JPS5830495B2 - 燃焼安全装置 - Google Patents
燃焼安全装置Info
- Publication number
- JPS5830495B2 JPS5830495B2 JP52008495A JP849577A JPS5830495B2 JP S5830495 B2 JPS5830495 B2 JP S5830495B2 JP 52008495 A JP52008495 A JP 52008495A JP 849577 A JP849577 A JP 849577A JP S5830495 B2 JPS5830495 B2 JP S5830495B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- output
- combustion
- gas
- safety device
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- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はバーナ立消え時はもちろん、酸素不足、いわゆ
る酸欠下における不完全燃焼時にも有効な燃焼安全装置
に関するものである。
る酸欠下における不完全燃焼時にも有効な燃焼安全装置
に関するものである。
一定の酸欠下で火炎がリフトするようにバーナ炎口など
を工夫し、熱電対の出力により立消えと不完全燃焼の監
視を行う安全装置が現在考えられている。
を工夫し、熱電対の出力により立消えと不完全燃焼の監
視を行う安全装置が現在考えられている。
しかし、このものでは燃焼性の悪い天然ガスやＬＰガス
には適用の可能性があるが、都市ガスのように燃焼性の
良好なガスでは酸素濃度が１５俤、或いは１０係に至っ
てもバーナがリフトを起さず、その間の不完全燃焼によ
って多量のＣＯを発生して中毒の危険があった。
には適用の可能性があるが、都市ガスのように燃焼性の
良好なガスでは酸素濃度が１５俤、或いは１０係に至っ
てもバーナがリフトを起さず、その間の不完全燃焼によ
って多量のＣＯを発生して中毒の危険があった。
また、電源を使って熱電対の起電力がある値まで降下し
たとき電磁弁を閉じるものもある。
たとき電磁弁を閉じるものもある。
ところが、この方式でもガス種類によって電磁弁閉止点
に対する酸欠状態のばらつきを生じるものであった。
に対する酸欠状態のばらつきを生じるものであった。
すなわち、第１図はＡガスとＢガスとを燃焼させた場合
の熱電対の起電力特性を示し、■はバーナ点火時の起電
力立上がり領域、■は正常燃焼状態領域、■は酸欠状態
の進行に伴う起電力降下領域である。
の熱電対の起電力特性を示し、■はバーナ点火時の起電
力立上がり領域、■は正常燃焼状態領域、■は酸欠状態
の進行に伴う起電力降下領域である。
今、酸欠下での不完全燃焼が起り、これに伴う熱電対の
起電力降下点■１で電磁弁を閉じる場合、ＢガスではＩ
Ｂ点で電磁弁が閉じられる。
起電力降下点■１で電磁弁を閉じる場合、ＢガスではＩ
Ｂ点で電磁弁が閉じられる。
この閉成点ＩＢは不完全燃焼が大して進行していないと
ころであり、したがって、Ｃ０発生量も少なく、特に人
体に害があるところまでは達していないものである。
ころであり、したがって、Ｃ０発生量も少なく、特に人
体に害があるところまでは達していないものである。
しかし、一方のＡガスでは不完全燃焼が相当進行した閉
成点ＩＡとなり、多量のＣＯを発生してしまう。
成点ＩＡとなり、多量のＣＯを発生してしまう。
また上記より電磁弁の閉成する起電力降下点を上げて、
例えば■２に設定すると、Ｂガスでは電磁弁の開成がで
きなくなってしまう。
例えば■２に設定すると、Ｂガスでは電磁弁の開成がで
きなくなってしまう。
本発明は燃焼検知センサの出力降下率を利用してバーナ
へのガス供給を遮断することによって上記従来の問題点
を解消したもので、以下その実施例を添附図面とともに
説明する。
へのガス供給を遮断することによって上記従来の問題点
を解消したもので、以下その実施例を添附図面とともに
説明する。
まず、第２図は全体のブロックダイヤグラムを示すもの
で、Ｃはバーナ、Ｄは上記バーナＣの燃焼を検知して出
力を発生する、例えば熱電対、ホトトランジスタなどの
燃焼検知センサ、Ｅは上記センサＤの出力を増幅する増
幅回路、Ｆは前記増幅回路Ｅより増幅された初期起電圧
を記憶する記憶回路、Ｇは増幅回路Ｆにより増幅された
起電圧と前記記憶回路Ｆに記憶された初期起電圧を比較
する比較回路、Ｈは比較回路Ｇによって出された信号に
より作動する駆動部、■は前記記憶回路Ｆに記憶された
ものを消すリセット部である。
で、Ｃはバーナ、Ｄは上記バーナＣの燃焼を検知して出
力を発生する、例えば熱電対、ホトトランジスタなどの
燃焼検知センサ、Ｅは上記センサＤの出力を増幅する増
幅回路、Ｆは前記増幅回路Ｅより増幅された初期起電圧
を記憶する記憶回路、Ｇは増幅回路Ｆにより増幅された
起電圧と前記記憶回路Ｆに記憶された初期起電圧を比較
する比較回路、Ｈは比較回路Ｇによって出された信号に
より作動する駆動部、■は前記記憶回路Ｆに記憶された
ものを消すリセット部である。
次に動作について説明する。
点火時は押廻し式コック（図示せず）と連動して電磁弁
を開き、バーナＣに火炎を形成することにより、センサ
Ｄが加熱され熱起電力を発生する。
を開き、バーナＣに火炎を形成することにより、センサ
Ｄが加熱され熱起電力を発生する。
この熱起電力を増幅回路Ｅにより増幅した電位と、この
増幅回路Ｅより何割か降下させた設定電圧を記憶する記
憶回路Ｆから出る電位とを取り出し、両者を比較回路Ｇ
に入れて前記記憶回路Ｆからの出力より増幅回路Ｅから
の直接の出力の方が大きいことを比較検知し、駆動部Ｈ
に電流を流すことによって電磁弁を吸着させ、押廻し式
コックを離した状態でもガス回路を開成させる。
増幅回路Ｅより何割か降下させた設定電圧を記憶する記
憶回路Ｆから出る電位とを取り出し、両者を比較回路Ｇ
に入れて前記記憶回路Ｆからの出力より増幅回路Ｅから
の直接の出力の方が大きいことを比較検知し、駆動部Ｈ
に電流を流すことによって電磁弁を吸着させ、押廻し式
コックを離した状態でもガス回路を開成させる。
次に酸欠時になると、火炎温度が下り、センサＤから発
生する起電圧がだんだん降下し、これによって増幅され
た増幅回路Ｅからの出力Ｅｏも第３図のように降下する
。
生する起電圧がだんだん降下し、これによって増幅され
た増幅回路Ｅからの出力Ｅｏも第３図のように降下する
。
−万前記記憶回路Ｆに記憶された伺割か降下させた電圧
Ｆｏは一定の電圧で比較回路Ｇに入力されているので、
前記増幅回路Ｅから出る出力Ｅｏが記憶回路Ｆからの出
力Ｆ’ｏより低くなる時点Ｐで比較検出され駆動部Ｈの
電流をオフにし電磁弁が離脱してガス回路が閉じられ、
これによって危険を回避し安全を確保する。
Ｆｏは一定の電圧で比較回路Ｇに入力されているので、
前記増幅回路Ｅから出る出力Ｅｏが記憶回路Ｆからの出
力Ｆ’ｏより低くなる時点Ｐで比較検出され駆動部Ｈの
電流をオフにし電磁弁が離脱してガス回路が閉じられ、
これによって危険を回避し安全を確保する。
そして酸欠時の不完全燃焼を取除き記憶回路の記憶を消
去することによって、再び正常な燃焼を開始させること
が出来る。
去することによって、再び正常な燃焼を開始させること
が出来る。
次に第４図に具体的な回路構成を示す。
１，２はアンプ、３はコンパレータ、４，５，６，７は
ダイオード、８はコンデンサ、９，１０は抵抗、１１は
トランジスタ、１２は電磁弁のコイル１３はリセット、
１４は電源である。
ダイオード、８はコンデンサ、９，１０は抵抗、１１は
トランジスタ、１２は電磁弁のコイル１３はリセット、
１４は電源である。
通常大気中において点火されるとセンサＤによって発生
せしめた起電圧をアンプ１によって増幅させ、出力の１
つをコンパレータ３に、もう１つの出力を記憶回路Ｆに
入力する。
せしめた起電圧をアンプ１によって増幅させ、出力の１
つをコンパレータ３に、もう１つの出力を記憶回路Ｆに
入力する。
記憶回路Ｆでは入力によってコンデンサ８が初期起電圧
の最高電位に保たれる。
の最高電位に保たれる。
ダイオード４は入力側の電位が低下した時にコンデンサ
８の放電を防ぐためである。
８の放電を防ぐためである。
コンデンサ８により保持される電位はインピーダンス変
換のアンプ２を通して抵抗９，１０によって分割され、
コンパレータ３に入力される。
換のアンプ２を通して抵抗９，１０によって分割され、
コンパレータ３に入力される。
またダイオード５と電源１４は記憶回路Ｆを零電位より
少し高い電位にすることによって、コンパレータ３に入
力する電位を零電位より少し高い電位にして、点火ミス
とか、生ガス流出等によるセンサ一部の入力が零の時に
コンパレータ３が誤動作をせず常に駆動部Ｈをオフ状態
に保つために設けられている。
少し高い電位にすることによって、コンパレータ３に入
力する電位を零電位より少し高い電位にして、点火ミス
とか、生ガス流出等によるセンサ一部の入力が零の時に
コンパレータ３が誤動作をせず常に駆動部Ｈをオフ状態
に保つために設けられている。
従って正常燃焼状態では常にコンパレータ３で比較され
る入力は増幅回路Ｅからの直接入力が記憶回路Ｆからの
入力より高く駆動部Ｈのトランジスタ１１にベース電流
を流して、これをオン状態にし、コイル１２に電流を流
し電磁弁を吸着させ、ガス回路を開成している。
る入力は増幅回路Ｅからの直接入力が記憶回路Ｆからの
入力より高く駆動部Ｈのトランジスタ１１にベース電流
を流して、これをオン状態にし、コイル１２に電流を流
し電磁弁を吸着させ、ガス回路を開成している。
次に酸欠状態になるとセンサＤから得られる起電圧が降
下するために増幅回路Ｅからコンパレータ２への直接入
力が、前記記憶回路Ｆからの入力より低くなり、駆動部
Ｈのトランジスタ１１のベース電流が流れなくなって、
これがオフとなり、コイル１２には電流が流れず電磁弁
が離脱しガス回路が閉成され危険を回避し安全を確保す
る。
下するために増幅回路Ｅからコンパレータ２への直接入
力が、前記記憶回路Ｆからの入力より低くなり、駆動部
Ｈのトランジスタ１１のベース電流が流れなくなって、
これがオフとなり、コイル１２には電流が流れず電磁弁
が離脱しガス回路が閉成され危険を回避し安全を確保す
る。
そして酸欠時の不完全燃焼を取除き記憶回路Ｆの記憶を
リセット部■によって消去して、再び正常な燃焼を開始
させることができる。
リセット部■によって消去して、再び正常な燃焼を開始
させることができる。
以上のように本発明の燃焼安全装置はセンサ出力が記憶
された初期出力値から伺割か下った所を異常として燃焼
を停止するものであり、バーナ立消え時はもちろん酸欠
時においても初期の発生起電圧（あるいは起電流）のば
らつき等の影響を受けず、あらゆるガス圧や都市ガス、
天然ガス、プロパン系ガス等のあらゆるガス種類に対応
でき、多量のＣ０発生以前に燃焼器の系を停止させ、危
険を回避し、安全を確保できる。
された初期出力値から伺割か下った所を異常として燃焼
を停止するものであり、バーナ立消え時はもちろん酸欠
時においても初期の発生起電圧（あるいは起電流）のば
らつき等の影響を受けず、あらゆるガス圧や都市ガス、
天然ガス、プロパン系ガス等のあらゆるガス種類に対応
でき、多量のＣ０発生以前に燃焼器の系を停止させ、危
険を回避し、安全を確保できる。
また、従来の酸欠対策用バーナのようにリフトしやすい
状態にしなくてよいので、通常燃焼時においては風など
外部影響がガス圧、ガス種類の影響を受けず安定したバ
ーナ火炎を形成させることができる。
状態にしなくてよいので、通常燃焼時においては風など
外部影響がガス圧、ガス種類の影響を受けず安定したバ
ーナ火炎を形成させることができる。
第１図は従来例を示す説明図、第２図は本発明の実施例
における燃焼安全装置のブロックダイヤグラム、第３図
は動作説明図、第４図は具体的な電気回路図である。 Ｃ・・・・・・バーナ、Ｄ・・・・・・燃焼検知センサ
、Ｅ・・・・・・増幅回路、Ｆ・・・・・・記憶回路、
Ｇ０１９００．比較回路、Ｈ・・・・・・駆動回路。
における燃焼安全装置のブロックダイヤグラム、第３図
は動作説明図、第４図は具体的な電気回路図である。 Ｃ・・・・・・バーナ、Ｄ・・・・・・燃焼検知センサ
、Ｅ・・・・・・増幅回路、Ｆ・・・・・・記憶回路、
Ｇ０１９００．比較回路、Ｈ・・・・・・駆動回路。
Claims (1)
- １ バーナの燃焼を検知する燃焼検知センサと、上記セ
ンサの出力を増幅する増幅回路と、この増幅回路で増幅
された初期出力を記憶する記憶回路と、増幅回路の出力
と記憶回路の出力を予め設定した設定値まで低下させた
出力とを比較する比較回路と、この比較回路の出力によ
る駆動される駆動回路とで構成した燃焼安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52008495A JPS5830495B2 (ja) | 1977-01-27 | 1977-01-27 | 燃焼安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52008495A JPS5830495B2 (ja) | 1977-01-27 | 1977-01-27 | 燃焼安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5393432A JPS5393432A (en) | 1978-08-16 |
| JPS5830495B2 true JPS5830495B2 (ja) | 1983-06-29 |
Family
ID=11694688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52008495A Expired JPS5830495B2 (ja) | 1977-01-27 | 1977-01-27 | 燃焼安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5830495B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011000315A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Rinnai Corp | グリル |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS563828A (en) * | 1979-06-20 | 1981-01-16 | Seihoku Sangyo Kk | Oxygen shortage detecting device for combustion apparatus |
| JPS563829A (en) * | 1979-06-20 | 1981-01-16 | Seihoku Sangyo Kk | Oxygen shortage detecting device for combustion appliance |
| JPS5733726A (en) * | 1980-08-09 | 1982-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Detecting device of combustion |
| JPS5795524A (en) * | 1980-12-03 | 1982-06-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Combustion controlling apparatus |
| JPS57108152U (ja) * | 1980-12-23 | 1982-07-03 | ||
| JP5746674B2 (ja) * | 2012-10-16 | 2015-07-08 | リンナイ株式会社 | 加熱調理器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5096953A (ja) * | 1973-12-27 | 1975-08-01 |
-
1977
- 1977-01-27 JP JP52008495A patent/JPS5830495B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5096953A (ja) * | 1973-12-27 | 1975-08-01 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011000315A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Rinnai Corp | グリル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5393432A (en) | 1978-08-16 |
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