JP3376080B2 - 陰極線管の耐電圧処理方法 - Google Patents

陰極線管の耐電圧処理方法

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JP3376080B2 JP05927394A JP5927394A JP3376080B2 JP 3376080 B2 JP3376080 B2 JP 3376080B2 JP 05927394 A JP05927394 A JP 05927394A JP 5927394 A JP5927394 A JP 5927394A JP 3376080 B2 JP3376080 B2 JP 3376080B2
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    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/44Factory adjustment of completed discharge tubes or lamps to comply with desired tolerances

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管の組立て終了
後に行われる陰極線管の耐電圧処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、陰極線管は、内面に蛍光面が形成
されたパネルおよびこのパネルに連設されたファンネル
から構成された外囲器を有し、そのファンネルのネック
内に集束電極、最終加速電極などを含む複数の電極によ
り構成された電子銃が配設されている。
【0003】図3にその電子銃の一例を示す。この電子
銃は、ヒーター11、陰極12、第1グリッド電極1
3、第2グリッド電極14、第3グリッド電極15、第
4グリッド電極16、第5グリッド電極17、第6グリ
ッド電極18およびコンバーゼンス電極19を有する。
その第2グリッド電極14と第4グリッド電極16、及
び第3グリッド電極15と第5グリッド電極17は、そ
れぞれネック1内で接続され、ヒーター11にはヒータ
ー電圧が印加され、第1グリッド電極13は接地され、
第2グリッド電極14と第4グリッド電極16には数1
00V程度の低電圧が印加され、第6グリッド電極18
には、ファンネル2に設けられた高電圧入力端子20
(アノードボタン)、ファンネル2の内面に設けられた
内部導電膜3、バルブスペーサ4およびコンバーゼンス
電極19を介して、20乃至30 kVの高電圧が印加さ
れ、第3グリッド電極15と第5グリッド電極17には
第6グリッド電極18に印加される電圧の約28%の中
電圧が印加される。したがってこの電子銃では、第1グ
リッド電極13、第2グリッド電極14及び第4グリッ
ド電極16が低電圧側電極、第3グリッド電極15及び
第5グリッド電極17が中電圧側電極、第6グリッド電
極18が最終加速電極として高電圧側電極を構成してい
る。
【0004】従来、陰極線管は、その製造工程の組立て
終了後に耐電圧処理を行っている。この耐電圧処理は、
電子銃の複数の電極間に放電を発生させて電極の表面を
処理する方法であり、複数の電極のうち、第5グリッド
電極17については、高電圧入力端子20から高電圧が
印加される第6グリッド電極18に隣接しているので、
十分な耐電圧処理が可能である。しかし電子銃の耐電圧
処理は、第5グリッド電極17ばかりでなく、第5グリ
ッド電極17よりも陰極12側に位置する第2グリッド
電極14や第4グリッド電極16などにも必要である。
そのためには、第3グリッド電極15にも高電圧を印加
する必要がある。
【0005】そのため、この陰極線管の耐電圧処理につ
いては、従来よりいくつかの方法が提案されている。
【0006】その第1の方法として、特公昭61−38
571号公報に示されている中間電極フロート法と呼ば
れる方法がある。この方法は、図4に示すように、ヒー
ター11、陰極12、第1グリッド電極13、第2グリ
ッド電極14、第3グリッド電極15、第4グリッド電
極16、第5グリッド電極17及び第6グリッド電極1
8を有し、その第6グリッド電極18が高電圧入力端子
20から加速高電圧が印加されるように構成された電子
銃を有する陰極線管10に対して、電源21から高電圧
入力端子20に高電圧を印加し、中間電極として例えば
第3グリッド電極15及び第5グリッド電極17を他の
電極から電気的に分離して浮動状態とすることにより、
これら中間電極に高電圧を印加している。なお、22、
23は電源回路に挿入された安定抵抗、30はヒーター
11、陰極12、第1グリッド電極13、第2グリッド
電極14、第4グリッド電極16などに接続されたソケ
ットである。しかしこの方法では、中間電極と低電圧側
電極との電位差が一定せず、印加電圧が不足するという
問題がある。
【0007】第2の方法として、図5に示すように、中
間電極に高電圧を直接印加する方法がある。図5に示す
例では、第3グリッド電極15と第5グリッド電極17
に電源24から高電圧を印加している。通常耐電圧処理
は、ソケット30に沿面放電が生じないように行う必要
がある。そのため、印加電圧としてはパルス幅が小さい
方がよい。これは、ソケット30に沿面放電が生ずる電
圧(臨界電圧)を越える高電圧が印加されてから沿面放
電電流が流れるまでに若干時間がかかるからである。し
かしこの第2の方法では、電源24からの印加電圧が、
図7に実線41で示すようにパルス幅の広い波形となる
ため、臨界電圧により印加電圧が制限され、十分に高い
電圧を印加することができないという問題がある。
【0008】第3の方法として、図6に示すように、中
電圧側電極(第3グリッド電極15及び第5グリッド電
極17)と他の低電圧側電極との間に高圧抵抗28を挿
入し、第5グリッド電極17と第6グリッド電極18と
の間の放電電流が高圧抵抗28を流れる際に生ずる電圧
降下を利用して、中電圧側電極に高電圧を印加する方法
がある。なお、25は高電圧を発生する電源、26,2
7は電源回路に挿入された安定抵抗である。この方法で
は、中間電極に高電圧を直接印加する第2の方法と比較
して、中間電極(中電圧側電極)から低電圧側電極に印
加される電圧波形が、図7に破線42で示したように尖
鋭なパルスとなる。従ってソケット30に沿面放電が生
ずる臨界電圧を越える高電圧を印加しても沿面放電は起
こらない。そのため、印加電圧を高くして効果的な耐電
圧処理が可能となる。しかしこの方法では、高電圧側の
第5グリッド電極17と第6グリッド電極18との間の
放電により低電圧側への高電圧の印加が制限され、パル
ス印加の回数が不足する場合が生ずるという問題があ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来よ
り陰極線管の耐電圧処理方法には、各種方法がある。特
に中電圧側電極と他の低電圧側電極との間に高圧抵抗を
挿入し、加速高電圧の印加される高電圧側電極とこれに
隣接する中電圧側電極との間の放電電流がその高圧抵抗
を流れる際に生ずる電圧降下を利用して、中電圧側電極
に高電圧を印加する方法(第3の方法)は、中電圧側電
極への高電圧の印加は可能であるが、高電圧側の放電が
終了すると、低電圧側に高電圧を印加することができな
くなり、パルス印加の回数が不足する場合が生ずるとい
う問題がある。
【0010】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、高電圧側の放電が終了したのちも、中電圧
電極に高電圧パルスを印加して、低電圧側の耐電圧処理
を十分に行うことができる耐電圧処理方法を得ることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、外囲器のネック内に配設された少なくと
も低電圧電極、中電圧電極および高電圧電極を有する電
子銃の電極間に放電を発生させて耐電圧処理を行う陰極
線管の耐電圧処理方法において、陰極線管の管外に、中
電圧電極に高電圧パルスを印加するための放電ギャップ
を設け、この放電ギャップに発生する放電電流による電
圧降下によって発生する電源電圧よりも狭いパルス幅の
誘起電圧を中電圧電極に高電圧として印加するようにし
た。
【0012】また、この陰極線管の耐電圧処理方法にお
いて、中電圧電極と低電圧電極との間に放電ギャップに
発生した放電の放電電流が流れる高圧抵抗を設けた。
【0013】また、中電圧電極に高電圧パルスを印加す
るための放電ギャップを第1の放電ギャップとして、中
電圧電極と低電圧電極との間に第2の放電ギャップを設
けた。さらに、外囲器のネック内に配設された少なくと
も低電圧電極、中電圧電極および高電圧電極を有する電
子銃の高電圧電極に高電圧パルスを印加して行われる陰
極線管の耐電圧処理方法において、高電圧電極に高電圧
を印加するため外囲器に設けられた高電圧入力端子と中
電圧電極との間に放電ギャップを設け、この放電ギャッ
プに発生する放電電流による電圧降下によって発生する
電源電圧よりも狭いパルス幅の誘起電圧を中電圧電極に
高電圧として印加するようにした。
【0014】さらにまた、この陰極線管の耐電圧処理方
法において、高電圧電極と中電圧電極との間の耐電圧処
理を完了したのちに高電圧入力端子と中電圧電極との間
の放電ギャップに放電が発生するようにした。
【0015】また、高電圧入力端子に60 kV以上の高
電圧を印加するようにした。
【0016】また、放電ギャップの放電開始電圧を30
〜60 kVに設定した。
【0017】
【作用】上記のようにすると、高電圧側の電極間ばかり
でなく、中電圧電極に高電圧パルスを印加して、低電圧
側に放電を発生させることができ、十分に耐電圧処理を
行うことが可能となる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を実施例に基づ
いて説明する。
【0019】図1にその一実施例の耐電圧処理方法を説
明するための回路を示す。陰極線管自体については、図
3に示した陰極線管と同様の構造であるため、同一部分
に同一符号を付して説明を省略する。
【0020】図示した陰極線管10の電子銃は、ヒータ
ー11、陰極12、第1グリッド電極13、第2グリッ
ド電極14、第3グリッド電極15、第4グリッド電極
16、第5グリッド電極17及び第6グリッド電極18
を有する。その第2グリッド電極14と第4グリッド電
極16、及び第3グリッド電極15と第5グリッド電極
17は、それぞれネック内で接続され、ヒーター11に
はヒーター電圧が印加され、第1グリッド電極13は接
地され、第2グリッド電極14と第4グリッド電極16
には低電圧が、第3グリッド電極15と第5グリッド電
極17には中電圧が、第6グリッド電極18には、ファ
ンネルに設けられた高電圧入力端子20、ファンネルの
内面に設けられた内部導電膜などを介して加速高電圧が
印加されるようになっている。つまり、この電子銃で
は、第1グリッド電極13、第2グリッド電極14及び
第4グリッド電極16が低電圧側電極、第3グリッド電
極15及び第5グリッド電極17が中電圧側電極、第6
グリッド電極18が最終加速電極として高電圧側電極を
構成している。
【0021】この実施例では、電源51の出力端を安定
抵抗52を介して高電圧入力端子20に接続し、他端を
安定抵抗53及びソケット30を介して、ヒーター1
1、陰極12、第1グリッド電極13、第2グリッド電
極14及び第4グリッド電極16に接続している。また
陰極線管10の管外において、高電圧入力端子20と中
電圧側電極である第3グリッド電極15および第5グリ
ッド電極17との間に放電ギャップ50が設けられてい
る。この放電ギャップ50は、30乃至60 kV程度の
放電開始電圧で放電するように間隔が設定されている。
さらに陰極線管10の管外において、中電圧側電極であ
る第3グリッド電極15および第5グリッド電極17と
低電圧側電極である第1グリッド電極13、第2グリッ
ド電極14および第4グリッド電極16との間に高圧抵
抗54が挿入されている。
【0022】上述の構成により、電源51の出力電圧を
60乃至80 kVにすると、高電圧側電極間に放電が発
生し、第6グリッド電極18とこれに隣接する第5グリ
ッド電極17間の耐電圧処理が行われる。またこのと
き、第3グリッド電極15および第5グリッド電極17
には、放電電流が高圧抵抗54を流れる際に生ずる電圧
降下により高電圧パルスが印加され、この高電圧パルス
により中電圧側電極と低電圧側電極間に放電が発生し、
これら電極間の耐電圧処理が行われる。すなわち高電圧
側電極間の放電により発生する放電電流を利用して、低
電圧側の耐電圧処理が行われる。
【0023】しかしこの高電圧側電極間の放電により発
生する放電電流を利用した低電圧側の耐電圧処理は、高
電圧側電極間に放電が発生しなくなると、中電圧側電極
に高電圧が印加されなくなるため停止する。しかしこの
場合、高電圧側電極間に放電が発生しなくなると、代わ
りに放電ギャップ50に放電が発生し、その放電電流が
高圧抵抗54を流れ、中電圧側電極に高電圧パルスが印
加される。そしてこの放電ギャップ50の放電電流を利
用して中電圧側電極に継続的に高電圧パルスを印加し
て、高電圧側の耐電圧処理が終了したのちも、低電圧側
の耐電圧処理を行うことができる。
【0024】またこの耐電圧処理方法では、電源51か
ら印加される電圧波形が、図7に破線42で示したよう
に尖鋭なパルスであるため、ソケット30に沿面放電が
生ずる臨界電圧を越える高電圧を印加した場合でも、放
電電流が流れ始める際の印加電圧は、臨界電圧よりも低
くなり、沿面放電は起こらない。したがって印加電圧を
高くして効果的な耐電圧処理を行うことが可能である。
しかも高電圧側電極間に放電が発生しなくなっても、低
電圧側電極に十分な回数のパルスを加えて耐電圧処理を
行うことができ、耐電圧処理を十分に行うことができ
る。
【0025】つぎに他の実施例について説明する。
【0026】上述の実施例では、高電圧側の耐電圧処理
が終了したのちの低電圧側の耐電圧処理に必要な高電圧
を陰極線管の管外に設けた放電ギャップに発生する放電
の放電電流が中電圧側電極と低電圧側電極との間に挿入
された高圧抵抗を流れる際に生ずる電圧降下を利用した
が、図2に示すように、高電圧入力端子20と中電圧側
電極である第3グリッド電極15および第5グリッド電
極17との間の陰極線管の管外に設けた放電ギャップ5
0を第1の放電ギャップとして、図1の高圧抵抗の代わ
りに第3グリッド電極15および第5グリッド電極17
と第1グリッド電極13、第2グリッド電極14および
第4グリッド電極16との間に第2の放電ギャップ55
を設けてもよい。
【0027】この場合、放電ギャップ55の放電開始電
圧を20乃至30 kVに設定することにより、前記実施
例と同様にパルス幅の小さい電圧を低電圧側電極に印加
して、高電圧側の耐電圧処理が終了したのちも、低電圧
側の耐電圧処理を行うことができる。またこのように放
電ギャップ55を設けると、この放電ギャップ55の間
隔により低電圧側電極に加えるパルスの回数を制御する
ことができる。
【0028】なお、上述した各耐電圧処理方法により陰
極線管を処理した結果、従来の耐電圧処理方法では、耐
電圧処理の不足が10%程度発生したが、これを2%程
度に減少でき、効率よく確実に耐電圧処理を行えること
が確認されている。
【0029】なお、本発明の耐電圧処理における放電ギ
ャップの放電開始電圧は、上記実施例に示した電圧に限
定されるものではなく、適宜設定してよいことは言うま
でもない。
【0030】
【発明の効果】上述したように、本発明の耐電圧処理方
法によれば、高電圧側の耐電圧処理ばかりでなく、低電
圧側の耐電圧処理も十分に行うことができ、従来の耐電
圧処理方法の問題点であった耐電圧処理の不足をなく
し、耐電圧特性の良好な陰極線管を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の耐電圧処理方法を説明する
ための図である。
【図2】本発明の他の実施例の耐電圧処理方法を説明す
るための図である。
【図3】陰極線管の構成を示す断面図である。
【図4】従来の耐電圧処理方法を説明するための図であ
る。
【図5】従来の異なる耐電圧処理方法を説明するための
図である。
【図6】従来のさらに異なる耐電圧処理方法を説明する
ための図である。
【図7】耐電圧処理における印加波形を示す図である。
【符号の説明】
10…陰極線管 13…第1グリッド電極 14…第2グリッド電極 15…第3グリッド電極 16…第4グリッド電極 17…第5グリッド電極 18…第6グリッド電極 20…高電圧入力端子 30…ソケット 50…放電ギャップ(第1の放電ギャップ) 51…電源 54…高圧抵抗 55…第2の放電ギャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 9/44

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外囲器のネック内に配設された少なくと
    も低電圧電極、中電圧電極および高電圧電極を有する電
    子銃の電極間に放電を発生させて耐電圧処理を行う陰極
    線管の耐電圧処理方法において、 前記陰極線管の管外に前記中電圧電極に高電圧パルスを
    印加するための放電ギャップを設け、この放電ギャップ
    に発生する放電電流による電圧降下によって発生する電
    源電圧よりも狭いパルス幅の誘起電圧を前記中電圧電極
    に高電圧パルスとして印加することを特徴とする陰極線
    管の耐電圧処理方法。
  2. 【請求項2】 中電圧電極と低電圧電極との間に放電ギ
    ャップに発生した放電の放電電流が流れる高圧抵抗を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の陰極線管の耐電圧
    処理方法。
  3. 【請求項3】 中電圧電極に高電圧パルスを印加するた
    めの放電ギャップを第1の放電ギャップとして、前記中
    電圧電極と低電圧電極との間に第2の放電ギャップを設
    けたことを特徴とする請求項1記載の陰極線管の耐電圧
    処理方法。
  4. 【請求項4】 外囲器のネック内に配設された少なくと
    も低電圧電極、中電圧電極および高電圧電極を有する電
    子銃の高電圧電極に高電圧パルスを印加して行われる陰
    極線管の耐電圧処理方法において、 前記高電圧電極に高電圧を印加するため前記外囲器に設
    けられた高電圧入力端子と前記中電圧電極との間に放電
    ギャップを設け、この放電ギャップに発生する放電電流
    による電圧降下によって発生する電源電圧よりも狭いパ
    ルス幅の誘起電圧を前記中電圧電極に高電圧として印
    することを特徴とする陰極線管の耐電圧処理方法。
  5. 【請求項5】 高電圧電極と中電圧電極との間の耐電圧
    処理を完了したのちに高電圧入力端子と中電圧電極との
    間の放電ギャップに放電が発生するようにしたことを特
    徴とする請求項4記載の陰極線管の耐電圧処理方法。
  6. 【請求項6】 高電圧入力端子に60 kV以上の高電圧
    を印加することを特徴とする請求項5記載の陰極線管の
    耐電圧処理方法。
  7. 【請求項7】 放電ギャップの放電開始電圧を30〜6
    0 kVに設定したことを特徴とする請求項5記載の陰極
    線管の耐電圧処理方法。
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