JPS6269018A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPS6269018A
JPS6269018A JP20777085A JP20777085A JPS6269018A JP S6269018 A JPS6269018 A JP S6269018A JP 20777085 A JP20777085 A JP 20777085A JP 20777085 A JP20777085 A JP 20777085A JP S6269018 A JPS6269018 A JP S6269018A
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JP
Japan
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combustion
oxygen sensor
flame
fuel gas
air
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JP20777085A
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Shinji Kuramoto
藏本 新治
Masatoshi Ono
桜野 正敏
Takeshi Matsuzaki
猛 松崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/003Systems for controlling combustion using detectors sensitive to combustion gas properties
    • F23N5/006Systems for controlling combustion using detectors sensitive to combustion gas properties the detector being sensitive to oxygen

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は燃焼装置に係り、特に酸素センサにより燃焼を
制御し、酸化炎の定空燃比制御を行うのに好適な燃焼装
置に関するものである。
〔発明の背景〕
従来の酸素センサを用いた燃焼装置の一種として、自動
車エンジンがあり、この空燃比制御を前記酸素センサを
用いて行なった例がある。この例においては、酸素セン
サは燃焼排ガス通路中に直交して配設されていた。
近年、前記酸素センサは、自動車エンジン制御用センサ
としてだけでなく、家庭用ボイラ等の燃焼装置の排ガス
通路に取付けて燃焼制御を行うこう とが考えらq至った。
しかし、家庭用ボイラ等は、ランニングコストの関係か
ら、熱効率は一般的に75%以上確保する必要があり、
排気ガス温度は260C以下程度となっており、この温
度では、前記酸素センサの出力起電圧が発生しない(一
般的には400C以上)このため、家庭用ボイラ等の燃
焼装置に酸素センサを取付ける場合、燃焼室内の高温雰
囲気中に取付ける必要がある。
従来の酸素センサーを有する燃焼装置を第2図を参照し
て説明する。
第2図は、従来の燃焼装置の略示構成図である。
第2図において、1はバーナ、2は、燃料ガス供給系の
終端であるガスノズル、3は、燃焼用の空気と燃料ガス
との混合する混合管、4は混合室、5は、燃焼用の空気
の供給系に設けた燃焼空気供給用の送風機、6は、バー
ナ1の下流側に燃焼炎に直交して配設された酸素センサ
で、酸素センサ6は、ジルコニア等のセラミック製のも
のである。
7は、前記酸素センサ6に新鮮な空気を供給するための
空気導管で送風機5部に連通している。8は、バーナ1
に燃焼炎を形成させて燃焼を行う燃焼室、9は熱交換器
、10は、燃料ガス供給系に設けられた調節自動弁に係
るガス量制御用比例バルブ、11は、燃焼制御用コント
ローラ、12は、燃焼炎の外炎を示す。
このような構成の燃焼装置において、燃料ガスは、ガス
量制御用比例パルプ10で制御され、燃焼用空気は、送
風機5から供給され、混合管3内で予混合され、バーナ
1の上面で燃焼を行う。
燃焼した排ガスは、酸素センサ6の外表面を加熱しなが
ら通過する。
一方、酸素センサ6内表面には、送風機5がら空気導管
7を通って新鮮な空気が供給され、この酸素センサ6に
は、ネルンストの式として知られる(1)式で定まる起
電圧Eが発生する。
ここに、R:ガス定数 T:絶対温度 F:ファラデ一定数 028:新鮮な空気の酸素量 02M:排ガス中の酸素量 このため、T−一定なら、排ガスの濃度変化により酸素
センサ6の起電圧Eが変化する。そこで、一定の起電圧
を発生するように、燃焼i制御用コントローラ11でガ
ス量制御用比例・(ルブ10のガス通路開度を制御し、
空気と燃料ガスとの量の割合を適正な定空燃比となるよ
うにし2て、燃焼制御するものである。
しかし、家庭用様器は小形コンパクト化が要求されるた
め、燃焼室8を小さくすることが必要となり、その結果
酸素センサ6とバーナ1の間隔■(寸法が小さくなる。
このため、酸素センサ6は燃焼炎の分布形態で長手方向
に温度分布が発生し、熱応力で割れたり、H寸法が小さ
いため最高温度が高くなり、酸素センサ6の電極材料で
ある白金が、腐食され、寿命が短くなつ念りする欠点が
あった。
次に、従来技術における他の問題点について説明する。
従来の燃焼装置は、例えば特公昭56−1.0527号
公報記載のように、排気ガス中の可燃成分量と酸素セン
サの起電圧の関係から、酸素センサの電圧に応じて空気
量または燃料ガス量を制御することにより、定空燃比制
御を行うとともに、酸素センサの電圧が異常に上が9、
すなわち燃焼排ガス中の酸素が不足した場合、−酸化炭
素中毒事故につながるため酸素センサの電圧値をみて安
全弁を閉鎖し、燃料ガスの供給を停止することになって
いるが、実用上次の2点が問題となることについて十分
配慮されていなかった。
その1つは酸素センサの温度による影響である。
一般家庭用燃焼機器は、空帆比(現実の空気量と燃焼に
必要な理論空気量との比)が1.2以上の酸化炎で燃焼
させるものであるため、例えば特公昭56−10527
号公報記載のような、センサの起電力が800mVの出
力を出させるためには空気比がn = 1.0近くで燃
焼させざるを得す、n=1.0近くまで良好な燃焼を行
うバーナの製作は現実にはきわめて困難である。
空気比ロー1.2程度のバーナにおいては、前記酸素セ
ンサの起電力に係る出力はせいぜい70mmV程度であ
り、この場合n = 1.1でも先の(1)式によると
酸素センサの起電力は80mVとなり、異常燃焼をこの
80mV以上と定めると、酸素濃度の影響以外にも温度
の影響が大きく、酸素濃度は良好でも酸素セ/すの取付
位置の影響による温度変化により安全弁を停止させると
いう不具合があった。
他の1つは、前記1つ目の問題が解決されても、調節自
動弁により空気比を一定に保つように制御するため、例
えばガス量が異常に少なくなるとその量に応じて空気の
調節自動弁をどこまでも追従させるため、バーナの根元
に火が入りバーナが過熱する、いわゆる7ラツシユバツ
ク現象が生じることであった。
また、燃料ガス量過多のときは、入力が増大し、熱交換
器9がオーバーヒートするという問題があった。
次に、従来技術におけるさらに他の問題点について説明
する。
従来の酸素センサを使用した燃焼装置は、特公昭56−
10527号公報記載のように、酸素センサの起電力で
ある出力電圧の大きさにより燃焼の異常の有無を検出し
たり、または酸素センサの出力電圧の大小で空燃比制御
を行っている燃焼器があったが、いずれも酸素センサが
正常に動作しているときのm制御についてのみ論じてい
た。
しかし、酸素センサは一般的に、安全化ジルコニアに白
金電極を付けており、6000以上の高温域で使用され
るため、根元部と先端部で温度差が発生し、熱応力等で
折れたり、センサー自身の寿命により、正規な出力が出
ないため、空燃比制御点が正規な点から外れ異常燃焼を
行っても燃焼を継続するという問題について配慮されて
いなかった。
〔発明の目的〕 本発明は、前述の従来技術の問題点を解決するためにな
されたもので、酸素センサの長寿命化を図るとともに、
燃料ガスと空気との供給を適正に制御し、異常燃焼を防
止する信頼性の高い燃焼装置の提供を、その目的として
いる。
〔発明の概要〕
本発明の燃焼装置に係る第1の発明の構成は、燃焼用の
空気の供給系と、燃料ガスの供給系と、これら空気およ
び燃料ガスを適正な空燃比で混合すに燃焼炎を形成させ
て燃焼を行う燃焼室と、燃焼炎附近の排ガス気流中の酸
素量に応じて電圧を発生する酸素センサと、この酸素セ
ンサの出力電圧に応じて作動−する制御手段により排ガ
ス気流中の酸素の1が一定となるように制御される調節
自動弁とを備えた燃焼装置において、前記酸素センサを
、燃焼炎の基部近傍から最大燃焼時の外炎の接線方向で
、かつ、外炎に対し一定間隔を保つような位置に取付け
たものである。
また、本発明の燃焼装置に係る第2の発明の構成は、燃
焼用の空気の供給系と、燃料ガスの供給系と、これら空
気および・燃料ガスを適正な空燃比で混合させるための
混合室と、この混合室に接するバーナに燃焼炎を形成さ
せて燃焼を行う燃焼室と燃焼炎附近の排ガス気流中の酸
素量に応じて電圧を発生する酸素センサと、この酸素セ
ンサの出力電圧に応じて作動する制御手段により排ガス
気流中の酸素の債が一定となるように制御される調節自
動弁とを備えた燃焼装置において、前記燃料弁開度が異
常に開いたとき、または閉じたときに、前記安全弁を閉
鎖して燃料ガスの供給系を遮断せしめる主制御器を配設
したものである。
さらに付記すると、本発明の燃焼装置における酸素セン
サの出力電圧に応じて作動する制御手段は、当該酸素セ
ンサと並列に抵抗を設け、その並列抵抗回路の導通を周
期的に、または燃焼初期に行うことによって、当該酸素
センサの内部抵抗を検出しうるように構成され、その内
部抵抗が所定の値に増加したときに安全弁を閉鎖して燃
料ガスの供給系を遮断させるように制御回路を構成した
ものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の各実施例を第1図と第3図ないし第6図
を参照して説明する。
まず、本発明の燃焼装置に係る第1の発明の実施例を第
1図および第3図を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る燃焼装置の酸素セン
サ取付部の詳細断面図、第3図は、その酸素センサの温
度分布を示す線図である。
なお、第1図において、図示外の燃焼装置各部の構成は
第2図と同等であり、図中、第2図と同一符号のものは
、従来技術と同等部分であるから、その説明を省略する
第1図の実施例では、最大燃焼時の燃焼炎の外炎12の
接線に一定の間隔り寸法を保つように、酸素七ンサノを
斜に取付けている。すなわち、酸素センサ6は、混合室
4の7ランジ部に傾斜面を形成した酸素センサ取付座4
aに、押え板13を介してねじ14で固定されている。
換言すれば、酸素センサ6は、最大燃焼時の燃焼炎の外
炎12の接線に沿うように燃焼炎基部から垂直方向に4
5〜85°の角度で配設されている。
なお、この角度は、例えば風が吹いたときなどの外乱で
火炎がフラッシュバックしないような燃焼炎形状に対し
て決定されたものである。
このような酸素センサの取付は構成により、酸素センサ
6内部での温度分布は、第3図に示すようになだらかな
勾配となる。第3図において、横軸は酸素センサの長手
方向の寸法を示し、横軸は温度をとって、温度センサの
各部の温度分布を示したものである。
このように、なだらかな勾配の温度分布となるため、酸
素センサ6の発生熱応力が小さく、亀裂などの事故が減
少する。
また、最大燃焼時の外炎12の接線方向に酸素センサ6
が配設されているため、燃焼室8の高さを燃焼炎の長さ
限界まで下げることが可能となり、きわめて小形の燃焼
室を提供することができるとともに、酸素センサ6の最
大温度も外炎12からの一定間隔距離である5寸法で任
意に調整できるものである。
ここで燃焼熱量が減少した場合には、燃焼炎は小さくな
り、酸素センサ6は外炎12の接線と平行に保てなくな
るが、熱量減小にともない酸素センサ6自身の温度も低
下するため最高温度が下るとともに5寸法が見掛は上火
となり温度勾配も緩和されるものである。
第1図の実施例によれば、ジルコニア等のセラミック裏
酸素センサを有する燃焼装置において、外炎12の接線
方向に平行に一定間隔を有して火炎基部近傍に酸素セン
サ6を配設しているため、酸素センサ6が均一に加熱さ
れることによって熱応力が小さくなり、亀裂等の恐れが
少なく、小形の燃焼室内においても酸素センサの最高温
度は1000r以下に任意に設定できる。したがって、
恢器の小形化がはかれるとともに、酸素センサ6の最大
温度が低いため酸素センサ6の白金の腐蝕が少なく長寿
命化が実現できる。
次に、本発明の燃焼装置に係る第2の発明の実施例を第
4図ないし第6図を参照して説明する。
ここに第4図は、本発明の他の実施例に係る燃焼装置の
主要な構成を示すブロック図、第5図は、その燃焼特性
図、第6図は、調節自動弁の印加電圧−弁開度−風量特
性図である。
第4図において、15は主バーナ、16は種火バーナ、
17は、燃料ガス供給系に係る燃料ガス通路、18は器
具ガバナ、19は、燃料ガス通路17に設けた安全弁、
2oは、燃焼用の空気の供給系に係る給気孔、21・は
、排ガス気流中の酸素の量 が一定になるように空気比
を調節する調節自動弁、22は、燃焼炎附近の排ガス気
流中に配設された酸素センサで、この酸素センサ22は
、酸素量に応じて電圧を発生するものである。
23は、前記酸素センサ22の出力電圧に応じて前記自
動調節弁21を制御すb燃焼制御用コントローラ、24
は、前記自動調節弁21の弁開度が異常に開いたとき、
または閉じたときに、前記安全弁19を閉鎖して燃料ガ
スの供給系を遮断せしめる主制御器で、この主制御器2
4は、CPUなどで構成されている。
なお、第4図のブロック図は、従来技術として先に説明
した特公昭56−10527号公報記載の燃焼装置のブ
ロック図に対応して示した図面であり、混合ヱ、燃焼室
、熱交換器などの詳細を省略して示しているが、これら
混合室、燃焼室、熱交換器などが先の第2図のように、
燃焼装置の構成要素として存在することはいうまでもな
い。
次に、このような燃焼装置の作用と効果を第4図に合わ
せ第5,6図を参照して説明する。
第5図に示す燃焼特性図は、横軸に風量、縦軸に空気比
をとってその関係を示したもので、空気比n = 1.
1で制御されている状態を示している。
図中、■の線はり7ト限界を示す。すなわち、燃料ガス
の噴出スピードが早すぎて燃焼炎が吹きとび消炎して不
完全燃焼をする範囲を示す。
■の線はイエロー限界を示す。すなわち、空気量が足り
ないとき(空気比nが1.0より下)、燃焼炎が黄色っ
ぽく赤味がかかつて不完全燃焼をする範囲を示す。
■の線はフラッシュバックするパンク域の限界を示して
いる。
第6図は、調節自動弁21の印加電圧と弁開度、そのと
きの風量を示す調節自動弁特性を示すものでおる。ここ
で、調節自動弁7は、アクチュエータを電気信号(電圧
)で開閉するものを使用している。
かかる構成において、排ガス中の酸素濃度に応じて出力
される酸素センサ22の信号で燃焼制御用コントローラ
23が作動し、調節自動弁21の開度を決めて最適風量
を供給し定空燃比制御を行うことができる。
それとともに、供給燃料ガス量がノズルのつまりなどで
減少した場合、燃焼用の空気量が過多となり空気比が犬
となるため%(1)式で求められる酸素センサ22の起
電力Eに係る出力電圧が低下し、調節自動弁21の開度
を絞ることによって、前記燃料ガス量の減少にともなっ
て空気量を絞り、常に空気比n = 1.1で燃焼する
よう自動的に制御されるものである。
第5図で具体的に説明すると、当初、空気比n=1.1
の0点で燃焼していたところ、ノズルつまりなどで燃料
ガス量が減少し、いったんは空気比nがF、aまで増加
する。しかし、酸素センサ22と燃焼制御用コントロー
ラ23の作動で調節自動弁21の開度を絞り風量をGか
らKに減少させB点に燃焼状態を自動制御で移行させる
。ここで、前記燃料ガス量の減少がn = 1.1のレ
ベルでA点相当寸で風量を絞る必要がある場合は■に示
すノくッ/7偕IFλh−撚怖彫づE#−&I−てバー
ナの過熱等を起こす可能性がある。そこで、制御許容風
量範囲としてハツチングで示すBからDの範囲とし、B
点の風量をに、0点の風量を0%0点の風量をJとした
とき、第6図に示す調節自動弁21の弁開度、印加電圧
特性から、風量に時の印加電圧をM、風量0時の印加電
圧S、風量J時の印加電圧をPとすると、燃料ガス量の
過多により空気の風量を調節するに際して調節自動弁2
1の印加電圧がM以下およびP以上となったとき燃料ガ
ス通路にある安全弁19を主制御器24の制御によって
閉鎖し、フラッシュバック等の異常が発生する前に燃焼
を安全に停止させる。したがって、機器の過熱等による
故障、あるいは火炎等に発展する恐れがなく、空気比n
 = 1.1の当初設定の条件で燃焼するため、不完全
燃焼の発生がない。
このように、第4図に示す第2の発明の実施例によれば
、排気ガス中に存在する酸素濃度に応じて出力される酸
素センサ22の出力電圧信号で燃焼制御と安全機構を動
作させることができるため、定空燃比制御ができるとと
もに、異常燃焼の検出、入力過多過少の検出を行い安全
に燃焼を停止できるため、不完全燃焼による一酸化炭素
中毒の防止、熱交換器のオーバーヒートによる火災等を
防止できるものである。
なお、前述の第4図のブロック図においては、酸素セン
サ22は、燃焼炎上に水平に配設した状態を示している
が、先の第1図に示したように燃焼炎の基部近傍から、
最大燃焼時の外炎の接線方向で、かつ、外炎に対し一定
間隔を保つような位置に取付ければ、酸素センサの長寿
命化がなされ、より効果的でおることは言うまでもない
また、第4図の実施例では、調節自動弁21を燃焼用の
空気の供給系に配設した例を説明したが、本発明はこれ
に限るものではなく、調節自動弁を先の第2図に示すよ
うに燃料ガス供給系に配設してもよい。この場合、第2
図に示すガス量制御用比例バルブ10が調節自動弁とし
て機能し、隣接して図示されている電磁弁が安全弁とな
る。すなわち第4図では器具ガバナ18の位置に安全弁
が配設され主制御器24で制御されるように構成される
ものである。
次に、本発明の燃焼装置に係る第2の発明の他の実施例
を第4図に合わ伊て第7図を参照して説明する。
第7図は、第4図の燃焼装置における酸素センサ出力読
み込み部の回路図である。
第7図において、02で示したものが酸素センサ22で
、IC+で示す増幅器で増幅して調節自動弁21を制御
する燃焼制御用コントローラ23の制御器入力として読
み込むものである。R1rR3は抵抗で、R3> R[
となっている。
Trlはトランジスタ、Rzはその抵抗で、酸素センサ
02に対し並列抵抗回路を構成している。
5Vは電源を示す。
空気比が設定値より犬きくなると、すなわち燃料不足と
なると調節自動弁21の弁開度をじ9燃比を一定に保つ
ように制御する。空気比が設定値より小さくなると上記
と逆の動作を行うフィードバック制御となっている。
ここで、酸素センサ22は長時間使用すると内部抵抗が
大巾に増大する。特に、亜硫酸ガス含有排気ガス中では
顕著である。このため、酸素センサ22の内部抵抗が増
大すると、増幅器IC++側の入力が見掛は上低下して
しまい、初期に設定した空気比からずれた位置で制御を
おこなうごとになる。そこで、主バーナ15の燃焼中、
一定間隔で時々第7図に示すV、に印加しトランジスタ
T 、r工をONさせる。
酸素センサ(02)22の内部抵抗をRoとし、゛電圧
をVとすると、トランジスタTrl をONさせたとき
の増幅器IC++側の電圧V1は次の(2)式のように
なる。
3 XR2 一方、トランジスタT r 1がOFFするときは、酸
素センサ02%抵抗R+ 、R3で形成する回路のみ醒
流が流れ、増幅器ICI+側の電圧V2は(3)式のよ
うになる。
調節自動弁21を制御するコントローラ23の主制御器
24をマイクロコンピュータなどCPUを使用して、ト
ランジスタTrlのON時、!=OF’F’時との電圧
の値を比較すれば、もしも酸素センサ(02)22の内
部抵抗几0が犬となると、(1)。
(2)式の比較から、v、>Vz となる。
そこで、例えばv、=4v、以下となったときを(49
素センサ(02)22の寿命と判定して、主11J H
器24の作動で燃料ガス通路17にある安全弁19を閉
鎖し、燃料ガスの供給を停止させ、酸素センサの内部抵
抗増大にともなう異常な燃焼を未然に防止できる。
本実施例によれば、酸素センサ(02)22の内部抵抗
Roを常に検出し、内部抵抗R6が増大したとき、すな
わち酸素センサ22が寿命に近づいたときに、安全に燃
焼を停止させるため異常燃焼の継続等を防止することが
でき、−酸化炭素中毒などの恐れのない、実用価値の大
きい燃焼装置を提供することができる。
なお、前述の実施例では、第7図の回路を第4図の燃焼
装置に適用した例を説明したが、本発明はこれに限るも
のでなく、第1,2図に示した燃焼装置に適用しても同
様の効果を奏することはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上述べたように1本発明によれば、酸素センサの長寿
命化を図るとともに、燃料ガスと空気との供給を適正に
制御し、異常燃焼を防止しつる信頼性の高い燃焼装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る燃焼装置の酸素セン
サ取付部の詳細断面図、第2図は、従来の燃焼装置の略
示構成図、第3図は、酸素センサの温度分布を示す線図
、第4図は、本発明の他の実施例に係る燃焼装置の主要
な構成を示すブロック図、第5図は、その燃焼特性図、
第6図は、調節自動弁の印加電圧−弁開度−風量特性図
、第7図は、第4図の燃焼装置における酸素センサ出力
読み込み部の回路図である。 1・・バーナ、2・・・ガスノズル、3・・・混合管、
4・・・混合室、4a・・・酸素センサ取付座、5・・
・送風機。 6.22・・・酸素センサ、7・・・空気導管、8・・
・燃焼室、9・・・熱交換器、10・・・ガス量制御用
比例パルプ、11,23・・・燃焼制御用コントローラ
、12・・・外炎、15・・・主バーナ、17・・・燃
料ガス通路、19・・・安全弁、20・・・給気孔、2
1・・・調節自動弁、24・・・主制御器。 イ′

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、燃焼用の空気の供給系と、燃料ガスの供給系と、こ
    れら空気および燃料ガスを適正な空燃比で混合させるた
    めの混合室と、この混合室に接するバーナに燃焼炎を形
    成させて燃焼を行う燃焼室と、燃焼炎附近の排ガス気流
    中の酸素量に応じて電圧を発生する酸素センサと、この
    酸素センサの出力電圧に応じて作動する制御手段により
    排ガス気流中の酸素の量が一定となるように制御される
    調節自動弁とを備えた燃焼装置において、前記酸素セン
    サを、燃焼炎の基部近傍から最大燃焼時の外炎の接線方
    向で、かつ、外炎に対し一定間隔を保つような位置に取
    付けたことを特徴とする燃焼装置。 2、燃焼用の空気の供給系と、燃料ガスの供給系と、こ
    れら空気および燃料ガスを適正な空燃比で混合させるた
    めの混合室と、この混合室に接するバーナに燃焼炎を形
    成させて燃焼を行う燃焼室と、燃焼炎附近の排ガス気流
    中の酸素量に応じて電圧を発生する酸素センサと、この
    酸素センサの出力電圧に応じて作動する制御手段により
    排ガス気流中の酸素の量が一定となるように制御される
    調節自動弁とを備えた燃焼装置において、前記燃料ガス
    の供給系に安全弁を設け、前記調節自動弁の弁開度が異
    常に開いたとき、または閉じたときに、前記安全弁を閉
    鎖して燃料ガスの供給系を遮断せしめる主制御器を配設
    したことを特徴とする燃焼装置。 3、特許請求の範囲第2項記載のものにおいて、酸素セ
    ンサの出力電圧に応じて作動する制御手段は、当該酸素
    センサと並列に抵抗を設け、その並列抵抗回路の導通を
    周期的に、または燃焼初期に行うことによつて、当該酸
    素センサの内部抵抗を検出しうるように構成され、その
    内部抵抗が所定の値に増加したときに安全弁を閉鎖して
    燃料ガスの供給系を遮断させるように制御回路を構成し
    たものである燃焼装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012533721A (ja) * 2009-07-15 2012-12-27 ローズマウント・アナリティカル・インコーポレーテッド インサイチュープロセスアナライザのための火炎安全システム
JP2014527611A (ja) * 2011-08-18 2014-10-16 エルコ インターナショナル,インコーポレイテッド 酸素センサーを備えた水加熱システム

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