つ従って触媒成分から非常に
容易に除去できるから、改良された三塩化チタンの製造
工程におけるユーティリティーズ必要量がかなり減ぜら
れる。
更に塩化メチレンを用いる改良反応は高固体濃度で行な
うことができ、その結果必要な反応器が小さくて済み且
つ溶媒の回収量及び使用前の精製量が少くなり、費用の
節約となる。
触媒の改良された効率及びその改良されたアイソタクチ
ック性、即ち高ヘプタン不溶性物(HI )含量の重合
体を製造する能力も同様に重要である。
従来の触媒と同一の又はそれより良好の効率及び/又は
立体特異性の触媒を製造するために塩化メチレンの存在
下に行なわれる改良反応では、POCl3の必要量が少
ない。
重合反応における触媒必要量は、その向上された効率及
び/又は立体特異性のために比例して少なくて済む。
要約すると、本発明を用いれば、(1)改良された三塩
化チタン成分のより安全でより経済的な製造、(2)優
れた活性及び立体特異性の触媒組成物、及び(3)向上
された収率及びアイソタクチック性の重合体が得られる
重合法、が具現化される。
下記の比較実施例において、改良された三塩化チタン触
媒成分を製造し且つ評価する方法は次の通りであった: 改良法 POCl31.30?を含有するある量の希釈剤に3T
iC13・AlCl3〔ストウファ=(S tauff
er )AA触媒)10.OS’を懸濁させ、混合物を
温度を望ましい値に保ちながら3時間攪拌した。
次いで攪拌と加熱を止め、懸濁した改良触媒を沈降させ
た。
次いで透明な上澄液を傾斜して除去し、除去された希釈
剤の代りに同量の新しい希釈剤を添加した。
室温で5分間攪拌した後、固体を再び沈降させ、透明な
上澄液を傾斜して除去した。
次いで残りの希釈剤を精製窒素流中60〜65℃下に蒸
発させることによって除去した。
次いで乾燥した改良触媒を粉砕し、米国標準(USS)
1ooメツシユふるいを通過させ、評価に供した。
すべての操作は純窒素雰囲気下においてドライボックス
中で行なった。
次に記述する標準的なヘグタンスラ’J−(H8)及び
液体プール(LP)重合試験を用いることにより得られ
た触媒を評価した: ヘプタンスラリー重合法 ドライボックス内の500Tllのステンレス鋼反応器
に、n−ヘプタン300rrLl、改良されたAATi
C13触媒0.200P及びジエチルアルミニウムクロ
ライドDEAC0,3m1(DEAC/Tiモル比2.
4)を仕込んだ。
反応器を密閉し、80℃に予加熱した振とう浴中へ入れ
た。
次いでプロピレンを44 psiに連続的に保った反応
器中へ導入した。
混合物を80℃で3時間機とうし、次いで単量体を放出
させた。
生成物の重合体をイソフロビルアルコール及びメタノー
ルの混合物で処理し、濾過し、アセトンで洗浄し、45
℃で16時間真空炉中で乾燥した。
触媒の効率は、触媒中に存在するTiC131?当りに
製造される重合体の1量として表現される。
液体プール重合法 窒素でパージしく 5 psi )且つ予熱した(80
℃)ステンレス鋼のジャケットを有する11のオートク
レーブに、0.66モル濃度のDEAC溶液1.477
11を、次いで改良TiCl3触媒0.05441を仕
込んだ(D E A C/ T iモル比3.5)。
次いでH2(10psi )を、続いてプロピレン25
01を加圧下に仕込んだ。
混合物を80℃で2時間攪拌しながら反応させ、次いで
単量体を放出させ、重合体を集め、60℃の真空炉中で
一晩乾燥した。
☆触媒効率(CE
)は用いた改良TiCl3触媒11当りに製造される重
合体の重量として表現される。
重合体のへブタン不溶性(HI )画分は沸とうn−へ
ブタンで抽出することにより決定される。
実施例 1 ベンゼン及び塩化メチレンを希釈剤として用いる上述の
方法に従い、三塩化チタン(AATiC13)の改良を
行なった。
改良に用いた希釈剤の種類と量及び温度を下表1に示す
この表はH8及びLP重合試験における各触媒の効率の
結果も示す。
実験A−B、C−D及びE−Fからの重合データの平均
に基づけば、塩化メチレンを用いて製造した触媒の優秀
性が明瞭に示される。
特に希釈剤3Qccを用いて40℃で製造した触媒の結
果を比較すると、塩化メチレンを用いて製造した触媒は
効率がH8試験において22%及びLP試験において8
%増加することがわかった。
また塩化メチレンで処理した触媒は、ベンゼン50cc
、80℃で製造した触媒と比べて触媒効率がH8試験で
7%及びLP試験で12%増加した。
実施例 2 ベンゼンを用いる実験C(及びD)を13倍の規模で繰
返した。
生成物のH8活性は(21回の平均で)431’重合体
/ T i C13?であり、またへブタン不溶物(H
I )は(26回の平均で)93.6%であった。
塩化メチレンを用いる実験E(及びF)を31倍の規模
で繰返した。
生成物のH8活性は(106回の平均で)468S’重
合体/TiC1aPであり、またHIは(45回の平均
で)94.3%であった。
後者のデータは、ベンゼンを溶媒とした場合に比べ活性
が平均7.1%増加したことを示した。
HIの増加は0.7%であり、これは96,0%のHI
までデアツシングされた重合体生成物に対しァアツシン
グ溶媒可溶部29.2%の減少に相当した。
以上本発明を詳細に記述したが、当業者は本明細書及び
特許請求の範囲に記述される如き本発明の精神及び範囲
を離れずして種々の変化及び改変を行ないうろことを理
解すべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 改良された三塩化チタン取分及び有機アルミニウム
    共触媒成分を含有するオレフィン重合触媒組成物におい
    て、 三塩化チタン及びオキシ三塩化燐を液体塩化メチレンの
    存在下に、但し有機アルミニウムの不存在下に少くとも
    0.25時時間−20〜約60℃の温度に加熱しそして
    改良された三塩化チタンから塩化メチレンを除去するこ
    とを含んでなる方法で改良された三塩化チタン成分を製
    造することを特徴とする、上台ヒレフィン重合触媒組成
    物。
JP54060612A 1978-05-22 1979-05-18 オレフィン重合用触媒組成物 Expired JPS5831085B2 (ja)

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DK (1) DK207179A (ja)
FR (1) FR2426701A1 (ja)
GB (1) GB2021127B (ja)
IT (1) IT1114279B (ja)
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