JPS5829887Y2 - 板タイプ安全器 - Google Patents

板タイプ安全器

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Publication number
JPS5829887Y2
JPS5829887Y2 JP6454477U JP6454477U JPS5829887Y2 JP S5829887 Y2 JPS5829887 Y2 JP S5829887Y2 JP 6454477 U JP6454477 U JP 6454477U JP 6454477 U JP6454477 U JP 6454477U JP S5829887 Y2 JPS5829887 Y2 JP S5829887Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
safety device
plate
fuse
type safety
plate type
Prior art date
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Expired
Application number
JP6454477U
Other languages
English (en)
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JPS53157842U (ja
Inventor
哲夫 大塚
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP6454477U priority Critical patent/JPS5829887Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両、船舶等の電気系統や一般の屋内配線等に
使用される安全器に係り、特に板タイプの安全器に関、
するものでbる。
板タイプの安全器は、第1図に示すように、孔2を有す
るコ字形、状の絶縁性基板1の表面に可溶導体箔3を貼
着肺威したものであって、同図の4,4□で示す端子部
を図外の電気接続具に差込み導通させることによって電
気回路の一部を構成し、回路に異常が生じたときにヒユ
ーズ部位5が溶断して安全器として作用するものである
前記絶縁性基板1としては一般にガラス繊維入りのエポ
キシ樹脂基板が用いられ、また可溶導体箔はフォトエツ
チング法により該基板面上に形成されるのである。
6は透明のカバーである。ところが、かかる従来の板タ
イプ安全器は絶縁基板1の表面(片面)にのみ可溶導体
3を形成していたものであるため、一度安全器として機
能して溶断すると当然のことながら再使用は不可能であ
った。
このため、車両用として用いる場合には、常時スペアを
用意しておかないと、走行途中でのかかる安全器の溶断
により継続走行が不能になるなどのおそれがある。
本考案は上記に鑑みなされたものでその目的とするとこ
ろは、絶縁基板上に1対の可溶導体、即ち板ヒユーズを
夫々絶縁状態を保って貼着することにより、形態的には
1つの安全器でありながら2つの安全器(スペア付安全
器)と同様にして取扱うことができる板タイプ安全器を
提供するものである。
以下、第2図乃至第4図に示す本考案の実施例を説明す
る。
第2図は孔12を有する略H字形の絶縁性基板11の片
面に1対のコ字状可溶導体箔、つまり板ヒユーズ13.
14を貼着した安全器10を示す。
各板ヒユーズ13.14は夫々の端子部13a、13a
、14a。
14 aが基板11の4つの脚部に配設されヒユーズ部
すなわち溶断部13b、14bが孔12内に位置するよ
う、互に背反されかつ互に絶縁を保つように適宜間隔離
されて貼着される。
該板ヒユーズ13゜14の材質としては35〜105μ
程度の厚さの銅、アルミニウム又は亜鉛板等が用いられ
る。
15は少なくと゛も溶断部13 b 、 14.、 、
>が露出しないように設けられ、ヒユーズ部の状態が目
視出来る透明の可溶体部カバーで、ポリカーボネート等
から形成されている。
かかる安全器によれば、第3図の如き使用状態即ち、板
ヒユーズ13側を電気回路側との接続具を有するホルダ
Aに差込んで安全器として使用している場合に、何等か
の理由で板ヒユーズ13が溶断しても、安全器10を引
抜いて逆方向にして再び差込めば今度は板ヒユーズ14
側が安全器として使用されることになる。
従って、この安全器10によれば安全器として最低2回
使用することができるので、スペア等を用意しなくても
ヒユーズの交換が可能となり、車両走行中における溶断
の如き場合にも何等不都合を生じない。
第4図は可溶導体箔からなる1対の板ヒユーズ23.2
4を、略H字形基板21の一方の面と他方の面とに、夫
々貼着形成した安全器20を示す。
板ヒユーズ23.24をこのように基板21の両面にそ
れぞれ形成する場合には従来のフォトエツチング法より
も導体箔を直接基板21に圧着プレスする方法(ダイス
タンプ法)が好ましい。
また、両面に形成する場合には各板ヒユーズ23.24
をオーバラップして設けることができるので、ヒユーズ
23.24の放熱のため各端子部23 a 、23 a
、24 a 、24 aを長くしても第2図の場合に
比べて全体の寸法を比較的小型にできる。
また、両面に形成した場合には画板ヒユーズ23.24
の絶縁は確実であり、仮に熱によって各ヒユーズ23.
24が膨張しても両ヒユーズ23.24が接触すること
はない。
尚未使用の端子を透明キャップ25で被覆すれば、未使
用状態が判別出来ると共に端子部の損傷も防止出来る。
かかる安全器20によっても前記実施例のものと同様に
単に安全器を180°向きを変えて差し込むだけでヒユ
ーズの変換が可能となり、スペア等を常時用意しなけれ
ばならない等ρ煩わしさから解放されるのである。
15は可溶体部カバーである。尚、前記各実施例では略
U字形の絶縁基板にコ字状の可溶導体箔を貼着した安全
器について述べたが、具体的な形状として種々の変形例
が容易に考えられるものであることは言うまでもない。
以上要するに本考案によれば、絶縁基板上に1対の板ヒ
ユーズを互に絶縁状態を保って設けることにより、形態
上は1つの安全器でありながら2つの安全器を有するこ
とになり、別にスペアを有せずともヒユーズ変換が可能
となる。
従って、−々別体のスペアを用意しなければならないと
いう煩わしさから解放される一方、不意の溶断時にスペ
アが無くてもヒユーズを取換えることができる等実用上
天なる効果を奏する。
この効果は、特に車両用に用いた場合の、走行中におけ
る溶断時に大なる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の板タイプ安全器の斜視図、第2図は本考
案による板タイプ安全器の斜視図、第3図はその使用態
様を示す斜視図、第4図は他の実施例の斜視図である。 10.20・・・・・・安全器、11.21・・・・・
・絶縁性基板、13,14゜23.24・・・・・・可
溶導体箔(板ヒユーズ)。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)絶縁性基板面上に可溶導体箔からなる板ヒユーズ
    を貼着してなる板タイプ安全器において、該基板上に1
    対の板ヒユーズを各々の端子が背反する方向に夫々絶縁
    状態を保って設けたことを特徴とする板タイプ安全器。
  2. (2)1対の板ヒユーズは基板の同一面上に於いて貼着
    してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の板タイプ
    安全器。
  3. (3)1対の板ヒユーズは、一方の板ヒユーズは基板の
    一方の面上に、他方の板ヒユーズは基板の他方の面上に
    、それぞれ貼着されてなる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の板タイプ安全器。
JP6454477U 1977-05-18 1977-05-18 板タイプ安全器 Expired JPS5829887Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6454477U JPS5829887Y2 (ja) 1977-05-18 1977-05-18 板タイプ安全器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6454477U JPS5829887Y2 (ja) 1977-05-18 1977-05-18 板タイプ安全器

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Publication Number Publication Date
JPS53157842U JPS53157842U (ja) 1978-12-11
JPS5829887Y2 true JPS5829887Y2 (ja) 1983-06-30

Family

ID=28968755

Family Applications (1)

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JP6454477U Expired JPS5829887Y2 (ja) 1977-05-18 1977-05-18 板タイプ安全器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4604602A (en) * 1984-08-17 1986-08-05 Littelfuse, Inc. Plug-in fuse assembly with stackable housing

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53157842U (ja) 1978-12-11

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