JPS5830165Y2 - 鉄道線路の建築限界支障検査器 - Google Patents

鉄道線路の建築限界支障検査器

Info

Publication number
JPS5830165Y2
JPS5830165Y2 JP15037578U JP15037578U JPS5830165Y2 JP S5830165 Y2 JPS5830165 Y2 JP S5830165Y2 JP 15037578 U JP15037578 U JP 15037578U JP 15037578 U JP15037578 U JP 15037578U JP S5830165 Y2 JPS5830165 Y2 JP S5830165Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
attached
rotating
hindrance
tester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15037578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5568004U (ja
Inventor
辰男 岩川
慶尚 金子
三司 萩原
康夫 並木
Original Assignee
日本国有鉄道
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本国有鉄道 filed Critical 日本国有鉄道
Priority to JP15037578U priority Critical patent/JPS5830165Y2/ja
Publication of JPS5568004U publication Critical patent/JPS5568004U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5830165Y2 publication Critical patent/JPS5830165Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はトンネル、跨線橋等の構造物において支障と
なる限界を簡易に検知し、がっ構造簡単な鉄道線路の建
築限界支障検査器に係るものである。
従来、構造物における支障となるべき限界の検知に際し
、(a)車両の左右において対称に検知腕を取付けるか
、もしくは(b)モーターカーに搭載せる検査器の左も
しくは右の側方に検知腕を突出させ、構造物の一側を検
知した後、モーターカー自体を転車台に載置して180
度だけ回転させた後、再びモーターカーを転車台がらレ
ール上に戻し、ついで構造物の他側を検知するようにし
ているが、前記(a)の場合にあっては検知腕を左右対
称に設定する必要上、その設定作業が煩雑となり、また
検知に際し、検知腕の切損・破壊のとき、新品との交換
作業および左右の対称をまづ確認する手間を要する等、
時間的な損失を免れ難く、また(b)の場合にあっては
モーターカーを転車台のある地点まで移動させなければ
構造物の未検知部分を検知不能なため、モーターカーの
不必要な走行と之に要する時間の浪費を免れ難く、なお
転車台が近距離地点にないときは別のモーターカーの利
用を考慮しなければならず、作業者にとっては不便の感
を免れ難い等の欠点を有している。
そこでこの考案は前記のような欠点を是正し、検知腕を
左右対称に設定せず、しかも転車台を必要としない鉄道
線路の建築限界支障検査器を提供しようとするものであ
る。
以下図面についてこの考案の実施例を述べるに、フラン
ジのある車輛Wに固定した車軸1を回転自在に支承体2
,2に軸受(図示しない)を介して貫通・支持し、これ
ら支承体2,2の上方に設けた保持体3,3に載置体4
、その上に被覆板5を止着・載置して台車Tを形成し、
この台車Tにおける載置体4の中央に穿設した凹所kに
後述の回転軸7下部を垂下・収納し、この回転軸7の貫
通・遊合せる通孔dをもった被覆板5に、保護筒6を溶
着・直立し、この保護筒6内のローラー軸受(図示しな
い)を介して回転自在に貫通せる回転軸7の下方ネジ部
yを刻設し、該ネジ部yに定着された座金8にナツト9
を当接して回転軸7の被覆板5からの逸脱を防ぐと共に
座金8を被覆板5下面に摺接可能に臨ませ、また回転軸
7の上端における縮径部を、長方形の回転枠10下端に
取付けた底板11の一部に密嵌し、なお回転軸7上方の
フランジを底板11に溶着・一体化し、さらに底板11
の適所に設けたボールキャスターγを被覆板5上に転勤
自在に臨ませ、回転枠10を保護筒6に対し回転可能に
支持しである。
また回転枠10の一側(第1図において左側)に取付け
た連結片12に長方形の測定枠13の底縁すの適所を固
定すると共に、この底縁すと三角形状の支持枠15の底
縁eとを回転枠10の上面に重合・載置し、また測定枠
13およびこの上端に定着された他の測定枠14の夫々
を、前記支持枠15の直立縁S、に沿い、ボルト、ナツ
トのような止着具j1.j2によりフランジ結合し、必
要に応じ組付・分離可能としである。
なお測定枠13.14相互も必要とあれば着脱自在とす
ることもできる。
測定枠13.14の下方と側方に向は夫々固定・突出し
た取付片f、g、hの上下に亙り所定間隔下に突起体1
6を回動自在に装着し、これら突起体16の夫々に通孔
iを穿設し、この通孔iに合致する通孔Cのある検知腕
17先端に当て板18を固定し、しがして通孔i、Cに
挿通されたボルトlおよびナツトnにより検知腕17の
突起体16への設定位置を容易に選定可能であり、前記
突起体16の一部に刻設した目盛mに、検知腕17に刻
印した0点を一致させることでその設定位置を定量的に
決定できる。
なお台車Tの前進もしくは後退の際、トンネルもしくは
跨線橋のような構造物■に当て板18が当接し検知腕1
7を切損するおそれがあるため、取付片f、g、hと突
起体16との夫々の側に支軸p。
qを設け、二重反転式蝶番形式を構成することで検知腕
17の切損を未然に防止しであるが、この点はこの考案
の目的や趣旨ではないから説明は省略し、また回転枠1
0が妄りに回動しないように制動機もしくは制止片を付
設しておく。
図中19はリミットスイッチ筐である。
この考案は前述のような構成であるから、検知腕17を
突起体16に対し所定位置にボルトl、ナラ)nを以て
締着した後、台車Tを移行させて構造物Vにおける一側
(第1図では左側)の建築限界を検知し、この検知作業
が終了後、回転枠10の台車Tにおける被覆板5上での
180°回転で検知腕17を構造物■の他側(第1図で
は右側)に臨ませ得るので検知を極めて容易・迅速に行
うことができ、そして検知腕を台車の左・右に対称のも
とに設定していた従来のものに比し検知腕は台車の左も
しくは右のいづれか一方に設定すれば事足りるので検査
器としての製作費用が少なくて済むので経済的であり、
また台車自体は移行方向に向けたまま回転枠を180°
回転するだけの極めて簡単な所作で検知腕の向きを容易
・迅速に転換でき、一方向に突出した検知腕を有するモ
ーターカー自体を転車台のある所迄移行しなければ検知
腕の向きを転換不能であった従来のものに比し、検知作
業の所要時間を著しく短縮できるので作業能率の著しい
向上を所期し得るし、また、載置体中央に設けた凹所内
に回転軸を垂下・収納し、この回転軸のネジ部にナツト
を螺合する一方、載置体上面に取付けられた被覆板に前
記回転軸を貫通・遊合させであるので必要に応じナツト
を回転軸から離脱させるときは、回転軸、回転枠、測定
枠等を台車から分離可能にして、点検・修理もしくは交
換にも至便であり、なお、測定枠と支持枠とは直立縁を
介して着脱自在に接合されているもので、測定枠の徒ら
な揺動を支持枠により防ぎ、また不使用時における保管
、整理等に際し形態を小型化し得て取扱が容易であると
共に、回転枠と一体的な底板に装着されたボールキャス
ターを、前記被覆板上に転勤自在に支持させであるので
、回転枠を円滑かつ容易に回転可能である上に、検知腕
は測定枠に対して設定位置を調節可能なため、検知状況
や測定枠の大小に即応して取付えつる故、利用者にとっ
てはその取扱が容易で、しかも検知腕の徒らな切損をも
予防し得て経済的であり、さらに、検査器量体としての
構造ヲ妄りに複雑化することもないので堅牢・安価に製
作可能で、しかも取扱が簡便である等の実益を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例にして、第1図は要部正面図
、第2図は第1図のA部拡大図、第3図は第1図のB部
の一部切欠した拡大断面である。 T・・・・・・台車、e・・・・・・底縁、r・・・・
・・ボールキャスターS・・・・・・直立縁、■・・・
・・・凹所、y・・・・・・ネジ部、2・・・・・・支
承体、4・・・・・・載置体、5・・・・・・被覆板、
7・・・・・・回転軸、9・・・・・・ナツト、10・
・・・・・回転枠、11・・・・・・底板、13゜14
・・・・・・測定枠、15・・・・・・支持枠、17・
・・・・・検知腕。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台車における支承体上方に取付けた載置体の中央に凹所
    を設け、該凹所内に垂下・収納された回転軸のネジ部に
    ナツトを螺合し、この回転軸上端に固定した回転枠−側
    に、測定枠を定着・直立させ、これら測定枠に直立縁を
    着脱自在に接合せる支持枠の底縁を、前記回転枠他側に
    重合する一方、回転枠下方に一体的に沿設せる底板に装
    着せるボールキャスターを、載置体上面に取付けられ、
    がっ回転軸を貫通・遊合させた被覆板上に転勤自在に支
    持すると共に、測定枠−側に検知腕をその設定位置を調
    節可能に取付けてなる鉄道線路の建築限界支障検査器。
JP15037578U 1978-11-02 1978-11-02 鉄道線路の建築限界支障検査器 Expired JPS5830165Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15037578U JPS5830165Y2 (ja) 1978-11-02 1978-11-02 鉄道線路の建築限界支障検査器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15037578U JPS5830165Y2 (ja) 1978-11-02 1978-11-02 鉄道線路の建築限界支障検査器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5568004U JPS5568004U (ja) 1980-05-10
JPS5830165Y2 true JPS5830165Y2 (ja) 1983-07-02

Family

ID=29134589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15037578U Expired JPS5830165Y2 (ja) 1978-11-02 1978-11-02 鉄道線路の建築限界支障検査器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5830165Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6487966B2 (ja) * 2017-06-14 2019-03-20 第一建設工業株式会社 線路走行式支障物検知装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5568004U (ja) 1980-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN207525563U (zh) 一种移动测量车
JPS5830165Y2 (ja) 鉄道線路の建築限界支障検査器
CN109835367B (zh) 一种应用于轨道交通的限界检测装置
CA1264224A (en) Railhead profile measuring apparatus
CN113008991A (zh) 一种用于道岔探伤的便携式探伤小车
JPS6262961U (ja)
US4167816A (en) Radius turntable gauge for front end alignment of motor vehicles
JPH0443804Y2 (ja)
US3839965A (en) Turntable
JPH0656711U (ja) 鉄道線路の建築限界測定装置
JPH0218083Y2 (ja)
CN220167008U (zh) 一种桩基检测辅助装置
CN215524595U (zh) 一种铁路工程检测用垂直度检测装置
CN107202565A (zh) 转向轮式平整度仪
RU46471U1 (ru) Подвесная дефектоскопная тележка
JP2572868Y2 (ja) タイヤ試験機
JPH04109138A (ja) タイヤの振れ量測定装置
JPS6243988Y2 (ja)
JP2000205851A (ja) 簡易軌道検測車のスタンド機構
JP2583016Y2 (ja) タイヤ試験機
JPH073305Y2 (ja) 磁歪応力測定装置
JPH0540405Y2 (ja)
JPH032237U (ja)
JPH0342359Y2 (ja)
JPH037772Y2 (ja)