JPS5830392Y2 - 超音波セラミツクマイクロホン - Google Patents

超音波セラミツクマイクロホン

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Publication number
JPS5830392Y2
JPS5830392Y2 JP11556278U JP11556278U JPS5830392Y2 JP S5830392 Y2 JPS5830392 Y2 JP S5830392Y2 JP 11556278 U JP11556278 U JP 11556278U JP 11556278 U JP11556278 U JP 11556278U JP S5830392 Y2 JPS5830392 Y2 JP S5830392Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resonator
vibrator
vibration
diaphragm
bimorph
Prior art date
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Expired
Application number
JP11556278U
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English (en)
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JPS5531394U (ja
Inventor
良一 宇都宮
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP11556278U priority Critical patent/JPS5830392Y2/ja
Publication of JPS5531394U publication Critical patent/JPS5531394U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は超音波セラミックマイクロホンに関するもので
、その目的とするところは温度特性を改良し耐印加電圧
の向上を図ると共に性能の安定した製品を得ようとする
ものである。
従来の超音波マイクロホンは、例えば第3図イに示すよ
うに、圧電磁器振動子1に金属製振動板14を貼り合せ
てなるバイモルフと、前記金属製振動板14の中央部に
金属製円錐状共振子5を接着して複合型共振子を構威し
、前記複合型共振子を端子板7上に弾性固定し、前記複
合共振子と端子板7を収納するケース13により構成さ
れている。
また第3図口の超音波マイクロホンはバイモルフ振動子
の中央部に穴を設け、円錐状共振子5を前記バイモルフ
振動子に接着する際の接着強度補強を目的として前記穴
に結合軸15を挿入固定したものである。
以上のように従来の複合型共振子構造では、円錐状共振
子5を樹脂製接着剤によりバイモルフ振動子に接着固定
していたため、高い印加電圧を受けた時の振動による熱
や、高温雰囲気中で、接着強度が低下し、出力低下を示
すものであった。
また、平面振動板上に円錐状共振子を接着する場合、そ
の接着剤の量と前記金属製振動板、金属製円錐状共振子
のそれぞれの形状のバラツキ及び組立て作業のバラツキ
があるため、前記金属製円錐状共振子の機械的結合度を
一定に保つことが困難であり、結合部の不安定要素が振
動子のもつ共振特性に大きい影響を与える等の難点があ
った。
本考案は上記のような従来の難点を解消したもので、以
下一実施例として示した第1図、第2図に従ってその構
成を説明する。
1は圧電磁器振動子、2は金属製振動板で、表面中央部
に隆起部3を有し、裏面側に圧電磁器振動子1を貼り合
せてバイモルフ振動子4を構成している。
圧電磁器振動子1の圧電効果を利用し、タワミ振動を起
こさせ、電気音響変換を行なうものである。
5は金属製円錐状共振子で、振動板2の隆起部3にハン
ダ6を介して取付けられ複合型の共振子を構成している
前記隆起部3と円錐状共振子5との接続は前記ハンダ付
は又は溶接等の方法で行なわれるが、いずれも隆起部3
の裏面が凹状となり圧電磁器振動子1との間は空間を介
しているため加工上のかえりが生じても、前記圧電磁器
振動子1貼り合せ面には貼り合せ上の何んらの不都合も
生じない。
7は端子板で、弾性接着剤8を介して前記バイモルフ振
動子4が取りつけられている。
9,10は端子板に植設した端子で、バイモルフ振動子
4の両電極面とリード線11.12を介して接続されて
いる。
13はリード線11,12、端子板7、バイモルフ振動
子4を収納したケースである。
本考案は上記のような構成を採ったので、振動板2と円
錐状共振子5との接続において、円錐状共振子5と隆起
部3のそれぞれの頂点が接合部となるため、限定された
小さい面積で接続でき、バイモルフ振動子4の振動を効
率よく円錐状共振子5に伝えることができ、かつ円錐状
共振子5の取付位置決めが容易である。
接続手段としてはハンダ付け、溶接、接着剤、その他前
記金属製振動板2の隆起部3に穴を設けて、該穴に円錐
状共振子5を挿入し接着して取付けても良い。
また本考案によれば、上述のようにバイモルフ振動子と
振動増幅機能を有する円錐状共振子5の接続を一般的に
温度特性の優れている金属製材料を介して固定が出来る
構造のため、マイクロホンに駆動電圧が働いた場合に、
その電圧の上昇とともに振動が増加し、振動子を発熱さ
せて接着破壊を起こす危険性が低減され、耐印加電圧を
上げることが出来るとともに温度特性の改善が出来る。
金属製振動板2の中央部に設けた隆起部3による振動伝
達は次のようになる。
金属製振動板2と圧電磁器振動子1を貼り合せてなるバ
イモルフ振動子4は、信号が印加されるとタワミ振動を
行なう。
この振動は自由振動に近い振動を行なうように構成して
いるため、前記バイモルフ振動子4の中央部に振動の腹
部が生じる。
このため中央部に設けられた前記円錐状共振子5はバイ
モルフ振動子4の振動幅が最大のどころの振動をうける
さらに前記円錐状共振子5の共振振動が生じ、逆にバイ
モルフへの強い励振となって作用し、増幅されているも
のである。
ここで、本考案で示すような金属製振動板2中央部の隆
起部3は一定の振動波長内での振動板径が長く構成され
るため、隆起部を有しない均一平面の振動板に比べ、振
動振幅が大きくなる。
すなわち、振動板2の隆起部3が振動伝達の支点を調整
している。
本考案は上記のような構成及び作用を有するので、振動
効率を上げ、音響出力を高くすると同時に、構成部品間
の接着強度を上げ、耐熱の優れたマイクロホンを提供す
ることが出来る。
さらに耐印加電圧が高く、温度特性の優れた高感度の超
音波セラミックマイクロホンの開発により自動車用機器
や、屋外及び悪条件下での使用する機器等、用途の拡大
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による超音波セラミックマイクロホンの
一実施例を示した断面図、第2図は同分解斜視図、第3
図イ9口は従来例を示した断面図である。 1・・・・・・圧電磁器振動子、2・・・・・・金属製
振動板、3・・・・・・隆起部、5・・・・・・円錐状
共振子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製振動板の一面中央部に隆起部を設け、該隆起部が
    凹状をなす前記振動板の他面側に圧電磁器振動子を貼り
    合わせ、隆起部に金属製円錐状共振子を接着固定して成
    る複合型共振子を超音波変換素子として用いた超音波セ
    ラミックマイクロホン。
JP11556278U 1978-08-22 1978-08-22 超音波セラミツクマイクロホン Expired JPS5830392Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11556278U JPS5830392Y2 (ja) 1978-08-22 1978-08-22 超音波セラミツクマイクロホン

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JP11556278U JPS5830392Y2 (ja) 1978-08-22 1978-08-22 超音波セラミツクマイクロホン

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Publication Number Publication Date
JPS5531394U JPS5531394U (ja) 1980-02-29
JPS5830392Y2 true JPS5830392Y2 (ja) 1983-07-04

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ID=29067306

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JP11556278U Expired JPS5830392Y2 (ja) 1978-08-22 1978-08-22 超音波セラミツクマイクロホン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58107431U (ja) * 1982-01-18 1983-07-21 日立造船株式会社 伸縮式オ−ニング装置
JPS58112841U (ja) * 1982-01-22 1983-08-02 日立造船株式会社 煙突の頂部オ−ニング装置
JPS5923542U (ja) * 1982-08-03 1984-02-14 日立造船株式会社 煙突の頂部オ−ニング装置

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JPS5531394U (ja) 1980-02-29

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