JPS5830788B2 - インキヨクセンカンソウチ - Google Patents
インキヨクセンカンソウチInfo
- Publication number
- JPS5830788B2 JPS5830788B2 JP5481774A JP5481774A JPS5830788B2 JP S5830788 B2 JPS5830788 B2 JP S5830788B2 JP 5481774 A JP5481774 A JP 5481774A JP 5481774 A JP5481774 A JP 5481774A JP S5830788 B2 JPS5830788 B2 JP S5830788B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- focus
- voltage
- cathode ray
- ray tube
- anode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、例えばテレビジョン受像機に用いられるよ
うな陰極線管装置に関し、特にそのフォーカス特性の改
良に関するものである。
うな陰極線管装置に関し、特にそのフォーカス特性の改
良に関するものである。
従来よりテレビジョン受像機等に用いられている陰極線
管のうち、特に広汎に用いられているハイボテンシャル
形電子銃を有する陰極線管のビームの集束の最良の状態
とするためには、アノード電圧とフォーカス電圧との比
を、ビーム電流の量に応じて、刻々変化させる必要があ
ることは周知である。
管のうち、特に広汎に用いられているハイボテンシャル
形電子銃を有する陰極線管のビームの集束の最良の状態
とするためには、アノード電圧とフォーカス電圧との比
を、ビーム電流の量に応じて、刻々変化させる必要があ
ることは周知である。
即ち、第1図Aに示す如く、ある時刻t。でビーム電流
IBが増加し、その状態がt2まで続いた場合を考えて
みると、ビーム電流iBの増力口により、電子相互間の
反発力が大きくなるため、最適の集束状態を保つように
フォーカス電圧epを第1図Bのように変化させる必要
がある。
IBが増加し、その状態がt2まで続いた場合を考えて
みると、ビーム電流iBの増力口により、電子相互間の
反発力が大きくなるため、最適の集束状態を保つように
フォーカス電圧epを第1図Bのように変化させる必要
がある。
更に、陰極線管用のアノード電圧発生装置は一般的に内
部抵抗が大きいこと、アノード電極と陰極線管のコーテ
ィングアース間には容量成分が存在することから、ビー
ム電流iBの変化に伴ってアノード電圧eAも第1図C
のように変化する。
部抵抗が大きいこと、アノード電極と陰極線管のコーテ
ィングアース間には容量成分が存在することから、ビー
ム電流iBの変化に伴ってアノード電圧eAも第1図C
のように変化する。
従ってフォーカス電圧eFもある割合でアノード電圧e
Aに比例して変化せしめる必要がある為、最適の集束を
得ようとするならば、フォーカス電圧eFは最終的に第
1図りのように変化させねばならない。
Aに比例して変化せしめる必要がある為、最適の集束を
得ようとするならば、フォーカス電圧eFは最終的に第
1図りのように変化させねばならない。
ところが、例えばカラーテレビジョン受像機の陰極線管
では、フォーカス電圧eFは4〜5Kv程も必要であり
、このような高電圧であるが故に、フォーカス電圧eF
の制御は技術的に困難を極め、実現出来たとしても著る
しく高価となり、例えばカラーテレビジョン受像機等民
生用機器にあっては実現は不可能に近いとされていた。
では、フォーカス電圧eFは4〜5Kv程も必要であり
、このような高電圧であるが故に、フォーカス電圧eF
の制御は技術的に困難を極め、実現出来たとしても著る
しく高価となり、例えばカラーテレビジョン受像機等民
生用機器にあっては実現は不可能に近いとされていた。
この発明は以上述べた如き最適なビームの集束を行う為
のフォーカス電圧の制御を単純な構成で、極めて安価に
実現出来る方法を提供するもので、第2図にその一実施
例を示す。
のフォーカス電圧の制御を単純な構成で、極めて安価に
実現出来る方法を提供するもので、第2図にその一実施
例を示す。
以下図面に従って詳細に説明すると1は陰極線管であり
、説明の簡易化の為アノード電極とフォーカス電極のそ
れぞれの端子a、fのみを示す。
、説明の簡易化の為アノード電極とフォーカス電極のそ
れぞれの端子a、fのみを示す。
2,3はアノード電圧eAを分圧する抵抗、4は抵抗2
,3の接続点5とフォーカス電極fの間に直列に接続さ
れた抵抗であり、アノード電極aはアノード電圧供給装
置6に接続される。
,3の接続点5とフォーカス電極fの間に直列に接続さ
れた抵抗であり、アノード電極aはアノード電圧供給装
置6に接続される。
この発明に使用して良好な結果を得る為には陰極線管1
は、第3図に示す如くビーム電流IBに比例したフォー
カス電流ipが流れる特性を有することが必要であるが
これは陰極線管1自体電子管であるので多少この傾向が
あるが、例えばビーム電流経路にフォーカス電極から突
出する突起を設けることにより比較的容易に実現される
。
は、第3図に示す如くビーム電流IBに比例したフォー
カス電流ipが流れる特性を有することが必要であるが
これは陰極線管1自体電子管であるので多少この傾向が
あるが、例えばビーム電流経路にフォーカス電極から突
出する突起を設けることにより比較的容易に実現される
。
第2図の実施例に関して第1図Aのようなビーム電流i
Bが流れた場合、即ち時刻t1でビーム電流iBが図示
するjBxからlB2へ変化した場合について説明する
と、フォーカス電流ipは第3図に示す如くビーム電流
iBの変化に対応してIFlからiF2へと変化するた
め、フォーカス電圧eFは直列接続された抵抗4の抵抗
値をR4とすると、(”Fl 1F2)・R4だけ余分
に下がり、R4を適当に選ぶことにより第1図Bのよう
なフォーカス電圧eFを得ることが出来る。
Bが流れた場合、即ち時刻t1でビーム電流iBが図示
するjBxからlB2へ変化した場合について説明する
と、フォーカス電流ipは第3図に示す如くビーム電流
iBの変化に対応してIFlからiF2へと変化するた
め、フォーカス電圧eFは直列接続された抵抗4の抵抗
値をR4とすると、(”Fl 1F2)・R4だけ余分
に下がり、R4を適当に選ぶことにより第1図Bのよう
なフォーカス電圧eFを得ることが出来る。
また、接続点5の電圧は、アノード電圧eAの第1図C
の如き変化に応じて分圧された電圧を生ずる為、最終的
なフォーカス電圧eFは、第1図りに示す如き最適の集
束状態を得るような変化を生ずることが出来る。
の如き変化に応じて分圧された電圧を生ずる為、最終的
なフォーカス電圧eFは、第1図りに示す如き最適の集
束状態を得るような変化を生ずることが出来る。
以上の説明に於いて、フォーカス電流jpによる抵抗2
に生ずる電圧降下を説明の簡略化のため無視しているが
、抵抗2,3゜4の値を適当に選ぶ事により抵抗2に生
ずる電圧降下分を含めて同様の効果をあげることは容易
である。
に生ずる電圧降下を説明の簡略化のため無視しているが
、抵抗2,3゜4の値を適当に選ぶ事により抵抗2に生
ずる電圧降下分を含めて同様の効果をあげることは容易
である。
ここでカラーテレビジョン受像機に弔いられるような陰
極線管を例にとると、ビーム電流iBの変化分(1B1
1B2)とフォーカス電圧epの変化分(eFl−eF
2)の比をαとすればαは−10”〜−10−5の範囲
内のある値で最適な集束状態を保つことが知られている
。
極線管を例にとると、ビーム電流iBの変化分(1B1
1B2)とフォーカス電圧epの変化分(eFl−eF
2)の比をαとすればαは−10”〜−10−5の範囲
内のある値で最適な集束状態を保つことが知られている
。
この発明によるフォーカス電圧eFの変化(eF、−e
F2)はフォーカス電流ipの変化(iFl−1F2)
で抵抗4等フォーカス電極に直列接続されたインピーダ
ンスHの電圧降下分が変化することにより生ずるように
なされている。
F2)はフォーカス電流ipの変化(iFl−1F2)
で抵抗4等フォーカス電極に直列接続されたインピーダ
ンスHの電圧降下分が変化することにより生ずるように
なされている。
従って陰極線管1の特性として、ビーム電流IBとフォ
ーカス電流iFの比をβとすれば、α=−10”〜−1
0−5−β/Rの範囲内で、使用する陰極線管の特性に
応じたβ、Rを選べばよい。
ーカス電流iFの比をβとすれば、α=−10”〜−1
0−5−β/Rの範囲内で、使用する陰極線管の特性に
応じたβ、Rを選べばよい。
然し乍ら、主として陰極線管の能率の面からβが、又抵
抗器等インピーダンス素子の製造技術の点からRが制限
されざるを得ないため、RはIOMΩ以上のものを用い
、βはt、ooo以下、即ちビーム電流iBの1,00
0分の1以上のフォーカス電流iFが流れる陰極線管を
用いることが実際的であろう。
抗器等インピーダンス素子の製造技術の点からRが制限
されざるを得ないため、RはIOMΩ以上のものを用い
、βはt、ooo以下、即ちビーム電流iBの1,00
0分の1以上のフォーカス電流iFが流れる陰極線管を
用いることが実際的であろう。
以上のように、この発明を採用すればビーム電流の変化
に対して、フォーカス電圧を自動的に変化させて常に最
適な集束状態を保つことが、単純な構成と低価格で実現
することが出来、テレビジョン受像機等の陰極線管装置
に用いて絶大な効果を得ることが出来る。
に対して、フォーカス電圧を自動的に変化させて常に最
適な集束状態を保つことが、単純な構成と低価格で実現
することが出来、テレビジョン受像機等の陰極線管装置
に用いて絶大な効果を得ることが出来る。
第1図は本発明の必要性、及び動作の説明のための波形
図、第2図は本発明の一実施例を示す概略図、第3図は
本発明に使用する陰極線管の特性を示す図面である。 図中1は陰極線管、2,3.4は抵抗、6はアノード電
圧供給装置である。
図、第2図は本発明の一実施例を示す概略図、第3図は
本発明に使用する陰極線管の特性を示す図面である。 図中1は陰極線管、2,3.4は抵抗、6はアノード電
圧供給装置である。
Claims (1)
- 1 アノード電極とフォーカス電極とを有する陰極線管
、上記アノード電極に接続されたアノード電圧供給装置
、上記アノード電極に印加するアノード電圧を分圧する
分圧抵抗、この分圧抵抗の中間接続点と上記フォーカス
電極との間に接続された抵抗成分を備え、ビーム電流に
応じてフォーカス電流を流すと共に、ビーム電流の変化
分とフォーカス電圧の変化分との比αをα=−10−7
〜−10−5の範囲内となるように、且つ上記抵抗成分
の抵抗値を少なくともIOMΩに設定した陰極線管装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5481774A JPS5830788B2 (ja) | 1974-05-15 | 1974-05-15 | インキヨクセンカンソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5481774A JPS5830788B2 (ja) | 1974-05-15 | 1974-05-15 | インキヨクセンカンソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50147614A JPS50147614A (ja) | 1975-11-26 |
JPS5830788B2 true JPS5830788B2 (ja) | 1983-07-01 |
Family
ID=12981235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5481774A Expired JPS5830788B2 (ja) | 1974-05-15 | 1974-05-15 | インキヨクセンカンソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830788B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH083100Y2 (ja) * | 1984-12-27 | 1996-01-29 | パイオニア株式会社 | フォーカス制御装置 |
-
1974
- 1974-05-15 JP JP5481774A patent/JPS5830788B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50147614A (ja) | 1975-11-26 |
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