JPS5831005Y2 - 調圧緩閉そく空気弁 - Google Patents

調圧緩閉そく空気弁

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JPS5831005Y2
JPS5831005Y2 JP8727277U JP8727277U JPS5831005Y2 JP S5831005 Y2 JPS5831005 Y2 JP S5831005Y2 JP 8727277 U JP8727277 U JP 8727277U JP 8727277 U JP8727277 U JP 8727277U JP S5831005 Y2 JPS5831005 Y2 JP S5831005Y2
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JP
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valve
cylinder
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valve box
pressure
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JP8727277U
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定芳 山崎
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、空気弁弁箱内圧の異常上昇時に、異常上昇
圧を外部に逃して弁箱内圧を調整し、弁座受けの閉塞時
に二次的異常上昇圧の発生を防止するための弁座受げの
緩閉そく装置を設けた調圧緩閉そく空気弁の改良に関す
る。
従来の調圧緩閉そく空気弁は、実開昭51−56630
のようなものがあるが、その構造は、第1図に示すよう
に調圧緩閉そく装置のシリンダーに流体を供給するタン
クの上部が大気と連通穿口しているため、雨水や塵挨等
が直接タンク内に尺り、緩閉そく装置の作動時に流体と
共にシリンダー内に導入されるため、ピストンの滑動を
直接的あるいは間接的に妨げ又逆流量調節装置を閉塞し
たりする故、緩閉そく装置の機能低下に陥いっていた。
そして、タンク内の流体が気撥性液体の場合は、気化し
、水等の場合は蒸発するためシリンダー内・へ・の導入
用流体が減量し、著しい場合には、シリンダー内に大気
を導入するため緩閉そく装置の機能が全く働かなかった
そのため、緩閉そく装置の点検保修や流体取替又は供給
等の維持管理作業を必要としていた。
尚、シリンダー内に流体を供給するタンクに蓋をして雨
水や塵挨等の侵入を避け、かつ気化又は蒸発を阻止する
ように密閉構造とすることが考えられるが、この場合、
弁箱内圧の異常上昇時に、異常上昇圧の抑圧にて弁箱側
への付勢力に抗して弁座受げを移動させようとする力が
働くが、弁坐受げと連結するピストンは、タンクが密閉
構造であり、シリンダー内に流体が導入できず負圧にな
り移動できない故、実質上、弁座受げは移動しないため
、異常上昇圧を外部に逃すことが不可能となり弁箱破損
に陥らせる。
又、タンクが密閉構造でシリンダー内へ導入されない部
分に圧縮性流体(空気等)を封入し、シリンダー内へは
非圧縮性流体(油等)を導入するようにした場合には、
圧縮性流体の膨張によりシリンダー内の負圧は避けられ
ピストンが移動でき、そのため弁座受けも移動すること
ができるが、タンクに蓋の無い場合に比べて緩閉そく装
置の作動前の密閉タンク容量から増大した容量に反比例
して減圧する分が抵抗となり、異常上昇圧の外部に逃す
機能が不十分となって弁箱内圧の調整不良となる。
そのため、著しく過大な異常上昇時には弁箱破損性が考
えられる等の欠点を有していた。
この考案は上記事情に鑑みなされたものであって、空気
弁弁箱内圧の異常上昇時に、異常上法王を外部に逃して
弁箱内圧を調整する機能を低下させることなく、点検保
修や流体取替又は供給等の維持管理作業を必要としなL
・弁座受げの緩閉そく装置を設けた調圧緩閉そく空気弁
を得ることを目的とする。
この考案は、空気弁と連絡する本管と通じる連通孔15
とシリンダー12内と連通ずるよう開口した孔17を内
部に貫通形成したピストン14を設け、孔17には連通
孔15とシリンダー12内との間の中間に逆流量調節装
置16を設け、ピストン14は弁箱下側部9と連結する
そしてシリンダー12と上部フランジ8との間に圧縮バ
ネ7を設け、排気弁10を設けたシリンダー12と軸6
を連結し、軸6は、圧縮バネ7の弾撥力調節自在に弁座
受け5に固定する。
そして又ピストン14をシリンダー12に水密的滑動可
能な状態に挿尺し、圧縮バネ7の弾劾力にてフロート弁
4と接合する弁座な設けた弁座受げ5をフロート弁4を
収納する弁箱3側に水密的に付勢した構成としたので、
シリンダー内−の4尺流体は本管内流体又は空気弁内流
体となり、本管と連通ずる連通孔15を通って、孔17
を介してシリンダー内に自動的i/i:供給される。
又シリンダー、本管、連通孔15及び孔17は、大気と
連通開口しないため塵埃等の浸尺がない故、ピストン1
4とシリンダー12の水密的滑動を妨げることなく、孔
17内に設けた逆流量調節装置を閉塞することがない。
そのため、点検保修や流体取替又は供給等の維持管理作
業を一切必要としない。
又、空気弁弁箱内圧の異常上昇時に異常上昇圧を外部に
逃して弁箱内圧を調整する機能については、先ず、弁箱
3内に液体が充満する時は、従来の空気弁と同様の作動
にてフロート弁4が弁牢受げ5の弁座に接合し、通気孔
を閉塞して液体が弁箱外に出るのを遮断すると共に、連
通孔15.孔7、全開状態の逆流量調節装置を介してシ
リンダー12内に液体が充満する。
この時、シリンダー12内に残留する気体は排気弁10
により外部に放出される。
このような状態で弁箱内に本管から異常上昇圧が伝播し
てきた場合、弁座受げ5よりもシリンダー12の方が本
管側に位置するため、時間的π微少ではあるが先づシリ
ンダー12に異常上昇圧が抑圧として作用し、ついで弁
座受げ5に抑圧として作用し、弁座受げ5の付勢力に抗
して弁座受げを上昇移動させて弁箱内異常上昇圧を外部
に逃して弁箱内圧を調整する。
この機能において従来のものは、弁座受げに作用する押
モカのみで弁座受げの付勢力に抗していたのに比べて、
本考案のものは、弁座受げに作用する押圧力とシリンダ
ーに作用する押圧力とで弁座受げの付勢力に抗するため
従来の機能より円滑かつすぐれたことになる。
又、異常上昇圧が弁座受げに押圧として作用する以前に
シリンダーにおいて異常上昇圧が抑圧として作用するた
め、弁箱内圧の異常上昇時に異常上昇圧を外部に逃して
弁箱内圧を調整する機能の感応性が促進され敏感となる
そして又、弁座受けの緩閉そく装置の機能については、
弁箱内圧を調整して弁座受げを圧縮バネの付勢力によっ
て閉塞する際、シリンダー内液体を孔17及び連通孔1
5を通って本管側に排出して、シリンダー、軸6及び弁
座受けが圧縮バネの弾撥付勢力によって移動りようとす
るが、孔17内に設けられた逆流量調節装置16で微少
量通過の排出制御を受けるためシリンダー内液体は、微
少量しか本管側に排出できないため、シリンダー軸6、
弁座受げは確実に緩速移動することができる。
そのため、弁座受けの閉塞時に、弁座受けの液体に衝突
又は急速な接触による弁箱内圧の二次的異常上昇を防止
する緩閉塞の作動ができる。
又緩閉塞することによって、弁座受げに設けた弁座とフ
ロート弁との衝突やフロート弁を弁箱内へ・急押しする
ことによって発生するフロート弁の弁座から離脱したり
、接合したりする上下動による弁座部からの漏水を未然
に防止できると共に、弁座受げと弁箱側との水密的なシ
ール部の破損も防止できる。
以上のことからも明らかなように、空気弁弁箱内圧の異
常上昇時に異常上昇圧を外部に逃して弁箱内圧を調整す
る機能が、従来のものよりも円滑かつ機能的に向上し、
異常上昇圧に対する作動の感応性も促進されるため、敏
感な動作が得られ、そして、点検保修や流体取替又は供
給等の維持管理作業を全く必要としない弁座受げの緩閉
そく装置を設けた調圧緩閉そく空気が得られる。
この考案の一実施例を図面(第2図及び第3図)の記載
に基づいて説明する。
内部に受座2を設け、フロート汗4を収納すると共に本
管と連絡する管と連通ずるよう開口した尺水口13を形
威し、上部に弁座受げと水密的に接合するシール部18
を設けた上部フランジ8を形成する弁箱3と、通気孔1
9を形成すると共にフロート弁が接合する弁座11を設
けた弁座受げ5を、シリンダー12及び軸6を介して圧
縮バネ70弾撥力によって水密的に付勢接合する。
又、圧縮バネ7は、コイル状で輪内空間部に軸6を挿通
し、シリンダー12と弁箱の上部フランジ8との間に間
装している。
軸6は一端部をシリンダー12と連結し、上部フランジ
8の穴を貫通して他端部を圧縮バネ70弾撥力調整可能
に弁座受げ5に固定している。
シリンダー12は、排水弁10を設け、ピストン14を
内部に水密的滑動自在に挿入する。
ピストン14は、弁箱の入水口13側の弁箱下側部9の
フランジと連結し、内部に逆流量調節装置16を設けて
貫通開口する孔17を形威し、孔17は、シリンダー1
2内と、入水口13から弁箱下側部9を貫通開口する連
通孔15と連通している。
以上のように構成しているので、窒気弁弁箱内に水が充
満する際、入水口13を通過した水は、弁箱内に入水し
て水面上昇すると共に、連通孔15、孔17及び全開し
ている逆流量調節装置16を通ってシリンダー12内を
充満し、シリンダー12内の空気を排気弁10を介して
排出する。
そして、弁箱内は、弁箱内の空気を通気口19より外部
に排出してフロート弁が上昇し、ついでフロート弁が弁
坐11に接合して弁箱内の水の排出をa[しシールする
このたうな状態で空気弁の本管等に異常上昇圧が発生し
て窒気弁弁箱内にその異常圧が伝播してきた際には、そ
の伝播圧力は入水口13を通過して弁箱内に入ると同時
に、連通孔15及び孔17を通ってシリンダー12内に
入り、シリンA”−内圧の上昇と共にシリンダー12を
押上げる力が作用する。
そして弁箱内に入った異常圧は弁箱内圧を上昇すると共
に弁座受げ5を押圧して圧縮バネ7の付勢力に抗して上
昇移動さして、弁箱内の異常上昇圧を外部に逃し、弁箱
内圧の調整を行う。
このとき、弁座受げ5に対してシリンダー12の方が、
位置的に入水口13からの距離が短かいため、弁座受げ
5よりもシリンダー12の方が時間的に早く異常圧の伝
播を受けるために、弁座受げ5の異常圧の感応性がすぐ
れ、かつ円滑に行われるものである。
又、弁箱内圧を調整して弁座受げ5が下降して閉塞する
際は、シリンダー12内の水の容積拡大分を逆流量調節
装置16の微少量制御を受けて微少量排出するため、シ
リンダー12、軸6及び弁座受げ5は緩速に下降移動し
、実質的に弁座受げ5は緩閉塞する。
そして又、ピストンをシリンダー内に挿入したので、シ
リンダーとピストンの水密的滑動接触面は絶えず下向き
であるため、塵埃の進入が全くない。
又、シリンダー内に供給する流体は本管を流れる水であ
り、シリンダー12内、孔17及び連絡孔15は外部と
遮断するため、雨水及び塵埃等の進入がなくかつ、自動
的に流体がシリンダー内に供給されるため、点検保修や
流体取替又は供給等の維持管理作業を全く必要としない
緩閉そく装置を設けた調圧緩閉そく空気弁である。
以上の説明からも明らかなように、本考案によると空気
弁弁箱内圧の異常上昇時に異常上昇圧を外部に逃して弁
箱内圧を調整する機能が従来のものより円滑かつ機能的
向上し、異常上昇圧に対する作動の感応性も促進される
ため、敏感な動作が得られ、そして、点検保修や流体取
替又は、供給等の維持管理作業を全く必要としない等の
利点を有する改良された調圧緩閉そく空気弁である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の実開昭51−56630調圧緩閉そく空
気弁を示す。 第2図は実施例内調圧緩閉そく装置の平面を示しその1
部を第3図に鎖線B−8で示す1部横断面を示す。 第3図は第2図の調圧緩閉そく空気弁の正面を示し、そ
の1部は第2図の鎖線A−A で示す1部縦断面を示
す。 1・・・・・・調圧緩閉そく空気弁、2・・・・・・受
座、3・・・・・・弁箱、4・・・・・・フロート弁、
5・・・・・・弁座受げ、6・・・・・・軸、7・・・
・・・圧縮バネ、8・・・・・・上部フランジ、9・・
・・・・下部フランジ、10・・・・・・排気弁、11
・・・・・・弁座、12・・・・・・シリンダー、13
・・・・・・入水口、14・・・・・・ピストン、15
・・・・・・連通孔、16・・・・・・逆流量調節弁、
17・・・・・・孔、18・・・・・・シール部、19
・・・・・・通気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気弁弁箱内圧の異常上昇時に、異常上昇圧を外部に逃
    して弁箱内圧を調整する空気弁において、該空気弁と連
    結する本管と通じる連通孔15とシリンダー12内と連
    通ずるよう開口した中間に逆流量調整装置16を設ける
    孔11を内部に貫通形成り弁箱下側部9と連結したピス
    トン14を、弁座受け5にシリンダー12と上部フラン
    ジ8との間に設けた圧縮バネIの弾撥力調節〕在に固定
    する軸6を連結し排気弁10を設けて成るシリンダー1
    2に水密的滑動可能に挿入し、圧縮バネ7にて弁座受げ
    5を弁箱3側に水密的に付勢して成る調圧緩閉そく空気
    弁。
JP8727277U 1977-06-30 1977-06-30 調圧緩閉そく空気弁 Expired JPS5831005Y2 (ja)

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JP8727277U JPS5831005Y2 (ja) 1977-06-30 1977-06-30 調圧緩閉そく空気弁

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Publication Number Publication Date
JPS5414438U JPS5414438U (ja) 1979-01-30
JPS5831005Y2 true JPS5831005Y2 (ja) 1983-07-08

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