JPS5830066B2 - ボウサイシステム - Google Patents

ボウサイシステム

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Publication number
JPS5830066B2
JPS5830066B2 JP49077336A JP7733674A JPS5830066B2 JP S5830066 B2 JPS5830066 B2 JP S5830066B2 JP 49077336 A JP49077336 A JP 49077336A JP 7733674 A JP7733674 A JP 7733674A JP S5830066 B2 JPS5830066 B2 JP S5830066B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
fire
smoke
air
equipment
Prior art date
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Expired
Application number
JP49077336A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS516397A (ja
Inventor
郁夫 吉原
紀昭 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP49077336A priority Critical patent/JPS5830066B2/ja
Publication of JPS516397A publication Critical patent/JPS516397A/ja
Publication of JPS5830066B2 publication Critical patent/JPS5830066B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、重層建造物(いわゆるビル)火災を対象とし
た防災方法に係わる。
最近のビル火災では、焼死というよりむしろ煙のため死
亡する例が多い。
従来、煙対策として、(1) 防煙扉、防煙シャッタ
、垂れ壁などにより燃焼気体の伝搬を妨げる方法(防煙
・連爆設備)(2)機械力により燃焼気体を強制排気す
る方法(排煙設備) (3)廊下または全能に送風加圧することによりその領
域への燃焼気体の侵入を妨げる方法(送風設備) などが、採られている。
しかしながら、いずれの方法もそれ1つでは、確実に防
煙効果を発揮できない場合が多いことと、しかも緊急時
にどのような対策をとるか、どのように操作をするかは
人手に頼っているため、対策をとるまでに大きな時間遅
れが生じたり、人の判断の誤りに基づく不適切な処理が
行なわれる場合があることなどの欠点があった。
本発明の目的は、上記従来技術の欠陥を解決するため、
自動火災感知設備の出力をもとに、防壁設備、連爆設備
および送風設備を自動的に制御する方法を提供すること
にある。
上記目的を達成するため本発明の防災方法では、重層建
造物において火災が発生した場合、自動火災感知設備の
出力情報を基に、防煙扉、防煙シャッタ、垂れ壁など防
煙設備、連爆設備を自動制御し、燃焼気体の伝搬を妨げ
、同時に火災階の直上階に送風加圧することにより上層
階への煙伝搬を妨げている。
以下本発明を実施例により詳しく説明する。
第1図は、n階重層建造物における自動火災感知設備の
機器構成の概念図を示す。
ただし、n=2.3,4.・・・・・・であり、建物階
数nは最下階より連続番号をつけることにする。
たとえば地上5階、地下2陥の建物は、ここでは7階建
てと呼び地上1階をここでは3階と呼ぶ。
第1図において1−11.1−21.・・・・・・、1
−11は1階に配置された火災感知器、1−12.1−
2□、・・・・・・、1−74は2階に配置された火災
感知器、・・・・・・、lln。
1 2n、・・・・・・、1−1nはn階に配置された
火災感知器、2−1 、2−2 、・・・・・・、2−
nは火災感知器から各階毎に設置された集線装置(火災
受信機) 3−1 、3−2 、・・・・・、3−nへ
出力信号を伝える伝送路を示す。
各階に配置された火災感知器の動作信号は集線装置を経
て、中央管理室5に伝送路4を通って伝えられる。
中央管理室では少なくとも作動した火災感知器がどの階
に属するかまでは識別可能である。
第2図は、中央管理室における情報処理および制(財)
のシーフェンスを示す。
同図において、6は火災感知器からの出力信号を監視す
る機能、7は火災感知器のうち少なくとも1つが作動し
た場合8以降の機器制御を開始し、そうでないとき6に
戻り監視をつづける機能、8は作動した感知器がどの階
に属するか識別する機能、9は送風装置を起動し火災の
発生した直上階にのみ送風する制(財)機能、10は火
災を感知した場合全ての防煙設備、連爆設備を起動させ
る機能を表わす。
第2図において、8の機能すなわち火災感知器が作動し
た階床のうち最上階を識別する方法は以下の通りである
第1表は、平常時における監視状態を示す。
監視状態OFFとはその階に属する火災感知のどの1つ
も火災を検知していない状態のことである。
したがって、平常時にはすべての階の監視状態はOFF
である。
中央監視室では、階床番号の大きい方から、n階、n−
1階、n−2階、・・・・・・、1階の順に逐次調べて
行き、初めである階の監視状態がONであったとき、火
災階はその階であると判別する。
ここで監視状態がONとは、その階に属する火災感知器
の少なくとも1つが火災を感知した状態であることを表
わす。
このようにすることにより、相異なる階床に属する複数
個の火災感知器が作動した場合それらのうちの最上階の
直上階に送風することができる。
たとえば、第2表は11階と12階の火災感知器が同時
に火災を感知している状態を示す(ただし、Jl〉J2
とする)。
この場合、上から順に調べて行くので、J1+1階に送
風することになる。
第2図における、9の送風設備は各階に空気を送る送風
機と、各階へ通じるダクト、および各階への送風を制御
するダンパーから成る。
各階のダンパーを開閉することにより、特定の階のみに
送風することができる。
このような機能を有することにより、本発明の防災方法
においては、自動的に火災を感知しその感知結果に基づ
き、防煙設備・連爆設備を駆動しかつ火災の直上階に送
風することを行なえる。
その結果、緊急時に人間の判断により誤りを排除し迅速
に対処できること、防煙扉、防煙シャッタ、垂れ壁等を
利用した防煙対策・防煙対策と送風加圧による防煙対策
を併用しているため防煙の確実性が高いことが特徴であ
る。
また、本発明の送風加圧方式では、火災が発生した直上
階にのみに送風するので、全能にわたり給気する従来方
式に比べ少ない送風量で高い圧力差を得ることができる
送風加圧方式による防煙効果は火災階の燃焼気体の圧力
と防禦領域の圧力の差により決まるので、火災の直上階
に大きな圧力を掛ける方が全能にわたり、より少ない圧
力を掛けるより効果が大きい。
本発明の送風加圧方式は建物外部の窓伝いの延焼を防止
する効果もある。
即ち、火勢がある程度強くなって来ると、窓が破れて窓
から吹き出した火炎のため直上階の窓を通して上層階へ
と延焼することがある。
このような場合でも直上階の気圧が高いため窓およびそ
の付近に着火しても燃焼気体はその階床の内部へは流入
し難く、従って直上階へは延焼しにくい。
変形例。
本発明の防災方法に次の機能を付加することにより、さ
らに確実な防災効果を得ることができる。
(1) 火災階およびそれ以下の階床から排気(排煙
)する機能を付方6すること。
この機能を付加することにより、火点を含む領域の気圧
上昇を抑制することができ、直上階への煙流入をより確
実に防止することができる。
(2)エレベータ−シャフト、階段等鉛直方向に空いて
いる空間にも送風加圧する機能を付加すること。
この場合、階段など縦方向の領域の気圧は、火災の直上
階の気圧よりも高くする方が好ましい。
煙の伝搬速度は鉛直方向の方が水平方向よりも2.3倍
〜数倍速いと言われている。
従って、鉛直方向への煙伝般を防ぐことが防煙上大切で
ある。
階段は避難路として使われるため多くの人が居る場合が
多いので階段の防煙対策を厳重にするスリットは大きい
(3)1階当りの床面積が広い場合は、階床内をさらに
複数個の防煙区画に分ける機能、または連爆する機能を
付加すること。
防煙対策または連爆対策を強化することにより、建物全
体にわたる防災効果が向上する。
(4)防煙設備・連爆設備および送風設備をマニュアル
操作によっても制御できる機能を付加すること。
人が火災を発見した場合あるいは不測の事態がおこった
ときの異常処理のために有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自動火災感知設備の概念図、第2図は、中央
管理室の機能を表わす流れ図である。 第1図において、1−11.1−21.・・・・・・1
−tl、 1−21.1−22 、・・・・・・、1−
z2.・・・・・・、1 1n、1 2n、・・・・・
・、1−.6nは火災感知器、2−1 、2−2 、・
・・・・・、2−nは伝送路、3−1.3−2.・・・
・・・、3−nは集線装置、4は伝送路、5は中央管理
室を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数階からなる建造物の防災方法において、火災発
    生時の火災感知器からの感知信号にもとづき火災発生階
    を検知し、該感知信号で作動された防煙・連爆設備によ
    り各階ごとに防煙区画を形成し、上記火災発生階の直上
    階において送風加圧することを特徴とする防災方法。
JP49077336A 1974-07-08 1974-07-08 ボウサイシステム Expired JPS5830066B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49077336A JPS5830066B2 (ja) 1974-07-08 1974-07-08 ボウサイシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49077336A JPS5830066B2 (ja) 1974-07-08 1974-07-08 ボウサイシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS516397A JPS516397A (ja) 1976-01-19
JPS5830066B2 true JPS5830066B2 (ja) 1983-06-27

Family

ID=13631069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP49077336A Expired JPS5830066B2 (ja) 1974-07-08 1974-07-08 ボウサイシステム

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JP (1) JPS5830066B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4896097A (ja) * 1972-03-22 1973-12-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4896097A (ja) * 1972-03-22 1973-12-08

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Publication number Publication date
JPS516397A (ja) 1976-01-19

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