JPS5830594Y2 - 槽内壁洗浄装置 - Google Patents

槽内壁洗浄装置

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Publication number
JPS5830594Y2
JPS5830594Y2 JP10322776U JP10322776U JPS5830594Y2 JP S5830594 Y2 JPS5830594 Y2 JP S5830594Y2 JP 10322776 U JP10322776 U JP 10322776U JP 10322776 U JP10322776 U JP 10322776U JP S5830594 Y2 JPS5830594 Y2 JP S5830594Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection nozzle
revolution
shaft
water
cleaning liquid
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Expired
Application number
JP10322776U
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English (en)
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JPS5321484U (ja
Inventor
清実 薗部
正人 宮崎
英幸 木本
Original Assignee
株式会社イワキ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は噴射ノズルから噴射される洗浄液の噴射反動力
で噴射ノズルを公転および自転させて槽内の洗浄を行な
う槽内壁洗浄装置に関する。
この種の槽内壁洗浄装置は、加圧された洗浄液例えば水
を主軸から公転軸へ流し、さらに公転軸に設けた噴射ノ
ズルから液体槽などの槽内に向けて噴射するもので、こ
の水の噴射反動力を利用して固定および回転傘歯車の組
合せにより、噴射ノズルを自転させると同時に公転軸を
公転させて、槽内壁全体にわたり水を噴射することによ
り洗浄を行なう。
しかして、この槽内壁洗浄装置において噴射ノズルの噴
射反動力は、変圧ポンプによって噴射ノズルに供給され
る洗浄液、例えば水の圧力と、噴射ノズルの自転軸、軸
線からの距離つまり噴射ノズルの腕長さが一定のとき噴
射ノズルの断面積に比例して増大し、噴射ノズルの回転
速度はこの噴射反動力の増大に伴って速くなる。
しがし、通常槽内壁洗浄装置には、洗浄液の供給源とし
て二連プランジャーポンプが使用され、噴射ノズルの口
径はこのポンプの最大吐出流量より、最高吐出圧力にな
るように最大口径が決定されるものである。
このようにノズル口径が決定されると、腕長さを変える
か、回転速度制御機構を設けなければ噴射ノズルの回転
速度を変える事は出来ない。
噴射ノズルの回転速度を変えるために、噴射ノズルの腕
長さを変えたり、ノズルを交換してノズル口径を変える
事は手数がかかり困難である。
又、二連プランジャーポンプのバイパス弁によって圧力
を調節する事により速度調節を行う方法は、圧力がポン
プの最高吐出圧以下の場合、最大洗浄効果は望めないか
ら非能率的な洗浄になる。
また、噴射ノズルの高さを変える場合もあるが、手数が
大変面倒である。
そして、何よりも大きな問題は噴射ノズルからの水の水
量を減少させることは回転数の調節は行なえるが、洗浄
効果が低下してしまうことである。
本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、洗浄専用の
噴射ノズルと回転力用の噴射ノズルを設け、回転力用の
噴射ノズルの水量をねじ式絞り弁で変えるようにして、
洗浄効果を低下させることなく噴射ノス゛ル回転数を容
易かつ確実に調節が行なえる槽内壁洗浄装置を提供する
ものである。
以下本考案を図面で示す一実施例について説明する。
図中1は上端部を開放した筒状の本体で、その上端開放
部は蓋2で閉塞してあり、内部には歯車増速機3を収納
した空間部4が構成しである。
蓋2の中央部には例えば給水ポンプに接続する液入口5
が形成してあり、この液入口5から本体1底部に形成し
た軸孔6にかけて本体1両側部を通る通路7,7が形成
しである。
本体1の下端部には筒状のハウジング8が設けてあり、
ハウジング8内には軸受10,10に回転自在に支承し
た主軸9が垂直に設けてあり、主軸9の上端は軸孔6を
介して歯車減速機3に連結している。
主軸9は軸方向に内孔11を形成した中空のもので、こ
の内孔11の上端は軸孔6を介して通路7.7に連通ず
るとともに下端部はボルト栓12で閉塞している。
主軸9の下部両側にこれと直交するように公転軸14が
取付けてあり、この公転軸14は軸方向の内孔15を有
する中空状のもので、内孔15は主軸9の孔13を介し
て内孔11に連通し、一端部はボルト栓16で閉塞する
とともに他端部は後述するねじ式の絞り弁24が螺挿し
である。
公転軸14の両端部は軸受18,18を介して筒状をな
す自転傘歯車19.19が回転自在に嵌装されている。
ハウジング8の外周には筒状をなす固定傘歯車20が嵌
着しである。
固定傘歯車20には自転傘歯車19.19が各々噛合し
ている。
また、自転傘歯車19.19の周壁には公転軸14の内
孔15に各々連通ずる連通孔21.21が形成しである
一方の自転傘歯車1つの外周部両側には、連通孔21に
連通ずる第1の噴射ノズル22が公転軸14に対して直
角に対向して取付けである。
他方の自転傘歯車19の外周部両側には、連通孔21に
連通ずる第2の噴射ノズル23か公転軸14に対して直
角に対向して取付けである。
第1の噴射ノズル22は直進型をなし、公転軸14に対
しその直角方向に直進して例えば水を噴射する。
第2の噴射ノズル23は基部が公転軸14に対し直角を
なし、その先端部は互に異なる方向に向けて直角に平行
して屈曲しており、公転軸14を中心とする第2の噴射
ノズル23に回転モーメントを与えるように例えば水を
噴射する。
このため、第1の噴射ノズル22は槽内洗浄を行なう洗
浄専用のもので、第2の噴射ノズル23は回転用のもの
となる。
また、絞り弁24は外部から操作可能に公転軸14の内
孔15の他端部に螺挿してあり、その先端部は内孔15
と連通孔21との間の開閉度を可変でき、第2の噴射ノ
ズル23から噴射される水量を変えるもので゛ある。
なお、図中17は本体1の蓋2に設けたプラグ、25は
絞り弁24に螺合したロックナツトである。
しかして、この槽内壁洗浄装置を運転する場合には、給
水ポンプから送られた洗浄液例えば水は蓋2の液入口5
から本体1の通路7,7を通り主軸9の内孔11を流れ
、さらに公転軸14の内孔15をその両端側に分れて流
れ、連通孔21,21を通って第1の噴射ノズル22と
第2の噴射ノズル23から噴射される。
第1の噴射ノズル22からは水が公転軸14に対し直角
方向に噴射され、この水は洗浄すべき槽の内周壁に衝突
して洗浄を行なう。
なお、第1の噴射ノズル22から噴射される水は回転モ
ーメン)〜とじては作用しない。
第2の噴射ノズル23から噴射される水は、互に異なっ
た方向に平行に噴射されるので、第2の噴射ノズル23
は公転軸14を中心とする回転モーメントを与えられて
回転(自転)する。
なお、第2の噴射ノズル23から噴射される水は、一部
は洗浄用どして利用されるが、主として回転モーメント
を得るものとして利用される。
第2の噴射ノズル23が回転すると、自転傘歯車19が
一体的に回転し、固定傘歯車20に噛合しながらその周
縁部に沿って移動する。
自転傘歯車19とともに公転軸14が主軸9を中心とし
てこれと一体的に回転(公転)シ、第1の噴射ノズル2
2と第2の噴射ノズル23は自転傘歯車19.19と一
体的に自転しながら、公転軸14により主軸9周りを公
転する。
このため、槽内周壁の周方向全体にわたって水が噴射さ
れ洗浄が行なわれる。
第2の噴射ノズル23の回転数(自転数)を調節する場
合には、絞り弁24を外部から摘んで回転移動し、内孔
15と第2の噴射ノズル23との間の開度を適宜可変す
れば、第2の噴射ノズル23から噴射される水の水量が
変化し、水量が増大すると第2の噴射ノズル23の回転
数が比例的に増大し、水量が減少すると回転数が比例的
に減少する。
絞り弁24の操作に外部から簡単に行なえる。
第2の噴射ノズル23の噴射水量を変えれば第2の噴射
ノズル23とともに第1の噴射ノズル22の回転数を調
節できるが、許容し得る範囲で、ノズル口径を小さくシ
、噴射ノズルの腕長さを長くして回転力を得ているので
、第1の噴射ノズル22の噴射水量はあまり変化せず所
定の洗浄効果を維持できる。
なお、槽内周壁に付着しているものが洗浄しにくい場合
には第1および第2の噴射ノズル22.23の回転数を
低下させて確実に除去し、通常の付着物は通常の速度で
良い。
本考案の槽内壁洗浄装置は以上説明したように、一方の
噴射ノズルで洗浄を行ない、他方の噴射ノズルで回転モ
ーメントを得るようにしたので、洗浄効果を低下させる
ことなく噴射ノズルの回転数を得ることができ、しかも
公転軸に設けた絞り弁により容易かつ確実に噴射ノズル
から噴射される水量を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は噴
射ノズルを示す側面断面図である。 1・・・・・・本体、9・・・・・・主軸、14・・・
・・・公転軸、22・・・・・・第1の噴射ノズル、2
3・・・・・・第2の噴射ノズル、24・・・・・・絞
り弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 供給源からの洗浄液を流通させる回転自在な中空主軸と
    、この主軸に直交して設けられ主軸からの洗浄液を両端
    側に分流させる中空の公転軸と、この公転軸の一端部に
    回転自在に設けられ公転軸の半径方向に直進して洗浄液
    を噴射させる第1の噴射ノズルと、前記公転軸の他端部
    に回転自在に設けられ公転軸を中心とする回転モーメン
    トを得るように洗浄液を噴射させる第2の噴射ノズルと
    、前記公転軸の他端部に設けられ第2の噴射ノズルから
    噴射される液量を調節するねじ式の絞り弁とを具備して
    なる槽内壁洗浄装置。
JP10322776U 1976-08-03 1976-08-03 槽内壁洗浄装置 Expired JPS5830594Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10322776U JPS5830594Y2 (ja) 1976-08-03 1976-08-03 槽内壁洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10322776U JPS5830594Y2 (ja) 1976-08-03 1976-08-03 槽内壁洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5321484U JPS5321484U (ja) 1978-02-23
JPS5830594Y2 true JPS5830594Y2 (ja) 1983-07-06

Family

ID=28713392

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10322776U Expired JPS5830594Y2 (ja) 1976-08-03 1976-08-03 槽内壁洗浄装置

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DK201170108A (da) * 2011-03-03 2012-09-04 Bawat As System til behandling af ballastvand i ballasttanke

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Publication number Publication date
JPS5321484U (ja) 1978-02-23

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