JPS5831023B2 - 複数台のキヤッシュレジスタの管理システム - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は複数台のキャッシュレジスタの管理システム
に関し、特に中央管理装置（以下コンソリデータという
）とコンソリデータに接続されるキャッシュレジスタ（
ターミナルＥＣＲ）とのデータ伝送の管理システムに関
する。

コンソリデータと複数台ターミナルＥＣＲとのデータ伝
送は、コンソリデータから各ターミナルＥＣＨに部門コ
ードや商品単価等のデータを設定する場合や、各ターミ
ナルＥＣＲから登録データを収集する場合に行なわれる
。

上記データ伝送の際、コンソリデータ側の係員がどのタ
ーミナルＥＣＲと交信中か把握できるようにコツソリデ
ータの表示部に交信中のターミナルＥＣＲのコード（レ
ジスタ番号等）を表示するようにしている。

しかしながら交信中のＥＣＲのコードを表示するだけで
はまだデータ伝送を完了していないターミナルＥＣＲが
何台残っているか直ぐに認識することはできない。

コンソリデータ側の係員は接続される全てのターミナル
ＥＣＲとのデータ伝送の進行状況を一目で把握できるこ
とが望ましい。

そこでこの発明は未伝送のターミナルＥＣＲが何台残っ
ているか、あるいは何台のターミナルＥＣＲがデータ伝
送を完了したかをコンソリデータの表示部で表示するこ
とを目的とする。

この発明は要約すると、コンソリデータに、各ＥＣＲタ
ーミナルとのデータ伝送が終了するごとにＥＣＲターミ
ナルの台数に関連する数値を加算あるいは減算するメモ
リを設け、このメモリの記憶内容を表示部で表示するよ
うにしたものである。

以下図面にもとづいてこの発明の詳細な説明する。

第１図はコンソリデータの全体ブロック図を示し、１は
キーボード、２は表示部、３はメモリ、４はプリンタ、
５は演算処理部、６は伝送部を各々示している。

第１図の構成は各ＥＣＲターミナルにも共通の構成であ
り、伝送部６を介してコンソリデータは各ＥＣＲターミ
ナルに接続されている。

第２図はキーボー ド１の詳細なレイアウトを示し、モ
ード設定スイッチ１１、各種のファンクションキー１２
、数値キー１３、取引キ−１４をそれぞれ示している。

第３図は表示部２の詳細図であり、複数桁（１０桁）の
数値表示部２１と点灯表示される機能表示部２２を示し
ている。

第４図はメモリ３のレイアウトを示すもので各ターミナ
ルアドレスごとにレジスタ番号設定エリア、接続フラグ
設定エリアを含む接続状態チーフルを備えている。

各ターミナルアドレス（ターミナルＥＣＲの設定位置）
には必ずしも同一のＥＣＲターミナルが固定的に設置さ
れるとは限らない。

例えば店舗によってシーズン毎に売場のレイアウトを変
更したり、特売場を新設したり、売場を縮少したりする
場合が多々ある。

その際、各ターミナルアドレスに設置されるターミナル
ＥＣＲを変更したり、あるいは売場縮少のため撤廃した
りする。

ターミナルＥＣＲが撤廃されたターミナルアドレスには
オールＯが記憶され接続フラグもＯが設定される。

接続フラグが０の場合、対応するターミナルアドレスに
はターミナルＥＣＲが存在しないか、存在してもコンソ
リデータに接続されていないことを示している。

なお接続状態テーブルはキーボード１により予じめプリ
セットされている。

各ターミナルＥＣＲのコンソリデータとの伝送状況は伝
送状況フラグに設定される。

伝送状況フラグは各ターミナルアドレスごとに設けられ
ており、未伝送フラグ、ＯＦＦフラグ、エラーフラグ、
およびＯＫフラグよりなる。

未伝送フラグはデータ伝送が完了していないターミナル
ＥＣＲに対応してセットされる。

ＯＦＦフラグは電源が投入されていないと判断されたタ
ーミナルＥＣＲに対応してセットされエラーフラグはデ
ータ伝送にエラーが生じたと判断されるターミナルＥＣ
Ｒに対応してセットされる。

またＯＫフラグはデータ伝送が完了したターミナルＥＣ
Ｈに対応してセットされる。

なお、ＯＫフラグがセットされると未伝送フラグはリセ
ットされる。

メモリ３はさらに、ターミナルＥＣＲの未伝送台数ある
いは伝送完了台数を記憶する１バイトのメモリエリア３
１を備えている。

メモリエリア３１の記憶内容は、各ターミナルＥＣＲの
伝送が完了するたびに加算あるいは減算される。

次に第５図のフローチャートを参照して動作例を説明す
る。

コンソリデータと各ターミナルＥＣＲとの間でデータ伝
送を行なうにあたり、まずコンソリデータのモード設定
スイッチ１１を設定モードにする。

ファンクションキー［を操作すると伝送状況フラグは全
てクリアされる。

そして接続フラグの設定内容が未伝送フラグに移される
。

すなわち接続フラグのセットされているターミナルアド
レスのみ未伝送フラグがセットされる。

セットされた未伝送フラグの総数はメモリエリア３１に
記憶される。

つまりこの実施例では、メモリエリア３１は未伝送のタ
ーミナルＥＣＲの台数を記憶する。

メモリエリア３１の内容は表示部２で表示される。

第３図では未伝送台数が１３台残っている様子を示して
いる。

伝送状況のレポートを必要としない場合は直ちに未伝送
フラグをチェックして未伝送ターミナルのサーチを開始
する。

未伝送ターミナルのサーチはターミナルアドレスの順序
にそって行なわれ、コンソリデータは未伝送フラグがセ
ットされているターミナルＥＣＲと順次データ伝送を行
なう。

第４図の例ではターミナルアドレス１番のＥＣＲとデー
タ伝送を行なった後、ターミナルアドレス３番のＥＣＲ
をサーチしデータ伝送を行なう。

データ伝送が完了したときエラーがなかったかどうかチ
ェックし、伝送にエラーが生じていたら対応するターミ
ナルアドレスのエラーフラグをセットする。

また、伝送それ自体が全く行なわれなかった場合は、タ
ーミナルＥＣＲの電源が投入されてなかったものと判断
し、対応するＯＦＦフラグをセットする。

エラーフラグあるいはオフフラグがセットされるとき未
伝送フラグもセットされたままになっており、ターミナ
ルアドレスを一巡した後、再度サーチされる機会が残さ
れる。

データ伝送がＯＫであると判断されると、該当するター
ミナルアドレスのＯＫフラグがセットされ未伝送フラグ
はリセットされる。

メモリエリア３１の内容は１だげ減算され減算結果が前
述のように表示部２で表示される。

このように、未伝送ターミナルＥＣＲのサーチ、データ
伝送および未伝送台数の表示は表示データがＯとなるま
でくり返される。

ところで、表示される未伝送台数は次第に減ってくるが
、ある値にまでなって変化しなくなる場合がある。

このようにいつまでも表示テークに変化がない場合は、
さらに詳しい伝送状況を把握する必要が生じる。

そこで伝送状況のより詳しいレポートが必要であると判
断し、ファンクジョンキー１を操作する。

このキーが操作されると、メモリ３の伝送状況フラグの
内容がレジスタ番号とともにプリンタ４によりプリント
される。

第６図に伝送状況レポートの一例を示している。

この発明によれば、コンソリデータとターミナルＥＣＲ
との間でデータ伝送を行なう場合、ターミナルＥＣＲの
未伝送台数あるいは伝送完了台数が表示されるのでコン
ソリデータの係員は容易にデータ伝送の進行状況を把握
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のコンソリデータの全体ブロック図、
第２図はキーボードの詳細レイアウト、第３図は表示部
の詳細図、第４図はメモリのレイアウト、第５図は動作
フローチャート、および第６図は伝送状況レポートの一
例をそれぞれ示す。 １・・・・・・キーボード、４・・・・・・プリンタ、
２・・・・・・表示部、６・・・・・・伝送部、３・・
・・・・メモリ、１１・・・・・・モード設定スイッチ
、３１・・・・・・未伝送台数メモリエリア。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 複数台のキャッシュレジスタを中央管理装置に接続
   し、前記キャッシュレジスタと中央管理装置との間でデ
   ータ伝送を行なうようにした複数台のキャッシュレジス
   タの管理システムにおいて、前記中央管理装置に、プリ
   ンタと、キーボードと、伝送開始時に前記キャッシュレ
   ジスタの台数に関連する数値を記憶するとともに前記キ
   ャッシュレジスタとのデータ伝送が完了するごとに前記
   記憶数値を加算あるいは減算するメモリエリアを含むメ
   モリと、前記メモリエリアの内容を表示する表示部とを
   設けたことを特徴とする複数台のキャッシュレジスタの
   管理システム。 ２ 前記メモリは前記中央管理装置に接続されたキャッ
   シュレジスタのレジスタ番号と各レジスタ番号に対応す
   るキャッシュレジスタのデータ伝送状況を記憶するメモ
   リエリアをさらに備え、前記キーボードを操作すること
   により各レジスタ番号とともにレジスタ番号に対応する
   キャッシュレジスタの伝送状況を前記プリンタでプリン
   トすることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の複
   数台のキャッシュレジスタの管理システム。