JPS5830738B2 - エツチングエキ - Google Patents
エツチングエキInfo
- Publication number
- JPS5830738B2 JPS5830738B2 JP49039466A JP3946674A JPS5830738B2 JP S5830738 B2 JPS5830738 B2 JP S5830738B2 JP 49039466 A JP49039466 A JP 49039466A JP 3946674 A JP3946674 A JP 3946674A JP S5830738 B2 JPS5830738 B2 JP S5830738B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- etching
- solution
- silver
- thin film
- nitric acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- ing And Chemical Polishing (AREA)
- Weting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はホトマスク作製用エツチング液に係り更に詳し
くは基板上に形成したゲルマニウム−シリコン酸化物を
主成分とする薄膜をホトエツチングして画像化する場合
に使用するエツチング液に関するものである。
くは基板上に形成したゲルマニウム−シリコン酸化物を
主成分とする薄膜をホトエツチングして画像化する場合
に使用するエツチング液に関するものである。
従来、半導体ホトエツチングに使用されている食刻画像
をもったホトマスク(表面硬度からハードマスクとも称
す。
をもったホトマスク(表面硬度からハードマスクとも称
す。
)は一般に次の工程によって作製されている。
即ち透明基板上にホトレジストの感光波長光を遮光する
に十分な薄膜を付着させ、ついで該薄膜上にホトレジス
トを塗布、乾燥させる。
に十分な薄膜を付着させ、ついで該薄膜上にホトレジス
トを塗布、乾燥させる。
このホトレジスト膜に適当な画像を投影又は密着露光し
たのち定法に従って現像、乾燥してホトレジスト画像を
形成される。
たのち定法に従って現像、乾燥してホトレジスト画像を
形成される。
次にホトレジストで覆われていない薄膜の裸出部分をエ
ツチング液で食刻して溶解除去し、最後に残留ホトレジ
ストを除去してホトマスクが完成する。
ツチング液で食刻して溶解除去し、最後に残留ホトレジ
ストを除去してホトマスクが完成する。
而して、上記ハードマスクの薄膜材料としては通常、金
属クロム、酸化クロム、酸化鉄、シリコン等が用いられ
ているが、夫々特徴的欠陥をもっているものである。
属クロム、酸化クロム、酸化鉄、シリコン等が用いられ
ているが、夫々特徴的欠陥をもっているものである。
そのためこれらの材料に代る特性的に優れた材料として
ゲルマニウム−シリコン酸化物を主成分とする薄膜を形
成されたハードマスクを開発したものであり、このゲル
マニウム−シリコン酸化物マスクは長波長光の透過性を
もち(シースルー法)表面強度、耐薬品性、ピンホール
特性等に優れ、欠陥の少ない点で前記各種材料によるハ
ードマスク類よりも利点をもっているものである。
ゲルマニウム−シリコン酸化物を主成分とする薄膜を形
成されたハードマスクを開発したものであり、このゲル
マニウム−シリコン酸化物マスクは長波長光の透過性を
もち(シースルー法)表面強度、耐薬品性、ピンホール
特性等に優れ、欠陥の少ない点で前記各種材料によるハ
ードマスク類よりも利点をもっているものである。
しかし、このゲルマニウム−シリコン酸化物を主成分と
する薄膜はエツチング画像形成時のエツチング特性面で
やΣ難点を持っているものである。
する薄膜はエツチング画像形成時のエツチング特性面で
やΣ難点を持っているものである。
一般に、エツチング特性は、薄膜材料のみでなくエツチ
ング液との相関性が大であることは当然であるが、従来
、該ハードマスクに使用されていたエツチング液は弗酸
液、硝酸−弗酸液、硝酸−弗化物液であった。
ング液との相関性が大であることは当然であるが、従来
、該ハードマスクに使用されていたエツチング液は弗酸
液、硝酸−弗酸液、硝酸−弗化物液であった。
而して、これらのエツチング液は一般にホトレジストに
対する攻撃性が強く、そのため基板とホトレジストの接
着性を弱める傾向が太き(、その結果エツチング処理中
にレジスト膜浮き傾向となりサイドエッチ(アンダーカ
ット)量が大きくなったり、画線の1びりつき」を生じ
エツチング端部の平滑性が悪くなる等の欠点をもってい
る。
対する攻撃性が強く、そのため基板とホトレジストの接
着性を弱める傾向が太き(、その結果エツチング処理中
にレジスト膜浮き傾向となりサイドエッチ(アンダーカ
ット)量が大きくなったり、画線の1びりつき」を生じ
エツチング端部の平滑性が悪くなる等の欠点をもってい
る。
これらの欠点を克服する手段としてはレジスト画像形成
後の熱処理温度を高<シ(例えば通常100〜120℃
に対し160〜180℃とする)接着性を増大させるこ
となどあるが、本質的改善は望めないし高温処理による
他の問題も誘起されてくる。
後の熱処理温度を高<シ(例えば通常100〜120℃
に対し160〜180℃とする)接着性を増大させるこ
となどあるが、本質的改善は望めないし高温処理による
他の問題も誘起されてくる。
本発明は、上記従来のエツチング液の欠点を改善し、エ
ツチング画像の質的向上を目的として新たに開発したも
のであって以下にそれを解説する。
ツチング画像の質的向上を目的として新たに開発したも
のであって以下にそれを解説する。
本発明のエツチング液はゲルマニウム−シリコン酸化物
を主成分とする薄膜をエツチングする成分として、弗素
イオン供与剤と銀イオン、水銀イオン、金イオン、白金
イオン又はパラジウムイオン等の金属イオンを供与する
金属イオン供与剤とを主成分とし、必要に応じて他の薬
品を添加せしめた水溶液が極めて有効であることを見出
して本発明を完成したものである。
を主成分とする薄膜をエツチングする成分として、弗素
イオン供与剤と銀イオン、水銀イオン、金イオン、白金
イオン又はパラジウムイオン等の金属イオンを供与する
金属イオン供与剤とを主成分とし、必要に応じて他の薬
品を添加せしめた水溶液が極めて有効であることを見出
して本発明を完成したものである。
但し前記金属イオンは薄膜エツチング時に現出する還元
作用によって通常還元されてエツチング面に析出する如
く還元作用を受は易いものでなげればならない。
作用によって通常還元されてエツチング面に析出する如
く還元作用を受は易いものでなげればならない。
本エツチング液で前記工程に従ってホトマスクを作製し
”た場合には、画線の端部に「びりつきがなく非常に鮮
鋭度が良好であり、サイドエッチの少ない良質のエツチ
ング画像を得ることができる。
”た場合には、画線の端部に「びりつきがなく非常に鮮
鋭度が良好であり、サイドエッチの少ない良質のエツチ
ング画像を得ることができる。
これは本エツチング液が他の前記従来エツチング液より
も薄膜の浸食を滑らかに行なうと同時に、基板とレジス
トとの接着に対する攻撃性が弱く、妨害作用を与えにく
いためと考えられる。
も薄膜の浸食を滑らかに行なうと同時に、基板とレジス
トとの接着に対する攻撃性が弱く、妨害作用を与えにく
いためと考えられる。
その理由の一つとしてレジスト後熱処理を120℃以下
の低温で行なった場合でも又一般的に後熱処理を全く行
なわない場合でも十分に目的を達し得ることがあげられ
る。
の低温で行なった場合でも又一般的に後熱処理を全く行
なわない場合でも十分に目的を達し得ることがあげられ
る。
本エツチング液は弗素イオン及び前記条件にかなう金属
イオンが共存するときにのみ効果があり、夫々単独に存
在する場合はエツチング画質が悪いか又は全(エツチン
グが行なわれないこともある。
イオンが共存するときにのみ効果があり、夫々単独に存
在する場合はエツチング画質が悪いか又は全(エツチン
グが行なわれないこともある。
か〜る両イオン共存の為に弗素イオン供与剤として、た
とえば弗酸及び水溶性弗化物(例、弗化アンモニウム、
弗化アンチモン、弗化カリウム、弗化ゲルマニウム、弗
化錫、弗化セシウム、弗化タリウム等)又は垂部化物(
例、弗化水素アンモニウム、弗化水素カリウム、弗化水
素コバルト、弗化水素ナトリウム等)又は硼弗化物等が
使用できる。
とえば弗酸及び水溶性弗化物(例、弗化アンモニウム、
弗化アンチモン、弗化カリウム、弗化ゲルマニウム、弗
化錫、弗化セシウム、弗化タリウム等)又は垂部化物(
例、弗化水素アンモニウム、弗化水素カリウム、弗化水
素コバルト、弗化水素ナトリウム等)又は硼弗化物等が
使用できる。
一方、有効な金属イオンとしての銀イオン、水銀イオン
、金イオン、白金イオン又はパラジウムイオン及びそれ
らの還元可能な錯イオンを供与する金属イオン供与剤と
しては公知のこれらの水溶性塩類(硫酸塩、硝酸塩、塩
化塩、酢酸塩、その他の塩類)が適用できるのは当然で
ある。
、金イオン、白金イオン又はパラジウムイオン及びそれ
らの還元可能な錯イオンを供与する金属イオン供与剤と
しては公知のこれらの水溶性塩類(硫酸塩、硝酸塩、塩
化塩、酢酸塩、その他の塩類)が適用できるのは当然で
ある。
次に又、上記の本発明においては、ゲルマニウム−シリ
コン酸化物を主成分とする薄膜とは、ゲルマニウムとシ
リコンと酸素とからなる薄膜であればよく、これは例え
ば、酸化ゲルマニウムとシリコンとを混合して蒸着させ
る方法、或はゲルマニウムとシリコンとを混合して酸素
の存在下で蒸着させる方法、又は酸化ゲルマニウムと酸
化シリコンとを混合物を蒸着する方法更には又、酸化シ
リコンとゲルマニウムとの混合物を蒸着させる方法等に
よって形成することができる。
コン酸化物を主成分とする薄膜とは、ゲルマニウムとシ
リコンと酸素とからなる薄膜であればよく、これは例え
ば、酸化ゲルマニウムとシリコンとを混合して蒸着させ
る方法、或はゲルマニウムとシリコンとを混合して酸素
の存在下で蒸着させる方法、又は酸化ゲルマニウムと酸
化シリコンとを混合物を蒸着する方法更には又、酸化シ
リコンとゲルマニウムとの混合物を蒸着させる方法等に
よって形成することができる。
而して、本発明においては、上記の方法のなかでも酸化
ゲルマニウムとシリコンとの混合物を蒸着させて形成す
る方法がその両者の融点等が近似してゲルマニウム−シ
リコン酸化物の薄膜を極めて良好に形成することができ
るものである。
ゲルマニウムとシリコンとの混合物を蒸着させて形成す
る方法がその両者の融点等が近似してゲルマニウム−シ
リコン酸化物の薄膜を極めて良好に形成することができ
るものである。
次に本発明においては、弗素イオンと前記金属イオンが
共存する時ゲルマニウム−シリコン酸化物薄膜層は両者
の影響により化学反応を起し溶解浸食されるが、該反応
部は還元性を示し存在する金属イオンを還元して金属単
体をその反応部に析出させる。
共存する時ゲルマニウム−シリコン酸化物薄膜層は両者
の影響により化学反応を起し溶解浸食されるが、該反応
部は還元性を示し存在する金属イオンを還元して金属単
体をその反応部に析出させる。
従ってエツチングが進むと共に該エツチング面に液中に
包含されている金属の析出量が増加する。
包含されている金属の析出量が増加する。
金属析出量が増大しエツチング面に皮膜が形成されるに
伴なって薄膜のエツチング速度は低下する。
伴なって薄膜のエツチング速度は低下する。
このため成る程度金属析出が行なわれた(又はエツチン
グが進行した)時点で析出金属を除去することが望まし
い。
グが進行した)時点で析出金属を除去することが望まし
い。
これを行なうことによってエツチング速度は旧に復する
し、またエツチング終点付近であれば終点の確認が容易
となる。
し、またエツチング終点付近であれば終点の確認が容易
となる。
而して、本発明において、析出金属を除去するためには
当該金属を溶解する化学薬品の水溶液を用いればよい。
当該金属を溶解する化学薬品の水溶液を用いればよい。
一般に析出金属量はそれ程多くないから殆んど瞬間又は
数秒間で溶解除去されてしまう。
数秒間で溶解除去されてしまう。
即ち銀塩使用の場合は銀が析出するから硝酸、写真用減
力液、その地銀溶解性薬品液が使用される。
力液、その地銀溶解性薬品液が使用される。
水銀塩の場合は硝酸、王水等が、金塩の場合は酸素(又
は酸化剤)の共存下でシアン化アルカリ、王水等が白金
の場合は王水、過酸化アルカリ等、パラジウムの場合は
硝酸、王水等が使用できる。
は酸化剤)の共存下でシアン化アルカリ、王水等が白金
の場合は王水、過酸化アルカリ等、パラジウムの場合は
硝酸、王水等が使用できる。
これらの金属塩を使用する時経済性や取扱いの容易さか
ら銀が最も優れ、次いでパラジウムである。
ら銀が最も優れ、次いでパラジウムである。
従って以下例示する記述は銀によって行なう方が実際的
である(他の金属も結果的には同一の効果がある)。
である(他の金属も結果的には同一の効果がある)。
たとえば弗化アンモニウムと硝酸銀の水溶液でゲルマニ
ウム−シリコン酸化物マスクのホトレジスト画像形成済
板をエツチングする場合に該水溶液に線板を浸漬すると
しばらくしてエツチング部が銀色に変化する。
ウム−シリコン酸化物マスクのホトレジスト画像形成済
板をエツチングする場合に該水溶液に線板を浸漬すると
しばらくしてエツチング部が銀色に変化する。
これは銀の析出のためで、それと同時にエツチング速度
が低下する。
が低下する。
この時引上げて硝酸液に浸漬すると析出銀は直ちに溶解
する。
する。
一般にこの時点では薄膜のエツチングが不完全である様
に調節する。
に調節する。
ついで再び前記エツチング液に浸漬し再度硝酸液で銀を
除去する。
除去する。
この操作は一般に2〜4回反復する程度がよい。
この段階でエツチングの終点が明確となるからエツチン
グを完了し水洗乾燥後残留レジストを除去して仕上げる
と極めて優れたエツチング画像が得られる。
グを完了し水洗乾燥後残留レジストを除去して仕上げる
と極めて優れたエツチング画像が得られる。
即ち本エツチング液と銀除去液を使用した2液式エッチ
ング工程となる。
ング工程となる。
一方銀除去液である硝酸を例えば弗化アンモニウム−硝
酸銀溶液中に添加することも出来る。
酸銀溶液中に添加することも出来る。
この場合硝酸添加量が少ないと銀が析出し、ゲルマニウ
ム−シリコン酸化物薄膜のエツチングが完了しても銀が
残存し、更に浸漬しておくと除々に溶解消滅する。
ム−シリコン酸化物薄膜のエツチングが完了しても銀が
残存し、更に浸漬しておくと除々に溶解消滅する。
また硝酸添加量が適当量以上の場合には酸化物薄膜のエ
ツチングが完了するとほとんど同時に析出銀も消滅する
。
ツチングが完了するとほとんど同時に析出銀も消滅する
。
従って後者の場合は光沢ある銀が消滅した時が酸化物薄
膜のエツチングが完了した時となり、終点判定が容易で
ある。
膜のエツチングが完了した時となり、終点判定が容易で
ある。
エツチング画像は極めて優れており前記2液法の場合と
差がない。
差がない。
他の金属塩を用いた場合でも溶解剤が異なるのみで同様
な結果を示す。
な結果を示す。
以上の如く本発明のエツチング液は一液法及び2液法の
2種の用法があるが、何れを採用するかは実作業上の問
題である。
2種の用法があるが、何れを採用するかは実作業上の問
題である。
しかし両法共に優れた画質のホトマスク画像を与えるこ
とには変りがない。
とには変りがない。
以下実施例により具体例を示すが銀塩に限定して記述す
る。
る。
実施例 1
真空蒸着法を用いて酸化ゲルマニウムとシリコンの混合
試料を透明ガラス基板上に膜厚約1500久蒸着し褐色
のマスクブランク板を得た。
試料を透明ガラス基板上に膜厚約1500久蒸着し褐色
のマスクブランク板を得た。
このマスクブランク板を80℃のクロム混酸液で5分間
処理して表面を清浄化し、水洗乾燥後スピンナーに設置
、ホトレジストAZ 1350 (シラプレー社製)を
0.3〜0.6μの厚さに回転塗布して乾燥した。
処理して表面を清浄化し、水洗乾燥後スピンナーに設置
、ホトレジストAZ 1350 (シラプレー社製)を
0.3〜0.6μの厚さに回転塗布して乾燥した。
ついで細線画像を含むテストパターンを上記ホトレジス
ト塗布済ブランク板に水銀灯で常法の如く、近紫外光焼
付(投影法及び密着法使用)を行なった。
ト塗布済ブランク板に水銀灯で常法の如く、近紫外光焼
付(投影法及び密着法使用)を行なった。
つぎにAZ−1350現像液で指定処方に基き現像、乾
燥した。
燥した。
ホトレジスト処理板の一部は最終乾燥のみで止め、他の
一部は100〜120℃オーブン中で30分間熱処理し
て2種の試料を作製した。
一部は100〜120℃オーブン中で30分間熱処理し
て2種の試料を作製した。
エツチング画像作製には次のエツチング液を用いた。
(A) エツチング液
硝酸銀 1.0グ
E脱イオン水 100.01rL150%弗酸液
0.5 ml ml(B) 析出銀除去液 濃硝酸液又は1/2稀釈液 まず2種の試料をそれぞれ(4)液に約1分間浸漬した
ところ、レジスト付着のない部分がエツチングされ、そ
の部分に光沢ある銀が析出した。
0.5 ml ml(B) 析出銀除去液 濃硝酸液又は1/2稀釈液 まず2種の試料をそれぞれ(4)液に約1分間浸漬した
ところ、レジスト付着のない部分がエツチングされ、そ
の部分に光沢ある銀が析出した。
これを引上げ水洗後(B)液に浸漬したところ析出銀は
直ちに溶解消滅した。
直ちに溶解消滅した。
しかしまだゲルマニウム−シリコン酸化物薄膜のエツチ
ングは完了していなかった。
ングは完了していなかった。
再び(A)液浸漬を行ない、つい’C−(B)液で析出
銀を除去する操作を反復して行ないエツチング終点を見
極めた。
銀を除去する操作を反復して行ないエツチング終点を見
極めた。
一般に2〜4回の反復を要し、所要時間は3〜5分であ
った。
った。
エツチング終了後クロム混酸液で残留レジストを除去し
水洗乾燥後顕微鏡で2試料を比較したところ差異はなく
極めて鮮鋭な良質の画像が得られ、対レジスト攻撃性の
弱いエツチング液であり、熱処理なしのレジストでも十
分使用が出来ることが判った。
水洗乾燥後顕微鏡で2試料を比較したところ差異はなく
極めて鮮鋭な良質の画像が得られ、対レジスト攻撃性の
弱いエツチング液であり、熱処理なしのレジストでも十
分使用が出来ることが判った。
この性質は従来使用されていたエツチング性よりもはる
かに優れていることを示すものである。
かに優れていることを示すものである。
実施例 2
前記ブランク板にホトレジスト画像を形成させた試料を
、弗酸の代りに下記弗素イオン供与剤各11を使用した
エツチング液でエツチングした。
、弗酸の代りに下記弗素イオン供与剤各11を使用した
エツチング液でエツチングした。
何れも銀の析出が見られ、例1と同様操作でエツチング
画像を作製したが得られた画像は良好であった。
画像を作製したが得られた画像は良好であった。
(1)弗化アンモニウム、(2)弗化カリウム、(3)
弗化水素アンモニウム、(4)硼弗化水素 実操作時間は上側と大差がなかった。
弗化水素アンモニウム、(4)硼弗化水素 実操作時間は上側と大差がなかった。
実施例 3
前例試料をエツチングするにあたり、下記エツチング液
に硝酸を添加しその硝酸量を変化させた。
に硝酸を添加しその硝酸量を変化させた。
硝酸銀 1.Or
L弗化アンモニウム 0,5i(脱イオン水
100m1 添加濃硝酸量10.20.30,40,50.6017
0.80190.1007711濃硝酸添加量が低い場
合(40ml以下)では銀の析出が多く、硝酸濃度が低
い程析出銀の消滅時間が長かった。
100m1 添加濃硝酸量10.20.30,40,50.6017
0.80190.1007711濃硝酸添加量が低い場
合(40ml以下)では銀の析出が多く、硝酸濃度が低
い程析出銀の消滅時間が長かった。
50.60m1では銀の析出が僅かに認められ、70m
1以上では全く認められないが又は認められてもエツチ
ング終点に達すると殆んど同時に消滅した。
1以上では全く認められないが又は認められてもエツチ
ング終点に達すると殆んど同時に消滅した。
以上から銀の析出限界又はエツチング終点と同時消滅の
硝酸添加量の限界は約60m1であり、これ以上の添加
の場合にはエツチング終点の判定が非常に明確であった
。
硝酸添加量の限界は約60m1であり、これ以上の添加
の場合にはエツチング終点の判定が非常に明確であった
。
エツチング完了までの時間は1分〜3分で濃硝酸添加量
が少ない程短時間で多くなるに従って時間を要した。
が少ない程短時間で多くなるに従って時間を要した。
これは硝酸添加によるエツチング液の稀釈によるためで
、硝酸はエツチングには寄与せず銀の溶解のみに寄与し
ていることが判った。
、硝酸はエツチングには寄与せず銀の溶解のみに寄与し
ていることが判った。
Claims (1)
- 1 基板上に形成したゲルマニウム−シリコン酸化物を
主成分とする薄膜をエツチング法でエツチングして画像
化する場合に用いるエツチング液として、少なくとも弗
素イオンと、銀イオン、水銀イオン、金イオン、白金イ
オン又はパラジウムイオンの1種とがエツチング作用成
分として存在するものであることを特徴とするエツチン
グ液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49039466A JPS5830738B2 (ja) | 1974-04-09 | 1974-04-09 | エツチングエキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49039466A JPS5830738B2 (ja) | 1974-04-09 | 1974-04-09 | エツチングエキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50133777A JPS50133777A (ja) | 1975-10-23 |
JPS5830738B2 true JPS5830738B2 (ja) | 1983-07-01 |
Family
ID=12553821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49039466A Expired JPS5830738B2 (ja) | 1974-04-09 | 1974-04-09 | エツチングエキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830738B2 (ja) |
-
1974
- 1974-04-09 JP JP49039466A patent/JPS5830738B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50133777A (ja) | 1975-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4015986A (en) | Method of developing and stripping positive photoresist | |
US4320191A (en) | Pattern-forming process | |
KR101348751B1 (ko) | 인듐 산화막의 식각액 조성물 | |
JP5687685B2 (ja) | エッチャント組成物および方法 | |
US3867218A (en) | Method of etching a pattern in a silicon nitride layer | |
CN103299241B (zh) | 半色调掩模、半色调掩模坯料及半色调掩模的制造方法 | |
US6494966B2 (en) | Method of minimizing contaminating deposits using dilute acid rinse | |
JPH0476101B2 (ja) | ||
CN109055937B (zh) | 一种获取高透射率铝合金的化学刻蚀方法 | |
US3539408A (en) | Methods of etching chromium patterns and photolithographic masks so produced | |
US4368099A (en) | Development of germanium selenide photoresist | |
JPS5830738B2 (ja) | エツチングエキ | |
JPH0434144B2 (ja) | ||
JPH0466345B2 (ja) | ||
JPH0736196A (ja) | パターン形成方法 | |
TWI815271B (zh) | 蝕刻液組成物及蝕刻方法 | |
TWI594069B (zh) | Method of manufacturing a transfer mask | |
JPS60182439A (ja) | クロムマスク素材 | |
JPS6024933B2 (ja) | 電子線感応性無機レジスト | |
JP2693606B2 (ja) | 薄膜の洗浄方法 | |
JPS6159505B2 (ja) | ||
JPS646449B2 (ja) | ||
KR20010083486A (ko) | 크롬 금속막의 선택적 에칭 용액 | |
JPS5931975B2 (ja) | 反転マスクの製造方法 | |
WO2000011107A1 (en) | Ito etching composition |