JPS5829658A - 着色自在の半導電性プラスチツク構造材 - Google Patents

着色自在の半導電性プラスチツク構造材

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JPS5829658A
JPS5829658A JP56127181A JP12718181A JPS5829658A JP S5829658 A JPS5829658 A JP S5829658A JP 56127181 A JP56127181 A JP 56127181A JP 12718181 A JP12718181 A JP 12718181A JP S5829658 A JPS5829658 A JP S5829658A
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colored
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freely
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volume resistivity
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秀夫 山田
田中 保己
深田 正
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Taihei Chemicals Ltd
Taihei Kagaku Siehin KK
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Taihei Chemicals Ltd
Taihei Kagaku Siehin KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、着色自在の半導電性プラスチック構造材に係
るものであり、特に電子機器周辺に用いる床材、電子機
器用作業台、医療用クリーンルームなどに用いる壁材、
その他帯電を避ける必要のある場所に適した自由に彩色
し得る弾性に富む半導電性ゲラステック構造材に係るも
のである。
一般に、プラスチックは摩擦により静電気を発生して帯
電するので、その使用に際し、4!r種の静電、気トラ
ブルが生じる。例えば、グラスチックシートを電子機器
用作業台に用いた場合、取扱中に塵埃等全吸膚して電子
部品を損傷せしめる。また、コンビニ−ターなどの電子
機器の場合には、帯電した人体より発生した静電気の印
加により電撃を受け、電子機器の誤動作を生じさせる等
の欠点がある0 これらの問題の解決方法としては以前から、(1)熱可
塑性グラスチックにカーがンブラックを分数させ、溶剤
等に浴かして塗料にし、床面埠に塗布すること、 (2)  熱可塑性グラスチック又は合成ゴムにカーボ
ンブラック全混入、分散せしめ、これ全圧延してシート
を作り、床面などに敷くこと、(3)熱可塑性ゲラステ
ックに帯電防止剤を混練し、圧延してシートを作り、床
面などに敷くこと、 (4)  金属製の金網などを床面に敷くことなどが考
えられてきた。しかしながら、これらの場合には、次の
ような欠点がある。(1)の場合は、ピンホール、ハガ
レ等が発生し易くかつ帯電防止効果の持続性に問題があ
る。(2)の場合、カーがンブラックを使用する事によ
り黒色に限定され、前記クリーンルームなどの彩色を必
要とする$79+には適さないばかりでなく、多重のカ
ーボンブラック全混入するため、長期間の使用中に摩擦
によりカー+reンブラックの汚染が生じ、また、抵抗
率の設定が制限される。(3)の場合は、使用する界面
活性剤からなる帯電防止剤がシートの表面にブリードし
、汚染が生じること、また長期間の使用中に活性4」が
失われて効果が減衰することなどの問題がある。(4)
の場合は、金属を使用するため、弾性に乏しく 重1も
重いので、作業台、床材等としては取扱い上不都合があ
る上、電気保安上の問題が生じる。
本発明は、上述のような非帯電性材料、半導電性材料と
しての欠陥を解消するものである。すなわち、本発明の
着色自在の半導電性プラスチック構造材は、熱可塑性合
成樹脂および合成ゴムを主成分として含みかつl010
〜1o12u・副の範囲内の体積固有抵抗率全有する着
色自在の非帯電性ゲラステックシートと、熱1:1Tf
fi性合成樹脂、合成ゴムおよび/θ〜20重量俤のカ
ーボンブラック金倉みかつ10〜10 Ω・鑞の範囲内
の体積固有抵抗率を有する導電性ゲラステックシートと
を有する熱王看一体成形プラスチック構竜材であとする
ものである。本発明によれば、導電性の光櫃削或いは界
面活性剤を使用しない着色自在の非帯電性材料と導電性
材料とを一体に複合して成る自由に彩色し得る半導電性
構造材であり、@量で然も任意の形態に成形可能であり
、表面が平滑で然も適度の硬さと弾性を有しており、長
年月の使用によっても殆んど半導電性が損われない静電
気発生防止構造材が提供される。
次に、本発明の具体例を添付図面に基づき説明するO 第7図および第2図は、それぞれ二層および三層からな
る本発明に係る着色自在な半導電性プラスチック構造材
の一例を示すもので、図中のaおよびCは7010〜1
012Ω・儂の範囲内の体積固有抵抗率を有する非帯電
性プラスチックシートに相当し、bは市販の10”〜1
06 にχ・鑞の体積固有抵抗率を有する導電性プラス
チックシートに相当する。第1図のaおよびbならびに
第2図のa。
bおよびCは熱圧着により一体に成形されている。
aおよびCの着色自在な然も体積固有抵抗率1010〜
1012Ω・儂の非帯電性プラスチックシートは、熱可
塑性合成樹脂および合成ゴムを主成分として混練し、成
形して得られ、同じものであっても異なるものであって
もよい。ここで使用し得る合成ゴムとしては、例えば、
ニトリルブタジェンラバー(以下NBRと称す)、ヒド
リンゴム(CHR)などが特に好適である。熱可塑性合
成樹脂としては、例えば、塩化ビニル系、 アクリル系
、 メタアクリル系、 スチロール系の樹脂があげられ
、ポリ塩化ビニル、ポリアクリルニトリル、 スチレン
樹脂、  ABS樹脂、 ポリメチルメタアクリレート
などが好ましい。この熱可塑性合成樹脂は、用途に応じ
て適宜な硬度、−弾性をもたせるためかつ体積固有抵抗
率を/Q  〜7012にl’(mに制御するために、
合成ゴムに一定の割合で配合され、大体70 : 30
乃至30ニア0の比が適正である。この範囲を外れると
、製造が困難となりまた本発明で使用するには適さない
また、bの導電性プラスチックシートを構成する熱可塑
性合成樹脂および合成ゴムもa、cと同じものであり得
、このシートは、該樹脂と合成ゴムとに加工て、カーボ
ンブラックを全体の10〜−〇重量係配合し、混練し、
成形して得られたものである。
以下、本発明を説明するための例を記載する。
各例中のfは重量部を示す。
例   / 次の原料処方を用い、これらを加圧ニーダ−で混練した
後、熱ロールでQ 、 s %厚さの非帯電性プラスチ
ックシートを作った。
有色顔料(シアニングリーン)       0./N
(i例   コ 次の処方を用い、例/と同様に厚さ0.5%のシートを
作った。
ポリ塩化ビニル         /り部〔例1と同じ
〕 メチルメタアクリレート系樹脂       33 部
〔三菱レイヨン■製P−5s)〕 有色顔料(黄鉛系)0.7部 酸化チタン           s、o部安 定 剤
             へ左部C例/と同じ〕 老化防止剤(非汚染性)o、、:i部 〔例1と同じ〕 可塑剤(DOP)     3部部 上記例で得られた各シートの特性は次の通りである。
※1 体積固有抵抗率    帯電防止性2 例 −5X /θ Ω・鑵  付着せず4 普通ビニルタイル   10   Ω・篩   付 滑
性 ※1一体積固有抵抗率は、川口電気■製のVE−aOを
使用して、通常の方法により測定した。
※2−各シートの試片をネル布で30回摩擦し、この試
片をタバコの灰に30%まで近づけ、試片への灰の付層
の有無を観察した。
例   3 上記例−で得た0、S′%厚さの着色した非帯電性プラ
スチックシートと、比抵抗3×lθ 11・cmを有す
る塩化ビニル系導電性プラスチックシート(厚さコ、θ
′%)〔太平化学製品■製エビロンCM〕とを、面積圧
’l0kg/儒 、加熱温1i/A、S−ヤで熱圧着し
て一体成形し、有色の平溝電性プラスチック構造材を作
った。得られたプラスチック構造材の特性は以下の通り
であった。
体積固有抵抗率(il−α) 帯電防止性例3で得た構
造材    コ×108    付着せず普通ビニルタ
イル      /θ14        付層また、
例コの非帯電性プラスチックシートの代りに例/で得た
非帯電性プラスチックシートを使用した場合も同様な結
果が得られた。
上記例3で得た有色のプラスチック構造材と、熱可塑性
樹脂に帯電防止剤を混練した従来品のシートとの間の体
積固有抵抗率の経時的変化は次の通りであった。例/の
シートを使用した場合も同様に、該抵抗率の経時的変化
はなかった。
例3で得た構造材   コ×/θ  コ×10  コ×
708次に、有色の非帯電性プラスチックシートと導電
性プラスチックシートとの厚さの変動による体積固有抵
抗率の変化を調べたところ、導電性プラスチックシート
の厚さが7.0〜−0部%であれば充分所期の効果が得
られ、実用に耐えることが判った。以下にその実験結果
を示す。
(イ)例3の二層構造材の場合〔非帯電性プラスチック
シー) +A、j+導電性プラスチックシー) (BI
 ]A(%)  B(’%)  体積固有抵抗率(1Ω
・α)0.s    /、Og x / 08θ、5 
         /、!r            
  3  X   ノ  080.3    .2.0
       λX1080.5   2.5    
  ノ×108仲)三層構造材の場合〔非帯電性グラス
チックシ) (A+)半導電性プラスチックシー) f
B1+非帯電性プラスチックシー) (A2)L  但
し、A1およびA2 は上記(イ)のAと同じものであ
って厚さのみ異なり、Bは上記(イ1の場合と同じであ
る。
o、as   i、o   θ、、25    g X
 / 08o、、u   i、s   θ、お    
3 X / 08θ、コ5  λ、0  θ8.25 
    コ×7080.15  2.50.:lS  
   2 X / 08本発明の着色自在の半導電性プ
ラスチック構造材は、 1 図である。
(1)周囲の温度・湿度の変化に依っても電気特性が変
化せず、 (2)表面にカーデンブラックを使用していないので、
自由な有彩色を選択でき、例えば、精密部品等の作業台
として用いる場合、当該部品が黒色でも見分けがつぐよ
うにすることができ、(3)適宜なる柔軟性、硬度を自
由に選択でき、(4)熱可塑性合成樹脂を使用している
ので、軽量で然も表面は平滑で、長年月の使用において
も亀裂・変形を生じず、 (5)色別の容器を作ることができ、例えば精密部品等
の種類分けが容易で作業能率が向上する等の効果を達成
し得る。静電気発生を特に防1ヒしなければならない電
子機器周辺等に用いる床材、電子機器用作業台などへの
静電気発生防止材料として極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第7図は二層からなる本発明の半導電性プラスチック構
造材の断面図であり、第2図は三層からなる本発明の半
導電性プラスチック構造材の断面2 第1図 □ 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性合成樹脂および合成ゴム金主成分として
    含みかつ10〜10 Ω・口の範囲内の体積固有抵抗率
    を有する着色自在の非帯電性ゲラステックシートと、熱
    =’Tl性合成樹脂、合成ゴムおよび10−コθ重童チ
    のカービンブラックを含みかつ/ o 3〜1o60・
    錆の範曲内の体積固有抵抗率を有する導電性プラスチッ
    クシートと?有する熱圧看一体成形グラスチック構こと
    10徴とする着色自在の半導電性ゲラステック構造材。
JP56127181A 1981-08-13 1981-08-13 着色自在の半導電性プラスチツク構造材 Expired JPS6012230B2 (ja)

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