JPS6261242A - 陰極線管の耐電圧処理方法 - Google Patents

陰極線管の耐電圧処理方法

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JPS6261242A
JPS6261242A JP19844785A JP19844785A JPS6261242A JP S6261242 A JPS6261242 A JP S6261242A JP 19844785 A JP19844785 A JP 19844785A JP 19844785 A JP19844785 A JP 19844785A JP S6261242 A JPS6261242 A JP S6261242A
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JP
Japan
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electrode
voltage
ray tube
cathode ray
resistance elements
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JP19844785A
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English (en)
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Katsuyoshi Inoue
勝義 井上
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、耐電圧特性が要求される陰極線管の耐電圧
処理方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
陰極線管たとえばシャドウマスク形カラーブラウン管は
、第4図に示すように、外囲器(1)の前面部内側に蛍
光面■およびシャドウマスク■が設けられ、これら蛍光
面■およびシャドウマスク■に対向して、ネック(4)
内ら複数の電極から構成された電子銃0が配設されてい
る。そして、−F記蛍光面■、シャドウマスク(■およ
び電子銃0の電極の−・部に、外囲器(1)に設けられ
た陽極端子0を介して20〜30KVの陽極電圧を印加
し、一方、電子銃0のその他の電極に、上記陽極電圧よ
り、低い所定の電圧を印加して、この電子銃0から放出
される電rビームを上記蛍光面■に入射さぜることによ
り、蛍光面(2)トに画像を再生するようになっている
ところで、[−記のように高電圧が印加される陰極線管
において、高低差の大きい電圧が印加される電極または
その近くに異物や汚れなどがあると、陰極線管動作中に
スパーク放電やフィールドエミッションによる電子放射
がJ9こり、要求される耐電圧特性を満足しなくなる。
したがってこのような陰極線管においては、通常、製造
中特性試験をおこなう前に1電圧特性をよくするための
処理が施される。
この耐電圧処理は、一般に陽極電圧が印加される電極と
他の陰極側の低電圧印加電極との間に、通常の動作時よ
り約2.5倍高い高電圧をパルス状に印加してスペーク
放電を発生させるいわゆるスポットノッキング法でおこ
なわれる。
」1記のように電極間に高電圧を印加すると、電極間は
勿論、ネック(4)内面も、陽極端子0を介して印加さ
れる陽極電圧が浸透し、この部分にフォーカスmtiや
他の陰極側電極からのフィールドエミッションによる放
射電子が入射し、二次電子を放出してチャージアンプし
、フォーカス電子との間でスパーク放電をおこしてその
電子衝撃により電極やネック(4)内面に付着している
異物や汚れなどを除去することができる。しかしその除
去効率をあげるために電圧を高くすると、スパーク放電
の放電エネルギーが−1−リ、その電子衝撃によりネッ
ク(4)内面に網目状のクラックが発生し、それが剥れ
て管内異物となったり、またシャドウマスク■を目詰り
させるなどの不良を生ずる。
そのため従来より第5図に示すように、高電圧電源(8
)の昇圧トランス(4)の二次側端子の一つに、カラー
ブラウン管(1(4)の陽極端子0を接続し、一方電子
銃のフォーカス電極を1〜100にΩの抵抗素子(11
)を介して他の陰極側電極と並列接続し、これを上記昇
圧トランス(ロ)の二次側の他の端子に接続して、スパ
ーク放電の電流を抑制するとともに、誘起電圧がフォー
カス電極以外の電極にも加わるようにしたものがある。
この方法によれば、電極間に印加する高電圧を高くして
異物や汚れ除去効率をあげることができる。しかしこの
ような装置では、今日生産されているカラーブラウン管
のように、動作条件、ネック径、電子銃■の構造や寸法
などが異なる多品種の陰極線管が同時に混合生産される
場合には、それらのすべての管種に対して、ネック(4
)内面にクラックを発生させることなく要求される耐電
圧特性を満足するように耐電圧処理することが困難であ
る。
〔発明の目的〕
この発明は、1種類の耐電圧処理装置を用いて。
動作条件、ネック径、電子銃の構造や」法などが異なる
多品種陰極線管に対して、ネック内面にクラックを発生
させず、かつ要求される耐電圧特性を満足さぜる耐電圧
処理方法を得ることにある。
〔発明の概要〕 陰極線管の電子銃を構成する複数の電極のうち。
陽極電圧印加電極と陽極電圧より低い電圧が印加される
低電圧印加電極とを高電圧電源に接続して、これら両電
極間に放電を発生させることによりおこなわれる陰極線
管の耐電圧処理方法において、上記高電圧電源と上記陽
極電圧印加電極または上記低電圧印加電極との間に、並
列接続された複数の抵抗素子を切換え接続可能に挿入し
、上記陰極線管の耐電圧特性の要求に応じて、上記複数
の抵抗素子のうちから選択された抵抗素子を切換え接続
することにより、多品種陰極線管のすべてに対して、ネ
ック内面にクラックを発生させることなく要求される耐
電圧特性を満足する処理ができる、上うにした・ 〔発明の実施例〕 以下1図面を参照してこの発明を実施例に基づいて説明
する。
第1図にこの発明の一実施例であるカラーブラウン管の
耐電圧処理に用いられる処理装置の一例を示す。この処
理装置は、並列接続された抵抗値の異なる複数の抵抗素
子(20a) (20b) 、・・・・・と、この複数
の抵抗素子(20a)、 (20b)・・・・・のうち
から選択された一つの抵抗素子をカラーブラウン管(1
(4)のフォーカス電極に接続する切換えスイッチ(2
■)と、高電圧電源σ3)とを備える。切換えスイッチ
(21)は、また上記フォーカス電極とこのフォーカス
電極以外の陰極例の低電圧印加電極とを短絡することが
できろようになっている。
耐電i−E処理は、−1−記高電圧電源の昇圧1〜ラン
ス(4)の二次側端子の一ゾ)をカラーブラウン管(1
o)の陽極端−r−0を介して電子鏡を構成する陽極電
圧印加電極に接続し、この陽極電圧印加@極より低い電
圧が印加されるフォーカス電極を切換えスイッチ(21
)ニより並列接続さレタ抵抗素f (20a)、 (2
0b)・・の一つに接続してこのフォーカス電極以外の
陰極側の低電圧印加電極と並列接続し、これを上記昇圧
トランス(9)の二次側の他の端子に接続しておこなオ
)れる。陽極電圧印加電極とフォーカス電極を含む低電
圧印加電極間に加えられる電圧は、カラーブラウン管の
品種によって異なるが、これら電極間に発生するスペー
ク放電の放電エネルギが0.1〜0.2J程度になるよ
うに40〜80KVの電圧が印加される。
このような方法で耐電圧処理を施すと、下表に示すよう
に、陽極電圧印加電極(G、)とフォーカス電極のギャ
ップが1.0mm の太ネック管(ネック径29.1m
m)では、低電圧印加電極を短絡または抵抗素子をIK
Ω1′−シ、また細ネック管(ネック径22.5IIN
ll)では、抵抗素子を5〜20にΩにすることにより
ネック(4)内面にクラック髪発生することなく、所要
の耐電圧特性を備えるカラープラン管とするこ人 とができる。すなオ)ち、従来の耐電圧処理方法では、
異物や汚れなどの除動率をよくするために、たとえば細
ネック管に80KVの高電圧を印加すると、ネック内面
にクラックが発生し、かかる高電圧を印加することがで
きなかったが、この実施例の方法では、カラーブラウン
管(1(4)の品種に応じて抵抗素子を切換え、スパー
ク放電により発生する誘起電圧をフォーカス電極とそれ
以外の他の陰極側の低電圧印加電極に適宜分散し、かつ
フォーカス電極に流れるスパーク放電の電流を最適に制
御するようにしたので、ネック内面にクラックを発生さ
せることなく、ずへてのカラープラン管(1(4)に対
して要求された耐電圧特性を容易に満足させることがで
きるようになった。
つぎに他の実施例について述べる。
第2図は、カラーブラウン管(1(4)のフォーカス電
極にたとえばlO〜50にΩの抵抗素子(23)を接続
するとともに、並列接続された複数の抵抗素子(20a
)l(20b)・・・・たとえばI〜100kΩの抵抗
素子を上記フォーカス電極以外の陰極側の低電圧印加電
極に切換えスイッチ(21)により切換え可能に接続し
、これらフォーカス電極に接続された抵抗素子(23)
と抵抗素子(20a)、 (20b)・・・を並列接続
して高電圧電源(8)のA圧1〜ランスの二次側端子に
接続したものである。なお、この例の切換えスイッチ(
21)は、フォーカス電極以外の陰極側の低電圧印加電
極を並列接続された抵抗素子(20a)、 (20b)
・・・を介することなく昇圧トランスの二次側端子に短
絡することができるようになっている。
また第3図は、並列接続された複数の抵抗素子(20a
) 、 (2(lb)−たとλ、ば1−10(IKΩの
抵抗素子と切換えスイッチ(21)を高電圧電源(8)
の昇圧1ヘランスの゛6次側端子の−て)とカラーブラ
ウン管(1(4)の陽極端子((9との間に挿入すると
ともに、フォーカス電極なたとえば1〜30にΩの抵抗
素子(23)を介して、フォーカス電極具ダの陰極側の
低電圧印加電極に並列接続して、これを上記■圧1ヘラ
ンスの二次側の他の端子に接続したものである。なおこ
の例の切換えスイッチ(21)は、4f列接続された抵
抗素子(20a)、 (20b)、・・・を介すること
なく、陽極端子0を昇圧トランスの二次側に接続するこ
とができるようになっている。
これら各実施例は、いづれもカラーブラウン管(1(4
)の品種に応じて並列接続された抵抗素子(20a)(
20b)・・・ を切換え、スパーク放電により発生す
る誘起電圧をフォーカス電極とそれ以外の他の陰極側の
低電圧印加電極に適宜分散でき、かつフォーカス電極に
流れるスパーク放電の電流を制御できるので、前記実施
例と同様の作用効果を奏する。
なおこの発明は、カラーブラウン管以外の陰極線管に適
用できることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
高電圧電源と陰極線管の陽極電圧印加電極または陽t4
i電圧より低い低電圧印加電極との間に、並列接続され
た複数の抵抗素子を切換え接続可能に挿入し、陰極線管
の耐電圧特性の要求にLL・して、並列接続された複数
の抵抗素子のうちから選択された抵抗素pを切換え接続
するようにしたので、多品種陰極線管のすへてに対して
、ネック内面にクラックを発生させることなく、要求さ
れろ耐電圧特性を満足する処理をおこなうことができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に用いられる耐電圧処理
装置の構成を示ず図、第2図および第3図はそれぞれ異
なる耐電圧処理装置の構成を示す図、第4図はシャドウ
マスク形カラーブラウン管の構成図、第5図は従来の耐
電圧処理装置の構成を示す図である。 0・・・陽極端子    (8)・・・高電圧電源■)
・・・Jl圧トランス  (1(4)・・カラーブラウ
ン管1l− (20a)〜(20c: )・並列接続された抵抗素子
(21)・・切換えスイッチ (23)抵抗素子 代理人 弁理1.  井 」−−−一 男第1図 第  5  図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)陰極線管の電子銃を構成する複数の電極のうち陽
    極電圧印加電極と陽極電圧より低い電圧が印加される低
    電圧印加電極とを高電圧電源に接続してこれら両電極間
    に放電を発生させることによりおこなわれる陰極線管の
    耐電圧処理方法において、 上記高電圧電源と上記陽極電圧印加電極または上記低電
    圧低加電極との間に並列接続された複数の抵抗素子を切
    換え接続可能に挿入し、上記陰極線管の耐電圧特性の要
    求に応じて上記複数の抵抗素子のうちから選択された抵
    抗素子を切換え接続することを特徴とする陰極線管の耐
    電圧処理方法。
  2. (2)並列接続された複数の抵抗素子が高電圧電源と低
    電圧印加電極であるフォーカス電極との間に挿入され、
    陰極線管の耐電圧特性の要求に応じて上記複数の抵抗素
    子のうちから選択された抵抗素子を切換え接続すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の陰極線管の耐
    電圧処理方法。
  3. (3)並列接続された複数の抵抗素子が高電圧電源と低
    電圧印加電極との間に挿入されかつ上記複記の抵抗素子
    のうちの一つがフォーカス電極との間に挿入され他の複
    数の抵抗素子が上記フォーカス電極以外の低電圧印加電
    極との間に切換え接続可能に挿入され、陰極線管の耐電
    圧特性の要求に応じて上記フォーカス電極以外の低電圧
    印加電極との間に挿入された複数の抵抗素子のうちから
    選択された抵抗素子を接続することを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載の陰極線管の耐電圧処理方法。
  4. (4)並列接続された複数の抵抗素子が高電圧電源と陽
    極電圧印加電極との間に挿入され、陰極線管の耐電圧特
    性の要求に応じて上記複数の抵抗素子のうちから選択さ
    れた抵抗素子を切換え接続することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の陰極線管の耐電圧処理方法。
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