JPS582977Y2 - 跳ね上げ式五徳 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガスこんろに用′いる跳ね上げ式五徳に関する
ものである。

五徳の一端を回転自在に支え、五徳を立てかげることに
より受皿の掃除を容易に行なえるようにした跳ね上げ弐
五徳を構成する場合、従来は第４図に示す如く五徳４を
立ち上げた際一定の角度以上回転しないように五徳４の
背面にス）７パー１１を設け、回転を規制する構造が用
いられていた。

しかし、このような従来構造においては回転規制用の部
材を別個に設けなげればならず、構造が複雑になるばか
りでなく、ガスこんろの手入れの際邪魔になる欠点を有
していた。

本考案は上記の欠点を除くためになされたもので簡単な
構造で五徳の回転規制を行なえる跳ね上げ弐五徳を提供
するものである。

すなわち、適数個の部材により構成した五徳の一端をガ
スこんろ上に設けた支持部材で回転自在に支える一方、
前記回転部の中心よりガスこんろ上面までの距離と同じ
長さ、又は若干短かく、回転中心より部材の一部を突出
させ、五徳を立上げた際突出部の端面をガステープル本
体の上面へ突き当てる構造としたものである。

以下図面に示す一実施例により詳細に説明する。

第１図、第２図に於いて１はガスこんろ本体で上部に汁
受皿２、バーナ３、五徳４を備えている。

五徳４は中央部材５、前脚部材６、後脚部材７及び後脚
部材７に固着した枢支部８で構成され、枢支部８をガス
テープル本体１上の後方に設けられた支持部材９の穴１
０に挿入することにより枢支部Ａ点を中心として回転自
在に構成されている。

７ｂは後脚部材７の突出部端面である。

前記後脚部材７はＡ点よｔｅａ寸法だけ部材が突き出し
、その寸法とこんろ本体１より支持部材９の穴１０の中
心までの距離す寸法との関係がａ−す又は８寸法を若干
短か＜ａ＜ｂとなるよう構成されている。

上記構成により五徳４を立ち上げた場合、第３図に示す
ように後脚部材７の突出部端面７ｂはＡ点を中心として
ガスこんろ本体１の上面に当るまで回転し係止する。

五徳４の重心位置は突出部端面７ｂの中心点より後方に
移り、五徳４を立て掛けたまま保持することができる。

従って受皿２は五徳４が立て掛けられているため容易に
掃除ができ常に清潔に保つことができる。

尚８寸法を６寸法より極端に短かくすると突出部端面７
ｂがガステープル本体の上面へ突き当たることなく、五
徳は後方へ転倒してしまうことは言うまでもない。

以上説明した如く本考案は、五徳の後脚部材の一端に突
出部を設けるだけで跳ね上げ弐五徳の回転規制のストッ
パーを構成することができ、使い易さの優れたガスこん
ろを提供するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す五徳及びガステープル
本体の側面図、第２図及び第３図は同要部の動作説明図
、第４図は従来のガスこんろの側面図である。 １はガステープル本体、４は五徳、７は後脚部材、７ｂ
は突出部端面、９は支持部材である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 適数個の部材により構成した五徳の一端をガスこんろ上
   に設けた支持部材で回転自在に支える一方、前記回転部
   の中心よりガスこんろ上面までの距離と同じ長さ、又は
   若干短かく、回転中心より部材の一部を突出させ、五徳
   を立上げた際突出部の端面をガステープル本体の上面へ
   突当てる構造としたことを特徴とするガスこんろの跳ね
   上げ弐五徳。